2008年05月
2008年05月31日
すごい前に邦楽をやったので次は洋楽の紹介。
初心者向けにポップな感じのを選択してみました。ナウなヤングはぜひともチェキしてくれたまえ！
��Krafty/New Order
これは、ぜひとも『Waiting For Sirens' Call』に収録されてる日本語バージョンも一緒にチェックして欲しい。
「遠い昔なら笑っつぇ笑っつぇいつぁんだ いつだっつぇ」みたいな覚束ない日本語で歌うバーニーに萌えること必至。
��In The City/The Jam
始めてジャムというバンドの音を聴いたとき、「なんてこったい」と漏らしてしまいました。
僕得意の誇張表現じゃなくてマジだから参りました。これは本当に間違いなく確実にヤバいです。洋楽好きでも洋楽嫌いでも一度は聴いておけよ！
��Pikebubbles/The Cardigans
『Love Fool』で一躍有名になったカーディガンズでございますが、より『ニーナ・パッション萌え』を感じるには是非これを聴いていただきたい。ニーナの歌声にはヒーリング効果も多大にあるらしいから（当方調べ）、病気がちなあの娘にも聴かせてあげませう。
��Communication Breakdown/Led Zeppelin
ハードロックといえばツェッペリンな訳ですが、ツェッペリンと言えば僕にはこの曲な訳です。
思えばラジオで始めてツェッペリンを聴いたときに流れていたのがこの曲。一目惚れならぬ「一耳惚れ」でCDショップに飛んで行ったものです。まぁ前から家に父のレコードがあったから無駄足だったんですけども。
健全なロッカー達はちゃんと聴いておいてね。
なんで4なんて中途半端な数しか紹介しなかったかというと、やってみたら結構面倒なんです。また暇があったら紹介します。
あと、何か良い曲あったら逆に教えてください。まだまだ未熟者なので。
初心者向けにポップな感じのを選択してみました。ナウなヤングはぜひともチェキしてくれたまえ！
��Krafty/New Order
これは、ぜひとも『Waiting For Sirens' Call』に収録されてる日本語バージョンも一緒にチェックして欲しい。
「遠い昔なら笑っつぇ笑っつぇいつぁんだ いつだっつぇ」みたいな覚束ない日本語で歌うバーニーに萌えること必至。
��In The City/The Jam
始めてジャムというバンドの音を聴いたとき、「なんてこったい」と漏らしてしまいました。
僕得意の誇張表現じゃなくてマジだから参りました。これは本当に間違いなく確実にヤバいです。洋楽好きでも洋楽嫌いでも一度は聴いておけよ！
��Pikebubbles/The Cardigans
『Love Fool』で一躍有名になったカーディガンズでございますが、より『ニーナ・パッション萌え』を感じるには是非これを聴いていただきたい。ニーナの歌声にはヒーリング効果も多大にあるらしいから（当方調べ）、病気がちなあの娘にも聴かせてあげませう。
��Communication Breakdown/Led Zeppelin
ハードロックといえばツェッペリンな訳ですが、ツェッペリンと言えば僕にはこの曲な訳です。
思えばラジオで始めてツェッペリンを聴いたときに流れていたのがこの曲。一目惚れならぬ「一耳惚れ」でCDショップに飛んで行ったものです。まぁ前から家に父のレコードがあったから無駄足だったんですけども。
健全なロッカー達はちゃんと聴いておいてね。
なんで4なんて中途半端な数しか紹介しなかったかというと、やってみたら結構面倒なんです。また暇があったら紹介します。
あと、何か良い曲あったら逆に教えてください。まだまだ未熟者なので。
(15:40)
大学生活が凄まじいほど充実していない。
もう何のやる気も起きず、スッカスカな毎日が続いている。
