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2007/02/28 23:02
領収書添付義務案を否決 使途基準決議は可決/広島
 広島市議に05年度に支出された政務調査費のうち、3会派で不正支出が発覚した問題で、同市議会本会議が21日開かれ、共産党市議団などが提案した全支出について領収書の添付を義務付ける条例改正案を、反対多数で否決したことが判明した。

 住民監査請求で、不正使用が発覚した公明党市議団の平木典道幹事長と市民・民主フォーラムの松坂知恒幹事長は、同条例改正案の討論で「市民の信頼を損ない、お詫びする」などと相次いで謝罪し、平木幹事長は「すべての支出に領収書添付は必要」として賛成し、「使途基準の明確化と第三者機関による使途の適正性のチェックも必要」と付け加えたうえで、「使途基準が明確になるまで一切使わない」と発表した。
2007/02/28 20:12
筋弛緩剤を紛失、外部流失の恐れ低い/高知
 高知大医学部付属病院(南国市、倉本秋病院長)が21日、麻酔に使用する筋弛緩剤の粉末瓶1本(10ミリグラム入り)を紛失し、約2人分の致死量に当たるが、外部に流失した恐れは低いと発表した。

 同院の説明では5日午前、薬剤師1人が使用済みの瓶を廃棄し、未使用の瓶を補充した後、薬剤の瓶を載せた手押し運搬車を薬剤庫に施錠して保管した。
 しかし、翌日午後、確認した際、1本足りないことが判明したもので、紛失から公表が遅れたのは、捜索に時間がかかったのが理由と釈明した。

 外部から出入りするのは難しいことから、同院では薬剤師が補充する際に未使用の瓶を誤って廃棄したか、何らかの原因で紛失した可能性が高いという。
(編注:内部での盗難の可能性は?)
2007/02/28 19:59
横領の元職員に実刑判決/熊本
 業務上横領などの罪に問われた宇土市花園台町、元郵便局職員、中竹宏一被告(37)の判決公判が21日熊本地裁であり、一場康宏裁判官が懲役3年4月の実刑判決を言い渡したことが明らかになった。

 中竹被告は豊福郵便局(宇城市松橋町)で現金出納責任者として勤務していた05年10月から約1年間、郵便貯金支払準備金などから計1400万円を横領し、発覚しないよう貯金事務計算センターに虚偽の情報を送信し、不正に再発行した通帳に記録を印字するなどした。
2007/02/28 19:52
県警の公用車が加害者となった事故、昨年35件/長崎
 パトカーや捜査車両など長崎県警の公用車が加害者となる事故が昨一年間で35件起き、5人に軽傷を負わせていたことが22日、明らかになった。

 国家賠償法に基づき、損害賠償額は県費で負担しており、昨年の事故による損害賠償額は約600万円になるという。
 県警は事故を起こした職員のうち5人を所属長注意処分にした。

 昨年は、警察署の駐車場でバックしていたパトカーが、後方を通過する一般車両に気付かず衝突したり、捜査車両を運転していた警察官が携帯電話の着信音に気を取られ、一般車両に追突したケースなどがあったという。

 県警監察課は「注意不足による単純な事故や、同乗者の誘導があれば防げたと思える事故が目立つ。事故防止を図りたい」としており、県警は懲戒処分の発表の指針に基づき公表していなかったと釈明しているが、懲戒処分の基準そのものが軽過ぎる疑いがもたれている。
2007/02/28 19:20
酒気帯び運転で衝突事故、幹部職員を懲戒免職/岡山
 酒気帯び運転で事故を起こしたとして真庭市が21日、商工振興課総括参事(課長級)の男性(56)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。同

 男性は17日午後3〜7時、同市の飲食店で開かれた懇親会に参加し、ビール2、3本と日本酒約3合を飲んでタクシーで市役所久世庁舎に戻ったが、自分の軽乗用車で約30分休憩後、帰宅するため運転。
 同市目木の米子自動車道久世インター進入路で、対向の大型トラックの右前バンパーに衝突する事故を起こしたが、怪我人はなかった。
 呼気1リットル中から0・3ミリグラムのアルコール分が検出され、県警高速道路交通警察隊が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙した。
2007/02/28 18:52
飲酒事故と下着ドロで副士長2人を懲戒免職/新潟
 新潟市消防局が22日、飲酒運転をして出動中の救急車と衝突し、救急搬送中の患者などに怪我を負わせた同市消防局、渡辺義文消防副士長(33)と、女性の下着を盗み窃盗の疑いで新潟県警に逮捕された同局、仲由和博消防副士長(32)の2人を同日付で懲戒免職にし、消防局長を市長による訓告処分、ほか上司ら計10人を文書による訓戒処分などとしたと発表した。

 同局は「事態を重く受け止めている。市民の安心安全を守る立場の人間がこのようなことを起こし、全国の公務員の信頼を失墜させた。再発防止に向け、徹底的にやっていく」としている。
2007/02/28 18:46
警官の車と衝突、重体で入院の介護士が死亡/鳥取
 鳥取市内で20日夜、警察官が運転する軽乗用車と衝突したオートバイの同市賀露町南3、介護士、横田安広さん(21)が21日、外傷性くも膜下出血で死亡した。

 鳥取署は、車を運転していた同市秋里、同署留置管理課の中尾良巡査(22)を業務上過失致死容疑で書類送検すると発表した。
2007/02/28 18:25
落札予定価格洩らした町主幹、競売入札妨害で逮捕/京都
 京都府加悦町(現与謝野町)発注の公共事業をめぐり入札情報を洩らしたなどとして、府警捜査2課が22日、競売入札妨害の疑いで、与謝野町加悦地域振興課主幹安井義明容疑者(51)=与謝野町明石=と、建設設計会社「大日本コンサルタント」(本社東京)京都営業所長の月野郁也容疑者(39)=京都市南区久世中久世町=を逮捕し、2人とも容疑を認めていると発表した。
2007/02/28 18:16
糸川事件で前草津市長も脅迫容疑で逮捕/滋賀
 糸川議員への脅迫事件で、警視庁組織犯罪対策4課と福井県警の合同捜査本部は、前滋賀県草津市長、芥川正次容疑者(48)=草津市若草3=を暴力行為法違反(共同脅迫)容疑で新たに逮捕したと発表した。

 芥川容疑者は、山元容疑者と共謀し、06年3月3日夜、福井市のクラブに糸川議員を呼び出し、暴力団組長らとともにした席で再質問をしないよう脅した疑いで、22日午後8時15分ごろ、捜査本部が置かれている麹町署に出頭した。

 調べに対し「クラブにはいたが、何も言っていない」と容疑を否認しているという。
2007/02/28 17:09
揶揄され教え子に骨折負わす/広島
 三原市教委が16日、市立小学校の男性教諭(35)が担任する4年生男子を蹴り、右手小指の骨を折る怪我を負わせたことを明らかにし、学校側は教諭とともに男子と保護者に謝罪し、教諭を担任から外した。

 教諭は13日朝、全校集会が終わって教室に戻る際、男子が教諭の頭髪について揶揄するような言動に立腹し、男子の右太腿近くを蹴り、右手にも当たり、病院で、右手小指4週間の骨折と診断された。
2007/02/28 17:02
「破り年休」で教職員に給与返還命じる/広島
 年次有給休暇届を出した後に破棄し、休暇を消化しない「破り年休」と呼ばれる方法で勤務時間内に組合活動をしたとして、広島県が県立高校などの教職員69人に計約580万円の給与返還を求めた訴訟で、広島高裁が22日、請求を棄却した1審広島地裁判決を変更し、約290万円の支払いを命じたことが明らかになった。

 判決理由で広田聡裁判長は、教職員が破り年休で給与を受け取ったことを「校長らが適切な指導を怠ったため不当利得を招いた」と県側の過失を認定する一方で、教職員についても「違法性を認識でき職場離脱を控えることができた」と過失を認めた。
2007/02/28 15:36
失職市議73人に満額報酬、辞退なし/福岡
 福岡県飯塚市が22日、住民投票で失職した前議員73人に、在任4日で丸1カ月分の議員報酬を支給したことが判明した。
 支給規定が「日割り」になっていないためで、総額は2152万円に上り、市民からは「実質的な不労所得」と批判が相次ぎ、不信感が強まっている。

 今月の同市議会は、2日に特別委員会が開かれただけで、委員会の出席者は23人、残り50人は全く公務をせず1カ月分の報酬を手にしたことになる。
2007/02/28 15:05
退職時に捜査書類持ち帰るった元警部補を追送検/神奈川
 神奈川県警瀬谷署刑事課盗犯係の元警部補が押収した証拠品の中から現金を盗んだ事件で、逮捕され窃盗罪で公判中の塩田博被告(59)が退職時、捜査書類を自宅に持ち帰っていたことが分かり、県警が22日までに公用文書毀棄容疑で追送検したと発表した。

 塩田被告は「自分の職務怠慢で捜査書類をためてしまった。発覚を恐れ持ち帰った」と話しているという。
2007/02/28 14:29
逮捕者暴れハンドル握られ、護送中事故/東京
 22日午後4時ごろ、静岡県御殿場市駒門の東名高速上りで、監禁致傷事件で逮捕された男を護送して緊急走行中の警視庁第三機動捜査隊の車が、左側を走っていたトラックと接触し、乗っていた捜査員4人が頭や手足を打つなどして軽傷を負った。

 男は住所不定の、無職鍋島実容疑者(24)。後部座席で両手に手錠され、両脇に捜査員が同乗していたが、途中で暴れだし、運転席に身を乗り出してハンドルを握ったため、車が左側の車線にはみ出したが、男が暴れるのを、同乗していた警察官は阻止できなかったという。
2007/02/28 13:48
運営費交付金の一部を工事費に支出/沖縄
 内閣府が22日、沖縄科学技術大学院大学の設立準備を進める独立行政法人「沖縄科学技術研究基盤整備機構」が運営費交付金の一部5638万円を、大学施設の内装工事費に支出していたことを明らかにした。

 同機構は2005年12月〜06年2月、既存の宿泊施設を同大学セミナーハウスに改修する工事3件について那覇市内の建設業者と契約し、本体と外構の2件は国から補助を受けた施設整備費計3億3000万円で支出したが、内装工事費5638万円は同機構の運営費交付金で支出したという。
2007/02/28 13:33
3園児死傷の落雪事故、女性保育士2人を略式起訴/福島
 福島県下郷町豊成の「町立しもごう保育所」で昨年1月、男児3人が死傷した落雪事故で、田島区検が22日、3人の担任だった女性保育士(34)と元保育士の女性(41)を業務上過失致死傷罪で田島簡裁に略式起訴したと発表した。

 園児に雪遊びをさせていた保育士2人は昨年1月16日午後、屋根に積もった雪が落ちる危険を認識しながら、事故を未然に防ぐ注意義務を怠り、男児1人を窒息死させ、男児2人に怪我を負わせたという。
2007/02/28 13:27
簡保支払いミス、新たに約6万3千件発表
 日本郵政公社が22日、簡易保険の契約者に対する配当金や年金などの支払いミスが新たに約6万3100件分かり、配当金を計算するプログラムミスが原因で、同様の支払いミスは昨年7月以降相次いで判明しており、今回分を含めて支払いミスは最大で約15万2200件に上る見通しになると発表した。

 郵政公社は今後、支払いが不足していた3万5000件の契約者などと連絡をとり、差額を精算するとし、これまでに確定した支払い不足は1万9500件で計約311万円、過払いは約7万2600件で計約1億3700万円になる。

 郵政公社は簡保システムの管理体制が不十分だったとして、団宏明副総裁など担当の役職員計7人を訓戒処分(文書で注意)にした。
2007/02/28 13:15
更正が必要だった更正施設長「交際女性との飲食代」に着服/神奈川
 横浜市港南区の更生保護施設「まこと寮」の元施設長が入所者から預かった現金を着服した事件で、横浜地検が21日、施設の運営資金約400万円を着服したとして業務上横領の疑いで、元施設長の男(53)=同罪で起訴=を再逮捕し、元施設長は「交際中の女性との飲食代に使った」などと話していると発表した。

 元施設長は2005年4月からの約1年間、施設運営のため国から支払われた委託費などを着服した。
 横浜保護観察所によると、同施設には05年度に委託費として約4800万円が支払われ、05年末に行った定例の立ち入り検査では着服を見抜けなかったという。

 地検は今年1月、入所者の男性から預かった現金を着服したとして業務上横領容疑で施設長を逮捕し、今月6日、同罪で起訴した。
2007/02/28 13:03
女子高生30人買春、元自衛隊員ハメ撮りDVDで荒稼ぎ/東京
 埼玉、福島両県警は21日、女子高生らとの猥褻行為を撮影した動画のDVDを販売したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(提供)などの疑いで、東京都板橋区の元航空自衛隊二尉の男(40)=同法違反(児童買春)の罪で起訴=を再逮捕したと発表した。

 男は携帯電話の出会い系サイトで知り合った女子高生ら約30人に報酬を渡して猥褻な行為を撮影し、動画の入ったDVDを自分のホームページで全国の延べ約1600人に約3万2000枚販売、約1600万円を売り上げた。

 男は身元を隠すため、他人名義の携帯電話や口座を使用しており、成人向け雑誌で、こうした男の手口が紹介されたこともあったという。
2007/02/28 12:48
ケダモノ教師の“悪行”知っても報告せず/群馬
 群馬県教育委員会が21日、小中学校の教え子ら計6人に乱暴やみだらな行為をしたとして、強姦容疑などで同県東部の市立中元教師の男(30)が逮捕、起訴された事件で、市教委が元教師と生徒1人の性的関係を把握しながら、逮捕前に県警や県教委に報告していなかったことを明らかにした。

 市教委は「保護者が交際を認めていたことや生徒の将来を考慮して報告しなかった。今となっては報告すべきだったと思う」と釈明している。
2007/02/28 12:37
糸川議員脅迫で警視庁が前草津市長の行方追う/滋賀

 東京都港区にある土地取引に関する国会質問をした国民新党の糸川正晃衆院議員(32)=比例・北陸信越=が建設業関係者らから追及をやめるよう圧力をかけられた問題で、警視庁組織犯罪対策4課が22日、暴力行為処罰法違反(共同脅迫)の疑いで、大証2部上場の建設会社「平和奥田」(滋賀県東近江市)相談役、山元康幸容疑者(49)=千葉市中央区千葉港=を逮捕し、共犯の前滋賀県草津市長、芥川正次容疑者(48)の逮捕状を取り、行方を追っていると発表した。
2007/02/28 12:29
ウラン鉱石を無届けで展示/秋田
 秋田大学付属鉱業博物館(秋田市)で、放射性物質のウラン鉱石「閃ウラン鉱」を無届けで保管、展示していたことが22日判明したが、放射線量は人体の健康には影響ない程度だという。

 展示棟でガラスケースに入れて展示し、保管庫にも、金属性容器に入れて保管していたもので、同大では2005年以降10回にわたり無届けの放射性物質が発見されたため、文部科学省が現地調査し、先月17日確認した。
2007/02/28 12:17
脳血管センター医療事故、執刀医ら書類送検へ/神奈川
 横浜市立脳血管医療センター(同市磯子区)で、脳出血を起こした横浜市の50代女性が手術を受け、重い後遺症が残ったとして、神奈川県警捜査1課と磯子署が22日、業務上過失傷害容疑で、当時の執刀医ら数人を23日にも書類送検すると発表した。

 女性は2003年7月、脳出血で入院し、執刀医らは経験がないのに脳内の血腫を取り除く内視鏡手術をして女性の容体が悪化した。
 執刀医らは再び開頭手術したが、女性に手足が動かないなど重い障害を負わせた。
2007/02/28 11:42
教職員の健診結果一覧を紛失/宮城
 東北大学(仙台市、井上明久学長)が22日、健康診断を受けた教職員42人の氏名や年齢、検査結果、医師の所見などが書かれた一覧表を紛失したことを明らかにした。

