掛川市・袋井市新病院建設協議会の第11回会合が17日、袋井市内で開かれ建設予定地などを含む基本構想が了承された。両市議会で承認された後、年明けにも両市が建設協定を締結する。
基本構想の主な内容は、新病院を2次医療に特化し循環器系疾患など対する機能強化▽救急医療の充実▽規模は約500床▽建設予定地は掛川市下俣のゴルフ場▽一部事務組合が経営▽12年度末までに開院--など。
昨年12月に始まった同協議会は今回で実質的な作業を終えた。両市は協定締結後、建設準備室(仮称)を設置して土地購入手続きや基本計画作りに入る。【舟津進】
毎日新聞 2008年12月18日 地方版