度々、遠藤道郎が「天ぷら！天ぷら！天ぷら！カラッポ！」と耳元で猛り狂う。
正直者の僕には頑としてそれを否定することができないので、一緒になって「天ぷら！天ぷら！天ぷら！」と気違いのように歌ってしまうのである。
簡単に言うと暇過ぎる。
大学生活がこれほどまでに中身が無いとは、高校時代の僕は想像していなかった。
大学に入ると同時に夢にまで見たキャンパスライフが始まり、そこで音楽性や感受性そして性格面で気の合う仲間とバンドを組み、ライブを行い、観客（主に処女）からキャーキャー言われ、ライブ後に若い頃の原田知世似の見るからに処女な女性に告白されて付き合い出し、一緒に映画『マディソン郡の橋』を見てるうちに彼女が「生理が来ないの」と呟いてアタフタするんではなかったのか。
上手くいっていれば、今頃は彼女がメールで「生理来た（はぁと）」と報告してきて、ホッとしている時期のハズだ。
うん…。
念のために言っておくけど、これネタだから。
もう何のやる気も起きず、スッカスカな毎日が続いている。
度々、遠藤道郎が「天ぷら！天ぷら！天ぷら！カラッポ！」と耳元で猛り狂う。
正直者の僕には頑としてそれを否定することができないので、一緒になって「天ぷら！天ぷら！天ぷら！」と気違いのように歌ってしまうのである。
簡単に言うと暇過ぎる。
大学生活がこれほどまでに中身が無いとは、高校時代の僕は想像していなかった。
大学に入ると同時に夢にまで見たキャンパスライフが始まり、そこで音楽性や感受性そして性格面で気の合う仲間とバンドを組み、ライブを行い、観客（主に処女）からキャーキャー言われ、ライブ後に若い頃の原田知世似の見るからに処女な女性に告白されて付き合い出し、一緒に映画『マディソン郡の橋』を見てるうちに彼女が「生理が来ないの」と呟いてアタフタするんではなかったのか。
上手くいっていれば、今頃は彼女がメールで「生理来た（はぁと）」と報告してきて、ホッとしている時期のハズだ。
うん…。
念のために言っておくけど、これネタだから。
(01:55)
2008年05月27日
「毎日マジでキツい。パワプロで彼女作ったら死ぬほど虚しくなった。」
気付けば僕は従兄弟にこうメールしていた。
意外にも従兄弟は体内の片隅にこびりついていたのであろう一抹の優しさを見せたのである。
「久しぶりにカラオケでも行くか。」
そうして僕と従兄弟と彼の彼女とで近くのカラオケに足を運んだ。
僕が『生きのばし』『シニタイヤツハシネ』『実験4号』などあまりにもネガティブな歌ばかり歌うので、それを見かねた従兄弟は「もっと良い感じのを歌え。パワプロ君に負けてもいいのか。」と彼なりに励ましてくれた。
そこで僕は井上陽水の『傘がない』を入れた。
あまりの僕のネガティブアクションに腹を立てた従兄弟は僕からマイクを奪い、彼女に渡して「お前が歌え！！」と無茶苦茶なことを言い出した。
「都会では…自殺する…若者が…増えている…」
彼女はその理不尽な要求を飲み、そのうえ陽水の物真似をしながら『傘がない』を熱唱し始めたのだった。
僕は20歳の今を生きる若き乙女が井上陽水の『傘がない』を知っているという意外な事実に腹を抱えて笑った。
今日はグッスリ眠れる気がする。
気付けば僕は従兄弟にこうメールしていた。
意外にも従兄弟は体内の片隅にこびりついていたのであろう一抹の優しさを見せたのである。
「久しぶりにカラオケでも行くか。」
そうして僕と従兄弟と彼の彼女とで近くのカラオケに足を運んだ。
僕が『生きのばし』『シニタイヤツハシネ』『実験4号』などあまりにもネガティブな歌ばかり歌うので、それを見かねた従兄弟は「もっと良い感じのを歌え。パワプロ君に負けてもいいのか。」と彼なりに励ましてくれた。
そこで僕は井上陽水の『傘がない』を入れた。
