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- 白銀 鳥羽莉(しろがね とばり)
- 朱音の双子の妹。学園の3年生で、演劇部の部長をしている。
年齢の割りに華奢で幼い風貌をしているが、見る者を惹きつけずにはいられない美少女。
高貴で優雅、知的で上品な彼女は、学園においても際立っている。誰にでも優しく振る舞い慕われているが、全てに発揮される完璧さが恐れ多いのか、一歩距離を置かれている。
朱音に対して保護者的な感覚を持っており、少し過保護なところがある。逆に再開した胡太郎には、つれない態度をとる。
時代劇鑑賞が趣味。好きなドラマは「隠密老中」。
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- 白銀 朱音(しろがね あかね)
- 鳥羽莉の双子の姉。本来は3年生だが、1年間の病欠で学年がずれて胡太郎のクラスメイトの2年生。
生まれつき身体が弱かったが、今は激しい運動さえしなければ普通に生活できる(定期的に通院はしている)。
天然ボケ気味のおっとりした性格で、舌っ足らずな話し方。どこでもどんな姿勢でも眠れる特技を持ち、1日の半分以上は寝て過ごす。鳥羽莉とは逆にどこか抜けていて、穴だらけの美少女。
胡太郎と同じく、物事をあまり深く考えず、気分と欲求に素直に従う。部活動には参加しておらず、帰宅部。我侭な性格だが、自分から要求するタイプではなく、直感的に相手を自分の思っている通りに誘導してしまう。
本人に悪気はない。
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- 花葉 千佐都(かよう ちさと)
- 学園の2年生。胡太郎のクラスメイトで、クラス委員長を務める。
真面目で苦労性。おせっかいで面倒見がいい典型的委員長。
胡太郎とは逆に努力と根性の人。強情な一面があり、嘘をつく事が苦手。意外に体育会系で、物理的にも鋭いツッコミを入れる格闘家。逆に女の子っぽい事は苦手で、壊滅的な家事能力を誇る。
胡太郎・朱音・五百里と一緒にいる事が多い。
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- 由希 せせり(ゆき せせり)
- 学園の1年生で、演劇部に所属している。
同じ演劇部の1年生・涼月とは無二の親友。
元気で一生懸命。爽やかでまっすぐな女の子。時には泣いてしまう事もあるけれど、負けないめげないくじけない。一人称は「ボク」。
時折歌を自作しては変なメロディーで歌っている。
思い込みが激しく、勝手に勘違いしては暴走してしまう事も。手先が器用で、演劇部では衣装のお針子を担当。
自分の容姿に自信がなく、鳥羽莉や涼月に憧れている。初恋の相手である胡太郎に告白するも玉砕。それでもめげずに、果敢にアタックを敢行する。
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- 秋名 涼月(あきな すずつき)
- 学園の1年生で、演劇部に所属している。
同じ演劇部の1年生・せせりの事をとても大事に想っている。
小奇麗で人形のようにすました美少女だが、はっきりと言いたい事を言う挑戦的な性格。言葉に容赦がないため、敵を作りやすい。見た目の可愛さから男は寄って来るが、同性には誤解されて嫌われるタイプ。愛想笑いもしないし、お世辞も言わない。自分を飾らない。飾って人の興味を引く事に興味がない。
胡太郎の事は「ウサギ」と呼んで毛嫌いする。
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- 弓曳 火乃香(ゆみひき ほのか)
- 白銀の家の財務を任され、家令(兼家政婦)を勤める。鳥羽莉・朱音姉妹に忠実に仕えるメイドでもある。
上品で丁寧な物腰だが、つかみ所の無い飄々としたところのある女性。テキパキと仕事をこなし、いかにも有能な雰囲気がある。胸が大きい。
移動はもっぱらバイク。時間の空いた時にはツーリングを楽しんでいる。
火乃香の母がクリスチャンだった影響で、火乃香もクリスチャン。首には銀のロザリオを掛けている。
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- 兎月 胡太郎(とげつ こたろう) 【主人公】
- 学園の2年生。
母の死に伴い、5年ぶりに白銀家に戻ってくる。誰もが振り向くような可憐な美少女……に見えるが、れっきとした男の子。
バカな事もするが根は真面目で、やや意気地のない面がある。何をやらせてもそれなりに優秀で、どんな事にも平均以上でそつなくこなす。才能はあるのに、打ち込むものがないため努力をしていない。
感性で動き、あまり深く物事を考えないタイプ。(軽薄ではない)自分の容姿についても自覚を持っていて、素質だと思って有効活用している。人当たりが良く、環境に適応しやすい。
口癖のように人に「バカ」と言う。
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