 職員課から学内の関係者に回送される途中でなくなっており、大学側は「学外に流出した可能性は極めて低い」としているが、回送途中でなくなったら、何故、学外に出ないのかの説明は行われていない。
2007/02/28 11:25
選挙違反で、元県議会議長を書類送検/神奈川
 1月28日の神奈川県厚木市長選で初当選した前同県議、小林常良氏(57)陣営の選挙違反事件で、神奈川県警捜査2課が21日、公選法違反(供応買収)容疑で逮捕した元県議会議長で幼稚園経営、小沢金男容疑者(78)=同市三田=を横浜地検に書類送検し、小沢容疑者は逮捕後に健康上の理由で釈放され、容疑を認めていると発表した。

 小沢容疑者は会社役員らと共謀し、昨年12月25日、同市飯山の温泉旅館に市内の会社経営者6人を集めて1人約2万円の酒食で接待し、小林氏への票の取りまとめを依頼したという。
2007/02/28 11:16
酒気帯び運転で検挙、停職6カ月処分/山形
 飯豊町の30代女性主事が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで検挙されていたことが判明し、町は16日付で女性主事を停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。
 町職員が飲酒運転で検挙されたのは、同町では初めてという。

 女性主事は8日午前1時ごろ、長井市内で友人と飲酒した後、1人で乗用車を運転し、長井署員が職務質問をして、飲酒運転と分かった。
 安全運転管理者である総務企画課長らを文書訓告、斎藤正三郎町長、金田和男助役については減給処分とするという。

 女性主事から報告を受けた町は、三役を除く管理職で構成する懲戒処分審査会を開き、全国的な飲酒運転の厳罰化傾向にならって処分を決定したという。
2007/02/28 09:52
遺跡発掘調査報告書未完成問題で、改革検討委を設置/山形
 遺跡発掘調査の報告書の完成が14年以上放置された問題で、山口常夫教育長が21日の県議会文教公安常任委員会で、「指導監督の甘さがあったと言わざるを得ない」と責任を認め、再発防止のため埋蔵文化財センター改革検討委員会(仮称)を設けることを明らかにした。

 90年前後の公共工事に伴う遺跡発掘調査で、報告書の印刷を業者に発注し費用を支払いながら、事業年度内に未完成だったものが22件で、そのうち7件は昨年、監査で指摘されるまで未完成で放置されていた。

 改革検討委は外部の識者、教委・同センター関係者で構成し、3月上旬に最初の会合を開く。報告書作成が放置された原因を調査し、同センターがまとめる改革案を検討したうえで、5月に再発防止の提案をしたいという。
2007/02/28 09:01
横領の川俣署元職員、執行猶予付き判決/福島
 川俣署に事務局がある川俣地区交通安全協会の金を着服したとして横領罪に問われた二本松市上川崎、元県警事務職員、阿部織絵被告(30)に対し、福島地裁の大沢広裁判官が21日、「警察職員や交通安全協会の信頼を損ねた結果は重大」と述べ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。

 大沢裁判官は、起訴事実を含め着服額が約600万円に上ることを阿部被告が認めていることを挙げ「継続的かつ多数回にわたる常習的犯行」と指摘した上で、懲戒免職になり社会的制裁を受けているなどとして執行猶予付き判決を言い渡した。

 阿部被告は川俣署勤務当時、川俣地区交通安全協会の女性書記の休暇中などに業務を委託され、04年9月から06年3月まで18回にわたり、同協会証紙の販売収入や徴収した入会金など計97万円余を着服したという。
2007/02/28 08:56
児童買春の元高校臨時教諭に有罪/群馬
 元教え子を買春したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反罪などに問われた太田市六千石町、元県立伊勢崎高臨時教諭、須田博文被告(27)に対する判決公判が21日、前橋地裁高崎支部であり、高野芳久裁判長は、「自己の性的好奇心や欲求のための犯行は健全と言えない。教師として、青少年育成についての責任や義務を自覚すべきだ」と厳しく批判し、「被害者の心身や他の生徒、保護者、教育界に与えた影響は大きい」として懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡したことが明らかになった。

 須田被告は06年9、10月の2回、高崎市内のホテルで高校1年の女子生徒(当時15歳)を現金計3万円で買春するなど、15〜16歳の女子生徒3人とみだらな行為をし、いずれも中学教諭をしていた時の教え子だったという。
2007/02/28 08:32
委託先の車など利用、出張費を不正受給/千葉
 千葉県住宅課の複数の職員が実際には支払っていない出張経費を請求し、公金を受け取った疑いがあることが21日判明し、同課は06年度の経費と出張状況を精査する一方、職員への事情聴取を始め、過大に受け取った金額が確定すれば、職員から公金を返還させると発表した。

 問題になっているは、同課が発注する県営住宅建設現場への出張で、調査は担当する同課県営住宅整備室の職員16人を対象に実施する。

 同室職員は監督業務などのため現場などに出張しており、あらかじめ、パソコンに出張先と電車の経路や運賃を登録するなどしているが、実際は電車などを使わず公社職員の車を利用するなどしていたという。
 本来は出張後に交通方法を変更しなければならないが、これを怠り、不正に出張経費を受け取っていた。
2007/02/27 22:16
贈収賄の元課長、起訴事実認める/新潟
 阿賀町発注の公共工事を巡り、同町の水道工事業者から入札に便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして収賄罪に問われている元同町企業課長、中村敏雄被告(56)の公判が21日、新潟地裁(肥田薫裁判官)であり、中村被告が起訴事実を認めたことが判明した。

 検察側は冒頭陳述で、落札業者のライバルとなりそうな2社を指名業者から外すよう、贈賄業者が中村被告にリストを渡して依頼したと指摘し、中村被告は贈賄業者の意向に沿い、指名業者選定を行ったとしている。

 起訴事実に間違いがあるかと問われ、「ございません」と答えた中村被告は公判後、新聞社の取材に「町民の皆さんには本当に申し訳なく思っている」と話した。
2007/02/27 22:13
辞職の意向「しかるべき時に」と、議運委で議長報告/石川
 石川県志賀町の細川義雄町長が自殺未遂を図った問題で、同町議会の松浦恒義議長が21日開かれた議会運営委員会で、「しかるべき時になれば職を辞したい」などという細川町長の意向を報告したことが判明した。

 27日に開会される町議会定例会を控えて、同町の一部議員からは進退について町長の意思確認を求める声が上がっており、細川町長は同町発注の談合事件に関連し県警の事情聴取を受けた翌日の18日未明、睡眠薬を飲んで自殺を図り、現在も羽咋市の病院に入院している。
2007/02/27 22:10
交通死亡事故で教諭を停職6月/静岡
 静岡市教育委員会が21日、昨年11月に交通死亡事故を起こした静岡市清水区蒲原の市立小男性教諭(52)を、20日付で停職6月の懲戒処分にし、この小学校の50代の男性校長も同日付で文書訓告処分としたと発表した。

 教諭は、昨年11月18日午後5時10分ごろ、由比町由比の県道を乗用車で走行中、横断歩道を歩いて渡っていた近くの女性(87)をはねて死亡させた。
2007/02/27 20:54
運転免許の欠格期間を誤認、再取得費用を賠償/佐賀
 佐賀県警運転免許課(運転免許センター)職員が、無免許運転を繰り返した男性(22)に運転免許を取得できない欠格期間を誤って教え、男性が自動車教習所の教習代や検定料を無駄に払ったことが21日明らかになり、県は損害賠償することを決め、30万7580円を払う議案を県議会2月定例会に追加提出すると発表した。

 男性は無免許運転を繰り返し、欠格期間が5年になっていたが、男性が昨年3月に同センターに電話で問い合わせた際、無免許運転は1回のみと職員が勘違いし、期間を「06年10月までの1年間」と答えたという。

 男性は昨年5月に教習所に入り、10月に転居先の宮崎県で試験を受けたが、受験資格がなかったため、免許を取得できなかった。
2007/02/27 20:52
在外被爆者の手帳求め、韓国人女性提訴/長崎
 21日、被爆者健康手帳の在外交付を求める韓国・釜山市の女性、鄭南寿(チョンナムスウ)さん(86)の訴訟で、原告側代理人の龍田紘一朗弁護士や在外被爆者支援連絡会(長崎市)共同代表らは長崎地裁への訴状提出後、同市役所で会見し、訴訟の意義を強調した。

 龍田弁護士は「援護法には来日要件や、在日要件を主張する根拠はない。訴えが認められれば、在外被爆者の救済は急速に進む」と話し、訴状では「在外被爆者を排除するかのように(援護法)を解釈運用するのは誤り」とし、国と県が原告への手帳交付義務を負うことの確認と、手帳申請時からの健康管理手当支給も求めているという。
2007/02/27 20:48
政務調査費2億4千万円、市民団体が監査請求/大阪
 大阪市議89人に年間計約6億4千万円を支給している大阪市の「政務調査費」について、市民団体「見張り番」が22日、05年度支出分のうち約2億4千万円が事務所家賃や地域パトロールのガソリン代など調査研究と関係ない違法な支出だったとして、市監査委員に返還の勧告を求める住民監査請求をしたことが判明した。

 会派ごとに議長に提出された05年度の収支報告書から、見張り番が目的外の支出分を試算したもので、各会派は「調査研究費」「研修費」「広報・広聴費」など大まかな分類でそれぞれ支出額を報告しているが、具体的な使途についての説明は皆無だった。
 このため今回は議員の日常活動と区別がつきにくい「人件費」「事務・事務所費」だけを目的外支出とみなし、返還請求の対象としたという。
2007/02/27 20:46
3年間に1日の出勤で給料満額受給、見直しへ/兵庫
 兵庫県尼崎市教委が、有給の長期休職を際限なく続けられる不適切な職員の勤務制度を採用してきたことが21日判明した。

 市立高校のある教諭は04年4月からの約3年間に1日出勤しただけで、給料を満額受給しており、市教委は「実態を調べたことがなく把握できなかった。運用を改めたい」と発表した。

 この教諭は欝病と診断され、04年4月から病気治療のため90日間を上限に認められる有給休暇を限度いっぱい取得した後、04年7月〜06年3月の1年9カ月、有給の病気休職を取った。06年4月1日からの復帰を届け出て同3日に1日だけ出勤したが、同10日から再び有給休暇を90日取得し、06年7月上旬から今年3月まで9カ月弱の有給の病気休職を取得した。
(編注:調べるまでわからないというのは、頭が悪いんじゃないのか? 制度を見ただけでわかったぞ)
2007/02/27 19:04
カラ残業で処分は適法/大阪
 大阪市のカラ残業問題で05年に処分された職員ら2人が「組織の問題を個人責任にすり替えた違法な処分」として、市を相手に各10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、大阪地裁であり、山田陽三裁判長は「不適切な処理に関与しており、違法な処分ではない」として請求を棄却したことが明らかになった。

 淀川区役所職員の男性(49)は03年度中の超過勤務手当の支給分のうち5時間分がカラ残業と認定され、文書訓告処分を受けた。元平野区役所職員の男性(57)=退職=は03、04年度に4〜8月の残業を9月以降に振り替えるよう部下に指示したとして口頭注意処分を受けた。
2007/02/27 18:48
三宅島公道でオートバイレース構想、慎太郎にダメ出し/東京
 東京都の石原慎太郎知事(74)が三宅島の復興策として発案した一般道路(公道)でのオートバイレース構想に対し、日本を代表するプロライダーたちが「危険すぎる。絶対に開催すべきではない」と、安全面から「NO」を突きつけていることが21日、明らかになった。

 元HONDAワークス所属で、元全日本GP・全米選手権チャンピオンといった経歴を持つ“天才ライダー”の宮城光氏(44)は、「公道レースは不可能。事故が起きれば死者が出る可能性がある。昨年7月の視察以来、何度も提言してきたが、まったく聞き入れられない。初めから結論ありき、という印象です」と話している。

 宮城氏は、都とともに大会を主催する日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)から「どうすれば公道レースができるか?」という依頼を受け、昨年7月から三宅島を4回訪問、予定コースの外周道路(30キロ)などを視察・試走した結果、「絶対に公道レースはやってはいけない」と結論づけ、「小さくてもいいからサーキットを作るべきだ」と提案した。

 モデルとなったマン島TTレースは1907年に始まった世界最古の公道オートバイレース。死者も出る危険なレースとして知られる。
2007/02/27 18:37
ごみ収集車そっくりの車が家電投棄/奈良
 古くなり業者に下取りされた奈良市のごみ収集車が、市の決まりに反し、ほぼそのままの塗装で使われている疑惑が20日、市議会企画環境委員会で指摘された。

 委員の1人が「同市古市町の空き地でそっくりな車が家電製品などを不法に捨てていた」と発言し、市は「下取り車か不明だが、そのままの色で不法な使い方をされていれば問題」と答弁した。

 同市環境清美部では、古くなった公用車は入札で下取り業者を決めるが、仕様書で「そのままの色では使用しない」という条件をつけているが、実際に塗り替えられたかまで確認していないという、無責任な払い下げを行っていることが判明している。
2007/02/27 16:17
施設局職員を酒気帯びで懲戒処分/沖縄
 那覇防衛施設局が、先月酒気帯び運転で検挙された57歳の職員を、停職14日の停職処分にしたと発表した。

 懲戒処分となったのは那覇防衛施設局の57歳の男性係長で、この係長は先月14日午前4時半頃、与那原町の町道で車を運転していたところパトロール中の警察官に職務質問され、その際係長の吐いた息からアルコールが検出されたことから酒気帯び運転で検挙された。

 調べに対して係長は、前日の夕方から午後9時頃まで酒を飲み、その後7時間ほど睡眠を取ったと話しており、那覇防衛施設局ではこの係長を停職14日の処分とし、再発防止を徹底するという。
2007/02/27 15:59
救急車が軽自動車と衝突事故/岡山
 21日10時半ごろ、岡山市内の県道交差点で緊急走行中の救急車と軽自動車が衝突する事故がありました。

 21日午前10時20分ごろ、岡山市野田の県道交差点でサイレンを鳴らして進入してきた緊急走行中の救急車が軽自動車と衝突する事故を起こした。

 救急車は倉敷市内から岡山市内に58歳の女性患者を搬送しているところで、患者はすぐに別の救急車で病院に運ばれ無事だったという。
 警察の調べによると、事故当時は救急車の側が赤信号だったといい、軽自動車を運転していた68歳の女性から詳しい事情を聞いている。
2007/02/27 15:42
警察官8人に実行章/三重
 実行章は同運動の三重県県本部事務局を務める百五銀行が、県警本部からの推薦を受けて毎年授与しているもので、津市内の百五銀行本店であった伝達式には、8人を代表して高速隊の桜井弘章巡査部長(52)が出席し、実行章を受け取った。

「パンクで困っている女性ドライバーを見つけ手伝った」「放浪中の男性に人生を語って励ました」という、困っている市民を助けた警察官8人に20日、「小さな親切」運動の警察官実行章が贈られたもので、殆ど、「小学生のA君が、バスでお婆さんに席を譲りました。ばんざーい、日本の未来はまだ明るい!」と表彰されたのと、同じレベルであり、ここまでレベルを下げた三重県警に対して、疑問視する声が出ている。
(編注:通常の業務で行って当然の事に対し、手当てを出した自治体が非難されているのを知らないんだろうか?)
2007/02/27 14:44
接触事故が続発の「犯人」は特製バリケード

 首相官邸で不審車の強行突破を防ごうと導入された特製のバリケードに、塩崎官房長官ら官邸関係者の車がぶつかり、車の一部が破損する事故が相次いでいることが判明した。

 バリケードは「ボラード」と呼ばれる高さ約70センチの鉄柱6本をボタン操作で出し入れする警備システムで、05年4月に導入され、官邸側は鉄柱前で車を一台一台点検し、その都度鉄柱を下げて入場させる仕組みで、不審車が警備を振り切って入ろうとしても、いったん車を降りてボタン操作をしない限り難しいという。

