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【サブカルちゃんねる】新旧「キャシャーン」の監督が語る (1/5ページ)
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《21世紀版は「生きる喜び」伝えたい》
アニメ制作の老舗、竜(たつ)の子(こ)プロダクションが1973年に手掛けたテレビアニメ「新造人間キャシャーン」が、10月から「キャシャーンSins(シンス)」としてリメークされ、毎日放送などで放映されている。人気アニメ「聖闘士星矢(セイント セイヤ)」や「おジャ魔女どれみ」の山内重保(しげやす)監督(55)が挑んだ新版は、オリジナルの「キャシャーン」が持っていたシリアスなテーマ、ダークな雰囲気を受け継ぎながら、生きる喜びを強く描いて新旧のアニメファンを引きつけている。35年間も人気が衰えない「キャシャーン」の魅力を、山内監督ともうひとり、オリジナル版総監督の笹川ひろし氏(72)にも登場して語ってもらった。
「新造人間キャシャーン」総監督の笹川ひろし氏を前にして、「はじめまして」とあいさつする山内重保監督。実は2人は初対面になる。笹川氏から「なかなかよくできてます」とほめ言葉をもらい、山内監督はほっとした表情。「好きに作ってくれといわれて、まねをするか、裏切るかどちらかかを考え」て、単純なリメイクにはせずオリジナル展開で描く選択をしたことに自信を得た。