ボクシング情報 2007年11月
坂田“オロC”ダイエット成功
マスク姿で予備検診を受ける坂田。右は挑戦者のデンカオセーン
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WBA世界フライ級タイトルマッチ(4日・さいたまスーパーアリーナ)の予備検診が1日、東京・豊島区の大同病院で行われ、両選手ともに異常なしと診断された。王者・坂田健史(27=協栄)は7月のバスケス戦と肉体面で大きな変化はなかったが、体重はすでに10月29日にリミットの50・8キロに到達。「すべて順調。デンカオセーンが興毅と戦う機会はない。オレが勝つ」と勝利宣言した。
デビューからコンビを組む大竹トレーナー直伝のユニークな減量法が防衛ロードを支える。大竹氏は現役時代に炭酸飲料を口にすると発汗作用が高まることを発見。この日、坂田は練習半ばと終了後に計2本のオロナミンCを飲み干した。それでも体重は練習前の51・5キロからリミットを200グラム下回る50・6キロ。「炭酸は大好き。減量中の大きな励みにもなります」と坂田。本番でも“元気ハツラツ”な王者が期待できそうだ。
[ 2007年11月02日 ]