タケルンバ卿日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-12-17

昨日の件についてのお詫び

昨日の記事の件につき、あらためて関係各位、タケルンバ日記をいつもご覧になってくださる方々、そして偶然目にしてしまった方々にお詫び申し上げます。どうもすみません。私の文章で多くの方々を傷つけてしまったようです。いかなる弁解もできません。あらゆる責は私が負います。

すべては私の浅慮。想像力の欠如。無知に起因しております。人の心をわからない、愚かさに起因しております。

ああいう記事を書くとどうなるか。その発想がなかったとしか言えません。まして、私ひとりで生きているならともかく、こうして人のつながりの中で生きているわけですから、方々への迷惑や、皆さんに与える心の痛みを想像してしかるべき。そういうことがわからないという時点で失格。偉そうなことを書く資格がありません。

今回、様々なご指摘を頂戴しました。「気にするな」というフォローも頂戴しました。が、今回は「気にする」を選択させていただきました。「気にするな」というのは「何も失ってない」「むしろよくやった」というありがたい励まして、それはそれでうれしい。力になりました。しかし、今回は失ったものがあまりに気がかりなのです。大事な人ほど、大切な人ほど、信頼をしていた人ほど大きい失望を与えてしまった。

一番堪えたのは「人にアドバイスする資格がない」という指摘でした。「自分を大事にしろ」と言えないと。もう信じられないと。自分のことを棚にあげて、どの面下げて人に言うんだ。その指摘はまことにもっともな話で、ぐうの音も出ませんでした。人を傷つけているのに気付かない人間のやさしさなんて無価値だ。そういう当たり前の事実に思い当たりました。自傷行為を続けるマッチポンプのような人間に、人の傷なんてわかるはずもない。

また、リアルなつながりがある人々にショックを与えた。これも大きかった。自分がよくしてもらっている人、仲良くしてもらっている人、そして私自身も大事に大切に思っている人たちにショックを与えた。失望させた。ここに自分としての絶望を感じました。

絶望ついでに言うと、昨晩、私の誕生日を仲間に祝ってもらったのですが、この件のショックもあって、抜け殻の状態になり迷惑をかけた。空元気を装い、落ち込んでいることを悟られまいとしたけれども、やっぱり無理だった。どこかには滲み出てしまった。まして、せっかく仲間のひとりより心からの「おめでとう」をもらったのに、心ここにあらずで、言ってもらったことに気付かなかった。覚えていなかった。心を閉ざしていた。そしてそのことで大事な仲間の心を傷つけてしまった。今回の件で十分に傷つけていたというのに。

天涯孤独自分のような人間にとり、人に頼られる関係、あるいは大切な仲間との関係というのは、自分の数少ない居場所です。そこしかない。他に場所がない。あっても自分ひとりの空間のみ。また、頼られる自分、仲間がいる自分というところでアイデンティティを保っているところがある。もはや家族もいないし、彼女がいるわけでもない。そんな中で孤独感を感じずに生きてこれたのは、周囲に恵まれてきたからで、まわりがあって自分がある。そこにアイデンティティをおいてきた。

色即是空

私は空なんです。何もない。何もない空っぽ人間だからこそ、まわりの人間との関係性によって自分ができていた。そこにアイデンティティがあった。それを自ら踏みにじるという行為は、単なる自傷行為だった。自分自分の居場所を、存在を、アイデンティティ破壊する行為をしてしまった。何より大切なものを傷つけてしまった。ひとりよがりな行為のせいで、浅はかな行為のせいで人を傷つけた。そして結果的に自分をも。そしてさらにまたもや人を傷つけた。自分誕生日を祝ってくれる仲間を。一番受け入れるべき心を。尊い心を。それに気づいた時、あまりの絶望感に何もできなかった。空虚でした。うつろに中空を見つめるのみ。ただ時間が流れていくだけ。何もない無価値時間が、ただ流れていくだけ。

正直、すべて捨てようかと思った。タケルンバであることを辞めようと思った。引きこもろうかと思ったし、すべての縁を切ろうと考えた。自分のせいでこれ以上は人に迷惑かけたくないし、まして、さらに人を傷つけるようなことはしたくない。ブログをはじめる以前の生活に戻ればいい。そう考えた。別にネットがなくても生きていける。何の問題もない。