 ところが、05年6月に野田健・内閣危機管理監の車がボタン操作のミスで鉄柱にぶつかったほか、06年8月に内閣府官房審議官の車も接触。昨年10月にはついに塩崎長官の車までぶつかり、バンパーが破損した。3人に怪我はなかったという。
2007/02/27 12:17
「魔のカーブ」死亡事故訴訟で県が和解へ/長崎
 05年5月、長崎市の国道251号で起きた死亡事故で、死亡した男性(当時71歳)と保険契約を結んでいたあいおい損保(東京都)が県を相手取り「現場にガードレールがなかったのは道路管理の落ち度」として賠償を求めた訴訟で、長崎県は福岡高裁で係争中の控訴審の中で同社に約530万円を支払い和解する方針を決めたと発表した。

 現場は「魔のカーブ」と呼ばれる事故多発地点で、1審の長崎地裁は昨年10月、県に約636万円の損害賠償を命じたが、県は判決を不服として福岡高裁に控訴した。
 県道路維持課は「道路管理上の責任を免れることは困難と判断した」とし、和解金は県が加入している道路賠償責任保険の保険金を充てるという。
2007/02/27 11:59
公明が政調費で車購入、不正357万円返還勧告/広島
 公明党広島市議団(8人)が16日、110件、357万9477円の、条例に反する政務調査費(2005年度)の支出があったとして市監査委員から指摘を受け、支出は政調費の中の「事務所費」からのものだと判明した。

 条例上、各会派が出す政調費の収支報告書には一件5万円以上の領収書の写しを添付する義務があるが、事務所費は人件費とともに免除されている。

 公明党が指摘を受けた品目には被服クリーニング代、被服代、会食費、自動車購入費、自動車整備費などが並び、議員バッジ代、眼鏡修理代、町内会費、政治資金パーティー代まであり、使途不明も33件にのぼった。
2007/02/27 11:24
「君が代」不起立4教諭処分、日弁連が取り消し求める/東京
 卒業式で「君が代」斉唱の際に起立しなかったなどとして東京都教育委員会から懲戒処分などを受けた東京都内の教諭4人が、日本弁護士連合会(日弁連)に行なった人権救済の申し立てを受け、日弁連は都教委に処分の取り消しを求める「警告」を行ったことが判明した。

 ほかに、停職処分の1人についても処分取り消しを20日付で警告した。

 警告書は、教職員に国歌斉唱時の起立などを義務づけた2003年10月の都教委の通達を、「教職員に一定の思想を強制するもので、違憲」と通達の廃止も求めている。
2007/02/27 11:14
刑務作業、社会復帰に役立たない
 全国の刑務所などの施設を出所直前の受刑者を対象に、法務省が初めて実施したアンケート調査で、受刑者の多くが社会復帰へ向けた施設側の体制に、「職業訓練を受けたかった」「刑務作業は社会復帰に役立たない」と、不満を感じていることが判明した。

 出所後の生活基盤の安定は、再犯防止につながるだけに、法務省では「各施設に改善を求めていく」としている。
2007/02/27 10:58
「踏み字」警部補を減給処分/鹿児島
 2003年の鹿児島県議選をめぐる公職選挙法違反事件で、任意で取り調べていた男性(61)に、親族の名前を書いた紙を無理やり踏ませたとして、県警が21日、警部補(44)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にしたと発表したが、当事者の警部補は、「自らの行為を真摯に省みてほしいとの思いから行ったが、今は反省している」と話していることが判明した。

 警部補は捜査2課に所属していた03年4月16日、有権者にビールを配った疑いで、男性を志布志署で任意聴取した際、男性の足首をつかみ、実父の名前や「おまえをこんな人間に育てた覚えはない」などと書いた紙3枚を踏ませた。
(編注:あんまり反省している者とは思えない台詞だな)
2007/02/27 10:41
国旗・国歌「強制は違憲」日弁連が初の意見書
 学校行事での「日の丸」「君が代」を巡る教職員の処分について、日本弁護士連合会が21日「処分を伴う国旗・国歌の強制は、教職員の思想・良心の自由に許容範囲を超えた制約を課すもので憲法に反する」とする初の意見書を文部科学相に提出し、全国の教育委員会にも送付すると発表した。
2007/02/27 10:29
患者2024人分の情報紛失/宮城
 東北大病院(仙台市青葉区)が21日、患者2024人分の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したことを明らかにした。

 メモリーに入っていたのは1987年以降に入院した患者の氏名や性別、病名などで、医師と看護師のグループが研究用に記録していた。
 看護師が8日夕、更衣室でロッカーの扉の外側にあるポケットにメモリーを入れ、10日朝、なくなっているのに気付いたという。
(編注:ロッカーの扉の外側って、全然管理できてないじゃないか)
2007/02/27 10:11
上役「ぶっ殺す」、脅迫メールで横浜市職員逮捕/神奈川
 横浜市役所の上役を名指しし、市ホームページに「ぶっ殺す」などとメールを送り脅迫したとして、神奈川県警加賀町署が21日、同市職員古屋聡士容疑者(31)=同市金沢区富岡西=を脅迫容疑で逮捕し、同容疑者は容疑を認めていると発表した。
2007/02/27 10:04
タンカー接触事故の元潜水艦長を書類送検
 宮崎県油津港沖で昨年11月、海上自衛隊の練習潜水艦「あさしお」が浮上中に、パナマ船籍のタンカーと接触した事故で、油津海上保安部(宮崎県日南市)が21日、当時のあさしおの艦長隈元均夫二等海佐(46)を業務上過失往来危険容疑で書類送検したと発表した。

 元艦長は昨年11月21日午前、浮上のため上昇を始めた際、ソナー(水中音波探知機)室から航行船舶を探知したと報告を受けたが、遠距離にあると誤認するなどし、あさしおをタンカーに接触させた。
2007/02/27 09:49
12歳にみだらな行為した教諭、強姦容疑で逮捕/群馬
 当時12歳の女子にみだらな行為をしたとして、群馬県警少年課などが21日、強姦容疑で同県安中市原市、元小中学校教諭岩井彰人容疑者(30)を逮捕したが、「性的関係は持っていない」と否認していると発表した。

 岩井容疑者は昨年3月から5月にかけ、県内のホテルで数回、13歳未満と知りながらみだらな行為をした疑い。
2007/02/27 09:39
「踏み字」違法捜査で警部補、謝罪の意思示す/鹿児島
 鹿児島県議選買収事件で、「踏み字」など違法な取り調べがあったとして県に60万円の賠償を命じた鹿児島地裁判決を受け、県警警部補(44)が原告の同県志布志市、ホテル経営、川畑幸夫さん(61)に謝罪の意思があると伝えていたことを20日、県警が定例会見で明らかにした。

 川畑さんは、任意聴取で「お前をこんな人間に育てた覚えはない」などと親族のメッセージに見立てた紙を無理やり踏まされたと主張。地裁は1月の判決で「常軌を逸した取り調べで、公権力をかさに着て侮辱した」と違法性を認めた。
2007/02/27 09:23
飲食店に衝突し中学教諭死亡/北海道
 20日午後5時10分ごろ、札幌市白石区東札幌3の3の市道で、道路脇の飲食店の玄関に乗用車が衝突する事故を起こし、運転していた同区東札幌5の6、同市立上野幌中、柴元伯(もとみち)教諭(54)が死亡した。
2007/02/27 09:15
児童買春教諭、新たに9件容疑で追送致/北海道
 児童買春したとして昨年逮捕された小樽市の高校教諭が同様の行為を9件繰り返していたことが分かり、江差署が20日、同市幸3、元道立仁木商業高教諭、武田匡弘被告(42)=児童買春禁止法違反罪で公判中、1月に懲戒解雇=を同法違反(児童買春、児童ポルノの製造)容疑で函館地検に追送致したと発表した。

 武田容疑者は昨年7〜9月、携帯電話の出会い系サイトで知り合った道内の少女延べ9人(当時14〜17歳)が18歳未満であることを知りながら現金2万〜3万円を渡す約束をしていかがわしい行為をし、武田容疑者は9人の裸をカメラ付き携帯電話で撮影しており、児童ポルノ製造容疑でも立件したという。

 武田容疑者は少女と会う約束をしては、自家用車で道東や道北まで行っており、写真は少女1人当たり十数枚〜20枚撮影し、画像は自宅のパソコンに保存していた。
2007/02/27 08:54
ガス管取換工事の申込者書類盗難、19世帯分未回収/宮城
 仙台市ガス局が20日、ガス管取換工事の申込者24世帯分の個人情報を記した書類が、請負業者の車から盗まれ、19世帯分は未回収のままになっていることを発表し、被害世帯に謝罪するとともに、職員らの処分を検討しているという。

 工事を請け負った「オオタガス設備」が15日午前9時半から午後5時の間、同市泉区で無施錠で路上駐車していたライトバンの中から、24世帯分の氏名や間取り図が記された書類入りのカバンを盗まれ、別の業者や職員が16日、現場周辺で散乱している書類を発見して、同局はすべて回収したと思い込みそれ以上探さなかった。

 19日になってやっと、請負件数のリストと回収件数を照合して足りないことに気づき、盗難届を出したという。
2007/02/27 07:38
下水道料の未徴収、24年間で1471万円/埼玉
 和光市が20日、82年度〜05年度の24年間で未徴収の下水道料金が推定約1471万円あり、排水設備工事の終了時に一部の使用者から「下水使用開始届」を受け取っていなかったのが原因だと発表した。

 野木実市長は責任を取り、4月から3カ月間、給料(月額84万7000円)を5%カットする条例案を21日開会の市議会に提案し、市長は6日付で建設部長(60)と下水道課長(60)を訓告処分にした。

 未徴収は06年9月、市民から「料金請求がない」と指摘されて判明したが、上下水道の全使用世帯(約3万3600世帯)のうち上水道だけが支払い済みの世帯を調べて全体の未徴収額が分かったという。
2007/02/27 07:33
瀬谷署元警部補の証拠品横領、懲役3年を求刑/神奈川
 証拠品の現金約18万円を盗んだとして窃盗罪などに問われた元瀬谷署刑事課警部補、塩田博被告(59)=大和市福田=に対し、検察側が20日の横浜地裁(倉沢千巌裁判官)公判で、懲役3年を求刑したことが明らかになった。

 後半で塩田被告は昨年3月の退職時、捜査書類計93通を自宅に持ち帰り、放置した公用文書毀棄罪の追起訴事実を認め、検察側は論告で「(窃盗は)借金返済に窮しての犯行。窃盗事件の専門家と言うべき盗犯係の警官による窃盗事件で、悪質な職務犯罪」と指摘した。
2007/02/27 07:24
女子中生にみだらな行為をした職員を懲戒免職処分/神奈川
 横浜市が20日、携帯電話の出会い系サイトで知り合った中学3年の女子生徒に現金3万円を渡して同市港北区のホテルでみだらな行為をしたとして、1月30日に県警に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕された。今月9日に横浜簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた、市資源循環局港北事務所の男性職員(28)を懲戒免職処分にしたと発表した。
2007/02/27 07:11
旧海軍爆雷爆発で1億3000万円、国に賠償命令/神奈川
 横須賀市で00年に旧海軍の爆雷が爆発した事故を巡り、工場半壊の被害を受けた産業廃棄物処理業者に保険金1億3000万円を支払った東京海上日動火災保険が国に対し、同額の賠償を求めた訴訟で、東京地裁の水野邦夫裁判長が20日、判決で「爆雷所有者として被害を防ぐ義務を怠った」と国の賠償責任を認め全額の支払いを命じたことが明らかになった。

 事故は00年8月30日、旧海軍施設跡地で県有地にあった老人ホームの解体工事現場から出た鉄くずを、同市のリサイクル会社がスクラップ中に、交じっていた爆雷1個が爆発。同社従業員1人が重傷を負い、隣の産業廃棄物処理業者の工場を半壊したほか、周辺数百メートルの住宅で窓ガラスが割れるなどした。
 判決で「国は跡地を譲渡する際、地元自治体に爆雷埋設の可能性を伝えなかった」などと指摘している。
2007/02/27 04:17
万引き職員を減給/神奈川
 横浜市が20日、家電量販店でカメラ用電池など(計2000円相当)を盗んだとして、まちづくり調整局住宅部住宅管理課の男性職員(56)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
2007/02/27 04:07
「胃潰瘍対応不十分」過失認め遺族と和解/山梨
 甲府市増坪町の市立甲府病院(赤羽賢浩(よしひろ)院長)が、03年10月に出血性胃潰瘍で止血措置をしたが12日後に死亡した患者の遺族に対し「止血措置後の経過観察が十分でなかった」と過失を認め、今年1月に約3943万円を支払い和解していたことが判明した。

 患者は甲府市の60代の男性で、03年10月16日に腹痛などで救急外来を受診し、同病院は内視鏡検査で、患者が治療で服用している薬の副作用による出血性胃潰瘍と診断して止血措置を施した。出血は一時的に止まったが、再び出血し、患者は出血性ショックで死亡した。

 同病院は同11月に遺族に経過を説明し、遺族はカルテの開示請求を行って、06年4月に同病院に医療過誤として損害賠償を請求する考えを示した。
 同病院は外部の内視鏡専門医と保険会社に意見を聴き、止血後の対応が十分でなかったと判断したという。
2007/02/26 21:47
小諸郵便局課長代理が無賃乗車/長野
 無賃乗車をしたとして、県警鉄道警察隊と小諸署が19日、長野市篠ノ井塩崎、小諸郵便局総務課課長代理、中島健二容疑者(49)を詐欺容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 中島容疑者は同日午後7時ごろ、しなの鉄道小諸駅からJR篠ノ井線篠ノ井駅までの830円区間を乗車した際、小諸駅から乗車した際に同駅と隣接する滋野駅間の乗車券(200円)を使い、篠ノ井駅で降りる際には同駅の両隣にある今井駅と稲荷山駅間の回数券(180円)を使った。

 回数券はあらかじめ用意していたといい、同容疑者は通勤時にも同様の不正を繰り返していたとみられ、「金を浮かせ、小遣いに充てようとした」と供述している。
2007/02/26 21:44
元長岡市職員を業務上横領容疑で書類送検/新潟
 与板署が20日、元長岡市市民課職員で無職の男(23)=同市寺泊竹森=が公金を着服したとして、業務上横領で地検長岡支部に書類送検したと発表した。

 男は旧与板町職員だった03年12月末、管理していた消防団員の退職報奨金38万6000円を横領し、遊ぶ金に使ったなどと供述しているという。

 市に消防団員から照会があって横領が発覚し、男が横領したとされる金全額を返済したとして、刑事告訴はせず、同年11月、男を懲戒免職処分にしたほか、当時の上司らの減給処分を発表している。
2007/02/26 21:40
4件約11万円の健保給付ミス/新潟
 新潟社会保険事務局が20日、健康保険証2枚を誤送付してしまい、2枚ともすでに回収されており、悪用はなかったと発表したが、この他、健康保険の給付金でも4件計約11万円の給付ミスが判明し、同事務局は「再発防止に努めたい」と述べている。

 上越社会保険事務所の男性職員が今月13日、保険証2枚を間違った封筒に入れ、別の被保険者に送り、翌日に1人から連絡があり、誤りに気づいたという。
 同事務局では先月31日、事業所を通して被保険者に配る「医療費のお知らせ」2人分を別の事業所に送るミスがあったばかりだ。

