日和見ログ

音楽

全てはそこに繋がる

ナンバーガールのバンドスコアを買った。
本当はジュディマリの楽譜を買おうと思ってたけど、たまたま目に付いたナンバーガールの楽譜が欲しくなったので買ってしまった。

家に帰ってギターを抱え、早速『INUZINI』を弾いてみる。
意外と楽に弾けた。それにしても途中でテンポが上がるところが格好いい。それを弾いてる自分、更にカッコ良い。

僕はまだギターを本格的に弾き始めて４ヵ月程しか経っていない下手くそビギナー（高校時代は主にドラムだった）なので、少しカッコ良いリフを弾いただけで簡単に自己陶酔できてしまうのだろう。

ギターを弾いた人なら分かると思うけど、あのディープ・パープルの「デッデッデッー、デッデッデデー」を今は弾くことはないけれど、やっぱりギターを練習し始めてからの数日はこのフレーズばかり弾いていた記憶がある。
グミチョコで大槻ケンヂも書いていたが、これこそがギタリストの登竜門だ。そして僕もそこから漏れることなく、順調な滑り出しでギターを弾き始めた。

そこでギターをこれからやろうと思ってる人にオススメしたいのは、ギターを弾いている自分に酔うこと。
そういう意味では僕はギターを「練習する」わけではない。
ギターを「弾く」わけでもない、「遊ぶ」だけだ。

「ギターは僕にとっての命です。」
なんて言うギタリストがいるかも知れないが、僕にとってのギターなんて「遊び道具」に過ぎない。
その遊び道具をどれだけ楽しめる様に遊べるかでギターを所持している価値は決まる。

そういえば、ニルバーナのカート・コバーンが「あなたにとってギターとは何ですか」という質問をインタビューで受けた時、彼は「…死んだ木」と答えたそうな。

彼もギターを「曲作りの道具」とか「遊び道具」くらいにしか思ってなかったんだろうなと思う。
それでいて、あんなにも沢山の名曲を生み出した訳だから。
ギターに対する特別な愛着なんて要らないの。

ギター燃やしちゃっても良いの。
ギター叩き割っても良いの。
ギターで流血しても良いの。

それが結果的に楽しけりゃ。
でしょ。

(02:45)

2008年07月25日

光の速さで更新

昨日の代数学のテストは5問中4問を間違えるという散々な結果に終わったけど、あの教授が僕の光り輝く才能に気付いていれば単位を取得するのは容易いと思う。
もし、万が一これで「不可」とかがついていたら、あの教授は人の才能を紙上の馬鹿げた慣習でしか計れないような冷徹で悲しい人間でしかないということになる。

今日のテストは昨日の代数学よりはできたと思う。
まぁ大丈夫じゃなかったとしても、上記と同じ理由で、教授さんたちが僕の才能を認めてさえくれていれば「優」は簡単に貰えるし、少なくとも「可」は貰えるからね。
大学の試験なんて、ちょろいよね。

帰りに有名な一宮市の七夕祭に友人たちと行ってきたけど、やっぱり浴衣姿の女性たちがいっぱいいました。必然的にカップルたちもいました。
いつもの僕ならカップルに向かって「死ね」だとか思うところだけど、人が多すぎてそれどころじゃなかった。
まぁおそらくあそこにいたカップルたちは今頃は暗い部屋で、ちちくり合ってると思う。だから今更だけど言わして頂きます。

光の速さで死ね。

(23:26)

2008年07月23日

音楽

でいーね

もう完全にテストに対する戦意を失った。ていうか何を勉強すれば良いかが分からぬ。
もう、どうにでもなってしまえ。

晩飯に食べた納豆が異常に不味くて気分が悪いので、ちょっと音楽を聴きながらブログを書いてみます。
只今、9時ちょうど。聴きたくない曲は飛ばしまくったりするので、回転が速いと思われます。

一枚目の音楽はチャットモンチーの『生命力』です。

僕がこういうポップな音楽を聴いているのは意外かと思う人もいるかもだけど、別に僕はポップスを感性から乖離している訳じゃないのでそこら辺間違えないように。
とは言っても別段チャットモンチーを好きという訳でも無い。嫌いでも無いというだけ。
じゃあ何でこのCDを買ったかというと、友人に勧められたというのと『とび魚のバタフライ』という曲が気に入ったから。
そして、チャットモンチーをプロデュースしてるのが元スーパーカーのいしわたり淳治と知ったからかな。
ジュンジの書く詞は心に染みるので、悩んでる時とかに聴くと物凄い効果を発揮します。
ただ、チャットモンチーは淳治くんの詞に頼って無いみたいだから、まぁ良いことだとは思うけど、たまにはジュンジの詞で歌って欲しいと思う。ちなみに9㎜パラベラムバレットというバンドもジュンジ君のプロデュースです。

