このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。

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2008-12-16 17:24:11 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-theologyについて 6-

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【講演要旨】日本には、神社があり、それは、まさに、"神"の"社"ですから、歴史的にも、社会的にも、大きな意味があるわけで、ここで言うところの"神"とは、神道の"神"であり、日本では、この神が最も当たり障りなく、具体的な表現として、いくつかのところで見かけ、たとえば、産業施設の安全を司る要の制御室、より具体的に言えば、原研材料試験炉や関西電力美浜原子力発電所2号機の制御室の制御パネル盤中央の目の高さに、幅5cm高さ30cmくらいの天照大神のお札が張ってあり、それらは、一例であって、日本のありとあらゆる産業施設のそのようなところには、同様のことがなされているものと推察しますが、それは、エンジニアの単なる洒落の世界ではなく、究極の安全の拠り所として、そのようなところにすがっているのが現実であり、そのような光景は、欧米の産業施設では、絶対に目にしなかった光景であり、それでは、それに代わるキリスト像や十字架が掲げられているかと言えば、そうではなく、ただ、欧米先進国、特に、英仏、デンマーク、スペイン、イタリアで見学した教会・カテドラル(講演では約30分間説明)、その中でも、特に、私(桜井淳所長)がお祈りに出かけたデンマークやスペインの最大級のカテドラル、より具体的には、後者のカテドラルには、大きな幻想的な空間に、3000席もある礼拝堂があり(講演では約30分間説明)、信仰の深さと威厳を感じ、日本の教会のイメージとは、まったく異なり、日本の教会は、具体的には、桜井所長の一時的に住んでいたマンションの近くのサレジオ教会(本欄バックナンバー参照)のような比較的立派な教会でも、カテドラルに比較したならば、あらゆる意味で比較にならないくらいの施設であって、そのような教会を見ても、喜びはこみ上げるものの、最高の歓喜は、経験できないでしょう(日本には、残念ながら、桜井所長が満足できるほど立派な教会は、ひとつもありません)。

2008-12-16 12:42:14 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-theologyについて 5-

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【講演要旨】世界のどこの国に行っても、あまり粗末なところは別ですが、中クラス以上のホテルには、必ず、ベッドのそばに、英語版の聖書が供えられており、それを読むのも良いのですが、桜井淳所長は、読みなれた自身の英語版の聖書を常にカバンに入れており、就寝前のひと時、軽くウィスキーをすすりながら、1-2頁熟読・吟味することにしており(講演では経験談を交えて約30分間説明)、何度読んでも味わい深く、その意味では、良質のウィスキーと聖書には、共通の気品と香りが感じられ、犬養道子『新約聖書物語(上)(下)』(新潮文庫、1980)には、聖書の言葉の重要な箇所が抜粋され(講演では代表的ないくつかの例を挙げて約30分間説明、今後本欄でも多くの例を採り挙げて行きます)、解説されており、聖書を体系的にていねいに読む機会のない人は、それだけ読んでも、必要最低限の知識は得られるかもしれませんが、それでよいかどうかは、人それぞれですから、あまり断定的なことは、ここで言わないことにいたしましょう(今後本欄では、theologyの話題が続きますので、おそらく、大部分の人達が対象になると思いますが(無関心の第三者という意味です)、そのことに興味のない人達は、無駄な時間を過ごすことになりますから、アクセスしないようにしてください、本欄は、学問の本質の分かるほんの一握りの人達のアクセスだけで十分です)。
2008-12-15 22:01:21 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-theologyについて 4-

