脳性まひの赤ちゃんが生まれた場合に施設側に過失がなくても妊産婦に補償金を支払う「無過失補償制度」が来年1月から始まるのを前に、広島県内の開業医でつくる県保険医協会は15日、制度設計の見直しを求める声明を厚生労働省にファクスで送った。
声明では、無過失補償制度の仕組みが複雑で、民間の保険会社が関与して利益を得る点を問題視。国の公的な制度に変更した方がコスト減につながる可能性を指摘している。