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重症妊婦受け入れ病院決定!昭和大病院など

2008.12.17 23:20
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 東京都立墨東病院など8病院に受け入れを断られた妊婦が死亡した問題で、学識経験者でつくる都の協議会が17日、会合を開き、重症の妊婦をすべて受け入れる緊急対応の3病院を決めた。年内に作業部会を立ち上げ、来年2月からの運用開始を目指す。

 いずれも総合周産期母子医療センターに指定されている昭和大病院(品川区)と日赤医療センター(渋谷区)、日大板橋病院(板橋区)で、それぞれ救命救急センターも設置している。

 3病院は、脳疾患や心疾患といった合併症などで重症に陥った妊婦を必ず受け入れる。都によると、搬送時間の短縮が期待でき、対象を年間約90人と見込んでいる。

 妊婦を受け入れ後、産科医と救急救命医は連携して診療。状態によっては、ほかの病院への再搬送や新生児のみを搬送する可能性もある。

 また、搬送調整をするコーディネーターを置くことも決めた。

 今後、3病院の医師を中心にした作業部会が3病院で輪番制にするのかどうかや、どのような患者を対象にするかをガイドラインにまとめ、想定外の対応なども検討。運用から1年後に検証も実施する。


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