2008年07月
2008年07月17日
このブログのことだけど、5月初旬をピークにして劣化の一途を辿っている。
最近の記事はもう全く意味が分からないためか、コメントすら付かない（付けようがない）状態だし、下ネタが無駄に多い。
「下ネタ書いときゃ無難にウケるだろ」みたいな筆者の意図が手に取るように分かる文章だよね。
まぁ筆者ってのは僕のことだけど。
何度も言ってるけど文章力と発想力が足りないのだろう。
それはそうと、今日は友人に誘われてカラオケに行って来たのだよ。金が無いからオゴってもらった。
今週2回目のカラオケ。
喉がクタクタだけど歌うのは好きだから疲れない。クタクタだけど疲れない。
意味分からないと思うけど、疲労感とクタクタ感はちょっと違う気がする。
最近、歌い方を変えたらちょっとだけ声域が広がった。
でも上手いって程でも無いわけなんだな、これが。
ただ『土木作業員ブルース』はなかなか上手いらしいよ。
歌がもう少し上手かったらボーカルやってみたかった。無念。
結局、才能みたいなところがある。
歌にしても文章にしても。
才能無い奴は無価値という世の中ですから。
実に不条理ですね。
相変わらず、やさぐれてます。
最近の記事はもう全く意味が分からないためか、コメントすら付かない（付けようがない）状態だし、下ネタが無駄に多い。
「下ネタ書いときゃ無難にウケるだろ」みたいな筆者の意図が手に取るように分かる文章だよね。
まぁ筆者ってのは僕のことだけど。
何度も言ってるけど文章力と発想力が足りないのだろう。
それはそうと、今日は友人に誘われてカラオケに行って来たのだよ。金が無いからオゴってもらった。
今週2回目のカラオケ。
喉がクタクタだけど歌うのは好きだから疲れない。クタクタだけど疲れない。
意味分からないと思うけど、疲労感とクタクタ感はちょっと違う気がする。
最近、歌い方を変えたらちょっとだけ声域が広がった。
でも上手いって程でも無いわけなんだな、これが。
ただ『土木作業員ブルース』はなかなか上手いらしいよ。
歌がもう少し上手かったらボーカルやってみたかった。無念。
結局、才能みたいなところがある。
歌にしても文章にしても。
才能無い奴は無価値という世の中ですから。
実に不条理ですね。
相変わらず、やさぐれてます。
(00:20)
2008年07月15日
パトリス・ルコントの新作映画が公開される。
かなりワクワクしている。何やら『友達』をテーマにした作品らしいね。あぁ見たい。
…書くことが無かったので、こんな他愛もないことを書いてみました。
あー。
本当に暮らしに意外性が少ない。同じような日々を同じように過ごしている。
自分の行動力が乏しいのが一番の要因だろう。
そのせいで高校時代に夢見ていたキャンパスライフは儚くも砕け散っていた。
まるで森見登美彦の『四畳半神話体系』のようだ。
しっかし小説とは違って、人生ってリセット出来ねぇから恐ろしい。
もしも本当にパラレルワールドが同時に展開されているのなら、どこか別の次元に『彼女のいる僕』や『幸せな僕』がいる筈なのだ。
そんな「マンモ」の風上にも置けない「マンモ」は死ね。苦しみながら死ね。五体満足のままで死ね。
ていうかマンモって何なんだ。下ネタなのか。
ライブに行きたい。
バンドやりたい。
彼女が欲しい。
必要なのは突拍子も無いような刺激かなと。
そう思う。
続きを読む
かなりワクワクしている。何やら『友達』をテーマにした作品らしいね。あぁ見たい。
…書くことが無かったので、こんな他愛もないことを書いてみました。
あー。
本当に暮らしに意外性が少ない。同じような日々を同じように過ごしている。
自分の行動力が乏しいのが一番の要因だろう。
そのせいで高校時代に夢見ていたキャンパスライフは儚くも砕け散っていた。
まるで森見登美彦の『四畳半神話体系』のようだ。
しっかし小説とは違って、人生ってリセット出来ねぇから恐ろしい。
