創価学会御用ライター裁判
エントリーの話題に入る前に、昨夜は度肝を抜かれるよなことがあったので、それからご報告をしておきます。昨夜はある支援者の方から「鳥肌実・全国時局講演会」なるものにお誘いを受けました。
東京九段会館で7時より開演で、「皇紀2668年天照大講演会」という大看板が掲げられていました。私はこの鳥肌実という芸人さんの演技を観るのは初めてです。
驚いたのは、開始早々だったと思います。彼が突然聴衆からの「お願いします」という呼びかけに応えて始めた叫び声でした。
東村山の市会議員を殺したのは、
学会だ!学会だ!学会だ!学会だ!学会だ!・・・・・・・・・
映画監督の伊丹十三を殺したのも、
学会だ!学会だ!学会だ!学会だ!学会だ!・・・・・・・・・
創価学会とは言っていないが、先に創価学会とか、池田大作と言っているので、この学会だ!・・・・が創価学会であることは明らかです。
しかし、この会場全体に響き渡るこの異様なまでの熱気というか、興奮状態は何を物語るのでしょう。ただただ唖然とするばかりでした。
九段会館の大ホールの1階・2階・3階とも満席です。500名以上はいたのではないでしょうか?その99%は若い世代であると思いました。このような世界もあるのだなーと驚きました。
創価学会系の芸能人を次から次とヤリ玉に挙げてこき下ろす。聴衆は笑いながら「もっと、もっと」と声援を送る。テレビ界を創価学会が牛耳るようになってから久しいが、その反発がこのような形で広まっているということなのでしょうか。
鳥肌実公式サイト http://www.torihada.com/
さて、本題に入りますが、私が昨日のエントリーで陳述書を裁判所に提出することになったとお知らせしましたが、その経緯を詳しくお伝えしておきます。
これは宇留嶋端郎氏が、矢野穂積、朝木直子さんの両名を名誉毀損で訴えた民事訴訟の裁判です。宇留嶋氏は自分が「創価学会の御用ライター」と書かれたことで、名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めています。
矢野・朝木さんから次のようなメールがありました。
「瀬戸さんは宇留嶋端郎氏を御用ライターと書いていますが、本人から何か抗議などはありませんでしたか?もしないようなら瀬戸さんも御用ライターと書いていることを裁判で当方が主張してもかまわないですか?」
私は結構ですと答えました、これまで何度も書いてきたように、そのように「信じるに足る」確証が私にはあったからです。そこで次のようにそのことが裁判で主張として出された。
「原告宇留島が単に『創価学会側に立って執筆している』というよりも、より正確には、『創価学会(広報部)と一体の立場』で記事を執筆している事実及び同事実が24時間世界中に発信され公表されているにもかかわらず、原告宇留島が否認も反論もしていない事実を指摘し・・・・」
これは事実です、彼が私に対してこのことで一回も反論をブログで行った事実もなく、私に抗議したこともありません。
コメントでは私を批判する人が、「宇留嶋氏は瀬戸さんなど相手にしていない」などとコメントしていますが、裁判でそのことが被告側から出されているにも関わらず、私にはいまだに何も言っては来ていません。
私を批判する人達は、宇留嶋氏が100%正しくて、私は100%間違いという立場ですから、何を言ってもしょうがないのですが、宇留嶋氏が何故私に対して抗議をしないのかを疑問視すべきでしょう。
また、この裁判では私が宇留嶋氏の書いた原稿は創価学会広報部よりレイアウトされたものが入稿されていると書いていることも取り上げられています。
この点に関しても宇留嶋氏は自らのブログでは沈黙しています。しかし、「断片的な日々」というブログには、電話取材に次のように答えたと書いてありました。
創価学会からの直接的な版下の入稿
−貴殿が取材した原稿が創価学会の手に渡り、版下が作成されて入稿されていると指摘する意見がある。これは事実か。
『潮』にしろ『月刊TIMES』にしろ、編集者とごく普通のやり取りしかしていません。私の書いた記事の原稿が(創価)学会から版下が入稿されるなどという話は聞いたこともないですし、第一、確認のしようがありません」
一応否定しているが、「第一確認のしようがありません」という返答は普通は考え難い。編集部に聞けばすぐわかることであり、明確に否定したとは思えない内容です。
この宇留嶋氏の返答がブログに出ると、今度は私がまるで嘘をついているかのように、コメント欄は賑わった。しかし、世の中というのはブログの記事だけを見ていては分からない。
宇留嶋氏はこの点を裁判所では次のように答えているのです。対して被告側の弁護士からは次のように突っ込まれています。
「ところが、原告宇留島は、『原稿が創価学会広報部から月刊タイムス社に送られる』事実は、『原告宇留島が月刊タイムス社に在籍していた当時には存在しない』などと主張するが、同人が署名記事を月刊タイムスに掲載したのは主として月刊タイムス社を退社した後であるから、見事に事実のすり替えを行っている。
すなわち、原告宇留島が月刊タイムス社を退社した後に月刊タイムスに掲載した同人の署名記事の原稿が創価学会広報部から「月刊タイムス社」に送られた事実については、これを否認しておらず、事実上すでに自認している。そして、全くその根拠を示すことなく被告らが指摘した前記事実を否認するという大胆な挙に出たのである。』
先の「断片の日々」でも明らかなように宇留嶋氏は自ら原稿を書いているのであるから、「聞いたことがない話です」などというよりは、「そんなことはないです」と明確に答えられるはずなのです。
又、裁判においてもしかりです、退社した後の現在においても、毎号そこに自分が書いているのですから、それは知らないはずがない。
私は創価学会の御用ライターも創価学会の工作員も、創価学会の手先も創価学会の犬も、表記としては違っていても、それは意味するものは全く違っているとは考えません。
よって、この矢野・朝木さんへの「創価学会御用ライター裁判」が、西村修平「主権回復を目指す会」代表、黒田大輔「日本を護る市民の会代表」の裁判とも密接に関係すると思います。
であるからこそ、私は矢野・朝木裁判における陳述書の提出と証言を申請して頂いた訳なのです。
「瀬戸は直接、すでに原告宇留島に対して、本件事件に関し法廷証言を行う旨、意思表示しており、原告宇留島も拒否してはいないから、速やかに人証として採用されるよう求めるものである。」
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