岡山県内のガソリンスタンド(GS)の一部で15日までに、レギュラーガソリンの販売価格が1リットル100円を下回った。およそ5年ぶりの水準で、原油価格の急速な下落と価格競争激化が背景にあるという。 岡山、倉敷市内の一部GSでは、先週末から「レギュラー99円」の看板が見られるようになった。GS会員価格は、さらに2〜3円安の水準で販売されている。 三和石油(岡山市十日市西町)では、両市内経営の4店中3店でレギュラーを99円に設定。周辺のセルフスタンドも同一価格に追随した。 また、赤磐市の一部GSでも、先週末から90円台の表示が現れ、1円単位の攻防を見せている。