もしも本当にパラレルワールドが同時に展開されているのなら、どこか別の次元に『彼女のいる僕』や『幸せな僕』がいる筈なのだ。
そんな「マンモ」の風上にも置けない「マンモ」は死ね。苦しみながら死ね。五体満足のままで死ね。
ていうかマンモって何なんだ。下ネタなのか。
ライブに行きたい。
バンドやりたい。
彼女が欲しい。
必要なのは突拍子も無いような刺激かなと。
そう思う。
続きを読む
(23:20)
2008年07月14日
なんか調子が悪い。
明らかに体がダルい。体が重い。それなのに明日は絶対に休めない授業がある。
全くもって運が無い。
そういえば今日の精神状態は酷かった。
まぁそれには色々と理由があるんだけど、やっぱり食堂にいたカップルを目にした事が一番の要因だと思う。
んで、二つ目の要因が「大学生活について」とか「将来の夢」みたいなプレゼンテーションを教授の前でやらされたこと。
緊張とかは大したこと無かったけど、思っても無いことを堂々と発表するのは如何な物かと思った。それが僕の体を無意識に重くした。
正直言うと、僕が言いたかったのは、そんな決まってもない「インスタントドリーム」のことではない。
そんな曖昧なものでは無くて、もっとカッコ良いことを言ってやりたかった。
僕の将来の夢は偉い政治家になって、「女性は魚肉ソーセージ以外の食べ物を食べるのを禁ずる」という法案を作ることです。飲み物はカルピスの原液しか認めません。
と言ってやりたかったのだ。
こういう夢ならば僕は確実に救われる。僕ばかりでなく、世の中の男性は狂気乱舞することになるだろう。そしてソーセージメーカーは確実に潤う。
未来の政治家候補たちは、僕が考えたこの法案をマニフェストに選挙活動を展開するのを勧めるよ。
言っておきます。
これ、ネタだから。
あ、全然関係ないけど、食堂で寄り添ってパソコンをするカップルはクズだよ。クズ。
明らかに体がダルい。体が重い。それなのに明日は絶対に休めない授業がある。
全くもって運が無い。
そういえば今日の精神状態は酷かった。
まぁそれには色々と理由があるんだけど、やっぱり食堂にいたカップルを目にした事が一番の要因だと思う。
んで、二つ目の要因が「大学生活について」とか「将来の夢」みたいなプレゼンテーションを教授の前でやらされたこと。
緊張とかは大したこと無かったけど、思っても無いことを堂々と発表するのは如何な物かと思った。それが僕の体を無意識に重くした。
正直言うと、僕が言いたかったのは、そんな決まってもない「インスタントドリーム」のことではない。
そんな曖昧なものでは無くて、もっとカッコ良いことを言ってやりたかった。
僕の将来の夢は偉い政治家になって、「女性は魚肉ソーセージ以外の食べ物を食べるのを禁ずる」という法案を作ることです。飲み物はカルピスの原液しか認めません。
と言ってやりたかったのだ。
こういう夢ならば僕は確実に救われる。僕ばかりでなく、世の中の男性は狂気乱舞することになるだろう。そしてソーセージメーカーは確実に潤う。
未来の政治家候補たちは、僕が考えたこの法案をマニフェストに選挙活動を展開するのを勧めるよ。
言っておきます。
これ、ネタだから。
あ、全然関係ないけど、食堂で寄り添ってパソコンをするカップルはクズだよ。クズ。
(23:28)
2008年07月13日
僕はかなりマイナーな趣味が結構ある。
例えば、車のホイールが好きだったりする。
自動車界の縁の下の力持ち的存在なホイールは健気でとても優しい。しかしながら、突然外れてドライバーを冥界へと導いちゃったりするドジッ娘属性も心をくすぐるよね。
いや、実は本当のこと言うと、僕はホイールのフォルムが好きなだけだ。ホイールを擬人化して脳内で妄想を繰り広げるほど、僕はまだ狂ってないよ。
ホイールが好きなのは事実だけど。
あとは神社が好き。
鳥居を見ると死ぬほど、くぐりたくなる。
神とか宗教とかはあまり知らないのに「神社萌え」とか言うのは罰当たりなのかも知れないが、僕は昔から神社が好きでたまらないのだ。
