社会
インフルエンザの流行、例年より早まる 兵庫県内
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全国で流行が始まったインフルエンザについて、県感染症情報センターは十八日、県内の定点医療機関でも一週間の患者数が平均五人を超え、例年より流行の広がりが早まっていると発表した。伊丹、社健康福祉事務所管内は平均十人を超え「注意報レベル」に達しているほか、加古川も十人に迫っており、県は手洗いやうがいの励行を呼び掛けている。(森本尚樹)
同センターによると、県内約二百の定点医療機関から報告される患者数は、十一月下旬に流行開始の目安となる一・〇〇人を超えた。今月八-十四日は平均五・五四人で、前週より一・七七人増えた。全国の都道府県では、北海道(八・四五人)、福井県(六・七五人)などに次いで五番目に多いという。
健康福祉事務所(保健所)の管轄別平均では、伊丹=二〇・八三人、社=一四・七七人、尼崎=七・二七人、西宮=五・三六人の順で、柏原は〇・一七人、赤穂は一・〇〇人にとどまり、洲本はゼロとなっている。十人以上で注意報、三十人以上で警報レベルとなる。
学級閉鎖は三十一施設二百三十九人で、累計では七十六施設七百三十四人に達した。同センターは「昨年より遅いとはいえ、例年よりは流行が早く、動向に注目したい」としている。
県疾病対策課は十分なうがいと手洗い、変調を感じた際の早めの受診やマスク着用などを呼び掛けている。国立感染症研究所によると、全国でも例年以上の早さで流行が始まっている。
(12/19 08:56)
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