2008年12月16日 10時30分更新
モネの「睡蓮」など、貴重な絵画や彫刻を所蔵する岡山県倉敷市の大原美術館で、新年を前に美術品のほこりを落とす大掃除が行われました。
大原美術館では、毎年、新年を前にしたこの時期に休館日を利用して絵画や彫刻にたまった1年のほこりを落とす大掃除を行っています。
15日は美術館の職員など30人余りが展示室に集まり、作業の進め方について打ち合わせをしたあと、それぞれ割り当てられた美術品の展示場所に向かいました。
そして、モネの「睡蓮」やエル・グレコの「受胎告知」などの名画を壁から慎重に取り外して、額縁にたまったほこりをはけで払ったり、薬品をしみこませた布でふいたりして汚れを落としていました。
大原美術館は年末は、28日から大みそかにかけて休館し、新年は元日から開館することになっています。