ただ、いくつか約束があった。今日、飲む約束がある。明後日コーヒーを飲む約束がある。カラオケに行こう、焼肉食べよう。静岡で会いましょう。うちへ来て下さい、泊まってください。みんな自分に対して向けられたメッセージだ。自分を待ってる人がいる。自分に会いたいと言ってくれる人がいる。勇気を出してメールを、リプライを、メッセージを送ってくれる人がいる。お声をかけてくれる人がいる。誘ってくれる人がいる。

そう思うと涙が止まらなくなった。何と自分は人に愛されているというのか。「人に会いたい」というひとりよがりの発想をしているうちは気付かないことだった。「タケルンバに会いたい」と言ってくれる人がいたのだ。自分が会いたいだけじゃ人に会えない。会いたいと思ってくれる気持ちが相手にあるから人に会える。当たり前じゃないか。

私は這ってでもそれに応えたい。応えなくちゃいけない。それが自分だ。励ましてくれる声に応えたい。元気を出してとの声に応えたい。ラブコールに応える自分でありたい。前に歩き出さなくてはいけない。進まなくてはいけない。放り投げてどうなるというんだ。タケルンバじゃなくなってどうする。それこそ最大の裏切りではないか。縁を否定してどうする。過去を否定するとは、自分が一番嫌っていたことだし、記事でも書いていたことではないのか。どんな過去であろうと前に進むことで未来は切り開かれるのではないのか。

今回の件で大きな失望を与えたことは事実だし、それは今更くつがえしようがない。それは事実。私はそれを終生背負うし、この苦味を忘れない。この記事を読んで気持ち悪いと思う人もいるだろうし、「だったら最初からあんな記事書くな」というのが正しいところだ。違和感感じる人もいるだろう。失ったものは戻らない。信頼、信用、期待、安心感。こういうプラスのものほど失うのはたやすい。そして私は自らそれを放り投げた。後悔している。

しかし後悔しているからこそ、タケルンバでいることを続けてみようと思う。タケルンバであり続けてみることにする。こういう辛気臭い記事を公開することで、皆さんにはさらなる迷惑をかけますが、どうか許して欲しい。多分、最初で最後。同じ過ちは二度と繰り返さない。明るく愉快で気軽に読めるブログに戻る。どうかしておりました。目が覚めました。誕生日にこういう出来事があったというのは、自分にとっていいきっかけだったかも知れない。新たに生きますよ。気持ち新たに。新生タケルンバとして。

改めて関係各位、タケルンバ日記をいつもご覧になってくださる方々、そして偶然目にしてしまった方々にお詫び申し上げます。ご心配をおかけしたこと、ご心労に、ご配慮に、心よりお詫び申し上げます。今後も更新にどうかご期待ください。期待に応えるタケルンバでありたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2008年12月17日 タケルンバ

追記

真摯な言葉を投げかけ、厳しく叱責してくれた友人に感謝する。ありがとう

2008-12-16

グダグダ言うな、万札握って走り出せ

考えが浅かった。関係各位にお詫びして削除します。申し訳ない。

縦書きくらいはいいじゃない

ハンコとか元号の話は同意だけど、縦書きは別にいいんじゃないですかね。

ハンコは別にサインにとってかわってもいいし、電子署名とかでもいい。元号も、西暦の方が一般的な通りがいいし世界共通。でも、縦書きは代わりがない。だって、それが日本語の文化の一部だもんな。「縦書きが絶対」とかじゃなくて、「縦に書いても、横に書いてもいい」ってのが。

日本ガラパゴスを通り越して「北朝鮮化」する状況を象徴している

ハンコ・元号・縦書きをやめよう - 池田信夫 blog

ってあるけど、こりゃ当たり前で、基本的には日本語日本国内でしか使われていない言語なんだから、そりゃガラパゴス化するわね。縦でも横でもいい言葉を使っている国なんだから、縦書きと横書きが混在するのが普通でさーね。これが公用語英語とかならともかく、日本語だからこれでいいんですよ。無問題

