岡山放送局

2008年12月18日 19時29分更新

布団訪問販売業者 業務停止

布団などを販売している倉敷市の訪問販売業者が、布団のセールスであるとこを告げずに高齢者の家を訪れ、強引に商品を販売したとして18日、県から3か月間の業務停止の行政処分を受けました。

3ヶ月間の業務停止の処分を受けたのは、倉敷市青江の寝具訪問販売業、「ナカモト寝装」です。

県によりますと、「ナカモト寝装」は「古い布団はありませんか」などと言って布団のセールスであることを告げずに県内の高齢者の家を訪ね、「健康のためには新しい布団にしたほうがいい」などと強引に商品を売りつけた疑いがもたれています。

県によりますと、「ナカモト寝装」は少なくとも去年の1月からことし2月にかけて、県内の60代から80代の高齢者5人に対してこうした不当な方法で商品を販売したということです。

ほとんどの高齢者は布団の回収業者だと思って玄関先で対応したところ、執ような勧誘を受けて購入したということで、なかには羽毛布団一式で87万円余りを支払った人もいるということです。

「ナカモト寝装」は平成17年と18年にも強引に商品を販売したとして、販売方法を改めるようそれぞれ口頭と文書で県から行政指導を受けていました。