 一方、同事務局などでは昨年12月〜今月、高額療養費の審査時に入力ミスなどで未払い2件計5万7228円、過払い1件853円が発生し、傷病手当金の支給でも1件5万2728円が過払いされた。
(編注:ミスでない方が、数が少ないんじゃないのか?)
2007/02/26 21:21
県立総合病院で25人がノロウイルス感染/静岡
 静岡県立総合病院(静岡市葵区北安東、神原啓文院長)が20日、入院患者ら25人がノロウイルスが原因とみられる胃腸炎に感染し、いずれも軽症で、快方に向かっていると発表した。

 16日に68歳の女性患者ら3人が下痢や腹痛などの症状を訴え、その後、同様の症状を訴える者が続出して、検査をした20人中14人からノロウイルスが検出されたという。
 ひとつの病棟のみで感染していることから、最初に感染した患者の1人が感染源とみて、再発防止策を実施している。
2007/02/26 21:16
医療事故、遺族側に500万支払いで和解/愛知
 半田市が20日、市立半田病院での医療事故で、患者遺族に500万円を支払うことで和解することを明らかにした。

 04年7月に他病院からの紹介で、右尿管癌で入院した知多市の60歳代の男性患者に、尿管・腎臓の全摘出手術を実施したが、術後しばらくして、傷口から壊死した腸管が見られたため再手術し、男性は意識が戻らないまま敗血症で死亡した。

(1)不適切な手術で腹膜を損傷し、壊死を招いた
(2)術後管理が不十分だった
として、損害賠償請求されていたもので、病院側は、手術は適切な処置だったが、結果として術後管理が不十分で、腸管壊死を早期に発見できなかったことが、敗血症を引き起こす要因となったことを認め、和解に応じたという。
2007/02/26 21:09
公共下水道使用料の督促状、発送日と納付期限が逆/滋賀
 長浜市が発送した11月分の公共下水道使用料督促状に印字ミスがあり、発送日と納付期限を逆に印字していたことが判明した。

 ミスが判明したのは、今年1月29日が納付期限の昨年11月分下水道使用料の督促状463通で、発送日を2月16日とするのを26日、納付期限を26日とするところ16日として印刷そ、発送してしまったという。
 同課では、おわびの書面と正しい督促状を再発送したが、再送費用が公費から賄われており、市職員のミスが市民の負担として覆いかぶさっている。
2007/02/26 20:19
「市の三セク賃料は不適正」岡田市長らを提訴/兵庫
 市民オンブズ三田が20日、再開発ビル「三田駅前1番館」の運営に関し、三田市の岡田義弘市長と芳倉研一元助役が市に損害を与えたとして、約4億5500万円を市に賠償するよう求める訴えを神戸地裁に起したと発表した。

 市はビルを運営する第三セクター「三田地域振興」(社長、岡田市長)に1〜5階を1平方メートル平均で月398円で貸す一方、6階を三セクから1平方メートル当たり月2721円で借りている。一般に商業ビルは上階ほど賃料が下がるため、6階の賃料が適正とすれば、1〜5階の平均賃料は3646円となる。この差額が市の収入になるはずなのに、三セクから受け取っていないとして、05年9月〜06年9月の差額分の家賃収入約4億5500万円を損害額としたという。
2007/02/26 20:14
飲酒運転で事故、県職員を懲戒免職/兵庫
 兵庫県が20日、酒を飲み自家用車で人身事故を起こした県社土木事務所の男性課長補佐(55)=病気休職中=を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 課長補佐は先月30日午後10時20分ごろ、高砂市中島の市道で飲酒運転をして乗用車に接触し、弾みで乗用車がタクシーに衝突し、乗用車とタクシーの計3人に軽傷を負わせ、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。
 運転前に、カラオケ喫茶で中瓶3本分のビールを飲んでいたと供述している。
2007/02/26 20:10
230人に8000万円返還、60人に460万円課税/島根
 松江市が20日、固定資産税と都市計画税で徴収ミスがあり、約230人に過去10年分の計約8000万円を返還し、約60人に過去5年分の計約460万円をそ及課税すると発表した。
 一人当たりの最高返還額は444万円、同徴収額は173万円となり、地方税法の減額措置を忘れたことなどが原因だが、資料が残っていない96年以前も誤徴収をした可能性があるという。

 固定資産税は、住居を建てた住宅地は面積に応じて評価額を下げる措置があるが、誤って減税しておらず、旧八雲村以外の旧市町でミスがあった。加算金を含めて計7453万円を返還する。

 市街化区域の家屋に課す都市計画税では、同区域でない家屋83棟(78人)から、10年間で513万円を多く過徴収し、加算金を含めて計658万円を返す一方で、区域内の84棟(61人)から5年間で計463万円を徴収していなかった。

 昨年8月、住民から「固定資産税が多すぎる」と指摘されるまでまったく気付いておらず、都市計画税のミスも分かり、市が電算システムや図面、現地を調査した結果、今月になり全体額が判明したという。
(編注:全然、仕事をしてないじゃないか。給料を全額返せ!)
2007/02/26 19:57
非番の警官衝突、バイクの介護士が重体/鳥取
 20日午後5時40分ごろ、鳥取市秋里の市道交差点で、近くに住む鳥取署留置管理課の中尾良巡査(22)運転の軽乗用車が同市賀露町南3、介護士、横田安広さん(21)運転のオートバイに衝突する事故を起こし、横田さんは頭を強く打ち、意識不明の重体となった。

 現場は見通しのよい信号のない交差点で、バイクは前輪が大破。乗用車は、右側面が破損しており、バイクのブレーキ痕はあったが、乗用車にはなかった。
 横田さん側が優先道路で、中尾巡査は一時停止はしたと言っているが、相手が喋れないことを良いことに、嘘を吐いている可能性もある。

 中尾巡査は非番で自宅から買い物に行く途中で、事故直後、自分で110番通報したとして、同署は「本人が通報もしており、適切な対応をとったと考えている」としている。
(編注:事故後に電話すれば、安全確認をせずに事故を起こしても「適切」だってか?)
2007/02/26 19:43
暴言の高校教諭を分限免職/福岡
福岡県教委が20日、生徒や同僚に暴言を繰り返すなどしたとして福岡市の県立高校の男性教諭(48)を分限免職処分にしたと発表した。

 高校教諭は93〜06年の14年間で病気休暇・休職を繰り返す一方で、97年から在籍した各高校では生徒に「心臓にピンを刺してやる」「死ね」などと暴言を吐いたり、同僚に椅子を投げるなどし、県教委が研修を受けさせたりしたが、改善されなかった。
2007/02/26 19:30
放射性物質漏れで、速やかな通報要請/岡山
 日本原子力研究開発機構・人形峠環境技術センター(鏡野町上斎原)で放射能を含む少量の排水漏れがあった問題で、県と鏡野町が19日、「通報が遅れたのは遺憾」などとして同センターに再発防止と速やかな通報を申し入れたことが明らかになった。

 漏洩は16日午前8時40分ごろ、同施設の製錬転換施設で作業員が発見し、同日午後0時45分ごろにも配管に漏洩の痕跡があるのを見つけたが、県などへの通報は更に約3時間後の同3時50分ごろになった。
2007/02/26 19:25
郵便物隠匿容疑で懲戒免職処分/福岡
 日本郵政公社九州支社が20日、郵便物23通を隠していたとして、早良区の早良郵便局(若林松広局長)の男性非常勤職員(28)を19日付で懲戒免職処分にしたと発表し、公社福岡監査室は郵便法違反(郵便物の隠匿)容疑で福岡地検に書類送検するという。

 この職員は昨年4月採用され、早良区の百道、百道浜、西新にある会社の集配業務を担当していたが、6〜9月ごろに、あて名が違っていたりあて先に該当する人がいないなどで持ち帰った封書3通、はがき20通の計23通を送り主に返すなどの処理をせず、局内の集荷棚などに隠していて、「面倒だった」と話しているという。
2007/02/26 19:18
男子生徒に猥褻行為の中学教諭を懲戒免職/福岡
 福岡県教委が20日、男子生徒に猥褻行為などを行ったとして筑紫野市の中学校に勤める男性教諭(44)を懲戒免職処分としたと発表した。

 筑紫野市の中学教諭は昨年5月から12月にかけて、3年男子ら計10人に対して下腹部を触ったり、猥褻な内容の電子メールを送信し、触った生徒やメールを送った生徒ら7人に「励まし」などと称して2000〜500円を渡した。
2007/02/26 18:55
中2自殺で担任ら4人処分へ、内容は持ち越し/福岡
 県教委が、筑前町立三輪中2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月にいじめを苦に自殺した問題で、1、2年時の担任や校長ら4人を処分対象とし、20日の臨時会に処分案を提出したが、処分内容について意見がまとまらず、3月6日の次回に持ち越されたことが判明した。

 昨年12月下旬から今年1月23日にかけて、三輪中の全教諭に対してヒアリングを実施し、昨年末にまとまった町調査委員会の最終報告書の内容とも照らし合わせた上、校長、教頭、1年時の担任、2年時の担任の4人の責任について協議した結果、1年時の担任は男子生徒の家族からの相談内容を他の生徒に漏らしたり、男子生徒に対して不適切な発言をした、2年時の担任は生徒がいじめられていることを見逃したと指摘している。
2007/02/26 18:37
踏み字で、責任者ら3人の懲戒免職求め署名提出/鹿児島
 03年の鹿児島県議選の公選法違反事件に絡み、踏み字など違法な取り調べを受けたとして、県に損害賠償を求めて勝訴した志布志市の会社役員、川畑幸夫さん(61)が20日、県警を訪れ、当時の志布志署長、捜査主任の警部、踏み字をさせた警部補の3人を懲戒免職にするよう求める県警本部長あての6109人分の署名を提出したことが判明した。

 署名は先月15日から志布志市内を中心に集めたもので、警部補を特別公務員暴行陵虐罪で告訴し、受理されて以降、多くの署名が集まったという。
 川畑さんは「署名が集まったのは、志布志の住民が怒っている表れ」と話し、改めて3人の処分を求めた。
2007/02/26 17:13
宝塚市のパチンコ条例で業者に損害4億8千万円賠償/兵庫
 兵庫県宝塚市が違法な条例に基づいてパチンコ店建設工事を差し止めたため損害を被ったとして、大阪府内のパチンコ業者の男性と建設を請け負った会社が市に計約19億円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)が16日に市の上告を棄却し、市側に約3億4800万円の支払いを命じた二審・大阪高裁判決が確定し、市は利子分を合わせて約4億8700万円を支払うことになったことが判明した。

 宝塚市は83年にパチンコ店の出店を風俗営業法の規定より厳しく、商業地域に限定する独自の条例を制定し、94年に準工業地域で建設を始めた業者に工事禁止を求める仮処分を申し立て、訴訟を経て02年に敗訴した。
 この間に業者側は建設を断念し、市に損害賠償を請求し、「市の条例は建築基準法や風営法より厳格で矛盾している」などとして一、二審とも宝塚市が敗訴していた。
(編注:賠償金は、市職員の給料から引け、市民に負担させるな)
2007/02/26 17:06
求人情報の掲示遅れで、募集期限切れ23件/大阪
 大阪府立大学(堺市)で、企業や自治体から寄せられた求人票や募集案内などの求人情報を学内に掲示するのが遅れ、うち23件が応募期限を過ぎていたことが明らかになった。
 学生からの指摘で判明して、同大学が20日発表したもので、同大学は原因究明などのため、近く調査委員会を設置するという。

 学生課によると、企業や自治体などから求人票や募集案内が届くと、就職支援室の職員が開封し、職員2人が学生がアクセスできる学内専用のデータベースに求人情報を入力、就職支援室でも掲示して学生が閲覧できるようにしているが、今月初めに就職支援室を訪れた学生が、大量の求人書類が掲示されないまま室内に山積みにされ、一部がすでに応募期限を過ぎていることに気づいたという。
 大学側が調査したところ、昨年11月ごろに届いた求人情報計642件の処理が遅れ、うち23件がすでに応募期限を過ぎていた。
2007/02/26 16:58
京田辺市教委汚職で、元主査に有罪判決/京都
 京都府京田辺市のパソコン教育ネットワーク事業に絡む汚職事件で、収賄と窃盗の罪に問われた市教育委員会の元主査中島裕一被告(44)=懲戒免職=の判決が21日、京都地裁であり、上垣猛裁判官は「公務員に対する信頼を害した影響は大きいが、懲戒免職で社会的制裁を受けている」として懲役3年、執行猶予4年、追徴金138万8000円(求刑懲役3年6月、追徴金同額)を言い渡したことが明らかになった。

 上垣裁判官は「業者を選定できる立場を利用して、随意契約で業者を選んで自ら賄賂を要求した」と犯行の悪質性を指摘し、「遊興費欲しさという利欲的な動機に酌量の余地はない」と述べた。
2007/02/26 16:50
予防医学センターの労組積立金、千数百万円を着服/京都
 京都府知事などが顧問を務める財団法人「京都予防医学センター」(森洋一会長、京都市中京区)の課長補佐(58)が、同センターの労働組合の積立金千数百万円を着服していたことが、20日に判明した。

 積立金はセンターの職員でつくる「京都予防医学センター労働組合」の組合員55人が毎月の給料から支払っているもので、昨年1月、組合側の調査で積立金千数百万円がなくなっていることが判明し、当時の会計担当だった元課長補佐が着服していたことが分かったという。

 同センターをめぐっては、2005年1月に健康診断の委託業務に絡んで京都府京北町(現京都市)の町長が収賄容疑で逮捕された汚職事件で、元事務局長が贈賄容疑で逮捕されている。

 課長補佐は不正が発覚した昨年1月に依願退職しており、退職金で着服した全額を組合に返還しているという。
(編注:懲戒免職にして、退職金を払わないのが普通だ)
2007/02/26 16:40
公費支出見直しや公印管理の改善を指摘/京都
 京都府宇治市監査委員が20日までに、市の人権推進室や子育て支援室の事務執行について、公費支出の必要性を確認したり、公印管理のあり方を改善するよう指摘したことが判明した。

 市監査委員が2006年10月から12月にかけて監査した報告書によると、府南部17市町村でつくる山城地区市町村連絡協議会や山城人権啓発協議会などへの市分担金について、「必要性の判断に当たっては、支出の効果を確認する必要がある」とし、06年度に市はそれぞれ、約150万円と約83万円を支出していた。

 保育所に関して、市が管理者に対して規則で規定している公印使用簿が、4保育所で見受けられなかったと指摘した。

 同和事業の対象となる地域のNPO法人(特定非営利活動法人)に清掃などの業務委託を特命随意契約した点について「客観的・総合的に公平、公正に判断した意思決定過程を記録保存することが求められている」とした。
2007/02/26 16:36
徴収リストなど111人分情報紛失/滋賀
 滋賀県彦根市水道部が20日、水道料金の徴収リストや領収書計111人分と収納済みの現金など約7万2000円などが入ったかばんを紛失したことを発表した。

 同日午前10時すぎ、料金収納業務担当の男性嘱託職員(70)が同市薩摩町の民家を訪問した後、車のトランクの上に徴収用かばんを置いたまま発車して、次の収納先に向かい、数分後、約1キロ北で気づき、引き返して捜したが見つからなかったという。

 徴収リストには65人の住所、氏名や口座番号などの個人情報が記載され、領収書にも46人の住所、氏名、領収金額などが書かれていた。
2007/02/26 16:28
教諭夫婦のパソコンから児童名簿など流出/福島
 福島県郡山市の小学校に勤務していた女性教諭(45)と男性教諭(43)の夫婦が共有する私物のパソコンから、ファイル交換ソフト「ウィニー」を介して児童の名簿や成績などがインターネット上に流出していたことが20日判明した。

 市教委と男性教諭が現在勤務する小学校を管轄する只見町教委によると、流出したのは女性教諭が2004年度に担任だった6年生64人の氏名や住所が記された名簿と、社会科の試験の点数や評価が書かれた資料などで、パソコンにデータを取り込んで自宅に持ち帰った後、データを削除し忘れたため、昨年12月にネットに再接続した際にウイルス感染したという。