でだ。わしゃこういう多様性はアリだと思っちょるんです。

日本だけが右縦書きという世界に例をみない方式を続けているのは、新聞が最大の原因だろう。

ハンコ・元号・縦書きをやめよう - 池田信夫 blog

新聞のせいかどうか知らんけど、日本だけがそういうやり方なら、日本語を使っている人だけが受けるメリットってあると思うのね。横書きオンリーじゃ得られないメリット

例えばデザイン的なもの。日本だと文字を縦に並べるのは当たり前。縦と横を組み合わせるのが当たり前。元々そういう言語の国に育っているわけだから、アイデアとしては出やすい。その点が横書きオンリーより有利ってところはないかなあ。「横だけ」より「縦も横も」の方が文化的に豊かだし、有利な場面もあると思うんだけど。世界的に見て、縦書きをする言語が少ないからこそ、日本はそれを続けるメリットがあると思うなあ。希少性という意味でも。

それに異文化を理解するきっかけにもなると思うんだよな。

世界的にも、公文書で独自の年号しか使わないのは北朝鮮の「主体暦」だけで、左横書き以外の書式を使っているのは、アラビア語モンゴル語しかない。

ハンコ・元号・縦書きをやめよう - 池田信夫 blog

日本レアな書き方をする言語だからこそ、アラビア語とかモンゴル語を理解しやすいかもしれんよ。現実戦前とかは右横書きだったわけだし。縦書き・右横書き・左横書きを理解できる数少ない言語という考え方もできるわけじゃん。そういう多様性もいいんじゃないかな。ま、機能的じゃないと言えばそうだけど、言語にそこまで機能性を求めても仕方ないし。ムダに見えて役立つものもあるからさ。まして、文化っていうのはムダを含むものだから。

文化とは、ムダなことに価値をつけるものである。

ってのがオレの定義本質的意味がない。それに価値をつける。意義を見出す。それこそが文化だし、そういうことができる土壌が文化的。

なので、ムダでいいと思うんだよね。ハンコとか元号とはその点で線引きしてもいいと思うんだ。使う場面が限定され、機能性が要求されるものと、あらゆる場面で使われ、必ずしも機能性が要求されないものはね。

というわけで、別に縦書きもいいんじゃない?

追記(2008/12/16 14:30)

まったく同じタイミングで、ダンコーガイも記事あげてんよ。

同じタイミングで同じ記事を読み、同じ趣旨の記事を書いてうpするとは……。

あと、オレも過去Twitterで呟いてた。  
@takerunba 元号つきの表記ってもう絶滅してくれないかな。平成を西暦換算するのとかめんどい。逆はもっとめんどい。 

2008-11-21
17:18:50
status
@takerunba 書類でもなんでも年数は西暦で書くし、時間は「17時」みたいに午前・午後が関係ない表記で書くのに慣れましたね。元号つきとかめんどいし、「5時」と言って「午前?午後?」みたいなやりとりするのはもっとめんどいので。 

2008-11-21
17:16:16
status

事務屋の本音です、はい。

そろそろ童貞処女だの話を斬っておこうか

考えが浅かった。関係各位にお詫びして削除します。申し訳ない。

2008-12-15

[]本当にやります「抱いてやる!2009(新春)」

自重しない大人は本当にやってしまうんです。

日本全国オフ巡り

よくオフレポとか書くと「東京ばかり……」「地方のことも……」ってあるんで、オレが行ってやんよと。青春18切符とか使えば安くあがるし、鈍行で日本各地をまわってみるのはどうかなあと。途中下車し放題だしさ。電車降りて、人と会って、そしてまた乗って。

日本全国オフ巡り「抱いてやる!2009」 - タケルンバ卿日記

こんなことを書いたわけですが。

冬(青春18きっぷ

発売期間 平成20年12月1日から平成21年1月10日

利用期間 平成20年12月10日から平成21年1月20日

青春18きっぷとは

おお、来年1月バッチリ期間内じゃん! 丁度いい感じじゃん!

