岡山放送局

2008年12月16日 18時51分更新

津島遺跡 ガイド育成へ


岡山市にある津島遺跡の整備のあり方を考える委員会が16日、開かれ、来年3月の一般公開の後、遺跡をガイドする地域のボランティアを育成することが決まりました。

津島遺跡は、岡山市いずみ町の県総合グラウンドにあり、集落や水田の跡などが見つかっている弥生時代の遺跡で、国の史跡に指定されています。

16日は、遺跡研究の専門家など20人が出席して、遺跡の整備のあり方について考える委員会の最後の会合が開かれました。

会合では、来年3月の一般公開の後、施設をどのように活用するかが話し合われ、県の担当者から、地域の人たちに施設の運営にかかわってもらうため、遺跡をガイドするボランティアに参加してもらう案が出されました。

これに対して、委員からは、遺跡を管理するには特別な知識やノウハウが必要なため、新たに注意点をまとめたマニュアルをつくることが必要だとの意見が出され、ボランティアを養成する講座などを通して人材を育成することが決まりました。