 男性教諭が03年度に担任だった同市の小学校の6年生62人の名簿と、只見町の小学校で05年度から受け持っている現在6年生の児童16人の名簿も同時に流出したという。
(編注:感染時の被害を最少にするために、今後は教諭同士での結婚を禁止すべきでは?)
2007/02/26 16:13
枚方市が敗訴確定受け、学校別テスト成績公開へ/大阪
 大阪府枚方市が20日、全市立小中学生を対象として市独自に毎年行っている学力診断テストの学校別成績を公開することを決めたと発表した。

 「学校がランク付けされる」として公開していなかったが、非公開決定の取り消しを求められた訴訟で1、2審とも敗訴し、同市は「勝訴の見込みがない」と上告を断念して、判決が確定したためだという。
2007/02/26 15:58
県立高実習船教員ら、フカヒレ売り収入を山分け/長崎
 長崎県立長崎鶴洋(かくよう)高(長崎市)の実習船「長水(ちょうすい)丸」(492トン)が、航海実習中に捕れたサメから加工した高級食材「フカヒレ」を売り、代金を県には納めずに指導教員や船員で大半を山分けしていたことが20日、長崎県教委の調査で判明した。

 売却益は2006年度までの5年間で計約260万円にのぼり、県教委は返還請求や関係者の処分を検討していると発表した。

 長水丸は年1回、南太平洋で約2か月にわたりマグロはえ縄漁を実施し、捕獲したマグロを静岡県・焼津港に水揚げし、売却益を県に納入しており、本来の漁獲対象ではないサメは、ヒレの部分だけ加工して同港で売却。売却益は02年度以降、毎年度40万〜60万円あったという。
2007/02/26 15:41
元私設秘書の有罪確定、前福島知事に連座制適用へ/福島
 元私設秘書(53)の公職選挙法違反の有罪が確定した佐藤栄佐久・前福島県知事(67)(収賄罪で起訴)に対し、仙台高検が連座制適用を求めた行政訴訟の第1回口頭弁論が20日、仙台高裁(小野貞夫裁判長)で開かれ、佐藤被告側は欠席し、答弁書も提出しないまま結審したため、連座制が適用される見通しになったことが判明した。

 判決は27日に言い渡され、適用されると、佐藤被告は判決確定日から5年間、同県知事選に立候補できなくなる。
 連座制の対象となった元私設秘書は、前知事の実弟、佐藤祐二被告(64)(収賄罪などで起訴)から票の取りまとめを依頼され、100万円を受け取るなどしたという。
2007/02/26 14:59
男性被告が自殺図り重体/福岡
 20日午前11時20分ごろ、福岡県筑紫野市の県警筑紫野署の留置場で、拘置中の男性被告(41)が首をつっているのを巡回中の署員が見つけ、病院に運ばれたが、意識不明の重体で、同署は自殺を図ったとみている。

 男性被告は子どもが通う小学校に因縁を付け金を取ろうとした恐喝未遂と傷害の容疑で1月29日に逮捕され、19日に起訴されたばかりで、留置場内のトイレ網戸に、履いていた靴下を通して首をつっていたという。
 県警筑紫野署の留置場では、自殺防止として、トイレの網戸が首をつれない強度や構造にする等の改造を怠っていた。
2007/02/26 14:41
小学校校長が女児の下着に手入れる/石川
 石川県白山市の市立小学校で、50代の男性校長が女子児童の下着の中に手を入れるなどのセクハラ行為をしていたことが20日、判明し、県教委は校長から事情を聴き、近く処分すると発表した。

 校長は8日午前7時半ごろ、小学校の校庭で児童と相撲や鬼ごっこをして遊んでいた際、低学年の女子児童3人の下着の中に手を入れ、被害に遭った児童が担任に申し出て発覚した。

校長は「大変なことをして申し訳ない」と事実関係を認め、同日夜に児童と保護者に謝罪した。
2007/02/26 14:38
公務出張扱いで人権集会に職員派遣/奈良
 奈良市が部落解放同盟奈良県連合会などの動員要請を受け、県内で昨年開かれた人権集会に、約30人から100人の市職員を公務出張扱いで派遣していたことが20日、判明した。

 市人権・同和施策課は「昭和40年代後半から慣例的に行われてきた」「人権問題に見識を深めるために派遣していることで、問題があったとは考えていない」とする一方、「原点に返って検証しながら精査していきたい」と見直すを発表した。

 各集会には、同県内の大半の市町村が実行委員会として参加し、部落解放同盟奈良県連は「動員要請は実行委が行っており、参加の強制などは一切していない」としている。
2007/02/26 14:31
患者が病床から転落、翌日も医療ミスで重体/東京
 東京大学付属病院(東京都文京区)で、重症心臓疾患のために集中治療室に入院していた10代後半の男性患者がベッドから転落し、心臓と補助人工心臓をつないで血液を循環させる管が抜ける医療事故が起き、更に、同病院は、翌日行った補助人工心臓の交換手術後にも、人工呼吸器を作動させるのを忘れるミスを重ねていたことが判明し、患者は、意識不明の重体になっている。

 患者は今年1月、重症心臓疾患で集中治療室に入院し、今月1日、鎮静剤の点滴中、ベッドから床に転落したはずみに、心臓から補助人工心臓に血液を送る管が外れ、大量出血した。
 隣のブースで処置中の看護師が転落の音を聞いてすぐに駆けつけたが、転落時には、誰も傍におらず、この事故で、脳の中枢神経にダメージを受けたとみられる。
2007/02/26 14:05
県の裏金561人を処分、知事は2000万返還/長崎
 長崎県庁の不正経理問題で、金子原二郎知事は20日の臨時県議会に、不正に関与した職員や監督責任者ら561人を停職や減給、戒告などの処分にし、自らを減給3か月(10分の3)、副知事ら4人を減給1か月(10分の2)にすると報告したことが明らかになった。

 処分対象者は計566人で、確認された裏金は4億3614万円。県職員と退職者らで2億2583万円を返還し、金子知事はうち2000万円を負担するという。

 処分では、ゴルフクラブ購入など私的流用をした6人が停職、私的流用で懲戒免職にした元職員(詐欺容疑で逮捕)の管理監督者ら8人が減給、監査や出納部門の幹部職員、裏金を作った当事者の管理監督者ら98人が戒告、339人が文書訓告、110人が厳重注意となる。

 1994年度以降の課長級以上の退職者にも総額の10%程度にあたる2000万円の自主的な返還を要請し、長崎県総務部長などを務めた古川康・佐賀県知事も含まれる。
2007/02/26 13:46
にがり原液飲ませ死なせた元施設職員を書類送検/神奈川
 神奈川県相模原市の知的障害者施設「県立津久井やまゆり園」で2004年、重度知的障害者の女性=当時(56)=に誤ってにがりの原液を飲ませ死亡させたとして、神奈川県警津久井署が20日、業務上過失致死容疑で施設の元女性職員(30)を書類送検したと発表した。
2007/02/26 13:36
市民病院で薬液大量投与する医療ミス=男性死亡/岐阜
 岐阜県大垣市の大垣市民病院で昨年10月、60代の男性患者が誤って通常の約7倍の薬液を投与された後に心肺停止となり、17日に死亡していたことが20日、判明した。

 病院は「大量投与が心肺停止を招いた可能性がある」とする内部調査をまとめ、昨年11月、外部の医師などによる調査委員会に調査を依頼しており、調査委は死亡に至った経緯や再発防止策をまとめるという。
2007/02/26 13:20
同和関連書籍、強要販売の団体 代表に和田元議員

 同和問題などに関する高額書籍の購入を企業などに強要したとされる恐喝事件で、逮捕された広島市の書籍販売会社「トラストジャパン」役員、李一雄容疑者(63)らが販売の際に名前を使っていた政治団体の代表は、旧社会党副委員長を務めた元衆院議員、和田静夫氏(80)=東京都武蔵野市=だったことが判明した。

 調べでは、和田氏が代表を務めていた政治団体は「全国同和人権促進会」(大阪市生野区)と「政治経済新改革連合会」(埼玉県ふじみ野市)。それぞれ平成9、10年に政治団体の届け出をした。いずれも活動実態はないとみられる。

 県警は今月16日に和田氏の自宅を家宅捜索し、預金通帳などを押収。和田氏は任意の聴取に対し「団体の活動については知らない」と関与を否定しているという。
2007/02/26 13:10
川村元県議を酒酔い運転で略式起訴/岩手
 盛岡区検が19日、矢巾町土橋11地割、紫波選挙区選出の元県議、川村農夫容疑者(53)を道交法違反(酒気帯び運転)の罪で略式起訴したと発表した。

 川村被告は昨年12月8日午前11時5分ごろ、紫波町江柄の国道396号で酒気を帯びたまま乗用車を運転し、同容疑で逮捕後、議員辞職願を提出して、昨年12月11日に県議会で全会一致で了承されている。
2007/02/26 13:00
障害男性はねた教諭、戒告処分/岩手
 岩手県教委は、久慈教育事務所管内の男性中学校教諭(30)を、重傷事故を起こしたとして戒告処分としたと発表した。
 教諭は04年12月3日午前6時半ごろ、洋野町内の県道で、フロントガラスを凍結させたまま乗用車を運転し、盲導犬を連れて歩いていた視覚障害の男性に後ろから衝突して、脳挫傷など全治約3カ月の重傷を負わせたとして、05年8月に業務上過失傷害罪で略式起訴され、同9月に50万円の罰金刑を受けた。

 事件発生から処分までに2年以上かかったことについて、県教委は「示談がまとまるのを待っていて処分が遅れた」としている。
2007/02/26 12:55
固定資産税などで課税ミス/岩手
 盛岡市が19日、固定資産税と都市計画税、国民健康保険税で、管理台帳の記載ミスにより、課税の過不足があったことを明らかにした。

 同市資産税課などによると、固定資産税と都市計画税では、6人に対し計55万5000円多く課税し、また6人に計36万9000円分の課税不足があった。
 国民健康保険税は99人に計366万4000円多く課税し、101人の計135万1000円分が不足していたという。

 資産税課が管理する固定資産税共有者管理台帳を基に三つの税は課税するが、その台帳に誤りがあったという。
2007/02/26 12:51
女子生徒の首筋触る被害計5件、停職処分で依願退職/岩手
 県教育委員会が19日、女子生徒にセクシュアル・ハラスメント行為をしたとして、県央部の県立学校の男性教諭(43)を停職6カ月の懲戒処分にし、教諭は同日付で依願退職したと発表した。

 教諭は1月17日の清掃指導時間中、校舎内で障害を持つ10代の女子生徒の首筋から背中を触ろうと服の中に指先を入れたところを同僚が発見した。

 教諭は、昨年春に同じ生徒のシャツのすそをズボンの中に入れるなど、97年以降に計5件5人の女子生徒に不必要に触ったことを認めており、うち4件について、学校側は教諭に注意指導しただけで県教委には報告していなかったことも判明しており、教諭の氏名は「免職ではないので」(県教委)公表せず、刑事告発する予定はないという。

 問題の教諭は県教委の事情聴取に対し、「触りたいという欲求を抑えきれず、手が出てしまった。生徒と保護者に不安を与えたことを反省している」と話しているという。
2007/02/26 12:23
郵便物のカード盗んだ元職員を書類送検/宮城
 日本郵政公社宮城監査室が19日、郵便物のクレジットカードを盗むなどしたとして、岩沼市相の原1、元岩沼郵便局非常勤職員、草野徹容疑者(36)=昨年12月6日付で懲戒免職処分=を盗みと詐欺などの疑いで仙台地検に書類送検し、「カードは飲食代などに充てた。ばれないと思ってやった」と供述していると発表した。

 草野容疑者は同11月12日から12月3日にかけて、自分が配達を担当していた配達記録郵便物2通を盗み、中にあったクレジットカードで約97万8000円を使用し、さらに、自分が販売した年賀はがき160枚の代金計8100円を横領した。

 草野容疑者はカード配達先に不在通知書を届けており、配達先から12月2日、「不在通知書が届いた」との問い合わせがあって発覚した。
2007/02/26 12:12
拘置支所で男性収容者が死亡/宮城
 19日午前0時35分ごろ、宮城刑務所古川拘置支所(大崎市古川)で、収容中の40代の男性が布団の中で息をしていないのを職員が発見、救命措置を講じたが間もなく死亡したことが明らかになった。

 男性は糖尿病を患っており、死因を調査中としているが、同刑務所(仙台市若林区)では15日にも、30代の男性受刑者がくも膜下出血で死亡したばかりであり、収容者に対する健康管理の不備が非難される。
2007/02/26 11:58
飲酒運転で人身事故の中学教諭を懲戒免/宮城
 仙台市教委が19日、部活保護者との新年会の帰りに、飲酒運転で人身事故を起こした市立中山中の阿部雄也教諭(48)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表し、奥山恵美子教育長は「注意喚起の通知・通達を再三にわたり発してきた中で起きた今回の事故は、重大な信用失墜行為であり誠に遺憾」とのコメントを出した。

 阿部元教諭は先月21日午前0時25分ごろ、同市泉区南中山1の県道で飲酒運転し、信号待ちしていた市内の40代女性の乗用車に追突する事故を起こして軽傷を負わせ、道交法違反(酒気帯び運転)で検挙された。
2007/02/26 11:34
男性患者の内臓損傷、ミス認め30万円で和解/栃木
 小山市民病院で06年3月、入院した小山市内の男性患者(62)の内臓を損傷する医療事故があり、病院はミスを認め今年1月末、損害賠償として約30万円を支払い和解したことが判明した。
 市は22日に開会する定例市議会に専決処分を報告するという。

 患者は昨年3月6日に胆石除去手術のため入院し、翌日、手術前の腸内洗浄のため肛門から薬液を注入したが、看護師が誤ってチューブで直腸を傷付けた。マニュアルでは患者をベッドに寝かせて注入すべき処置を、病院の調査で、立たせて処置していたことが原因と判明した。

 患者は自治医大病院に転院して手術を受けた。和解金は入院費用、慰謝料など。今後2年間の検査費用も市が負担する。
2007/02/26 11:26
昨年末、書店で28冊万引きした職員を停職/富山
 富山県高岡市が19日、市経営企画部在籍の30代前半の男性職員が06年12月、書店で本を万引きし、19日付で停職4カ月の処分にしたと発表したと発表した。

 この職員は06年12月22日午後6時55分ごろ、県西部の書店でビジネス書など28冊(販売価格計3万8053円)をバッグに入れ万引きしたところを店員に発見され、高岡署の任意聴取を受けていた。
 職員は翌日、上司に報告し「出来心だった」などと述べ、書店には代金分を弁済し謝罪、7日付で高岡簡裁から罰金20万円の略式命令を受けている。
2007/02/26 10:57
自殺未遂の町長、遺書で談合関与否定/石川
 18日未明、自宅で睡眠薬を服用して自殺を図り緊急入院した石川県志賀町の細川義雄町長(73)が、家族らにあてた7通の遺書を書き、坪野高志助役あてのものは「(談合事件での)警察の取り調べ内容に一切関与はない」などと同町発注の中学校体育館建設を巡る談合事件への関与を否定するものだったことが判明した。

 同町や羽咋市の入院先病院によると、細川町長は18日未明、自宅で睡眠薬13錠を服用し、致死量に満たない量だったが、当初意識不明状態で、意識は19日午前には戻り、4〜5日程度で回復見込みという。
(編注:死ぬフリだけして、容疑を否認する材料にしたか?)
2007/02/26 10:38
追跡パトカー、軽ワゴンと衝突事故を起こす/静岡
 19日午前11時20分ごろ、函南町仁田の町道交差点で、容疑車両を追跡中の三島署の鈴木良仁巡査長(28)の運転するパトカーが、同町平井の自営業男性(55)の軽ワゴン車に衝突する事故を起こしたが、幸い、怪我人は出なかった。