てことで、2枚目はスーパーカーのベストアルバム（シングル集かも）の『A』にしてみた。
ベストアルバムはあんまり買わない主義だけど、スーパーカーで初めて買ったのはこれでした。
やっぱり伝説のバンドと呼ばれるだけはあるよね。
ナカコーがボーカルの曲もミキちゃんがボーカルの曲も妙にジュンジの詞とマッチしてるし、全ての曲において安心感がある。
最初このバンドを聴いたのは、確か何かの映画（ピンポンだった気がする）の挿入歌でした。「何じゃこりゃ。すげぇ」だった。
最近はミネラルウォーターだかのCMでも使われてて、流れる度にテンション上がります。

最後に3枚目は、スーパーカーつながりということで、ナンバーガールの『NUM-AMI-DABTZ』。
ナンバーガールの集大成のアルバムですね。ナンバーガールの向井秀徳の歌詞の独自性や混沌とした曲を作る能力。感服です。
初めて聴いた時の衝撃は計り知れないものがあった。
スターリンやINUを聴いたときに感じたあの衝撃。
こういうバンドこそが音楽界のトップを走らなくてはならないと思う。

そしてここまで書いた時点で時刻は10時過ぎ。無駄使いだ。

(22:33)

限界はもっと向こうだ

前回の記事が非常に残念な内容であったことをお詫びします。
読み直してみたら本当に尻上がりに詰まらなくなって、最終的には適当に終わらせてる感が漂う最低な文でしたね。ごめんなさい。

今日は代数学の勉強をするつもりだったけど凄い高熱が出てしまって、最早それどころでは無い。
おそらくこの不可解な発熱は、混雑したバスで隣の席が空いてるにも関わらずに誰一人として座ろうとしない程に大学内で人気がある僕を妬んだ何者かが僕に呪いをかけているに違いない。

そうでなければ、僕が突然調子を崩すことは無い。
人を呪うことを本分としている僕がそのようなことに気付かない訳が無い。

もうその腹いせに、僕が所属する学科内で最も可愛いと噂されるナンタラさんの周りに蛆虫のように湧き群がり、彼女の下半身を虎視眈々と狙っているクズ野郎どもを全員インポテンツにするための黒魔術の呪文を脳内で淡々と唱えている。

冗談はさておき、明日の授業は出なければならないから、とりあえず今日は早めに眠って回復に全力を注ごうと思う。

(01:15)

2008年07月22日

昨日の話

※走れメロスのパロディみたいな感じですが、最終的にはヤッツケになってます。太宰ファンは見ないでね。

マンモは激怒した。必ずかの邪知暴虐の英語Bレポートを完成せねばならぬと決意した。
マンモには政治が分からぬ。マンモは岐阜の大学生である。ホラを吹き、脳内彼女と遊んで暮らしてきた。
でも単位に関しては人一倍、敏感であった。

僕は、カーテンの閉めきったやたらと暗い部屋の中で陰鬱な表情を浮かべて、紙上に英単語を書き付けていた。
やたらと寂しい。
僕は自分の中の自分に問う。

「何故にこの部屋はこんなに暗く寂しいのだ。いつもの明るくキラキラと煌めく僕はどこだ。」
「いや、まぁ、そりゃレポートのせいでしょ。まぁアンタ普段から腐ってるけど。」
「レポートは乱心か。」
「いや、乱心では無いよ。まぁテメェが努力を怠っただけの話だよね。6時間は無駄にしてるよ。アンタ。」

僕は激怒した。「呆れたレポートだ。生かして置けぬ。」
責任転嫁にも似た真っ赤に燃える熱情がそこにはあった。

僕は気が狂っようにレポートにかじりついた。
しかし、レポート達成への路は厳しく険しい。

半里ほど過ぎたところだろうか、英単語の濁流に揉まれてしまった。僕は必死になって向こう岸まで辿り着いた。

気を取り直して道を急ごうとすると、向こうから来た怪しい一人の若者がニヤニヤとした顔つきで僕に襲いかかる。
彼は従兄弟とは名ばかりの山賊であった。我がレポートへの道を断ち切ろうとした。

「レポートなんて止めて、ポニョ見に行こうぜ。」
「一人で行け。ていうか勝手に入って来るな。」
「じゃあ○○（彼女）誘お。」
「死ねば？」

欲に駆られる寸前まで行くも僕は山賊を必死に部屋から追い出し、先を急いだ。

そしてとうとうその時は来た。
最後の一行をレポート用紙に書きなぐる。

「うっしゃあー。終わったぁ！」
僕はベッドに倒れ込んだ。その音を聞き付けて家族が部屋に入ってくる。

「一人で何言ってんの？」

勇者は赤面した。

(19:13)

