岡山放送局

2008年12月19日 22時41分更新

県議会が閉会


岡山県の12月定例県議会は19日、最終日を迎え、危機的な県の財政を建て直すため、4年後には396億円の財源をねん出する改革案など30の議案を可決し閉会しました。

県議会最終日の19日は本会議が開かれ、はじめに各委員会の委員長が議論の結果について報告しました。

続いて採決が行われ、事業の廃止や見直しなどによって4年後に新たに396億円の財源をねん出する行財政改革大綱案や、職員の給与を平均で7.4%カットするための条例の改正案など、あわせて30の議案が賛成多数で可決・成立しました。

今回の議会で県が提案した行財政改革案が可決・成立したことで、今後4年間で県の施設の廃止や譲渡、それに、市町村などへの補助金の削減が進むものと見られます。

また、県の施設の駐車場の有料化など身近な県民サービスを見直すかどうかについては、来年度以降に検討されることになります。