高校生がお手柄です。17日、東京・府中市で住宅が全焼する火事がありましたが、高校3年の男子生徒が火の中に飛び込み、逃げ遅れたお年寄りを助け出しました。
17日夕方、府中市新町で住宅1棟が全焼する火事が発生。この家に住む83歳の男性は病気で寝たきりだったため、当初、逃げ遅れてしまいました。
しかしその時、隣に住む都立神代高校3年の松本優士さんが、バケツの水を頭からかぶり、燃えさかる家の中に飛び込んで男性を救出しました。
「無我夢中でおじいさんだけを引っ張り出そうと。その時は怖さとか無い状態で、おじいさんを運び出した後には、足が震えて立っていられないくらい怖かった」(松本優士さん)
松本さんに助けられた男性は顔にやけどを負いましたが、一命は取りとめたということです。(19日02:21)