2008年12月16日(火)
君教
2000年の春、突然自閉症をネタにしたテレビドラマが立て続けに作られる事になった。
一つは日テレでレインマンのような兄弟愛の話、一つはTBSでアスペルガー症候群をモデルにした話だと言う。
当時は未だアスペルガー症候群なんて言葉はまるで知られていず、ネットで調べても「アスペルギルス」と出る時代だった。
アルツハイマーでさえ一般的では無かった頃だ。
それが、テレビドラマ化するらしい。
アスペルガー症候群を全く表には出していなかったが、96年にはフジテレビで「ピュア」という素晴らしいドラマが作られていた。
そこに映し出された主人公の姿は非常にリアルで、しかし障害者を売り物にしたドラマでは無かった。
今回のはドナウイリアムスがベースらしい。
ところが、見て驚いた。それはリアルとは程遠い、一種異様な障害者で、とても自閉症ともアスペルガー症候群等とは言えない代物だ。
非道いにも程がある出来だった。
後で聞いて驚いた。
なんとその非道いドラマのベースは「ニキリンコ」がベースだと言う。
さらに、医事監修がついていて、それがなんと杉山登志郎と辻井正次だというのだ。
医者がついていて、どう言うことか?この非道さを見て何とも思わなかったのか。
ここで初めて主役の3人が揃った。 自閉症の事を全く知らぬ連中の登場だ。
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