あまりの僕のネガティブアクションに腹を立てた従兄弟は僕からマイクを奪い、彼女に渡して「お前が歌え！！」と無茶苦茶なことを言い出した。
「都会では…自殺する…若者が…増えている…」
彼女はその理不尽な要求を飲み、そのうえ陽水の物真似をしながら『傘がない』を熱唱し始めたのだった。
僕は20歳の今を生きる若き乙女が井上陽水の『傘がない』を知っているという意外な事実に腹を抱えて笑った。
今日はグッスリ眠れる気がする。
(23:33)
2008年05月26日
僕の生まれた年に生まれた現役東大生がAVに出演してしまうこの時世において、絶対的に信じられるものは何一つとして無いのではないか。
Y染色体を体に備えている方々には、上の文の「僕と同じ年に〜演してしまう」の文句が気になる所であろうが、ここは一つ、下半身を落ち着かせて僕のこの記事に集中して頂きたい。
どうしても×××が××状態で収拾がつかない方は×××××で×××してきてから、またこの記事を見て欲しいと思う。
現役東大生AV女優について詳しく知りたい人は僕に聞くといいよ。
閑話休題。
話を戻そうではないか。
この世には信じられない事柄ばかりがウジャウジャと存在している。
ここで逆に考えてみる。
すると、絶対的に信じられるものを挙げてみようにも何一つとして存在しないのが分かる。
恋人にしたって友達にしたって家族にしたって、絶対信じられるという訳では無い。
だが、一つだけ信じられるものが確固として存在した。
それは記憶だ。
記憶とは自分という存在そのものである。
自分が記憶を存在させているわけではない。身体は受け皿として用意されているだけだ。
そして記憶の要素が『自分』のパーソナリティを構築する。
記憶こそが全てなのである。
記憶だけが世界で信用できる唯一無二の存在だった。だったら僕らの世界は全て記憶によって成り立っているはず。
例えば、誰もいない部屋で独り言をつぶやいている少年がいるとする。
しかしながら、これをコミュニケーションと呼ぶわけにはいかない。コミュニケーションは話し手と聞き手とがいる状態でなければ成立しない。
この原理に似ている。
世界は僕の記憶がいて、僕がいて初めて成立する。これを読んでいる君も僕の記憶の片鱗に過ぎず、逆に言えば僕は君の記憶の片鱗である。
だから僕は一般人であると同時に、絶対的な『僕の記憶』を唯一操作できる『僕の神』だった。
あ、でも操作だって記憶の一部分かもしんないな。
だったら神は記憶じゃねぇか。畜生。
何を書きたかったのか自分でもサッパリ分からなくなった。
とりあえず可愛い女子大生はみんなAV女優になればいいよ。
もちろん僕の記憶の中でね。
※あまりにも文が稚拙だったので加筆修正しました
Y染色体を体に備えている方々には、上の文の「僕と同じ年に〜演してしまう」の文句が気になる所であろうが、ここは一つ、下半身を落ち着かせて僕のこの記事に集中して頂きたい。
どうしても×××が××状態で収拾がつかない方は×××××で×××してきてから、またこの記事を見て欲しいと思う。
現役東大生AV女優について詳しく知りたい人は僕に聞くといいよ。
閑話休題。
話を戻そうではないか。
この世には信じられない事柄ばかりがウジャウジャと存在している。
ここで逆に考えてみる。
すると、絶対的に信じられるものを挙げてみようにも何一つとして存在しないのが分かる。
恋人にしたって友達にしたって家族にしたって、絶対信じられるという訳では無い。
だが、一つだけ信じられるものが確固として存在した。
それは記憶だ。
記憶とは自分という存在そのものである。
自分が記憶を存在させているわけではない。身体は受け皿として用意されているだけだ。
そして記憶の要素が『自分』のパーソナリティを構築する。
記憶こそが全てなのである。