……というわけで、やります。本当にやります。有言実行なのです。やると言ったらやるのです。

「抱いてやる!2009(新春)」- 駅の数だけ人がいる。駅の数だけオフがある。

多分、今後も継続的にやると思うので、ニコニコ動画みたいに括弧をつけてみた。

  • 「抱いてやる!2009(初夏)」
  • 「抱いてやる!2009(晩秋)」
  • 「抱いてやる!2100(世紀末)」

みたいになる予定。おいおい、2100年までやるつもりかよ。

日程(仮)

今、考えているのはこういう感じ。

1月17日に都内某所で新年会があるので、それをゴールにしたいなと。あちこち巡りに巡って、都内に帰り、新年オフで締めると。なかなかいい感じじゃありませんか。オフに始まり、オフに終わる。夢のような企画でしょ。

行程

決めてない。とりあえず決まっているのは、何はともあれ、まずは静岡を目指す。静岡id:orangewindさんに会う。これが初日の予定。昼か夜かも未定。何もかも事前に決めない。出たとこ勝負。

宿なんかも行った先で決める。なるべく安くあげたいので、マンガ喫茶とかかな。寝れればいいよ、寝れれば。

求む、リプライ

基本的に行き先はTwitterで決める。会いたいと言ってくれる人がいる場所に決めますよ。最初に静岡に行く。で、その次からはリプライで「来て下さい!」とかあった方に決める。

こちらにお願いしますね。

目指すは西!

基本的に西へ行く。西へ西へと流れる予定。自分はあんまり西の方に行ったことがないのでね。

北陸関東甲信越東北北海道の方はごめんなさい

今回は西に行くので、ごめんなさいです。次回までお待ち下さい。

募集

いろんなものを募集してますよ!

オフ相手

人に出会うのが今回の主目的のひとつ。お会いできる方、お待ちしてます。是非、リプライガンガン飛ばして下さい。

究極はですよ。

の1日5オフですね。……ムチャ言うな。

各種情報

情報が全てなんです。

せっかくあちこち行くわけなんで、地域地域の地のモノを食べたい。うっかり八兵衛よろしく、だんごだんごと行きたいわけですよ。

なわけで、随時「イマココ」と流すので、そのあたりのうまいものを教えて下さい。

駅によっては「なんもねえ!」があるわけなんで、それにならないよう「ここら辺のマンガ喫茶がいいですよ」「シャワーありますよ」なんかを寄せていただくとありがたい。

同じような感じで、携帯電話とかを充電すべく、充電できるマクドナルドとかの情報があるとありがたい。

スポンサー募集

どこかタイアップしてくれませんかね。例えば、どこかのマンガ喫茶がついてくれれば、毎晩そこに泊まるし。居酒屋とかなら、毎オフそこでしますよ!

みたいな冠スポンサーでもいいです。ネーミングライツ契約、お待ちしてます。

という感じでやりますので、東京以西の方はお楽しみに。時間がある方は是非お会いしましょう!

[]何とかbotができました

以前に、唐突に「botをつくりてー」と書いたわけですが。

昨日、ギークハウス2にて、以下のメンバー勉強会を実施。

様々な方のご協力、ご支援、ご指導のもと、何とか形になりましたよ。まだまだ改善する点はあるし、botと言い切れない部分もあるけどね。

どういう流れで作ったか、記録のためにも残しておきたいと思います。

1.どういうbotにするか決める

コンセプトは「botを作りたい」で決めていた通り。

botを作りたい - タケルンバ卿日記
  • できることなら「生で食いてー」「焼いて食いてー」「煮て食いてー」なんかのセリフを本文に入れたい
  • さらにできることなら、超レアに「メシよりオマエが食いたい」みたいな萌えセリフも出現させるようにしたい
botを作りたい - タケルンバ卿日記

食べものに関する一言と、画像URLを表示させる感じ。

比較的コンセプトは明確。完成形はわかってた。問題は、それを実現するプロセスがわからなかったこと。すべてはそこだな。

2.TwitterIDを取得する

次に、botとして発言を投稿する主体を確保。IDをとる。

最初は「Twitter」だけに「itter」がつく方がいいかなと、「quitter(食いったー)」という名前を考えていたのだけれど、先約がいる。

誰だ、オマエ

そこで「i」を削ってみたところ、たまたま空きIDだし、「qutter(食ったー)」となって問題ない感じなので取得した。

3.Rubyインストールする

PHPでは既にオレのアイデアを実現されてしまったので、同じ方法は避けたいというどうでもいい意地。そしてid:dominion525さんから「Rubyで簡単にできるよ!」というアドバイスをいただいたので、Rubyでやってみることにする。

