元プロテニス選手に懲役6月求刑 大麻取締法違反の宮尾被告 |
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交際相手の元女優に大麻を譲り渡したとして、大麻取締法違反(譲渡)の罪に問われた元プロテニス選手宮尾祥慈被告(27)は15日、東京地裁(高橋徹裁判官)の初公判で起訴事実を認めた。 検察側は「プロ選手として夢を与える立場なのに、安易に大麻を連続して使っていた」として懲役6月を求刑。弁護側は寛大な判決を求め、結審した。判決は22日。 宮尾被告は被告人質問で「プロ転向した2004年の海外遠征で、先輩選手に勧められたのが大麻使用のきっかけで、翌年も勧められた。その後、けが続きで悩み、たびたび使うようになった」と答えたが、先輩の名前は明らかにしなかった。 検察側は冒頭陳述で、宮尾被告が今年10月12日ごろ、元女優(23)=同法違反罪などで懲役1年6月、執行猶予3年確定=に金を渡して大麻を買いに行かせ、その一部約0・7グラムを、東京都港区のマンション自室に戻ってきた元女優に無償で譲り渡したと指摘。「逮捕前はほぼ毎日、使用していた」と述べた。
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(初版:12月15日17時34分)
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