記憶だけが世界で信用できる唯一無二の存在だった。だったら僕らの世界は全て記憶によって成り立っているはず。
例えば、誰もいない部屋で独り言をつぶやいている少年がいるとする。
しかしながら、これをコミュニケーションと呼ぶわけにはいかない。コミュニケーションは話し手と聞き手とがいる状態でなければ成立しない。
この原理に似ている。
世界は僕の記憶がいて、僕がいて初めて成立する。これを読んでいる君も僕の記憶の片鱗に過ぎず、逆に言えば僕は君の記憶の片鱗である。
だから僕は一般人であると同時に、絶対的な『僕の記憶』を唯一操作できる『僕の神』だった。
あ、でも操作だって記憶の一部分かもしんないな。
だったら神は記憶じゃねぇか。畜生。
何を書きたかったのか自分でもサッパリ分からなくなった。
とりあえず可愛い女子大生はみんなAV女優になればいいよ。
もちろん僕の記憶の中でね。
※あまりにも文が稚拙だったので加筆修正しました
(17:51)
2008年05月22日
この世界が勧善懲悪のRPGの世界なら良かった。
絶対悪に立ち向かうのは数人の強者だけで、その他の薄弱な登場人物たちは決められた動作を淡々とこなすだけで生きていられる。
僕はあくまで傍観者を貫き、ただただ勇者たちの背中を送り届けるだけである。
そのような共産主義的な世の中の方が、現在の「なんちゃって自由主義国家」より幾分楽なのだ。
自由なのは一部の人間だけで良い。
よーし！シミュレーションだ！
現実世界の僕の人間性から考えると、僕には『アリアハンでスライムごときにビビっている青年の役』の担当になるだろう。
勇者一行に話しかけられる度に「外は怖い魔物でいっぱいだよ。」と我が臆病さを存分に発揮して醜態を晒し続ける役目である…って、あれ？
今の方がマシじゃね？
絶対悪に立ち向かうのは数人の強者だけで、その他の薄弱な登場人物たちは決められた動作を淡々とこなすだけで生きていられる。
僕はあくまで傍観者を貫き、ただただ勇者たちの背中を送り届けるだけである。
そのような共産主義的な世の中の方が、現在の「なんちゃって自由主義国家」より幾分楽なのだ。
自由なのは一部の人間だけで良い。
よーし！シミュレーションだ！
現実世界の僕の人間性から考えると、僕には『アリアハンでスライムごときにビビっている青年の役』の担当になるだろう。
勇者一行に話しかけられる度に「外は怖い魔物でいっぱいだよ。」と我が臆病さを存分に発揮して醜態を晒し続ける役目である…って、あれ？
今の方がマシじゃね？
(23:02)
FF10をプレイしていた友人が「リュックを二度も殺してしまった…。もう俺は人間として駄目だ。」と言って落胆していた。
かける言葉が見つからないので（色んな意味で）放っておいた。
そんな充実した（？）生活を送る彼を後目に僕は『大学に行って、家に帰って、寝て、再び大学に行く』という単純作業に慣れることもできず、ただただ自分の非力さに悶え苦しんでいた。
さらに酷い不眠症も相まって、僕の体力は刻々と削られていた。
今では箸を持ち上げるのが精一杯であろう僕の凄まじい筋力は、もはや武力放棄を示唆する平和の象徴とも思えてくる。
両手で鳩を象り、「ホロッホー」と呟いてみた。あまりの自分のショボさに、今ここに原爆が落ちたら幸せになれるのではないか。そう思った。
あの日 あの空
拝めるのは
あの日の僕らだけ
せーぜー生きのびてくれ
この詞がグッとくる今日この頃。
あ、僕は病んでるわけでは無いよ。ただちょっと社会に迎合できないだけです。
かける言葉が見つからないので（色んな意味で）放っておいた。
そんな充実した（？）生活を送る彼を後目に僕は『大学に行って、家に帰って、寝て、再び大学に行く』という単純作業に慣れることもできず、ただただ自分の非力さに悶え苦しんでいた。
さらに酷い不眠症も相まって、僕の体力は刻々と削られていた。
