都福祉保健局は18日、仕出し弁当屋「美竹」(世田谷区世田谷1)の弁当を食べた21~75歳の男女38人が11日午後から12日夜までの間に下痢や吐き気など食中毒の症状を訴え、うち2人からノロウイルスが検出されたと発表した。
都によると、美竹は10、11日の2日間、世田谷区と目黒区内の工事現場など延べ74カ所に486食を提供していた。症状を訴えた38人のうち10人が病院で診察を受けたが、入院者はなかった。
世田谷区は19日以降、数日間の営業停止命令を出す予定。【江畑佳明】
毎日新聞 2008年12月19日 地方版