岡山放送局

2008年12月19日 22時41分更新

給料支払わず書類送検

津山市の建設会社が、社員にあわせておよそ930万円の給料を支払わなかったとして津山労働基準監督署は19日、この会社と社長を労働基準法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、津山市中北下の建設会社、マルイ技研と57歳の社長です。

津山労働基準監督署によりますと、マルイ技研は、去年2月からことし3月にかけて、4人の社員に対し給料あわせておよそ930万円を給料日に支払わなかったため、ことし6月、労働基準監督署から行政指導をうけていました。

ところが、その後も、給料が支払われなかったため、労働基準監督署は19日、会社と社長を労働基準法違反の疑いで岡山地方検察庁津山支部に書類送検しました。

調べに対して、会社の社長は容疑を認めた上で、「経営不振で支払う金がなかった。従業員には申し訳ない。」と話しているということです。