▼アスレチックス−マリナーズ (マカフィー・コロシアム、19:05 日本時間:18日 11:05) | ||||||||||
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
マリナーズ | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 8 |
アスレチックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
イチロー 1番センター先発出場 [成績] | |||||||
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打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | .264 |
打席別結果 | ||||
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打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
第1打席 | 1回表 | 先頭打者 | ディナルド(左) | 三ゴロ |
第2打席 | 3回表 | 先頭打者 | ディナルド(左) | 一ゴロ |
第3打席 | 3回表 | 二死一、二塁 | サールース(右) | 二ゴロ |
第4打席 | 6回表 | 一死走者なし | サールース(右) | 四球(二盗)(得点1) |
第5打席 | 8回表 | 無死一、二塁 | サールース(右) | 一ゴロ |
城島健司 7番キャッチャー先発出場 [成績] | |||||||
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打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .224 |
打席別結果 | ||||
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打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
第1打席 | 2回表 | 一死走者なし | ディナルド(左) | 三ゴロ |
第2打席 | 3回表 | 一死満塁 | ディナルド(左) | 押し出し四球(打点1) |
第3打席 | 5回表 | 一死走者なし | サールース(右) | 一ゴロ |
第4打席 | 7回表 | 二死走者なし | サールース(右) | 二ゴロ |
第5打席 | 9回表 | 二死走者なし | デバイン(右) | 右飛 |
アスレチックス戦の1回、三ゴロに倒れ一塁へ走るマリナーズのイチロー=マカフィー・コロシアム(AP)
【投手】
(マ)シルバ、ローランドスミス、モロー−城島
(ア)ディナルド、サールース、デバイン−スズキ
【責任投手】
(勝)シルバ3勝
(敗)ディナルド1勝1敗
【本塁打】
(マ)
(ア)
【戦評】
イチローは「1番・中堅」で出場、4打数無安打。内容は三ゴロ、一ゴロ、二ゴロ、四球、一ゴロ。盗塁を一つ決めた。
城島は「7番・捕手」で出場し、4打数無安打1打点。内容は三ゴロ、押し出し四球、一ゴロ、二ゴロ、右飛。
チームは8−1で勝った。
快勝でにぎわうロッカーで、イチローは一人淡々としていた。「少なくとも僕はつまんないゲームでしたね。全然面白くない」。にこりともせずそう言った。
5打席でヒットはなかったが、中押しにつながる四球と二盗があった。八回無死一、二塁ではロペスのダメ押し2点適時打をおぜん立てする進塁打。地味に勝利に貢献したが、それだけで喜ばないのはプロとしてのプライドか。長い目で見ればこの妥協のない姿勢が毎年の安定を生むのだろう。
チームは今季初の3連勝で貯金ができた。開幕投手ビダードと抑えのプッツを故障で欠くことを考えればまずまずだ。それでも「何でか分からないけど面白くない。残った感触がつまんない」。イチローの横顔は最後まで硬かった。(共同)
アスレチックス戦の3回、二塁で封殺されるマリナーズの城島(2)=マカフィー・コロシアム(AP)
マリナーズは大勝。九回はファームでの調整を終えたばかりのモローを起用する余裕があった。城島もチーム浮上の鍵となる速球派救援投手に「いろいろ投げさせた」と大勝をうまく活用していた。
「彼の場合はコントロール。ストライクが入らなくなってマイナーにいった。きょうは(いろんな球種の)どれもよかったですね」。常に先のことを考えるのは捕手ならではだった。(共同)