最終更新: 2008/12/18 12:01

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三菱ふそうの派遣従業員2人、契約期間中の解雇は不当として団体交渉を申し入れ

三菱ふそうトラック・バスの派遣従業員2人が、契約期間中にあたる12月末での解雇を言い渡されたのは不当として、三菱ふそう側に団体交渉の申し入れなどを行った。
川崎市の三菱ふそうトラック・バスは、派遣従業員など500人の解雇を予定しているが、25日付の解雇を言い渡され、社宅からの退去を求められている派遣従業員の男性が17日、契約期間中の解雇は不当として、三菱ふそう側に団体交渉を申し入れた。
組合側は「一生懸命、トラックやバスを造っていた派遣社員ですよ。4年間も働いてきた派遣社員ですよ。雇用関係も失って、寮からも追い出されようとしているんです」と訴えた。
契約解除された男性(35)は「(寮から)出るに出られない状況の派遣社員は、たくさんいると思いますよ」と語った。
このあと、派遣従業員の男性は、厚生労働省で会見を開いた。
契約解除された男性は「新しい場所を探すことは、金銭的にも無理なので。次の仕事も見つかっていない状況なので、毎日不安でたまらない日々が続いています。(住宅あっせんなどの)制度を自分が実際利用できたとしても、今の三菱ふそうの(寮の)方が安いですし、金利のつく金額を、仕事も決まってないのに借りる気はありません」と話した。
三菱ふそう側は「今後、事実関係を確認し、申し入れについて受けるか回答する」としている。

(12/17 19:57)


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