学生食堂の「廃油キャンドル」。来場した子どもには、ミニキャンドルを配布した
多摩美術大学の展示ブースでは、バナナの繊維からできた玩具などが展示されていた
表面のフィルムをはがしてリサイクルする「リリパック」
環境問題に対する取り組みを企業や団体が紹介する「エコプロダクツ2008」が東京ビッグサイトで11日から始まった。企業や業界団体のほか、NGOや大学での様々な活動も展示されている。地域や海外に目を向けるなど、キャンパスを越えた取り組みも目立つ。
法政大の環境サークル「H.E.L.P!」は、「明かりについて考えよう」をテーマに出展。「廃油キャンドル」を提案する。学生食堂から出る廃油を、クレヨンで染めて固めたものを並べた。21日の冬至の夜に2時間ほど電気を消してキャンドルをともす「キャンドルナイト」を呼びかけている。
多摩美術大のブースでは、バナナの繊維を活用したおもちゃや雑貨などを展示した。同大は2000年から「バナナ・テキスタイル・プロジェクト」と銘打って、熱帯地方で大量に廃棄処分されるバナナの茎の繊維を使用し、アクセサリーや布として再利用するプロジェクトに取り組んでいる。地球環境保全とデザイン教育を連携させた試みとして、注目を集めている。
リサイクル事業に進出した横浜市の「湘南貿易」が紹介していたのは、プラスチックの食器「リリパック」。容器の表面が薄い樹脂フィルムで覆われており、汚れがついたフィルムをはがして回収することでリサイクルが簡単になる仕組み。各地の大学生協に働きかけて、キャンパス内に回収箱を設置している。
エコプロダクツ2008は13日(土)まで。