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【講演要旨】東大は、世界的には、50-100位くらいで、二流と位置付けられており(大学世界ランキングについての本欄バックナンバー参照)、一流の定義については、人によって、いろいろな見方があるものの、桜井淳所長は、世界の超一流大学にあって、東大にないものは、総合大学であっても、なおかつ、theologyからなる大学院がないことと認識しており、もちろん、東大にも、大学院人文社会系研究科に宗教学・宗教史研究室があり、何名かの研究者がおり、よい成果を上げていることは、十分に把握しているものの、theologyだけの大学院ではなく、たとえば、米国のハーヴァード大、プリンストン大、イェール大、英国のオクスフォード大、ケンブリジ大、仏国のソルボンヌ大は、総合大学であり、なおかつ、大学院神学研究科(それらの大学は、約2000年の聖書学に基づき(聖書は、The Bibleと単数ですが、実際には、旧約聖書46巻と新約聖書27巻からなります)、継承しつつ、新たな分野を日々拓きつつあります)が存在し、その分野の研究では、世界をリードしており、それらの大学は、米国のMIT、カリフォルニア大バークレー、スタンフォード大等のような実利的な大学院だけのところとは、研究と教育の理念が根源的に異なっており、桜井所長が、カリフォルニア大バークレーやスタンフォード大から離れつつあり、ハーヴァード大やプリンストン大、イェール大に傾きつつあるのは、そのためで、「聖書学の第一歩は、イエスの歴史的実在性証明にはじまり、新約福音書は、「たしかに四書であったか」「なかったか」「なぜ四書か」からスタートして」(犬養道子『新約聖書物語(下)』(新潮文庫、p.534、1980)、theologyの核心は、「イエスの生涯が問題なのではなくて、彼がだれであったか、彼において生と死と復活とは何であったか、その死と復活によってわれらは何を得たかである」(同、p.535) 。
2008-12-15 12:33:57 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-theologyについて 3-

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【講演要旨】大島宏之『この一冊で「宗教」が分かる!』(三笠書房)に拠れば、「世界の宗教人口は、キリスト教33.0%、イスラム教19.6%、ヒンドゥー教12.8%、仏教6.0%」(p.64)となっており、日本でなじみの仏教は、世界的には、少数派に過ぎず、それでは、「日本の宗教人口は、どうなっているかと言えば、神道系49.2%、仏教系44.1%、諸教5.2%、キリスト教系1.5%」(p.146)となっており、日本では、欧米と異なり、キリスト教(講演では20分間説明)が極めて少ないという特徴が有りますが、それでは、苦難に直面した時に誰しも口にする"神"とは、具体的には、どのような存在なのか、"神"にもいろいろあり、たとえば、日本人が"神"に願う時の"神"とは何なのか、おそらく、宗教人口からして、キリストでないことは確実であり、と言って、「神道の八百万神の中にあって最も尊敬を受けている天照大神」(p.152)かというと、そうでもなさそうであり、おそらく、具体的なイメージを持たず、(1)永遠の彼方の宇宙の中心に存在し、(2)絶対的な救済力を有しており、(3)自身の力では解決できない苦難に直面した時に助けてくれる等(講演では20分間説明)、漠然としていて、そのような存在であるように思え、ただ、確実に言えることは、"神"とは、信じる人には存在し、そうでない人には存在しないということで(講演では20分間説明)、その意味では、聖書は、人類最高の哲学書であることには、間違いなさそうです(theologyの学問体系と内容を的確に把握している人は決して多くありません)。

2008-12-14 13:44:03 stanford2008の投稿

桜井淳所長の中部電力による浜岡原子力発電所1号機と2号機の廃炉検討についての感想 2

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【コメント】中部電力の浜岡原子力発電所の1号機・2号機と3号機・4号機では、耐震設計の条件が異なっており、前者の設計用限界地震は、450gal.(加速度は、速度の時間変化のことで、ディメンジョンは、cm/sec・secですが、地震の分野では、galileo GALILEIの自然科学上の業績を記念して、氏名を略してイコールgal.と定義しました)であり(ガリレオかガリレイかは本欄バックナンバー参照)、後者のそれは、600gal.になっており、それでも、前者については、600gal.で耐震安全解析を実施しても、許容値を超えるようなことがないために、そのまま運転が認可されてきましたが、明らかに他の原子力発電所とは、安全余裕度が異なっており、中部電力は、新指針に対応すべく、すべてに対し、1000gal.の条件での耐震安全解析を実施し、後者に対しては、現実的な工学的方法と経済性で対応できるものの、前者に対しては、無理が生じ、耐震補強が1000-2000億円にもかさむため(後者の耐震強化には計70億円)、経済的理由から、電気出力138万kWの新型沸騰水型原子炉(Advanced Boiling Water Reactor ; ABWR)を4000億円かけて建設する方が賢明であると判断したためと推察されます(訴訟や世論の影響は、無視できませんが、それらは、支配的的要因ではなく、あくまでも、経済的理由と解釈しています)。
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