どれくらい好きかというと、もの凄い権力を持ってる金持ちが「夏帆と神社どっちかあげるよ」という究極の選択を迫ってきたら、即決で夏帆を選んで、ドン引きされること覚悟で神社に行って参拝デートしちゃうくらい好き。
これはマジ。
神社は好き。夏帆も好き。
こんなこと堂々と書いちゃう自分は大嫌い。
例えば、車のホイールが好きだったりする。
自動車界の縁の下の力持ち的存在なホイールは健気でとても優しい。しかしながら、突然外れてドライバーを冥界へと導いちゃったりするドジッ娘属性も心をくすぐるよね。
いや、実は本当のこと言うと、僕はホイールのフォルムが好きなだけだ。ホイールを擬人化して脳内で妄想を繰り広げるほど、僕はまだ狂ってないよ。
ホイールが好きなのは事実だけど。
あとは神社が好き。
鳥居を見ると死ぬほど、くぐりたくなる。
神とか宗教とかはあまり知らないのに「神社萌え」とか言うのは罰当たりなのかも知れないが、僕は昔から神社が好きでたまらないのだ。
どれくらい好きかというと、もの凄い権力を持ってる金持ちが「夏帆と神社どっちかあげるよ」という究極の選択を迫ってきたら、即決で夏帆を選んで、ドン引きされること覚悟で神社に行って参拝デートしちゃうくらい好き。
これはマジ。
神社は好き。夏帆も好き。
こんなこと堂々と書いちゃう自分は大嫌い。
(03:01)
2008年07月10日
今日は久しぶりの「当たりの日」で御座った。
ゲオに行ってSalyuの『landmark』と斉藤和義の『俺たちのロックンロール』を借りてきたのだけど、どちらもかなりレベルの高いアルバムだった。
Salyuは歌唱力がスゲーです。最近の女性ミュージシャンの中でもトップクラスじゃなかろうか。特に「landmark」って曲がお気に入りですた。
斉藤和義は昔から好きだったけど何故かこのアルバムは聴いてなかった。
最近のジャカジャカ楽器を鳴らしてるだけの若者ロッカーたちとは違って、何というか、歌詞に安心感がある。『FLY〜愛の続きはボンジュール！〜』はかなり好きだ。髭男爵とか目じゃねぇな。
試しにでも何でもいいから、この2枚は一度は聴いてみるべき。
んで、たまたまゲオ店内で出会した元クラスメートのNさんと帰路を共にする。
まぁこの辺の話は実に面白味に欠ける上に、何の物語性も無いので省略。
一言付け加えれば、僕の方向音痴がかなり露呈してしまったことくらい。やったね！
とまぁ、そんなこんなで梅雨明けの兆しも見えてきました。もう夏真っ只中ですね。
ていうことは祭の季節です。花火大会の季節、浴衣美女の季節です。
ただ、もうすでに「ま〜つりだ ま〜つりだ」のサブちゃん的な『賑やかな肉体的な祭』という風潮は我が町付近には無く、祭は「カップルという悪どき輩が屋台で煌めく大通りを闊歩することでカップルとしてのアイデンティティを再確認する、虚しきカップルのためのカップルによるカップルの通過儀礼」までに成り下がってしまいました。
由々しき事態です。直ちにこのような悪しき習慣を改善の方向に！
もう何か色々と最悪（この文も）なので、僕は祭シーズン中はカップルの破局を心から祈るための、「僕のための僕による僕の破局祭」をたった一人で敢行するつもりです。
というわけで、一組でも多くのカップルを破局へと導きます。
とりあえずこのブログを読んだ人は、彼女もしくは彼氏と別れることになります。
はい！もうなりました。
では、文章がグチャグチャなので逃げます。さいなら。
ゲオに行ってSalyuの『landmark』と斉藤和義の『俺たちのロックンロール』を借りてきたのだけど、どちらもかなりレベルの高いアルバムだった。
Salyuは歌唱力がスゲーです。最近の女性ミュージシャンの中でもトップクラスじゃなかろうか。特に「landmark」って曲がお気に入りですた。
斉藤和義は昔から好きだったけど何故かこのアルバムは聴いてなかった。
