ストリートビュー中止を要請 グーグルに、プライバシー侵害で (12/19 12:18)
インターネット検索大手、グーグル社の地図と写真を組み合わせたサービス「ストリートビュー」について、上智大の田島泰彦教授(メディア法)やジャーナリストの斎藤貴男さんら13人が19日、「市民の同意なく住宅地などを撮影、公表するのはプライバシー権を侵害する」として中止を求める要請書を同社に送付した。 同サービスはグーグルサイトの地図上を示すと、付近の風景が映し出される。要請書は「インターネットを通すことによりプライバシー情報を広範に流布し、深刻な権利侵害をもたらす」と指摘。サービス提供の中止と画像の削除などを求めている。 要請書には弁護士ら142人が賛同者として名を連ねた。 ストリートビューをめぐっては、大阪府茨木市議会や東京都町田市議会が政府に対策を求める意見書を可決するなど、問題視する声が相次いでいる。 |