エジプトで少女がH5N1型鳥インフルで死亡

2008年 12月 16日 11:21 JST
 
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 [カイロ 15日 ロイター] エジプトで16歳の少女が15日、毒性の強い「H5N1型」鳥インフルエンザへの感染で死亡した。中東通信(MENA)が伝えた。同国での鳥インフルエンザ感染者は51人となり、死者は23人となった。

 MENAは保健当局者の話として、少女はエジプト中部のアシュート県の出身で、病気にかかった家畜の鳥と接触したことにより感染していたとしている。

 少女の家では、発病前に2羽のあひるが死んでいた。残りの家きんはその後処分されている。少女は高熱などの症状で病院に収容された後、抗ウイルス薬タミフルを処方されたが、15日に死亡した。

 同国での鳥インフルエンザによる死亡は4月以来となる。

 
 
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