今では箸を持ち上げるのが精一杯であろう僕の凄まじい筋力は、もはや武力放棄を示唆する平和の象徴とも思えてくる。
両手で鳩を象り、「ホロッホー」と呟いてみた。あまりの自分のショボさに、今ここに原爆が落ちたら幸せになれるのではないか。そう思った。
あの日 あの空
拝めるのは
あの日の僕らだけ
せーぜー生きのびてくれ
この詞がグッとくる今日この頃。
あ、僕は病んでるわけでは無いよ。ただちょっと社会に迎合できないだけです。
(02:45)
2008年05月21日
最近の生活を振り返ってみると、高校生活以上の悪夢のような日々が僕の身をすり減らしているように思える。
授業中の集中力は著しい退化を遂げ、気付けばノートの中央には「俺はアザラシ」と描かれていた。
辺りを見渡しても遠藤道郎らしき人は見当たらなかったので、おそらく無意識の内に自分で描いたのだろうと推測する。
僕はその横に「手も足も出ない」と呟いているアザラシの絵を描いてみた。我ながら下手だ。
講義が終わって携帯を見たら一件のメールが来ていた。
「KAT-TUN赤西の出した新曲『ラブジュース』についてどう思う？」
このメールの送り主である従兄弟だが、やはり公共の福祉のために死んだ方が良いのだろう。
うーむ。
今日はこんな感じの堕落した下らない1日だった。
このように自堕落な日々を送っているせいで、大学やなんかで何の不安も無く笑ってるような学生を見ると羨望の念が募ってくるようになる。
僕はすでにマイノリティな道を突き進んでしまったので今更マジョリティの世界に首を突っ込もうとは思わないけど、やっぱり俗な世間しか知らない単純な人間の方が、単に無駄な知識の多い屈折した僕なんかよりもずっと幸せなんだろうと思いました。
生き方が分からんね。
授業中の集中力は著しい退化を遂げ、気付けばノートの中央には「俺はアザラシ」と描かれていた。
辺りを見渡しても遠藤道郎らしき人は見当たらなかったので、おそらく無意識の内に自分で描いたのだろうと推測する。
僕はその横に「手も足も出ない」と呟いているアザラシの絵を描いてみた。我ながら下手だ。
講義が終わって携帯を見たら一件のメールが来ていた。
「KAT-TUN赤西の出した新曲『ラブジュース』についてどう思う？」
このメールの送り主である従兄弟だが、やはり公共の福祉のために死んだ方が良いのだろう。
うーむ。
今日はこんな感じの堕落した下らない1日だった。
このように自堕落な日々を送っているせいで、大学やなんかで何の不安も無く笑ってるような学生を見ると羨望の念が募ってくるようになる。
僕はすでにマイノリティな道を突き進んでしまったので今更マジョリティの世界に首を突っ込もうとは思わないけど、やっぱり俗な世間しか知らない単純な人間の方が、単に無駄な知識の多い屈折した僕なんかよりもずっと幸せなんだろうと思いました。
生き方が分からんね。
(02:27)
2008年05月18日
久々に映画のことを書きます。
今回は不朽の青春映画『スタンド・バイ・ミー』。
この映画は二度見て欲しい。
一度目は子どもの時に、二度目は大人になったら。
この映画を見ると、いつも子どもの頃を思い出してしまう。
今でも十分、僕は子どもではあるが、ここで思い出すのは「社会に毒されていない純粋な子ども時代」だ。
主役の4人の子どもたちは全員社会の毒を知ってはいたが、まだ純粋さは失われてはいなかった。
その証拠に彼らは仲間がいれば無敵だと信じていた。
僕にもそういう純粋な時期があったのだろう。
だが、色々なことを知った。知らなくてはならなかった。
知識を蓄えて大人になるのと引き換えに、皮肉にも知識として汚れた現実を知っていく。
映画の少年たちも冒険を通して、徐々に将来の不安や現実に目を向けるようになったのではないか。
この世に「永遠」が存在しないことを悟ったのだろう。
