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スポーツナビ
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亀田、東京最終日に吠えた!
“絶叫ラッシュ”で5日連続スパーを打ち上げ
2005年06月04日
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5日間計30ラウンドのスパーリングをやり遂げた亀田【 スポーツナビ 】 |
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日本フライ級のホープ、亀田興毅が地獄の5日間連続スパーリングを“絶叫ラッシュ”で締めた。6月20日に元WBC世界ライトフライ級王者、サマン・ソー・チャトロンと対戦する“浪速の闘拳”亀田興毅が3日、都内にある協栄ジムで公開スパーリングを行った。亀田はWBA世界フライ級4位の坂田健史と、これまで最長の8Rを行い、東京での集中スパーリングの最後を締めた。
現役世界ランカーと8Rドツキ合い
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30日から始まった5日間連続スパーリングの最後の相手を務めたのは、今回で3度目となる坂田。6Rを行った1日のスパーではラウンド後半にスタミナ不足を感じさせるシーンも見られたが、この日は最後まで気合十分。世界ランカーと、これまで最長となる8Rをノンストップで打ち合った。
前半のラウンドは「相手の攻撃をガードしてショートパンチを合わせる」という、今回の課題を最終チェック。坂田のフックに左フック、左ストレートを合わせ、タイミングを体に刻み込んだ。「まだまだ窮屈。我慢してショートを打たな」と物足りない様子だったが、実戦で試したことで手ごたえ掴んだようだ。
後半は坂田がアウトボクシングに切り替えたため、亀田はさらに前に突進。坂田の重いパンチを受けながらも、果敢に飛び込み激しく打ち合った。最終8ラウンドの終了間際には「これで終わりかと思ったらつい出た」という「ウォー」という雄たけびと共に猛ラッシュ。5日間合計30ラウンドの集中スパーを締めくくった。亀田は今回のスパーリングのあと4日に一旦大阪に帰り、地元で調整し試合前に再び東京に乗り込んでくる。
元世界王者サマンに「叩き潰すだけ」
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スパー終了後に取材に応じた亀田は、5日間のスパーを振り返って「30ラウンドは少し少ないかな。東京に来たときを20点とすれば、今は40〜50点」と厳しい採点。だが、「来たときよりも体は全然動く。中身の濃いスパーリングだった」と満足気な表情を見せた。20日のサマン戦まで約半月となったが、亀田は「叩き潰すだけ。前半で倒す」と元世界王者に対して、あらためてKO宣言。「下がったら負け。前に出る自分のスタイルは崩さない」と、一歩も引かない「サムライ魂」で“世界王者ロード”を突き進む。
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