「sound and vision」
学芸大学tray
OPEN 16:30/START 17:00
1,500円
横川理彦×アーマッド・コンパオレ×岩下達朗×坂本宰
年内最後となるtrayのライブイベント。4-Dでのアーマッドとのセッションが素晴らしかったのでこれは是非見ておかねば!ということで行ってきました。開演時間がえらい早いので何度も確認してしまいましたが(笑)、明日のギャラリーの仕込みがあったためだそーです。でも早い時間もなかなかいいですな。
10分か15分遅れで会場に到着したのでもう始まっていまして。入ってすぐのところに坂本氏のプロジェクタ、奥で横川、アーマッド、岩下の3氏という配置。客席も演奏を観るというより、映像を観るための配置の様子。
1部は坂本氏の水芸。OHPの上に薄い水槽を置き、水面を揺らしたり、水滴を垂らしたり、壁一面に映し出される水の影。以前4-Dで見た時よりブラッシュアップされていて楽しめた。岩下さんの映像がもっと絡んで欲しかったなあ。とはいえ基本的にOHPの「灯り」との共存なので難しいのかしらん?写真的なものよりはCG系の光の軌跡とか合いそうな印象なんだけれど(シロウトの勝手な妄想ゆえご容赦を)。
休憩を挟んで、2部は坂本氏の懐中電灯芸。入口から外へ出たりしたのち、ゆっくりと奥の白い幕の向こうへ。坂本宰の「影」現わる。ここから本領発揮、といいますか。時には身体やマイクすらも叩いてしまうチャーミングなアーマッドのパーカッションに、ツボを押さえたエフェクトを重ねる横川氏。徐々に激しくなるリズムに、あえてテンポを抑えた映像、更にゆっくりと点滅する影。このバランスが甚だ素晴らしく、ただひたすらうっとり。終了後、心の中ではスタンディングオベーション(ずっと立ってたもんで)。
アンコールで更に夢気分に浸れるかと思いきや、なんかぐだぐだ。あれれ(笑)。このままグダグダで終わるのか?と思っていたところに水芸に戻っていた坂本氏がプロジェクタを担いで動き始めた!この機転で一気に楽しいアンコールに(笑)。
いやあでも素晴らしいものが観れました。
そうそう、横川さんのインプロは「終わり」を心得てるから安心して観れるんですよ。
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楽しくなって飲み過ぎましたorz