最近のジャカジャカ楽器を鳴らしてるだけの若者ロッカーたちとは違って、何というか、歌詞に安心感がある。『FLY〜愛の続きはボンジュール！〜』はかなり好きだ。髭男爵とか目じゃねぇな。
試しにでも何でもいいから、この2枚は一度は聴いてみるべき。
んで、たまたまゲオ店内で出会した元クラスメートのNさんと帰路を共にする。
まぁこの辺の話は実に面白味に欠ける上に、何の物語性も無いので省略。
一言付け加えれば、僕の方向音痴がかなり露呈してしまったことくらい。やったね！
とまぁ、そんなこんなで梅雨明けの兆しも見えてきました。もう夏真っ只中ですね。
ていうことは祭の季節です。花火大会の季節、浴衣美女の季節です。
ただ、もうすでに「ま〜つりだ ま〜つりだ」のサブちゃん的な『賑やかな肉体的な祭』という風潮は我が町付近には無く、祭は「カップルという悪どき輩が屋台で煌めく大通りを闊歩することでカップルとしてのアイデンティティを再確認する、虚しきカップルのためのカップルによるカップルの通過儀礼」までに成り下がってしまいました。
由々しき事態です。直ちにこのような悪しき習慣を改善の方向に！
もう何か色々と最悪（この文も）なので、僕は祭シーズン中はカップルの破局を心から祈るための、「僕のための僕による僕の破局祭」をたった一人で敢行するつもりです。
というわけで、一組でも多くのカップルを破局へと導きます。
とりあえずこのブログを読んだ人は、彼女もしくは彼氏と別れることになります。
はい！もうなりました。
では、文章がグチャグチャなので逃げます。さいなら。
(23:14)
2008年07月07日
2008年07月06日
いやー、今日はギターとイチャイチャしてました。
別にギターを擬人化して「いい声で鳴きやがって。どうだ。オレのゴッドフィンガーは気持ち良いだろう？ほらFコードだ！もっと鳴らしてやんよ！」とか如何わしい事をやってたわけじゃないです。
あくまで健全なお付き合いです。
そんな感じでギターとイチャついてたら、無意識に「あー、ロックしてぇ〜。」と内田裕也みたいな言葉を呟いていた。
もう何でも良いから全力でギターを弾きたいと思った。
「クソー！亡霊と決別するんだー！」とルーキーズに影響されまくりな言葉を叫びながら、竹刀を持つようにギターのネック部分を持ち上段の構えを取り、アコースティックギターで虚空を切り裂きまくった。それは神秘的で、まさにジョー・ストラマーのようだった。
これ誇張でも何でも無いよ。マジでやったからね。
こんなことを一人でやるのは明らかな変人だけど、部屋にはもう一人女性がいたので僕は変人ではありません。
「女性？彼女？」とか思った読者諸君。その通りです。従兄弟の彼女です。
何で従兄弟の彼女なんていう全く無関係な人が、僕の家にいるかというと…ちょっとそこら辺の説明は面倒なので省きます。
まぁ僕がジョー・ストラマー的な奇行に勤しんでいると、今までギタースコアと睨めっこしていた従兄弟の彼女さんが言い放ちました。
「ちょっとギター貸して。」
「あ、はい、どうぞ。すみません。」
僕はその彼女の優しさの中にも厳しさを含ませた言葉で現実世界に無事帰還し、さらに妖刀と化していたギターの呪いまでも解いてしまった。
彼女は僕が献上したギターで吉田拓郎の『流星』を弾き始める。
もう壮絶下手なギターテクだったけど、歌声が心に染みた。
流れる星は 今が綺麗で
ただそれだけに 悲しくて
拓郎…、いい歌過ぎるだろうよ…。
別にギターを擬人化して「いい声で鳴きやがって。どうだ。オレのゴッドフィンガーは気持ち良いだろう？ほらFコードだ！もっと鳴らしてやんよ！」とか如何わしい事をやってたわけじゃないです。
あくまで健全なお付き合いです。
そんな感じでギターとイチャついてたら、無意識に「あー、ロックしてぇ〜。」と内田裕也みたいな言葉を呟いていた。
もう何でも良いから全力でギターを弾きたいと思った。