2008年07月21日

僕を使ってよ

高校の同窓会をやるみたいだけど、行くべきか行かないべきかどうか迷う。

別に行きたく無いわけじゃないけど、居場所や存在意義を見つける事ができずに会場の隅で虚空を見つめて無意味な妄想に浸っている僕の姿が容易に想像できる。

そんな哀れな自分を世間に晒すぐらいならば、同窓会に行かないで、「アイツ、マジで付き合い悪いよな～。死ねばいいのに。」と陰口を叩かれた方がマシなのかも知れない。

むしろ陰口を叩かれるどころか、「マンモ？誰それ？」みたく存在認識そのものが無くなっているという可能性もある。
まぁそれなら行かないべきだよね。行っても「部外者がいるぞー！見つけ次第殺せー！」ってなって干されるだけだから。
行くだけ無駄だよね。

そんな糞みたいな冗談はさておき、僕は同窓会が怖いのだ。

こんなブログを書いているのだから、僕の高校時代のイメージが極端に崩壊していて「あいつ絶対にAV男優になるよね。短小だけど。」とかいう根も葉もない噂が飛び交ったりしてしまうのは目に見えている。
例えそういう噂が飛び交わなくてもも腹の中では僕のことを笑ってる人間がいる筈だ。
笑われるのは慣れてるけど、ワザワザ笑いの種になりに行くのは癪だろうと思う。

そもそも、俺に需要はあるのか。

いや、こんなこと書いても本当は行きたいんだけどね。上に書いたこと、実際はそんなに気にしてない。

まぁその日の気分次第ですわね。

(03:14)

2008年07月20日

音楽

意味なんか無いエー

Theピーズというバンドが好きという事は何度も言ってはいるが、興味を持ってくれる人があまりにも少ない。
だから、この文を書くことにした。

ピーズはモテない人間や冴えない人間、更には駄目人間こそが聴くべき音楽であると僕は思う。
逆に、現実に上手く適合している人がピーズを聴いても何とも思わないだろう。
ピーズとは、そういう音楽なのだ。

モテない人間には、世間一般のアーティスト様達がやたらと歌いたがる『Love』の本質がイマイチ分からない。
分かったつもりでもそれは全て憶測の範疇を超えることは無い。
恋愛経験のない人間が恋愛小説を読んでも異性に対する『Love』の感覚を本質的に理解することができず、少し虚しくなるのと同じことである。

しかし、ピーズというバンドが歌う『Love』は、世間様が追求している携帯小説的な「煌めく純愛」ではなく「泥臭い曲がった愛」なのだ。ここでの「曲がった」というのは客観的に曲がっているという意味。

『どっかにいこー』という曲が良い例で、誰しもが経験あるであろう「好きな女性に彼氏がいるときの境遇」を歌っている。

『アイツは良い奴だ君には合わないよ』

この詞からは、モテない男の嫉妬心と「あぁ付き合いたい」という気持ちが伝わってくる。
『泥臭い曲がった愛』とはそういった意味なのだ。

他にもピーズについて言いたいことは山ほどあるが、長くなりそうなので今回はここまで。

さぁ、モニターの前の冴えない顔してる君！
さぁ、ピーズを聴こう！ていうか聴け。マジで。
買いたく無かったら僕に言えば貸すよ。僕とコンタクトを取れればの話だけども。

(01:56)

2008年07月19日

現実、見ない

僕らは寝ている間に見る幻想のことを「夢」と名付けている。
しかし、本当にそれが幻想なのだろうかと、ふと疑問に思った。

それは意識的な問題なのかも知れないが、今僕らが現実と思っているものが「夢の中の夢」である可能性がゼロであるとは言い切れない。

夢は分断され様々に、そしてランダムに展開する。
一方で現実は全てが一つの未来に繋がっていて、因果性を含んで展開する。
常識的に考えれば後者こそが「現実」と呼ぶに相応しいというだけの話なのだ。

例えば、前述のように、僕らは夜になると途切れ途切れのぶつ切りにされた夢を見る。
夢の中で僕らは考える。悩む。行動する。現実とほぼ同じような主観的な言動をする。
それを換言すれば、脳細胞が夢を現実と意識していることに他ならない。
僕らは夢の中で夢を現実として捉えているのだ。

「あ、夢だ」と気付いたところで、夢世界が溶け出したり消えたりすることは無い。ただ、「これは夢だ」ということを念頭に起きながら立ち振る舞うだけの話だ。

ということは、僕らが生きている現実世界を「夢の一部」と仮定しても何の損傷も無い。
または夢の世界を「現実の一部」としても良いということになる。
「生きる」ということは、意識的に行動できるか否かということを前提とするのみなので、それが現実か夢かは大した問題では無いからである。

だから僕は、例え一過性の安楽でも良いから、温かいベッドに潜り込みたい。

そうして「レポートのある現実」から一時的に逃れたいのだ。
僕は今から別次元に存在する意識中の現実へと難を逃れ、またいつかこのレポートのある現実へと舞い戻る。
この「現実の定めた時間単位」で言う8時間後くらいには戻るよ。
僕の意識の中で言えば、それは果てしない時間なんだよ。何せ僕らは縦横無尽に脳内に点々と存在する現実を駆け抜けることができるんだからね。

まぁ良いや。おやすみ。

(03:15)

2008年07月18日