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【静岡】浜松医大協力で産科医8人体制検討 富士市立中央病院2008年12月20日 富士市立中央病院(富士市高島町)が浜松医科大(浜松市東区)の協力で産科医を将来的に8人程度の体制とし、県東部の産婦人科医療の中核病院となるよう機能強化を検討していることが19日、分かった。 同日の市議会11月定例会で、鈴木尚市長が海野庄三氏(耀(かがやき))の一般質問に答えた。 中央病院の産婦人科は、東京慈恵会医科大(東京都港区)の派遣医師4人が担当している。だが、うち3人が2009年3月で引き揚げ、代わりに浜松医科大から同数の3人を派遣してもらうことになっている。 市長は「機能強化が実現すれば、西は旧庵原郡、東は沼津市を包括する地域の産婦人科医療に責任を負うことになる。広域的な病院間の連携にも力を入れていきたい」などと話した。 産婦人科医療の中核病院に求められる産科医数について、浜松医科大の金山尚裕教授は「8人以上は必要」と指摘。中央病院とともに産婦人科医を県内全体にバランスよく配置することを考慮しつつ、8人程度を軸に増員を検討していく見込み。
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