「クソー！亡霊と決別するんだー！」とルーキーズに影響されまくりな言葉を叫びながら、竹刀を持つようにギターのネック部分を持ち上段の構えを取り、アコースティックギターで虚空を切り裂きまくった。それは神秘的で、まさにジョー・ストラマーのようだった。
これ誇張でも何でも無いよ。マジでやったからね。
こんなことを一人でやるのは明らかな変人だけど、部屋にはもう一人女性がいたので僕は変人ではありません。
「女性？彼女？」とか思った読者諸君。その通りです。従兄弟の彼女です。
何で従兄弟の彼女なんていう全く無関係な人が、僕の家にいるかというと…ちょっとそこら辺の説明は面倒なので省きます。
まぁ僕がジョー・ストラマー的な奇行に勤しんでいると、今までギタースコアと睨めっこしていた従兄弟の彼女さんが言い放ちました。
「ちょっとギター貸して。」
「あ、はい、どうぞ。すみません。」
僕はその彼女の優しさの中にも厳しさを含ませた言葉で現実世界に無事帰還し、さらに妖刀と化していたギターの呪いまでも解いてしまった。
彼女は僕が献上したギターで吉田拓郎の『流星』を弾き始める。
もう壮絶下手なギターテクだったけど、歌声が心に染みた。
流れる星は 今が綺麗で
ただそれだけに 悲しくて
拓郎…、いい歌過ぎるだろうよ…。
(22:51)
2008年07月05日
好きな本の紹介も兼ねて、僕の独断で小説における名言（迷言？）を箇条書きします。長いものも含みます。
気に入った文句があれば、是非その本を読んでみてはいかがでしょうか。
ということで。
「もし精神が位置エネルギーを持つとしたら、落下するときにはエネルギーを放出するはずだ。それを利用できればなあ。」
我々は人類を救うことになる絶大なエネルギーを想った。挫折、失恋、死に至る病、あらゆる苦悩が有益なエネルギーに変換され、自動車を走らせ、飛行機を飛ばし、インターネットは繋ぎ放題、アイドルビデオは見放題となる。そうなれば井戸のように過剰な苦悩を抱える者が人類の脚光を浴び、暑苦しいポジティブ人間はまとめてお払い箱である。彼の時代が来るのだ。
「僕はまずそのエネルギーをつかって、鴨川に座ってる男女を焼き払います。」
井戸は四畳半の隅に発生した暗澹たる沼地から顔を出して言った。場内から「意義なし」という声が上がった。
森見登美彦著『太陽の塔』より
でも、オーバーを受け取りながら、腹が立ってたまんなかった。こっちのやろうとすることは、いつもひとからめちゃめちゃにされちまうんだからな。
J.D.サリンジャー著『ライ麦畑でつかまえて』より
「こんな世界だからこそ絶対に譲れないことがあるのよ」
町田康著『パンク侍、斬られて候』より
カール・ルイスは速く走ることもできるが、歩くこともできるのだ。ただ、オレは、走り続けるけどね。
松本人志著『遺書』より
「ありがとう。ありがとう。ではわたしを許してくださるのですね。わたしも、あなたがた死者のお仲間として迎えてくださるのですね。こんな、こんな嬉しいことはありません。」
筒井康隆著『俗物図鑑』より
こんなもんです。他にもたくさんありますが、長くなりそうなので今回は上の5つだけにしました。
これらの本は非常に面白く、素晴らしい書物なので是非読みましょう。
気に入った文句があれば、是非その本を読んでみてはいかがでしょうか。
ということで。
「もし精神が位置エネルギーを持つとしたら、落下するときにはエネルギーを放出するはずだ。それを利用できればなあ。」
我々は人類を救うことになる絶大なエネルギーを想った。挫折、失恋、死に至る病、あらゆる苦悩が有益なエネルギーに変換され、自動車を走らせ、飛行機を飛ばし、インターネットは繋ぎ放題、アイドルビデオは見放題となる。そうなれば井戸のように過剰な苦悩を抱える者が人類の脚光を浴び、暑苦しいポジティブ人間はまとめてお払い箱である。彼の時代が来るのだ。
「僕はまずそのエネルギーをつかって、鴨川に座ってる男女を焼き払います。」
井戸は四畳半の隅に発生した暗澹たる沼地から顔を出して言った。場内から「意義なし」という声が上がった。
