2008年 12月 18日 |
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琴平高プール金問題で県教委が再発防止策
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香川県の琴平高校の女性事務部長がカラ出張でプール金を作っていた問題です。香川県教育委員会はチェック体制を強化する再発防止策を打ち出し、校長らに指示しました。再発防止策は41校の県立高校から校長と事務部長が出席した臨時の校長会で示されました。職員は出張から帰った後、校長に業務内容を口頭で報告することや校長以外の担当者がその内容を確認することなどチェック体制を強化しています。琴平高校では女性事務部長が複数の職員が出張したように見せかけるカラ出張で約11万円のプール金を作っていました。教育委員会は琴平高校の事務部長を厳正に処分するほか公金の不適正な取り扱いについて懲戒処分の明確な基準を作ることにしています。
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倉敷市長チボリ跡地利用案をクラボウに説明
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閉園まであと2週間をきった倉敷チボリ公園の跡地利用問題です。倉敷市の伊東市長は、18日、土地を所有する大阪のクラボウ本社を訪れ市の案を説明しました。大阪市のクラボウ本社を訪れた倉敷市の伊東香織市長は井上晶博社長と会談し、チボリ公園の跡地利用について市の案を説明しました。市の案は、クラボウから1ヘクタール以上の土地を買うか借りて、園内の市有地と合わせ約2ヘクタールの無料の市民公園を設けるというものです。井上社長は「市の案を踏まえながら跡地開発計画を検討する」とコメントし、案に前向きな姿勢を示しました。しかし具体的な跡地の開発プランについては何も示しませんでした。倉敷市は今後、16日、案を説明した岡山県と、クラボウの双方の返答を待って対応していくことにしています。
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連合岡山が緊急雇用を求める申し入れ
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景気の後退で派遣労働者などの契約打ち切りが相次いでいるのを受け、労働団体の連合岡山は雇用対策や住宅支援などを18日、岡山県に申し入れました。連合岡山の二宮卓志会長らが岡山県庁を訪れ、小野隆夫産業労働部長に要請書を手渡しました。要請では派遣労働者などの雇い止めに対する緊急の雇用対策と住宅支援を求めています。これに対し、県側は「国に要請を伝える」と述べるにとどまりました。岡山労働局によりますと、先月28日現在、岡山県内では約600人の非正規社員が雇い止めや突然の契約解除を受けていて、更にその拡大が心配されています。
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岡山県議会議員報酬・議運で協議
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議員報酬の削減を検討してきた岡山県議会は、10%カットと15%カットの2つの案を、18日の県議会最終日に提案することになりました。18日開かれた議会運営委員会では、自民党が報酬の10%カット、期末手当は現状のままを主張、民主県民クラブが、報酬と期末手当ともに15%カットを主張しました。19日の本会議では2つの条例案が議員発議で提案されますが、最大会派、自民党の案が通る見込みです。知事が、給与と期末手当を30%カット、副知事が20%カットしているのと大きな隔たりがありますが、これについて自民党は、「県議には退職金が無いことを考慮した」としています。また、18日の委員会では県議の視察に支給される旅費の上限を36万円から20万円に変更すること、海外調査は自粛することが決まりました。
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瀬戸内短大 資金難で来年度末で廃止へ
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資金繰りの悪化で来年度の学生募集を停止した三豊市の瀬戸内短期大学が来年度末で廃止される見通しとなりました。これは瀬戸内短大を運営する学校法人、瀬戸内学院が、16日、香川県に提出した経営再建計画案の中で示したものです。案では、瀬戸内短大を来年度末で廃止するとした一方で、他の大学などとの合併などを視野に経営権を譲る交渉を進めていることも明らかにしています。瀬戸内学院は、少子化で学生の数が減るなどして資金繰りが悪化し今年10月、短大の来年度の学生募集停止を決めていました。また運営している香川西高校については生徒の募集を強化するとしています。
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寝具訪問販売業者に3カ月の業務停止命令
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倉敷市の業者が高齢者に対し、違法な布団などの訪問販売を行っていたとして、岡山県は、18日付けで3カ月の業務停止命令を出しました。処分を受けたのは、倉敷市の寝具訪問販売業者、ナカモト寝装です。岡山県によりますとナカモト寝装は、岡山県内の高齢者の家を訪問し、古い布団を回収に来たように告げるだけで、商品を家に持ち込んで勧誘したり、再三断っても執拗に勧誘を続けていたということです。中には、「マイナスイオンが出る」などと言われて、一式88万円の布団を買わされた人もいたということです。過去2回の行政指導でも改善されなかったため、岡山県は18日付けで業務停止命令3か月の処分を行いました。
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井原鉄道 経費節減目指しオカメヅタ植栽
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経費節減の救世主となるのでしょうか。多額の累積赤字を抱えるローカル線、井原鉄道が法面の草刈りの経費を削減しようとある植物を植える試みを始めました。経費削減の救世主として期待がかかるのがオカメヅタという植物です。伸びたツルが日光を遮り雑草が生えるのを防ぐとして1年間に500万円以上する草刈りの費用を節約できると見込んでいます。18日、井原鉄道の社員15人が矢掛町の小田駅南側の法面200メートルにオカメヅタの苗700本を植えていきました。井原鉄道は約6300万円の累積赤字を抱えるローカル線で経費の削減が大きな課題です。井原鉄道では今後、法面のある12キロの区間でオカメヅタを植えることにしています。
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