岡山放送局

2008年12月17日 22時1分更新

「パソコンで確定申告」講習


来年2月に確定申告の受け付けが始まるのを前に、年金を受け取っている人などがパソコンを使った確定申告書の作り方を高校生の助けを借りて学ぶ講習会が開かれました。

この講習会は、年金を受け取っている人などを対象に岡山東税務署が開いたもので、岡山東商業高校の生徒がパソコン操作の指南役として参加しました。

はじめに税務署の職員が、参加者たちに、パソコンで確定申告書を作るとさまざまな計算が自動的に行われることや、専用の機器を使ってインターネットにつなげれば電子申告を行うことができ、税務署に赴く必要もなくなることを説明しました。

このあと参加者たちは高校生にパソコンの操作方法を教わりながら、受け取った年金の額や控除の対象となる保険料の額を打ち込んで確定申告書をつくっていました。

参加した男性は「ことし退職したので、給与と年金の両方の所得があり、計算が難しくなると思って参加しました。パソコンが自動的に計算してくれるので楽でいいですね」と話していました。