ハイリスクの妊婦搬送を必ず受け入れる施設を設置する方針を示していた東京都周産期医療協議会(会長、岡井崇・昭和大教授)は17日、▽昭和大病院(品川区)▽日本赤十字社医療センター(渋谷区)▽日大板橋病院(板橋区)の3病院を「母体救命対応の総合周産期母子医療センター」(仮称)として位置づけることを決めた。早ければ来年2月にスタートする。
いずれも高度医療が可能な病院で、NICU(新生児集中治療室)の数や人員面などを考慮して決めた。救急搬送された妊婦は原則受け入れ、治療を断らない。ただし他病院でも治療可と判断すれば転送もありうる。【江畑佳明】
毎日新聞 2008年12月17日 23時14分