浅田真央(左)を出迎える大勢のファンと報道陣=中部国際空港
フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大中京高=が逆転で3大会ぶりの優勝を飾った「グランプリ(GP)ファイナル」(13日、テレビ朝日・ABC系、男女フリー)の平均視聴率が、関東地区で24・7%、関西地区で27・4%を記録したことが15日、ビデオリサーチの調べでわかった。
瞬間最高は関東地区で40・1%、関西地区で42・0%と大台を突破。ともに午後9時17分で、真央の優勝インタビューのシーンだった。
真央はこの日、大会が行われた韓国から中部国際空港着の航空機で帰国。夜遅い到着にもかかわらず、大勢の報道陣に一般客も交じって到着前から大フィーバー。報道陣100人、一般客200人の合わせて約300人が待ち受けた。
グレーのダウン、黒いパンツ姿で現れた真央は、瞬間視聴率が40%を超えたことを聞くと「すごいですね。今、(数字を)聞くと緊張します」と目を丸くした。全日本選手権(25日開幕・長野)へ向けて「全日本でもトリプルアクセルを2回ミスなく跳べるようにしたい」と意気込みを語った。