2008年 12月 15日 |
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津山市のコンビニで強盗傷害事件
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15日朝早く津山市のコンビニンエンスストアに刃物を持った男が押し入り店員にケガを負わせ逃げました。現場近くで犯人が逃走に使ったとみられる自転車が見つかり、警察が関連を調べています。15日午前3時半ごろ津山市沼のローソン津山柳通店に若い男が押し入り、アルバイト店員の男性に果物のナイフの様なものを突きつけ「金を出せ」と脅しました。店員の男性が鉄パイプで応戦したところ男は何もとらず自転車で西の方向に逃げました。この際、店員の男性は指を切る軽いケガをしました。男は年齢20歳前後で身長は約180センチ、黒っぽいジャージの様な上下を着てフードで顔を隠していたと言うことです。その後の捜査で、現場から西に約400メートルの路上に犯人が乗り捨てたとみられる自転車と血こんが見つかり、警察が関連を調べています。また事件を受け近くの小学校では児童の安全を確保するため教諭などが付き添い集団下校しました。
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香川県でプール金発覚
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7年前の教訓が生かされませんでした。香川県の保健福祉事務所と高校であわせて30万円余りのプール金があることが分かりました。15日開議会の委員会で片岡邦彰出納局長らは丸亀市の中讃保健福祉事務所と琴平高校のプール金の存在を明らかにしました。中讃保健福祉事務所は2003年から5年間、納品されていない包装材の代金を業者に支払うなどして、約20万円余りをプールさせ、デジタルカメラなどを購入していました。また琴平高校では、昨年度、事務部長が、職員の名前をかたって10回、カラ出張を行い、浮いた旅費約11万円を、部活動の費用などに充てようとしていました。いずれも私的流用はなかったとしています。香川県では2001年のプール金発覚後、物品の納品の際には、2人以上で確認を行うなど、再発防止対策を打ち出しましたがずさんなチェック体制が改めて浮き彫りとなりました。プール金の発覚を受け、香川県の真鍋知事は、「県民の信頼を損ね深くお詫び申し上げます」とコメントしています。県や教育委員会では、関わった職員を、年内にも処分する方針です。
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日銀短観 景気減速鮮明に
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日本銀行岡山支店は企業の経済状況を示す12月の業況判断、「短観」を発表しました。製造業・非製造業ともに「悪い」幅が拡大し、景気の減速が鮮明になりました。日銀岡山支店によりますと景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた数は3カ月前の調査より8ポイント悪化のマイナス25となり、2002年のITバブル崩壊で景気が落ち込んだ時と同じレベルになりました。中でも製造業では自動車などの加工業種の業績不振が響き、前回のマイナス8より10ポイント拡大しマイナス18と悪化。さらに企業の求める雇用人数を示す雇用人員判断では、加工業種で受注が減少し2004年9月以来続いていた「不足」から「過剰」に転じるなど全産業で「過剰」に転じ、雇用の厳しい現実を反映したものとなりました。
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派遣社員に住宅確保の支援窓口開設
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突然の契約解除や雇い止めにより、社員寮などから出ざるを得なくなった派遣社員を対象に、国は15日から全国のハローワークで住宅確保のための相談窓口を開設しました。このうち岡山市河本町のハローワーク西大寺では、午前8時半から専用窓口を設けて対応にあたっています。対象は契約の途中解除や雇い止めに伴い、社員寮などから出ざるを得なくなった派遣社員です。国の外郭団体が運営する雇用促進住宅への入居斡旋のほか、生活費用や再就職の活動費用などの貸し付け相談にも応じます。窓口には今月初めに突然、契約解除を言い渡され、年内に社員寮を出るよう言われた派遣社員の男性などが訪れていました。岡山県内では、ハローワーク津山とハローワーク倉敷中央にも窓口が設けられています。
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年賀状受付けスタート
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15日から年賀状の受付けが全国一斉に始まりました。岡山市の岡山中央郵便局では記念のセレモニーが行われました。セレモニーでは、蓮昌寺保育園の園児が合唱を披露したあと、岡山中央郵便局の赤木榮二局長らが、テープカットをして、受付け開始を祝いました。郵便局には、受付け開始を待ちわびた人々の列ができ、次々と専用ポストに投かんしていきました。日本郵便では、年賀状離れを防ごうと2年連続で年賀状の発行枚数を増やしていますが、岡山支店が今年配達した年賀状の数は約1430万通と前の年より45万通ほど減少しています。年賀状は今月25日までに投かんすると元日に配達されるというこで、日本郵便では早めの投かんを呼びかけています。
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大原美術館年末恒例の大掃除
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名画も迎春準備です。倉敷市の大原美術館で15日、年末恒例の大掃除が行われました。大原美術館の本館にはモネの「睡蓮」やエル・グレコの「受胎告知」など、世界的な名画や彫刻、105点が展示されていて15日は職員約30人がかりで大掃除が行われました。職員たちは絵画を壁から慎重に取り外し、額縁のほこりをハケで払ったり、絵を保護するアクリルを専用の布でふいたりと、約35万人が訪れた今年1年の汚れを落としていきました。先月中旬から行っていた大掃除は15日で終了し、迎春準備が整いました。大原美術館は今月27日までで新年は元日から開館します。
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岡山県公立第1次進学希望調査
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来年春、岡山県内の中学校を卒業する生徒を対象にした1回目の進学希望調査の結果がまとまりました。県立全日制の平均競争率は1.18倍となっています。来年春、県内の中学校を卒業する生徒のうち進学を希望しているのは去年より335人少ない1万8255人です。県立全日制の平均競争率は去年を0.02ポイント下回る1.18倍で2年連続のマイナスです。主な高校ではいずれも普通科で岡山朝日が1.14倍、岡山操山が1.24倍、岡山大安寺が1.73倍となっています。平均競争率が2倍を超えたのは倉敷工業の機械科が2.34倍、倉敷中央の家政科が2.20倍など5つの高校の6つの科となっています。また2012年に津山工業と統合する久米南町の弓削高校は今年度が最後の募集となっています。2回目の調査結果は来月26日に発表されます。
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