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12/18-12:57--ポスト・チボリ　緑化案へ協力要請　伊東倉敷市長クラボウ訪問し説明　「共通理解はできた」

　今年いっぱいで閉園する「倉敷チボリ公園」（倉敷市寿町）の跡地活用への協力を求め、伊東香織倉敷市長が１８日、地主のクラボウ（大阪市中央区）本社を訪れ、同市が１１月に示した緑化案を井上晶博社長に説明した。 　河田育康副市長ら３人と訪問し、午前１０時から会談が行われ、緑化案の説明に時間がかかり、予定より３０分延長した。 　終了後、伊東市長が取材に応じ、それによると伊東市長は、１１月に同社から尋ねられた「ポスト・チボリ」に対する同市の考え方を説明。一定の緑のスペースを創出するため、公園内を流れる倉敷用水の両側と公園北西の市有地０・４３ヘクタールとの等積交換を求めた。 　また、緑が多く残る公園中央部の０・４８ヘクタールについては、市自然環境保全条例に基づき寄付または無償貸付を要請した。 　さらに、緑化スペースの新たな創出のため、公園南東部分の土地の賃貸、購入意向を表明。市議会や市民からおおむね賛成を得ている点にも触れ、市民からの率直な意見も会談の場で伝えた。