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【サブカルちゃんねる】新旧「キャシャーン」の監督が語る (2/5ページ)
このニュースのトピックス:ロボット
「タツノコ作品では『紅三四郎(くれないさんしろう)』が大好き」という山内監督。「作品が持つ暗さがただものではなかった」と印象を語り、人間の悩みや世界の闇を浮かび上がらせる作品を、自分でも作ってみたいと思っていた。
そこに、アニメ制作会社のマッドハウスから舞い込んだ、今回の監督要請。「『キャシャーン』なら、どこからも文句を言われず、思い切り暴れられる」と引き受けた。
■「人間社会」への警告
「環境問題が叫ばれ始めたころで、人間の作り出したものが人間を滅ぼすことへの警告があった」と、オリジナル版「キャシャーン」を作った当時を振り返る笹川氏。環境を破壊する人間に対して反乱を起こしたロボットを相手に戦う少年、キャシャーンを主人公にした物語となった。
これが「キャシャーンSins」では、人間が減ってロボットがほとんどになってしまった未来の世界で、そのロボットを滅ぼす“罪”を背負わされたキャシャーンが、悩みながらさまよう姿が淡々と描かれる。