僕がこの映画を見るのはもう3回目になるけれど、いつも感じることが少し違う。
中学の時には「切ないなぁ」くらいだったし、高校生で見たときは「青春だなー」くらいのノリだった。
今じゃあ、いっちょまえに批評なんてしてやがる。これも変に大人びてしまった証拠だろう。
でもこの映画を見て純粋無垢な少年時代を思い返せれば、それはそれで良いのです。そういうもんです。
今回は不朽の青春映画『スタンド・バイ・ミー』。
この映画は二度見て欲しい。
一度目は子どもの時に、二度目は大人になったら。
この映画を見ると、いつも子どもの頃を思い出してしまう。
今でも十分、僕は子どもではあるが、ここで思い出すのは「社会に毒されていない純粋な子ども時代」だ。
主役の4人の子どもたちは全員社会の毒を知ってはいたが、まだ純粋さは失われてはいなかった。
その証拠に彼らは仲間がいれば無敵だと信じていた。
僕にもそういう純粋な時期があったのだろう。
だが、色々なことを知った。知らなくてはならなかった。
知識を蓄えて大人になるのと引き換えに、皮肉にも知識として汚れた現実を知っていく。
映画の少年たちも冒険を通して、徐々に将来の不安や現実に目を向けるようになったのではないか。
この世に「永遠」が存在しないことを悟ったのだろう。
僕がこの映画を見るのはもう3回目になるけれど、いつも感じることが少し違う。
中学の時には「切ないなぁ」くらいだったし、高校生で見たときは「青春だなー」くらいのノリだった。
今じゃあ、いっちょまえに批評なんてしてやがる。これも変に大人びてしまった証拠だろう。
でもこの映画を見て純粋無垢な少年時代を思い返せれば、それはそれで良いのです。そういうもんです。
(17:35)
2008年05月15日
夜になってボブ・ディランを聴くとやたらと感傷的になる。
ちょうど『風に吹かれて』を聴き終わったとき、従兄弟の彼女とかいう、よく分からないポジションに位置する人間から電話が掛かってきたので応対する。
彼女は中々の巨乳美人ちゃんで性格も良いのだが、僕の従兄弟と付き合っているということだけが唯一無二の欠点であった。
僕の従兄弟は「単体女優よりキカタン女優。」が口癖のダメ野郎なのだ。
何故そのダメな従兄弟とパーフェクト巨乳ガールが長年付き合っているのかは、我が家系始まって以来最大のミステリーとされている。
電話の内容は、僕が貸してあげた小説を読破したという他愛も無いものであった。
彼女は彼女なりの批評を小一時間喋りまくっていた。
その声があまりに可愛らしかったので、僕は彼女の声を聞きながら死にたいなと思った。
その電話の終焉は彼女の携帯の電池切れによってもたらされた。
もし電池が切れなかったら、彼女は口から血が出るまで喋り続けていただろう。そして僕の耳からは彼女のかん高い音波により振動によって脳味噌がチュルチュルと心太の如く流れ落ちたことであろう。
数分後に、従兄弟の彼女から「面白い本あったらまた教えてね（はぁと）」みたいなメールが来た。
これが世間的にいう『萌え』の文化であるのだろうと思った。
オタク文化バンザイ！
僕は唸った。
のち数分間は、前述したような従兄弟と純粋な乙女が付き合っているという、あまりにも理不尽な事実に身悶えしていた。
これで神様が僕を苦しめることによって背徳心を起因とする快楽を得ていることは確実なものとなった。
そうでなければ、こんな理不尽なことがあるものか。
我が胸に受けたる風は常に突風。
それでも僕は思う。それは神への懇願の意にも似た切なる思い。
人事を尽くして天命を待て
ちょうど『風に吹かれて』を聴き終わったとき、従兄弟の彼女とかいう、よく分からないポジションに位置する人間から電話が掛かってきたので応対する。
彼女は中々の巨乳美人ちゃんで性格も良いのだが、僕の従兄弟と付き合っているということだけが唯一無二の欠点であった。