森見登美彦著『太陽の塔』より
でも、オーバーを受け取りながら、腹が立ってたまんなかった。こっちのやろうとすることは、いつもひとからめちゃめちゃにされちまうんだからな。
J.D.サリンジャー著『ライ麦畑でつかまえて』より
「こんな世界だからこそ絶対に譲れないことがあるのよ」
町田康著『パンク侍、斬られて候』より
カール・ルイスは速く走ることもできるが、歩くこともできるのだ。ただ、オレは、走り続けるけどね。
松本人志著『遺書』より
「ありがとう。ありがとう。ではわたしを許してくださるのですね。わたしも、あなたがた死者のお仲間として迎えてくださるのですね。こんな、こんな嬉しいことはありません。」
筒井康隆著『俗物図鑑』より
こんなもんです。他にもたくさんありますが、長くなりそうなので今回は上の5つだけにしました。
これらの本は非常に面白く、素晴らしい書物なので是非読みましょう。
(23:51)
もう大学の友人は知っての通り昨日は大学に行きませんでした。
まぁこれにはマリアナ海峡よりも深い理由がある。「あっ大した理由じゃないな」などと一瞬でも思ったモニターの前の君、耳の穴かっぽじって感受性を豊かにして聞いてくれ。いいね。
昨日の朝僕は10時に目覚めた。講義は4限だけだから余裕で間に合う時間だ。
僕はその余裕に甘え、ベッドの中で手塚治虫の『三つ目が通る』を読んでみた。
すると、だんだん部屋が異様な雰囲気に包まれてくる。それに従い僕の意識は遠のいて行く。
「何かヤバいぞ」と思ったその時、「ヒュッ！」だった。
僕という存在は今いた自宅を離れ、全く知らない場所にいた。
テレポーテーション、瞬間移動、フィラデルフィア・エクスペリメント。いや、江南エクスペリメントか。様々な言葉が脳内を飛び交う。
そうだ。
僕はエルドリッジ号の様に別の次元にぶっ飛ばされたのだ。
…ということは、だ。
僕は数分後には、元いた場所に戻れる訳だ。それなのに僕は落胆したね。
だって、フィラデルフィアに戻って来たエルドリッジ号の船員たちは皆、死んでいるか発狂するかしていたんだから。僕は参ったね。
参り過ぎて『ライ麦畑でつかまえて』みたいな文体になっちゃってるじゃないか。僕は参ったね。
もうこのまま『ライ麦文体』で行くことにするよ。
仕方が無いから僕は迫り来る死を堂々と迎えようとその場で胡座をかいたんだ。ちょうど謀反を犯した武士が切腹の時を待つようにね。君にも見せてやりたかったよ。その勇姿たるや、この世に例えようの無い程に物凄いものだったからね。
胡座をかいたその時だった。周りの異様な雰囲気が消えていく。
「あっ来るな。」
僕は本能でそう感じとり、眼前に迫る死に備え歯を喰い縛った。
またも「ヒュッ！」だった。
気付けば僕は部屋の中にいた。
頭も体も正常だった。
僕は見事、生き延びることに成功したんだ。僕は勝利に酔い知れた。
ただ何に勝ったのかは未だに分からないんだけど、そんなことは論議する必要性が無いんだよ。僕には。勝ったという事実があればね。
「あっ！大学！」
僕は甘美な勝利を払い除け、時計を見た。残念なことに時計の単身は無情にも1時を指していた。
そう、僕は3時間もの間、次元を超えていたのだ。
そんなことがあったら大学なんて行く気になれっこ無いだろ？
僕が大学に行かなかったのはそういう訳だよ。
大人はこういう貴重な経験のことを「寝坊」とか「二度寝」だなんてセンスの無いワードに換言するけど、僕は夢の無い人間は嫌いだぜ。
まぁこれにはマリアナ海峡よりも深い理由がある。「あっ大した理由じゃないな」などと一瞬でも思ったモニターの前の君、耳の穴かっぽじって感受性を豊かにして聞いてくれ。いいね。
昨日の朝僕は10時に目覚めた。講義は4限だけだから余裕で間に合う時間だ。
僕はその余裕に甘え、ベッドの中で手塚治虫の『三つ目が通る』を読んでみた。
すると、だんだん部屋が異様な雰囲気に包まれてくる。それに従い僕の意識は遠のいて行く。
「何かヤバいぞ」と思ったその時、「ヒュッ！」だった。