 鈴木巡査長の運転するパトカーは同町間宮の主要地方道で手配中の容疑車両を発見し追跡を始め、赤色灯をつけサイレンを鳴らしながら約900メートル走ったところで赤信号の丁字路に差し掛かった。
 パトカーは一度停止後、左折したが大きくふくらみ、交差点内で右折しようと停車中だった軽ワゴン車に衝突する事故を起こし、パトカーは容疑車両を見失ったという。
2007/02/26 10:12
「議会軽視」で、市長に抗議文/静岡
 掛川市議会の議会運営委員会(菅沼茂雄委員長)が19日、戸塚進也市長に「議会軽視の発言が目立つ」として言動に注意を促す抗議文を手渡したことが判明した。

 同市長は国民保護法訓練の実施方法を巡り、議会答弁を覆すなどした。
2007/02/26 09:47
空自機立ち往生で、春日井市や小牧市、原因究明を要請/愛知
 愛知県営名古屋空港(豊山町)で16日夜、航空自衛隊小牧基地のC110輸送機が滑走路で立ち往生した問題で、春日井、小牧両市などが19日、徹底した原因究明と再発防止を文書で申し入れたことが判明sぢた。

 輸送機を車両で牽引して滑走路を移動中、連結するジョイント部分が外れた事故で、約1時間滑走路が閉鎖され、着陸予定だった民間機3機が中部国際空港に着陸した。

 申し入れは、「機材の整備点検を徹底するとともに、教育訓練を充実して万全な再発防止策を」としており、これに対し、同基地は「真摯に受け止め、再発防止に努めます」とのコメントを出した。
2007/02/26 09:35
配達中に放置?林道で142通散乱/三重
 伊賀市の林道で、はがきや封筒などの郵便物142通が散乱しているのを通行人が発見し、伊賀署に届け出ていたことが19日判明した。
 同署員らが確認し、現在、日本郵政公社三重監査室が事件、事故の両面で調べているという。

 郵便物は17日午後3時ごろ、同市甲野の林道で見つかり、同監査室が調べたところ、郵便物は同市平田の大山田郵便局(西岡定信局長)が扱っていたものとみられ、消印が押されていたことから、配布中に放置されたらしいという。
2007/02/26 09:20
不正通行、“区議”身分が安心材料と公判証言/東京
 高速道路の不正通行を共謀したとして道路整備特別措置法違反罪に問われた、フリーウェイクラブ(解散)副会長で東京都江戸川区議、田中健被告(41)の第3回公判が19日、彦根簡裁(橋本一裁判官)であり、同クラブ元会員の男性(66)と女性(59)=ともに同法違反罪で罰金刑が確定=への証人尋問を行った。

 2人は05年8月以降に2回、大阪市内で開かれた同クラブの勉強会に参加した際、区議である田中被告が主催者側で出席していたことについて「安心材料になった。議員という身分のある人が法に触れるようなことはしないだろうと思った」などと証言したことが明らかになった。
2007/02/26 08:58
国保料徴収不能で、職員17人を処分/大阪
 堺市で03年度からの4年間に国民健康保険料の徴収ミスがあり、本来は徴収時効が中断していたのに時効と勘違いして徴収を怠ったため、その後実際に時効を迎えて徴収不能(不納欠損)になった国保料が、延べ2538世帯・約4億3000万円分あった問題で、市が19日、徴収ミスにかかわった職員17人の処分を発表した。
 知識不足から特に多額の不納欠損をつくった南区役所の保健年金課長と同係長に戒告、他区や本庁を含むそれ以外の関係職員13人に文書訓告、2人に厳重注意(口頭)の処分を課したという。

 国保料の徴収権は2年で時効を迎えるため、被保険者から徴収猶予申請書や分納誓約書を提出させて時効を中断したうえで徴収を続けるのが一般的だが、03〜05年度の2186世帯、約3億6988万円分については、徴収猶予申請などが出ているのに時効を迎えたと勘違いして徴収をやめるか不納欠損として処理し、その後に実際の時効を迎えており、06年度分についても同様のケースが昨年12月までに352世帯、約6018万円分あった。
2007/02/26 07:47
公共工事汚職課長の拘置、再び取り消し釈放/兵庫
 赤穂市発注の公共工事を巡り、業者に設計金額を漏らした見返りに現金を受け取ったとして、収賄容疑などで逮捕され、拘置された同市総務部参事兼契約検査担当課長、小林義文容疑者(58)=同市元塩町=について、拘置決定を不服とした準抗告の申し立てに対し、神戸地裁が「逮捕前の任意の取り調べは任意とは認められない」として拘置を取り消す決定をしていたことが19日、判明した。

 県警捜査2課などは今月1日、市発注の道路工事など5件の指名競争入札で、建設会社社長に予定価格を推測できる設計金額を教えた見返りに、現金計約120万円を受け取った収賄容疑で逮捕し、地裁は2日、10日間の拘置を決定したが、しかし小林容疑者側が準抗告を申し立て、地裁は拘置取り消しを決定し、10日に釈放された。

 小林容疑者は15日には、競売入札妨害容疑で再逮捕、拘置されたが、再び拘置決定を不服とした準抗告を申し立て、神戸地裁が18日、「拘置が取り消されたことを原因とする逮捕であることが明らか」と判断して、拘置を取り消す決定、同日釈放された。
2007/02/26 07:35
「自宅近くの宿泊費不当」県に返還求め住民監査請求/兵庫
 県議会の常任・特別委員会が過去4年間に実施した県内視察で、県議16人が帰宅可能な距離にもかかわらず、県費で自宅近くのホテルに宿泊したのは不当として、市民団体「市民オンブズ尼崎」が19日、宿泊費38万6400円を県に返還させるよう求める住民監査請求を行ったと発表した。

 請求書によると、03年8月から06年11月の間に、自民、公明、ひょうご・県民連合、共産の4会派に所属する県議計16人が1泊2日の県内視察に参加した際、初日の日程を帰宅可能な居住市内で終えたにもかかわらず、県費でホテルに泊まったという。

 初日の視察終了は午後5時ごろ、翌朝の出発も午前9時で、交通機関を利用して帰宅できるため、県費による宿泊は不必要で、地方財政法にも反するもので、自宅から宿泊先までわずか500メートルしか離れていなかったケースもあったという。
2007/02/26 07:25
住民票の入力業務、職員が直接指揮命令/兵庫
 尼崎市が住民票の入力業務について、人材派遣会社と請負契約を結んだのに、市職員が直接、職業安定法などで禁じられた指揮命令をしていたことが19日判明し、市は「偽装請負と言われても反論できない」として、新年度から市職員による指示が可能な派遣契約に切り替えると発表し、兵庫労働局は「事実であれば法律違反。改善の指導を検討する」としている。

 2001年から転居届などのパソコン入力について、大阪市の人材派遣会社などと請負契約を結び、1日当たり4人の女性が作業するようになったが、作業の効率化などを目的に、少なくとも数年前から市職員が業務の割り振りなどをするようになったという。
 女性らの加入する労働組合「武庫川ユニオン」が14日、市に指摘して発覚した。
2007/02/26 07:20
男児失明賠償訴訟で県が控訴へ/奈良
 県立奈良病院(奈良市)の眼科医が先天緑内障の発症を見過ごし両目を失明したとして、県内の男子児童と両親が県を相手に損害賠償を求めた訴訟で、県が19日、介護費用など総額約1億3700万円の支払いを命じた今月8日の奈良地裁判決を不服として、控訴(20日付)することを決めたと発表した。
2007/02/26 07:10
政務調査費「不当支出」2会派に質問状/広島
 広島市議に05年度に支出された政務調査費のうち、3会派で違法・不当な支出が発覚した問題で、「政務調査費を透明にさせる会」が19日、支出額が多かった公明党と市民・民主フォーラムに対し、公開質問状を出したことが判明した。

 「市民から託された税金の使い道をどう考えているのか」「(公明党が独自に実施する)調査結果は、いつどのように報告するのか」などを質問し、1週間以内に回答するよう求めているといい、代表らは「公金を使っているという認識が甘い。現状ではすべてが不透明で、謝罪して返還したからといって市民は納得できない」と述べた。

 共産党市議団も同日会見し、「税金の私的流用は、市民も議会も愚弄するもの。謝罪と同時に、自らの責任を明確にすべき」と主張し、「使途基準の不明さを弁明の理由にしているが、服や靴代が事務所費に入らないのは誰が見ても明らか」と非難。「市は領収書が保管されている過去5年分にさかのぼり、全会派の事務所費以外のすべての支出を調べるべき」と訴えた。
2007/02/25 22:19
割り増し退職金の返還、元職員2人に求め提訴/愛媛
 伊方町が19日、元職員2人を相手取り、勧奨退職として、退職金割り増し金約630万円の過払い分の返還を求めて「不当利得返還請求」の訴えを松山地裁大洲支部へ郵送したと発表した。

 元職員2人が受け取った退職金の割り増しは、合併時に失効しており、退職金請求手続きの事務処理に違法があり、割り増し退職金を受給できる正当な理由がないという。

 訴えられた元職員2人は「訴状を見ていないのでコメントできない」と話している。
2007/02/25 21:39
別工事でも便宜=謝礼金300万円授受/福岡
 北九州市発注のテニスコート整備を巡って工事妨害を指示したとして、威力業務妨害罪に問われた戸畑区東大谷、元市議、清田真被告(47)の初公判が19日、地裁小倉支部(田口直樹裁判長)であり、清田被告が起訴事実を認めたことが判明し、検察側は「清田被告が工藤会系暴力団組員を利用して工事妨害を命じた」と指摘した。

 検察側は、清田被告が指名業者「奥アンツーカ」北九州営業所長だった武藤大祐被告(38)=同罪で公判中=に依頼されて各種の便宜を図ったにもかかわらず、他議員の紹介で新規参入した業者がテニスコート整備工事を落札したため激怒し、暴力団組員を使って妨害するよう指示したと指摘し、さらに、別の体育施設工事でも便宜を図り、謝礼金300万円を受け取ったことを明らかにした。

 清田被告は05年3月、同市小倉南区のテニスコートに塗料入りの液体をまき散らして、工事を妨害した。
 市議を辞職した清田被告は法廷で「深く反省し、市民の皆様に深くお詫びしたい」と述べた。
2007/02/25 21:30
酒気帯び運転事故「焼酎3〜4合飲んだ」と供述/佐賀
 18日夜、唐津市内で乗用車を酒気帯び運転して玉突き事故を起こし、道交法違反容疑で逮捕された県唐津保健福祉事務所職員、広松寛容疑者(34)が唐津署の調べに対し「(同日)午後2〜6時に自宅で焼酎を3〜4合飲んだ」と供述し、事故当時、友人に会うため佐賀市に向かう途中だったと判明した。

 県は飲酒運転が判明した場合は懲戒免職にすることを決めており、広松容疑者についても事実関係を本人に確認次第、懲戒免職にするとし、古川康知事が19日「職員が不祥事を起こし、県民の信頼を著しく損なうこととなったことは誠に申し訳ない」と陳謝するコメントを出した。
2007/02/25 20:38
裏金問題で処分発表、市長が改めて謝罪/長崎
 裏金問題に伴う処分を19日発表した佐世保市は、処分される職員は課長級以上の管理職のほぼ半数にあたる91人に上り、三役も減給、光武市長は「今後は、議会の声も聞きながら、再発防止に力点を置きたい」と話し、「市民の皆さんに深くおわび申し上げます」と改めて謝罪した。

 市役所で会見した光武市長は「長年、組織的に行われてきた悪(あ)しき慣習であり、市の財務規則にも『予算の執行は部課長が厳正に行う』とあるので、上位の職にあった者の処分を重くした」と説明。また、2カ月間の市長給料50%カットを3月定例会に提案することについて「重いか軽いかは議論もあろうが、市政の最高責任者として監督不十分だったことの責任を取る」と述べた。
2007/02/25 20:11
酒気帯び運転事故の陸自隊員3人処分/熊本
 陸上自衛隊高遊原分屯地(益城町)が19日、酒気帯び運転で物損事故を起こした同分屯地第8飛行隊所属の陸士長(24)を停職17日とし、同乗していた西方航空野整備隊の20〜21歳の陸士長2人も停職15日の懲戒処分としたと発表した。

 陸士長は1月27日夜、酒を飲んで車を運転し、熊本市内から分屯地に戻る途中で、道路脇の石垣に衝突する事故を起こし、警察官の検査で呼気1リットル当たり0・42ミリグラムのアルコールが検出された。ピッチャー数杯のビールを飲んでいたという。
2007/02/25 20:02
競売入札妨害罪で起訴の部次長を休職処分/熊本
 人吉球磨広域行政組合(代表理事・福永浩介人吉市長)の発注業務を巡り、競売入札妨害罪で起訴された元組合事務局長で人吉市企画部次長、北川徹被告(56)に対し同市が19日付で企画部付の休職処分とし、弁護人を通じて書面で通知したと発表した。

 処分は市職員懲戒等審議会が15日に地方公務員法に基づき決定したもので、当面3月31日までで、それ以降は再度審議会で決めるという。
 休職中、給与の60%が支払われ、懲戒処分について、同審議会は「本人の認否も分からない状況で軽々に判断できない」として見送ったという。
2007/02/25 19:54
女性非常勤職員が水増し着服/宮崎
 日本郵政公社九州支社が19日、小林市の東方郵便局の女性非常勤職員(46)が顧客2人から貯金の払い戻し請求を受けた際、各10万円を水増し処理して、計20万円を着服していたと発表した。

 女性職員は1月16日、窓口で顧客から5万円の払い戻し請求を受けた際、手書きの請求書の金額欄に「1」を書き足して、15万円として処理し、差額の10万円を着服し、同25日に6万円の払い戻し請求を受けた際にも、同様の手口で10万円を着服した。

 顧客から「6万円払い戻しをしたのに、通帳では16万円払い戻したことになっている」との指摘を受けて発覚し、女性職員は「生活費が欲しかった」と容疑を認めて全額を返し、公社は顧客2人の口座にも返還した。

 公社は今月6日付で女性職員を懲戒免職とし、19日に宮崎地検に業務上横領容疑で書類送検したという。
2007/02/25 08:22
裏金問題で職員163人を処分 懲戒免職3人/大阪

 全庁の23部署で総額6850万円の裏金が発覚した大阪府は20日、懲戒免職3人を含む163人の処分を発表した。監督責任をとって、太田房江知事は給与1カ月分(145万円)を返上、副知事3人も減給50%(1カ月)とし、ほかに停職が5人(1〜3カ月)、減給10%が12人(1〜2カ月)。

 10年前に全庁で13億3千万円の裏金が明らかになった際は、当時の横山ノック知事と幹部職員ら306人が減給や文書訓告となったが、懲戒免職はいなかった。今回は対象者は少ないものの、返還指示後も裏金の保管・流用が続いていたことを重視、知事が初の給与返上に踏みきったほか、7人を懲戒免職とした。太田知事は同日、記者会見し、「府政への信頼を大きく損ない、府民に心からおわび申し上げる」と陳謝した。
2007/02/25 08:17
放射線0.5〜1.6倍の誤照射/京都
 京都府立医大病院(京都市)で、癌治療に使う放射線発生装置(リニアック)の設定の誤りから、供用を始めた昨年4月中に7人の患者に計65回の誤照射をするミスがあったことが判明し、予定線量の0.5〜1.6倍の放射線を当てた部位が出たと発表した。

 同病院によると、リニアックの照射部分のフィルターの使用設定が誤っていたとして、遺族や患者に経緯を説明し、謝罪した。
2007/02/25 07:49
仕事中に携帯でブログ書き込み/京都
 京都刑務所(京都市山科区)で、20代の男性刑務官が受刑者を収容する区域内で監視業務に付いた際に、持ち込みを禁止されている携帯電話を使ったとして、所長による注意・指導処分を受けていたことが判明した。