手始めに、まずはプログラムインストール

こちらの説明を読みつつ、

ここん家からインストール。結構インストール時間がかかる。

でもって入れたら確認。コマンドプロンプトを開く。……こんなの使うのいつぶりだ……。MS-DOS時代以来かも知れん。

ruby -v

と入れてリターン。あ、Enterキーをリターンと呼ぶのは古い世代だから許せ。

ruby 1.8.6 (2007-09-24 patchlevel 111) [i386-mswin32]

と、これでちゃんと入っていることがわかる。rubyの1.8.6がきちんと入ってますよ!

4.「hello world」とか

昨日の勉強会以前に、ちょっとは流れを理解しておこうと、これを読みつつ、「hello world」を表示させたりなんだりをしてみた。ま、とにもかくにもメモ帳とかで打って、それを「.rb」というファイル名で保存して、それをコマンドプロンプトで走らせれば動くわけだ。乱暴だが、そういう理解。

一応、ここまではやって昨日の勉強会となる。

5.ノートパソコン持ってない

問題はここ。オレは自宅でデスクトップで作業しとる。ノートパソコンがない。ふむう。

ありがたいことに、昨日はギークハウス2の総帥であるid:NA_geekに、空いたノートパソコンをお借りすることができたので、それで作業。ありがたいことだねえ。自宅でしたのと同様に環境を整える。

ま、でもここは今後の展開を考えるに、何とかせんとなあ。金はかかるが、どこかのタイミングで1台買わねばなあ。

6.端緒を得る

いずれにせよ、最低限の理解がないと何もできない。というわけで、勉強会でもこれの続きをしたり、随時わからんことがあったらid:dominion525さんやへだちくんに聞くという形式で進めたわけだけど、やっているうちに「お、これを使えばいいんでね?」というひらめきを得た。

puts 'じゃんけん'
sleep 1
r = rand(3) + 1
if r == 1
puts 'グー'
elsif r == 2
puts 'チョキ'
elsif r == 3
puts 'パー'
end
Rubyist Magazine - Ruby ではじめるプログラミング 【第 1 回】

これを実行すると、最初に「じゃんけん」と表示され、1秒後に「グー・チョキ・パー」のいずれかが表示される。そのいずれかとは「rand(3)+1」即ち「0から2」までの数値に1を足したもの。イコール、1から3。1ならグーで、2ならチョキ、3でパー。こういう処理であると。

ということはだ。これを応用すれば、いくつかのセリフから、ランダムにそれを選ばせることは可能だよね。

7.一応、処女作なのかな?

そこで、早速こういうものを書いてみた。

r = rand(7) + 1
if r == 1
  puts '煮て食いてー'
elsif r == 2
  puts '焼いて食いてー'
elsif r == 3
  puts '生で食いてー'
elsif r == 4
  puts '揚げて食いてー'
elsif r == 5
  puts 'オマエを抱きてー'
elsif r == 6
  puts '蒸して食いてー'
elsif r == 7
  puts 'もうお腹いっぱいだー'
end

これを実行すると、ここに挙げた7つのセリフから、どれかをランダムに選んで表示する。「rand(7)」の数値を増やし、下に付け足せば拡張もできる。また、セリフの後ろに、それと合わせたURLを入れれば、当初考えていたものに近いものはできる。

  puts '煮て食いてー http://●●●'

とすればいいわけだ。

ランダムで表示する要素を、全部入力というか、こちらで用意しなければならんわけだから、非常に原始的で稚拙なものだけれど、初期段階としてはこれでいいじゃろ。こういう要素を取得する技術というか、自動化することはできるはずだし、本来はそういうのがbotなのだろうが、とりあえずはよしとする。稚拙だろうが何だろうが、まずは形にすればいい。実際に動かしたほうが楽しいもんな。