僕の従兄弟は「単体女優よりキカタン女優。」が口癖のダメ野郎なのだ。
何故そのダメな従兄弟とパーフェクト巨乳ガールが長年付き合っているのかは、我が家系始まって以来最大のミステリーとされている。
電話の内容は、僕が貸してあげた小説を読破したという他愛も無いものであった。
彼女は彼女なりの批評を小一時間喋りまくっていた。
その声があまりに可愛らしかったので、僕は彼女の声を聞きながら死にたいなと思った。
その電話の終焉は彼女の携帯の電池切れによってもたらされた。
もし電池が切れなかったら、彼女は口から血が出るまで喋り続けていただろう。そして僕の耳からは彼女のかん高い音波により振動によって脳味噌がチュルチュルと心太の如く流れ落ちたことであろう。
数分後に、従兄弟の彼女から「面白い本あったらまた教えてね（はぁと）」みたいなメールが来た。
これが世間的にいう『萌え』の文化であるのだろうと思った。
オタク文化バンザイ！
僕は唸った。
のち数分間は、前述したような従兄弟と純粋な乙女が付き合っているという、あまりにも理不尽な事実に身悶えしていた。
これで神様が僕を苦しめることによって背徳心を起因とする快楽を得ていることは確実なものとなった。
そうでなければ、こんな理不尽なことがあるものか。
我が胸に受けたる風は常に突風。
それでも僕は思う。それは神への懇願の意にも似た切なる思い。
人事を尽くして天命を待て
(00:45)
2008年05月11日
今朝、わざわざ僕の家まである人物が押し掛けてきた。
その人物が誰であるかについては、ここに書くほどの価値も無いので説明はしない。が、彼と僕は相当に長い付き合いであるとだけ言っておく。
彼は「みひろとモノポリーをするのが俺の夢だ。」などと訳の分からないことを朝っぱらから喚き散らしていたので、「だったら汁男優にでもなれ。」と的確なアドバイスを提供してやった。
彼は胸を張って言った。
「汁男優になったとて、モノポリーはできん。」
彼の眼球に粘着質のドス黒い男気がとぐろ巻いていたのを僕は見た。
その納豆の如くねばっこい男は昼頃になると、「彼女のところへ行く」などと戯言を抜かして何処かへ行ってしまった。
おそらく奴の言う彼女とは、等身大フィギュアかラブドールのどちらかであろう。
あるいは、老人ホームにでもボランティアに行くつもりなのかも知れない。奴にはそれくらいが限度なのだ。
しかし、かくいう僕も我が下半身には生まれてこの方寂しい思いばかりさせてきたのである。
「寂しい思いばかりさせてスマンな、×××。」
僕が潜在的に言うと×××はこう答える。
「もう慣れたわ。」
僕の休日など、この程度だ。
その人物が誰であるかについては、ここに書くほどの価値も無いので説明はしない。が、彼と僕は相当に長い付き合いであるとだけ言っておく。
彼は「みひろとモノポリーをするのが俺の夢だ。」などと訳の分からないことを朝っぱらから喚き散らしていたので、「だったら汁男優にでもなれ。」と的確なアドバイスを提供してやった。
彼は胸を張って言った。
「汁男優になったとて、モノポリーはできん。」
彼の眼球に粘着質のドス黒い男気がとぐろ巻いていたのを僕は見た。
その納豆の如くねばっこい男は昼頃になると、「彼女のところへ行く」などと戯言を抜かして何処かへ行ってしまった。
おそらく奴の言う彼女とは、等身大フィギュアかラブドールのどちらかであろう。
あるいは、老人ホームにでもボランティアに行くつもりなのかも知れない。奴にはそれくらいが限度なのだ。
しかし、かくいう僕も我が下半身には生まれてこの方寂しい思いばかりさせてきたのである。
「寂しい思いばかりさせてスマンな、×××。」
僕が潜在的に言うと×××はこう答える。
「もう慣れたわ。」
僕の休日など、この程度だ。
(17:57)