 この刑務官は昨年春ごろから同9月ごろにかけて計十数回、受刑者のいる区域内で携帯電話を使いインターネットに接続して、自分が開設した私生活をつづるブログにメッセージを書き込んでいた。刑務官は「仕事中も気になって、つい見てしまった」と説明しているという。

 同刑務所は「受刑者に使わせたり、外部に刑務所の情報を流出させたりした事実はない」としている。
2007/02/25 07:15
長期無断欠勤の助教授を解雇/滋賀
 滋賀大(彦根市馬場1丁目)が20日、教育学部(大津市平津2丁目)の50代の男性助教授を、長期間の無断欠勤で大学に損害を与えたとして諭旨解雇処分としたと発表した。
 同大学が教員を解雇処分したのは開学以来初めてだという。

 同助教授は1984年10月に教育学部講師として採用され、86年4月に助教授に就任したが、2003年秋ごろから無断欠勤が目立つようになり、昨年7月からまったく出勤しなくなった。

 同大では、数人でチームを作り授業を行っているため、学生の受講には影響は無かったが、「再三の出勤督促にも応じなかった。再発防止の意味もあり、開学以来初めての解雇処分に踏み切った」という。
2007/02/25 07:12
汚職の元主任看守に有罪/大阪
 大阪拘置所の汚職事件で、収容者に便宜を図った見返りに現金や旅行代金などを受け取ったとして、収賄罪に問われた元主任看守桑野勝彦被告(37)=懲戒免職=に大阪地裁が20日、懲役3年、執行猶予5年、追徴金約125万円(求刑懲役3年、追徴金約125万円)の判決を言い渡したことが明らかになった。

 和田真裁判長は「一般社会から隔絶された場所で、圧倒的優位な立場を利用した悪質な犯行。拘置所で一部の者を優遇するなど言語道断だ」と非難した。
2007/02/25 01:17
設立以来6年以上も監査受けず/長野
 大阪市吹田市で27人が死傷した大型観光バスによる交通事故で、バスを運行していた「あずみ野観光バス」が今月5日に国交省北陸信越運輸局の監査を受けるまで、設立以来6年以上も監査を受けていなかったことが判明した。

 国交省は過去5年程度監査をしていない業者を優先的に行うことを決めていたが実施していなかったという。
2007/02/25 01:06
傷害と逮捕監禁容疑で誤認逮捕/福岡
 福岡県警小倉北署が19日、今月15日に傷害と逮捕監禁の疑いで逮捕した北九州市小倉北区の40代男性について、誤って逮捕していたと発表したことが明らかになった。

 男性の弟の同区赤坂2、指定暴力団工藤会系組員、大串雅文容疑者(41)が19日に出頭するなで誤認分からず、同署は男性に謝罪し、釈放したという。
2007/02/25 00:52
男性受刑者に首つりされる/山形
 山形刑務所(山形市)が19日、40代の男性受刑者に独居房で首をつって自殺を図り、収容先の病院で同日、死亡されたと発表した。

 16日午前9時15分ごろ、男性受刑者が窓の鉄格子に結んだシーツで首をつっているのを、巡回中の職員が発見し、職員が人工呼吸などの救命措置を施した後、救急車で病院に運んだが、19日午後4時25分に死亡が確認されたという。

 この刑務所では、自殺防止の特別な措置はとっていなかった。
2007/02/24 09:38
抜き打ち検査で是正指導/長野

 「あずみ野観光バス」が昨年6月、長野労働局の抜き打ち検査で、運転手の拘束時間が基準を超えるなどしたため、是正指導を受けていたことが19日、判明した。

 検査は抜き打ちの「臨検監督」で、拘束時間や運転時間などを調べ、同社が基準に違反していることが分かり、是正を指導したが、指導しただけで、その後の確認などを全く行っていなかったため、実際に事故が起きるまで放置状態になっていたという。

 形だけの是正指導で、まったく実効性のない検査に対し、批判が出ている。
2007/02/24 09:23
制服姿で窃盗した警官に有罪/神奈川
 民家から現金を盗んだなどとして、窃盗罪などに問われた神奈川県警鎌倉署の元巡査長望月賢治被告(38)=懲戒免職=の判決公判が19日、横浜地裁であり、大島隆明裁判官が「制服姿で犯行に及び、県警全体への不信を招いた」として、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)を言い渡したことが明らかになった。
2007/02/24 09:19
PR映画でも不適正会計、契約書交わさず制作
 最高裁が9日に制作発表した裁判員制度PR映画の第2弾「裁判員」について、受注した広告代理店との間で契約書を交わさないまま、作業が進められていたことが19日、判明した。

 最高裁は同制度を周知するためのフォーラムでも、日付をさかのぼって契約書に記載していたことが判明しており、法を守るつもりが無さそうだ。
2007/02/23 17:00
村井知事、HIV発言「古い認識」と陳謝/長野
 長野県の村井仁知事が19日、エイズウイルス(HIV)が「特別な仕事にかかわる人たちにおける感染率が高い」という16日の会見での発言について、「古い認識だった。申し訳ないと思っている」と陳謝したことが判明した。

 知事の発言を巡っては、専門家から「エイズが特定の人の病気と誤解される」と、認識不足を指摘する声が上がっていた。県には同日までに、メールが11件寄せられ、主に知事発言に批判的な内容という。
 村井知事は19日、県衛生部からHIV感染の現状の説明を受けた後、報道陣に「HIVが誰もが感染する可能性のある深刻な状態だと認識した。不勉強のまま発言してしまった」と延べた。
2007/02/23 16:48
政治団体の名前使い恐喝、代表に元国会議員
 同和問題などに関する高額書籍を企業などに無理やり購入させたとして、広島市中区の書籍販売会社「トラストジャパン」役員の李一雄容疑者(63)ら20人が逮捕された恐喝事件で、販売の際に名前を使っていた政治団体の代表を、元衆院議員(80)=東京都武蔵野市=が務めていたことが19日、広島県警の調べで判明し、県警は元議員の関与や金の流れについて調べを進めていると発表した。

 元議員が代表を務めていた政治団体は、「全国同和人権促進会」(大阪市生野区)と、「政治経済新改革連合会」(埼玉県ふじみ野市)で、それぞれ大阪、埼玉両府県選管に平成9、10年に政治団体の届け出をしているが、いずれも活動実態はないとみられる。
2007/02/23 16:32
通勤電車内で痴漢の元法務局職員に有罪/東京
 出勤途中の電車内で女性の体を触ったとして、強制猥褻罪に問われた元東京法務局統括登記官小林辰夫被告(60)=16日付で懲戒免職=の判決公判が19日、東京地裁であり、上岡哲生裁判官は「混雑した車内で、抵抗が困難な女性に猥褻行為をした」として、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡したことが明らかになった。

 上岡裁判官は「過去に同じ被害者に同様の行為をしていた」と認定する一方で、「反省しており、示談も成立している」として、執行猶予にした。
2007/02/23 16:12
飲酒運転で名古屋の郵便局職員を逮捕/愛知
 岐阜県警多治見署が19日、同県土岐市泉岩畑町、名古屋郵便集中局輸送課総務主任、大嶽茂美容疑者(55)を道路交通法違反(無免許、酒気帯び)容疑で現行犯逮捕したと発表した。
 大嶽容疑者は19日午前0時25分ごろ、土岐市泉町大富の県道で、無免許の上、酒を飲んで乗用車を運転した疑いで、大嶽容疑者は00年から免許の更新を怠って失効していたという。
 呼気1リットル中から0.45ミリグラムのアルコールを検知した。
2007/02/23 16:02
全県知事汚職で、公判前整理手続きを決定/福島
 福島県発注工事をめぐる汚職事件で、収賄罪に問われた前福島県知事佐藤栄佐久被告(67)ら2人について、東京地裁が19日までに、公判前整理手続きを適用する決定をしたと発表した。

 対象となるのは、栄佐久被告と前知事実弟で紳士服メーカー元会長佐藤祐二被告(64)で、いずれも公判では捜査段階の供述を一転させ、収賄罪の起訴事実を否認する見通しだという。
2007/02/23 15:53
県警の任意聴取後、睡眠薬飲み自殺図る/石川
 石川県志賀町の細川義雄町長(73)が、町内の自宅で睡眠薬を大量に飲み、病院に運ばれていたことが19日、判明した。
 家族と助役あての遺書が見つかっており、自殺を図ったとみられるが、命に別条はないという。

 細川町長は17日、同町発注工事をめぐる談合事件に関して、県警から任意で事情を聴かれ、18日未明、自宅寝室で倒れているところを長女に発見され、県内の病院に搬送された。
2007/02/23 15:22
温泉で覗きした3尉を処分/山形
 陸上自衛隊第6師団(司令部・東根市神町)が16日、温泉で覗きをした第6後方支援連隊衛生隊の男性3尉(30)を停職5日間の懲戒処分としたと発表した。

 男性3尉は昨年12月23日、山形市の蔵王温泉で、露天風呂を覗こうとして柵(さく)の内側に侵入し、建造物侵入容疑で山形署に検挙された。
(編注:建造物侵入は3年以下の懲役だ、停職5日は軽過ぎるだろ?)
2007/02/23 15:04
歩行者はねられ死亡、篠山市職員逮捕/兵庫
 18日午後3時40分ごろ、西脇市黒田庄町津万井の県道で、篠山市大山上、同市清掃センター所長補佐、斎藤博史容疑者(53)運転の乗用車が、横断歩道を歩いて渡っていた女性をはね、女性は頭などを強打し、約3時間後に亡くなった。

 西脇署は斎藤容疑者を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕、同致死に容疑を切り替えて調べ、女性の身元の確認を急いでいる。
2007/02/23 14:54
西宮のマンションに郵便物44通置き忘れ/兵庫
 18日午前4時半ごろ、西宮市上葭原のマンション1階にある集合ポストの上に、郵便物の束があるのを新聞配達をしていた男性(32)が発見し、郵便物は普通郵便計44通で、あて先はいずれもこのマンションの計23世帯だったことが判明した。
 西宮郵便局は「職員が前日に配達した際に置き忘れていた」として、全世帯を回っておわびするとともに再配達を始めたという。

 このマンションはオートロック式で、郵便物の中には電話会社やクレジット会社からの請求書もあった。
2007/02/23 14:37
市議、バイクで事故死/佐賀
 18日午前5時半ごろ、神埼市千代田町境原の国道264号で、同市議、守屋健二市議(61)運転のバイクが、対向してきた佐賀市田代2、運転手、武藤寛幸さん(31)運転のライトバンに飛び込み正面衝突した。守屋市議は胸などを強く打ち、約2時間半後に死亡した。

 現場は片側一車線でバイクから見てゆるやかな右カーブ。バイクが中央線をはみ出したとみて原因を調べており、守屋市議は新聞配達中だったという。
2007/02/23 14:27
守山市嘱託職員を痴漢で逮捕/滋賀
 草津署が18日、滋賀県迷惑行為等防止条例違反(痴漢)の疑いで、滋賀県草津市草津1丁目、守山市嘱託職員森野勝容疑者(52)を現行犯逮捕したと発表した。

 森野容疑者は同日午後6時40分ごろ、JR東海道線の南草津(草津市)−草津線の手原(栗東市)間を走行中の電車内で、隣に座っていた甲賀市内の女子高生(16)の体を触り、女子生徒が森野容疑者の手をつかんで手原駅で下車し、手原駅前交番に引き渡した。
2007/02/23 14:15
「露骨に現金たかった」と、元市議に1年6月求刑/奈良
 市議会で有利な質問をする見返りに業者から現金50万円の賄賂を受け取ったとして、収賄罪に問われた香芝市狐井、元香芝市議会議員中川広美被告(57)の論告求刑公判が16日、奈良地裁(奥田哲也裁判長)で開かれ、中川被告は今月15日付で議員辞職したことを明らかにした。

 中川被告は前回公判(1月19日)で議員辞職しない意向を明らかにしていたが、今月15日に市議会議長に辞職願いを提出し、受理されたという。この日の公判で同被告は辞職の理由を「自分のやったことにけじめをつけたいと思った」などと述べた。

 検察側は「露骨に現金をたかった犯行態様は悪質で、議員としての良識は見られない」として懲役1年6月、追徴金50万円を求刑した。
2007/02/23 13:56
県警警視が首つり自殺/埼玉
 18日午後2時40分ごろ、埼玉県春日部市栄町、埼玉県警警務部参事官の蝦名(えびな)和三警視(59)が、自宅2階の手すりに掛けたヒモで首をつっているのを帰宅した妻が見つけ、既に死亡しており、春日部署は自殺とみていると発表した。

 眠れないなどと訴え、病院に通っていたといい、1階居間のテーブルの上に「迷惑を掛けて申し訳ない」と書かれた妻あての遺書があった。
2007/02/23 13:54
酒気帯びで県職員逮捕/佐賀
 佐賀県警唐津署が18日、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、同県唐津市二タ子、県唐津保健福祉事務所職員広松寛容疑者(34)を逮捕したと発表した。

 同市東唐津で同日午後7時45分ごろ、広松容疑者の車など3台が関係する事故が発生し、追突した同容疑者の呼気から1リットル当たり0.35ミリグラムのアルコールが検出され、事故では2人が軽傷を負ったという。
2007/02/23 13:35
「子が拉致、返せと言うはず」と、一部政治家を批判
 北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失跡当時(13)=の母早紀江さん(71)が18日、千葉市内で講演し、「政治家の中には6カ国協議で拉致を持ち出すと核の協議が進まなくなると話す人がいるが、それでいいんでしょうか。自分の子が拉致されていて日朝協議の場に出席すれば、相手に掴みかかって『返せ』と言うと思う」と述べ、一部政治家を批判したことが明らかになった。

 また、父で家族会代表の滋さん(74)は講演終了後の記者会見で、20日に予定される安倍晋三首相との面会について「政府は以前、『拉致の解決なしに国交正常化はない』と言っていたが、最近は『進展なしには』と言っている。違いがあるのか聞いてみたい」との考えを明らかにした。
2007/02/23 13:09
12県4政令市で天下り規制なし
 47都道府県と15政令市のうち、4分の1に当たる16自治体が「職業選択の自由」などを理由に、民間企業などへの天下りを規制していないことが新聞社の全国調査で判明した。

 規制があるとする46自治体も罰則は設けず、うち16自治体は規制が明文化されていないなど、実効性の無いものであった。

 地方公務員の天下りは、相次いで発覚した自治体の官製談合の温床ともなっているだけに、今後、国家公務員と同様に、法による天下り規制を求める議論が必要となる。
2007/02/23 12:50
自民品川区議団、政調費報告に漫画やポルノ小説領収書/東京
 東京都品川区議会の自民党区議団が、政務調査費の収支報告書に、漫画や推理小説、ポルノ小説などの領収書を添付していたことが明らかになった。

 提出された書店の領収書は一見しただけでは書籍名はわからないが、レシートにある識別番号から判明したもので、同区議団は「不適切なものがあった」として、政調費の返還に向け過去の収支報告書などを調べている。

 同区議会は、収支報告に書籍名の記載を求めていないが、大手書店などのレジで印字されたレシートには、「ISBN(国際標準図書番号)」と呼ばれる識別番号が記載されており、書籍名が特定できる。

 新聞社の情報公開請求に対し、議会側が開示した2004年度〜06年度上半期の2年半分の領収書を調べた結果、辞典や評論書のほか、山村美紗さん、内田康夫さん、大沢在昌さんらの推理小説やハードボイルド小説などが少なくとも11冊あったという。
2007/02/23 12:38
水俣病被害救済「遅れは人権侵害」九弁連が警告
 九州弁護士会連合会が17日、「水俣病被害者救済の遅れは人権侵害」として、国と熊本、鹿児島両県、原因企業チッソ(本社・東京)に警告することを決めたと発表した。

