2008年12月19日 22時41分更新
今月1日から受け付けが行われている「NHK歳末たすけあい」で集まった義援金を、県内の福祉団体などに配分する交付式が19日、岡山市で行われました。
交付式は、寄せられた義援金を年末からさっそく役立ててもらおうと行われたもので、岡山市内の会場には、県内の福祉団体の担当者などおよそ40人が集まりました。
はじめに、岡山県共同募金会の藤本道生会長が「多くの方々の善意で寄せられた募金です。有効に活用してください。」とあいさつしました。
そして、藤本会長から県内56の福祉団体や施設の代表者らに、あわせて752万円の義援金を配分することを示した文書が手渡されました。
義援金の交付を受ける総社市の「岡山県ことばを育てる親の会」の定平聖子さんは「募金をしてくださった皆さんの温かい心を深く、重く受け止め、子どもたちのために使わせていただきます」と述べました。
「NHK歳末たすけあい」は今月25日まで受け付けていて、集まった義援金は最終的な集計をした後、さらに来年2月ごろ、ほかの福祉団体などに配布することになっています。