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県立新居浜病院:産科診療始まる 早く周産期医療体制充実へ /愛媛

 県立新居浜病院(新居浜市本郷3)で15日、産科の診療が始まった。東予地域では、唯一、地域周産期母子医療センターに認定されていた住友別子病院(同市王子町)が医師不足で辞退し、今年10月から同地域の周産期センターが空白になっており、県立新居浜病院は「一刻も早く、地域内で完結できる周産期医療の体制を整えたい」と話している。

 同病院は今年4月に産婦人科を新設。婦人科診療を先行して開始していたが、分べん室や病室などが整ったことを受け、分べんの受け入れを始めた。病床数は24で、常勤の産婦人科医が2人、助産師は6人。また、小児科医を今年5月に3人に増員したほか、新生児治療室も整備した。リスクの高い妊娠については、松山市の県立中央病院と連携して対応する。

 同病院の酒井堅院長は「施設面では整ったが、24時間対応するには、医師は十分でない。人材を確保した後、周産期医療センターの認定について県と相談したい」と話している。【加藤小夜】

毎日新聞 2008年12月16日 地方版

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