8.テスト成功

あとはとりあえずbotベースとなるものはできた。あとはこれをプログラムとして指示し、指示したら実行する環境をつくればいい。指示をするとランダムセリフを選び、それをTwitterに投稿する流れを作ればいい。

これを利用させていただくことに。これを使うとAPIを使って、プログラムから投稿してくれるってわけね。

これをダウンロードプログラムサーバうpする環境と、サーバにおいたプログラムアクセスして、動かす環境を手に入れる。

で、その間も日本語だと文字化けするということなので、

ってのを教えてもらい、それを足す。英語ならともかく、日本語だと表示がアレでコレでソレらしい。よくわからんが、とにかく、これを使えば文字化けしないのだ。そういうことなのだ。それでいいのだ。

ここまで終えて、テスト。……成功! うまくいった感じ。ランダムで用意したセリフが投稿される。初期テストとしては上々。後はこのバリエーションを付け足すだけ。そしてそれを自宅でできるように環境を整えるだけ。できる流れはつかめた。いい感じ。

程よい時間になったので、ギークハウス2を出る。後は自宅で続きだ。

9.食ったー ver.1

帰宅し、自宅PCに入れてないツール類を入れまくり、同時進行でセリフを書きまくり、後ろに画像URLを足しまくる。洗練さのかけらもないが、意外と地道な作業は好きなので、苦にならん。こういうの、作ってるときって楽しいね。

で、とりあえず完成しました。

こちらで用意したセリフランダムで投稿します。

f:id:takerunba:20081215141616j:image

こんな感じ。セリフの後にURL。これをクリックすると、タケルンバはてなフォトライフから見繕った、関連画像のページに飛ぶと。で、それを見た人たちが空腹感と食欲に身悶えると。そういうシステムになっております。よろしかったらフォローしてくださいまし。

10.今後の課題

投稿タイミング

投稿するタイミング自動ではなく、こちらから指示しないとダメです。こちらが起動しないと動かない。そういう意味ではbotになりきれてません。手動です。人力ロボ

なので、自動継続的に投稿するようにしたいですね。最初のきっかけはこちらで飛ばしてやるとしても、後は自動的に止めるまで投稿する流れにしたい。

考え方としては「while true」と「sleep」で組めばいいのかな。ループさせ、ある一定時間後に投稿する流れをつくる。「sleep 3600」とかにすれば、こちらが止めるまでは1時間に1回に投稿するはず。「times」で回数を指定してもいいな。

将来的には、これを組み合わせて、自動的に投稿しているように見えるようにしたい。

投稿時間ランダム

ついでに言うと、理想としては、投稿と投稿の間をランダムにしたい。「sleep 3600」とかだと60分間隔だけど、それを「10分から120分の間のどれか」みたいにしたいな。その方がリアル感が出ていいと思う。

このあたりは勉強。できるようになってから。

プライに反応するようにしたい

反応できるようにしたいね。

  • 「ハラヘリヘリハラ! メシ食ったか?」
  • オマエを食わせろ!」
  • 「オレが死んだら、オレを食え! オレはオマエの中で生きる!」
  • 「救援部隊はいつ来る!? ジャムおじさんはまだか!?」
  • 「キミには塩分が足りないよ」

みたいに毒づきたいね。

自力で運用したい

現状はおごちゃんのご厚意で、サーバのスペースをお借りしてます。申し訳ない。本当にありがとうございます。お世話になります。

とはいえ、いつまでも甘えているわけにもいかないので、自分で何とかしたいですね。そこにたどり着くまでのご厚意なわけで。何とか自力で運用できるようにしたい。サーバ借りて、何とかできるようにしたい。

発言のバリエーションを増やしたい

どんどん増やしたいな。ランダム性もそうだけど、バリエーションを増やしたい。まだまだ少ないのでね。

はてなフォトライフとか、Tumblrとかと組み合わせてもいいし、とにかく拡張したいな。

とまあ、現状はこんなところ。不完全とはいえ、一応は動き出しました。食欲刺激bot「qutter(食ったー)」を是非よろしく。

謝意

多くの皆様から励ましとご支援、ご指導、アドバイスをいただきました。誠にありがとうございました。

皆さんのおかげで、何とかできました。まだまだ不十分ですが、少しずつ良くしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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