僕という存在は今いた自宅を離れ、全く知らない場所にいた。
テレポーテーション、瞬間移動、フィラデルフィア・エクスペリメント。いや、江南エクスペリメントか。様々な言葉が脳内を飛び交う。
そうだ。
僕はエルドリッジ号の様に別の次元にぶっ飛ばされたのだ。
…ということは、だ。
僕は数分後には、元いた場所に戻れる訳だ。それなのに僕は落胆したね。
だって、フィラデルフィアに戻って来たエルドリッジ号の船員たちは皆、死んでいるか発狂するかしていたんだから。僕は参ったね。
参り過ぎて『ライ麦畑でつかまえて』みたいな文体になっちゃってるじゃないか。僕は参ったね。
もうこのまま『ライ麦文体』で行くことにするよ。
仕方が無いから僕は迫り来る死を堂々と迎えようとその場で胡座をかいたんだ。ちょうど謀反を犯した武士が切腹の時を待つようにね。君にも見せてやりたかったよ。その勇姿たるや、この世に例えようの無い程に物凄いものだったからね。
胡座をかいたその時だった。周りの異様な雰囲気が消えていく。
「あっ来るな。」
僕は本能でそう感じとり、眼前に迫る死に備え歯を喰い縛った。
またも「ヒュッ！」だった。
気付けば僕は部屋の中にいた。
頭も体も正常だった。
僕は見事、生き延びることに成功したんだ。僕は勝利に酔い知れた。
ただ何に勝ったのかは未だに分からないんだけど、そんなことは論議する必要性が無いんだよ。僕には。勝ったという事実があればね。
「あっ！大学！」
僕は甘美な勝利を払い除け、時計を見た。残念なことに時計の単身は無情にも1時を指していた。
そう、僕は3時間もの間、次元を超えていたのだ。
そんなことがあったら大学なんて行く気になれっこ無いだろ？
僕が大学に行かなかったのはそういう訳だよ。
大人はこういう貴重な経験のことを「寝坊」とか「二度寝」だなんてセンスの無いワードに換言するけど、僕は夢の無い人間は嫌いだぜ。
(11:56)
2008年07月03日
今日は本ばかり読んでいた。
夢野久作の『ドグラ・マグラ』、清水義範の『博士の異常な発明』、町田康の『浄土』の3冊を読み終えた。
『ドグラ・マグラ』は一大奇書なだけあって、混沌とし過ぎていてよく分からなかった。もっと知性が付いたら再読しようと思う。
この本をお勧めはしないし、読んで気が変になっても責任は取りません。
最近、読書量が著しく減少しているので、高校時代に心掛けていた「一日一冊」の精神を取り戻そうと思う。というか、買ったのに読んでない本を数えてみたら12冊ありました。
ここで一句、
積ん読に 我が懐を 亡ぼされ
最近の人達は誤解してるけど、読書量が知性と直接的に結びつくことは絶対に無い。
その証拠に結構の量の本を読んできた僕の文はこんなにも下手くそだ！流石！
ただ、読書は興味の切っ掛けにはなるから、本を読まない人間は向上心の無いアホだよ。
そういえばスパルタローカルズが名古屋でワンマンライブやるらしいよ。
本文と関係無いけど。
夢野久作の『ドグラ・マグラ』、清水義範の『博士の異常な発明』、町田康の『浄土』の3冊を読み終えた。
『ドグラ・マグラ』は一大奇書なだけあって、混沌とし過ぎていてよく分からなかった。もっと知性が付いたら再読しようと思う。
この本をお勧めはしないし、読んで気が変になっても責任は取りません。
最近、読書量が著しく減少しているので、高校時代に心掛けていた「一日一冊」の精神を取り戻そうと思う。というか、買ったのに読んでない本を数えてみたら12冊ありました。
ここで一句、
積ん読に 我が懐を 亡ぼされ
最近の人達は誤解してるけど、読書量が知性と直接的に結びつくことは絶対に無い。
その証拠に結構の量の本を読んできた僕の文はこんなにも下手くそだ！流石！
ただ、読書は興味の切っ掛けにはなるから、本を読まない人間は向上心の無いアホだよ。
そういえばスパルタローカルズが名古屋でワンマンライブやるらしいよ。
本文と関係無いけど。
(00:39)