契約途中での解雇で仕事を失った派遣労働者などを対象にした、住居確保に関する相談窓口が設置された15日、全国のハローワークの窓口に1日で延べ1267件もの相談が寄せられたことが厚生労働省のまとめで分かった。
厚労省によると、15日の相談件数の中で、雇用促進住宅への入居相談は209件で、このうち57件が同日に入居が決まった。住宅入居初期費用の貸し出し相談は255件だった。全相談件数の都道府県別では愛知が247件と最も多く、次いで、広島155件、東京108件などで、自動車産業が多い地域での相談が目立った。【東海林智、内橋寿明】
毎日新聞 2008年12月16日 13時26分