 人権侵害に関する弁護士会の決定は3種類あり、警告は最も重いもので、同会は2005年、両県の水俣病被害者団体から人権救済の申し立てを受けていた。

 同会は、現行の認定基準は範囲が狭く、すべての被害者を救済できないとして、新たな救済制度の創設を国などに要請し、さらに病像解明と潜在患者を把握するため、八代海沿岸での早急な健康調査の実施なども求めるという。
2007/02/23 12:11
那珂市職員が税金着服/茨城
 那珂市の税務課職員(40歳代の男性)が06年8月、徴収した市民税など約7万円を着服し、停職6カ月の懲戒処分を受け、処分の翌日に依願退職していたことが判明した。

 同市総務部によると職員は同年4月から7月にわたり徴収した税金の一部を5回にわたり着服し、家族の病気の治療費などに使ったという。
 同市はこれまで発表しておらず、「今後、公開する方向で検討していく」としている。
(編注:検討だけかいっ!)
2007/02/23 11:50
沢間市議が控訴を取り下げ、地方自治法違反で有罪判決が確定/千葉
 松戸市議会の調査特別委員会(百条委)で偽証したとして、地方自治法違反の罪に問われ、千葉地裁松戸支部で禁固10月、執行猶予3年の判決を受けた沢間俊太郎市議(58)=無所属=が、東京高裁への控訴を取り下げたことが判明した。
 これにより、同支部の有罪判決が確定した。

 沢間市議は「判決は不満だが、高裁に通う体力の消耗を考え、取り下げた。純粋に健康上の理由だ」と語った。
2007/02/23 11:36
援助交際した50代の幹部職員、減給処分/長野
 長野県警中南信運転免許センター(塩尻市)の50代の男性幹部職員が、少女に現金を渡して不適切な交際を繰り返し、県警が5日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分としたが、公表はしていなかったことが、17日に判明した。

 男性職員は04年6月から06年3月にかけて約20回、当初18歳だった少女に現金2万〜3万円を渡して性的関係を持つなど、いわゆる援助交際をしていた。
 少女の知人が知り合いの警察官に相談して発覚し、18歳だったため児童買春禁止法違反にはあたらないが、道徳的に許されないとして処分したという。

 処分の非公表については「私的な行為の場合、停職以上を公表している警察庁の処分の指針に沿った」としているが、停職にしなかったことの理由説明は無かった。
2007/02/23 11:25
石で車傷つけた大津市職員、逮捕/滋賀
 大津北署が17日、駐車中の車に石で傷を付けたとして、大津市真野4、大津市教委埋蔵文化財調査センター主任、浜本次男容疑者(50)を器物損壊容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 浜本容疑者は同日午前7時25分ごろ、同市真野4の駐車場にあった無職男性(41)のトラック左側の側面ボディーに石で傷をつけ、浜本容疑者は犬を連れて散歩中だったという。
 近くでは、昨年末から早朝に車に傷がつけられる同様の事件が多発し、犬を連れた不審な人物が目撃されていたため、同署員が警戒していた。
 同署は他の事件に浜本容疑者が関与していないか追及するという。
2007/02/23 11:19
市民税申告用PC紛失/新潟
 上越市が16日、市民税の申告内容を入力する専用端末が1台紛失したと発表した。
 同端末はノート型パソコンで、サーバーに接続し、市民と相対しながら職員が申告内容を入力するもので、同市市民税課の担当者によると、入力された個人情報はパソコン内に保存せずに、サーバー内に蓄積するため、漏洩の可能性はないという。

 13日に申告受け付け準備を始めたところ、16台あったパソコンのうち1台が見つからず、職員が探したが発見できなかったという。このため申告初日の16日は同課の別のパソコンを代用し、混乱などはなかったという。

 同課は今後もパソコン探しを続けるが、盗難が確認された場合は上越署に被害届を出すことも検討しているという。
(編注:内部犯だろ、やっぱり)
2007/02/23 11:12
小中学食中毒問題、400〜600人2次感染か/鳥取
 感染性胃腸炎で鳥取市内の7小児科を受診した患者数が、1月29日の前後1週間で89人から150人と1・7倍に増えていたことが、県の調査で判明し、県は、この間に2次感染した児童・生徒数は400〜600人と推計していると発表した。

 調査は小児科のある県内の医療機関69施設のうち、19施設を選んで毎週実施しており、鳥取市内は17施設のうち7施設が対象で、この時期の感染性胃腸炎の大半はノロウイルスが原因という。

 集団食中毒の原因は26日の給食で、ノロウイルスは感染後1〜2日で症状が出るため、29日以降は2次感染が広がったとみられるという。
2007/02/23 11:07
酒気帯び運転の内子町職員を停職1月/愛媛
 内子町で昨年8月、ともに50歳代男性の産業建設課職員と元町営バス運転手が酒気帯び運転で検挙され、町は職員を停職1カ月(10月1日付)の懲戒処分、監督責任として上司を口頭注意処分にしていたことが判明した。
 町営バス運転手は依願退職(9月11日付)して処分はなかったという。

 町職員は、昨年8月14日午後8時半ごろ、自宅で缶ビール2本と焼酎の水割り1杯を飲み、乗用車で花火大会に行く途中、検問で呼気1リットル中0・25ミリグラム以上のアルコール分が検出された。

 元バス運転手は、同年8月25日午後8時45分ごろ、知人宅で梅酒2杯を飲み、乗用車で帰宅中に検挙された。
2007/02/23 10:56
看護休暇を虚偽申請しパチンコの県職員を減給処分/熊本
 熊本県は子供の看護休暇を虚偽申請しパチンコをしていた農林水産部の男性職員(38)を3カ月間、10分の1減給する懲戒処分にしたと発表した。

 この職員は子供が病気をしていないのに昨年12月4日、15日と今年2月1日(各午後1時半〜5時半)に看護休暇を虚偽申請したが、2月1日に職員の知人からの通報を受けた上司がパチンコをしているのを確認した。

 追及したところ過去の虚偽申請も認め、過去の2回は自宅で休んでいたといい、職員は「有給休暇を使いたくなかった」と認めているという。
2007/02/23 10:49
地裁執行官が同僚にセクハラで、出勤停止/徳島
 徳島地裁の男性執行官(46)が、30代の同僚女性の体を触るなどのセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)を繰り返し、出勤停止になっていることが判明した。

 職員は03年4月に執行官となり、このころから執行官室の同僚女性に性的関係を求める発言をしたり、繰り返し、髪や顔を触っていた。
 女性が今年1月、上司に相談し、地裁の事情聴取に、執行官はセクハラ行為を認めたため、地裁は執行官の出勤を停止させ、必要な事務作業などは自宅でさせており、今後、処分を検討すると発表した。

 地裁の塩月秀平所長は「調査を進め、厳正に対処する。再発防止に努める」とコメントした。
2007/02/23 10:41
地裁で首つり自殺図られ重体/大阪
 大阪府高槻市で昨年9月、個人タクシー運転手(当時59)を殺害したとして、強盗殺人罪などで起訴された元郵便局員平谷武被告(35)が16日、大阪市北区の大阪地裁で首つり自殺を図られていたことが判明し、天満署などによると、平谷被告は意識不明の重体という。

 同日午前9時45分ごろ、平谷被告が同地裁の地下1階に設置されている大阪拘置所管理下の独房でぐったりしているのを、約10分間隔でしか巡回していなかった刑務官が見つけた。

 平谷被告は午前11時から開かれることになっていた「公判前整理手続き」に同席するため、勾留中の同拘置所から出向いており、大阪拘置所は「現時点では自殺があったこと以外は公表できない」と現場での管理不行き届きについての情報公開を拒否している。
2007/02/23 10:36
補助金で勤務実態ない職員に給与、協定書で確約/大阪
 大阪府大東市からの補助金で運営されている人権啓発団体「ヒューネットだいとう」が、同団体に所属する男性職員(57)が勤務時間中に別の啓発団体で働いても、年約800万円の給与と賞与を受け取れる協定を市と結んでいたことが明らかになり、職員は過去5年間、勤務時間の大半について別団体で仕事をしていたが、市はこの協定を理由に、補助金の返還を求めないことを決めたと発表した。

 協定は02年4月、職員を雇用した際に結ばれたもので、勤務時間を「午前8時45分から午後5時15分まで」としていたが、職員が別の啓発団体の事務局長を務めていたため、午後は別団体で仕事をすることを認めた。午前中も職務免除願を出せば、別団体で働けるようにしていた。

 この問題をめぐっては、地元の市民団体が「公金の不当な支出に当たる」とし、補助金の返還などを求めて住民監査請求している。
2007/02/23 10:22
幹部職員らさらに3人を懲戒免職処分へ/大阪
 本庁や出先機関など23部署で計6850万円の裏金が相次ぎ発覚した大阪府は、北部、南部の両家畜保健衛生所の幹部職員ら少なくとも3人を懲戒免職処分にする方針を固めたと発表した。

 府は一連の裏金問題で、このほかに幹部や職員ら計百数十人を減給や戒告などの処分とする方針で、太田房江知事や副知事ら特別職については、給与を3カ月程度減額する条例案を府議会に提出し、20日にも処分の全容を公表するという。

 1月下旬になって発覚した北部、南部の両家畜保健衛生所は、01〜05年度に家畜の予防接種事業で民間獣医師に支払う日当の一部をキックバックさせる手法などで裏金1154万円を捻出し、職場の懇親会費などに流用していた。

 府は、両衛生所の幹部2人が裏金づくりや流用に直接関与したり、府側の調査にも虚偽の報告で不正を隠し続けたりした点を重視し、「極めて悪質で責任は重大」として、2人を懲戒免職とする方針を固めた。

 環境農林水産部流通対策室では、99〜02年度当時の担当職員が前任者から引き継いだ裏金のうち567万円を流用しており、本人は私的流用を否定しているが、銀行記録の調査などから借金返済に使った疑いが強まり、懲戒免職とする方向だという。

 さらに約500万円の裏金が使途不明となっている呼吸器・アレルギー医療センターについては、大阪府警に被疑者不詳として窃盗罪で刑事告発する。
2007/02/23 09:42
「勤続旅行券」2審も違法/兵庫
 条例の規定なしに神戸市が永年勤続の職員に最高10万円の旅行券などを支給したのは違法だとして、市民団体「ミナト神戸を守る会」のメンバーが同市を相手取り、04年度に支給された9827万4500円を矢田立郎市長に請求するよう求めた訴訟の控訴審判決が16日、大阪高裁であり、大谷正治裁判長は「高額旅行券は実質的な給与で、条例によらない支給は違法だ」として、4827万4500円を矢田市長に請求するよう市に命じた昨年3月の一審・神戸地裁判決を支持し、市側の控訴を棄却したことが明らかになった。
2007/02/23 09:04
万波部長、B型肝炎腎を2人に移植/愛媛
 宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠泌尿器科部長(66)らによる病腎移植問題で、万波部長がB型肝炎ウイルス検査や梅毒の抗体検査で陽性だった患者から摘出された腎臓を、前任の市立宇和島病院で移植に使っていたことが17日、判明した。

 万波部長はB型肝炎ウイルスの血液検査で陽性だったネフローゼの患者から摘出された両方の腎臓を2人に移植したが、B型肝炎は感染して慢性化すると、肝硬変や肝臓癌に進行する恐れがあるという。

 また平成15年2月に三原赤十字病院(広島県三原市)で尿管癌のため腎臓を摘出した70歳代の男性(その後、死亡)は、梅毒の抗体検査で陽性だったが同様に移植に使ったという。

 万波部長はほかに、7年に腎臓が化膿する感染症の腎膿瘍の女性から摘出された腎臓も移植に使用したが、患者は術後1カ月で腎機能が低下し、人工透析治療に戻ったという。
2007/02/23 08:55
泥酔消防職員、連日警察沙汰で懲戒処分/兵庫
 飲食店で2日連続で泥酔状態になり騒ぎを起こしたとして、兵庫県三田市消防本部が17日、市消防本部消防課指令係主査(44)を戒告の懲戒処分とし、市消防本部次長(58)ら上司3人も厳重注意としたと発表した。

 主査は非番の1月19日夜、市内の飲食店をはしごし泥酔。客のジャンパーを持ち出し、街中で大声で騒いでいたところ、三田署の事情聴取を受け、更に翌日夜にも、主査は数軒の飲食店を飲み歩き、居合わせた客と口論になり、同署で再び事情聴取されたという。

 ジャンパーは落とし物として署に届けられたが、ジャンパーに入っていた財布が空になっており、主査が弁償し、持ち主と示談が成立した。
2007/02/23 07:41
女性のバッグ狙った税務署員逮捕/千葉
 女性からハンドバッグをひったくろうとしたとして、千葉県警東金署が17日、窃盗未遂の疑いで、同県大網白里町駒込、東金税務署事務官田辺和良容疑者(26)を逮捕したと発表した。

 田辺容疑者は16日午後11時ごろ、大網白里町内の駐車場で、大学院生の女性(28)の背後からハンドバッグをひったくろうとし、女性が抵抗して大声を上げたため、田辺容疑者は何も取らずに逃走したが、女性からの110番で周辺を警戒していた警察官に職務質問を受け、容疑を認めて逮捕された。
2007/02/23 07:34
「HIV感染者は特別な仕事に多い」と発言/長野

 長野県の村井仁知事が16日の定例会見で、エイズウイルス(HIV)感染について「特別な仕事に従事している人たちの間で非常に感染度が高いと承知している」などと述べたことが明らかになり、風俗産業などを意識した発言とみられるが、啓発団体の専門家らから「特定の人が感染するという誤解を与えかねず、認識不足」との批判の声が上がっている。

 会見で村井知事は、全国、県内でHIV感染者が増えていることについて所感を聞かれ、記者から「一般市民の間で感染が拡大しているのでは」と重ねて尋ねられると、「県内で確認されている数という意味では、そう理解していない」と話し、「特定の人の感染」を強調した。

 厚生労働省や県健康づくり支援課などによると、感染者の職業を調べた統計は存在せず、発言の根拠は不明で、県は「HIVは誰でも感染する可能性がある身近な問題です」と呼び掛けている。
2007/02/23 07:26
児童買春で郵便局員を逮捕/北海道
 札幌中央署が16日、札幌市厚別区厚別西2の4、日本郵政公社職員、原吉晴容疑者(53)を児童買春禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕したと発表した。

 原容疑者は昨年6月13日夜、同市白石区のホテルで、携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合い、いずれも当時16歳の同市のアルバイト店員と石狩管内の無職少女に現金1万円ずつを渡し、みだらな行為をし、容疑を認めているという。

 原容疑者は山鼻郵便局(札幌市中央区)の第一集配営業課主任で、主に配達業務を行っていた。
2007/02/23 07:18
市交通局職員2人を懲戒処分/北海道
 札幌市交通局は16日、市営地下鉄乗務員2人を懲戒処分にしたと発表した。

 東西線の男性乗務員(40代)は家庭不和などから自殺しようとして行方をくらまし、1月24〜29日に週休日を除いて4日間の無断欠勤をして、停職3カ月の処分としたが、05年にも同じ理由で減給3カ月の処分を受けており、この職員は依願退職した。

 南北線の男性乗務員(同)は1月19日午前1時ごろ、中央区で飲酒した後、ドアが手に当たって走り去ったタクシーを怒って追いかけた末、間違って別のタクシーの後部を蹴ってへこませ、減給1カ月の処分となった。
2007/02/23 07:11
県警捜査費判決に不服、控訴/青森
 市民団体「弘前市民オンブズパーソン」が16日、県警に対する捜査費関連文書の全開示請求を棄却した青森地裁の判決(2月2日)を不服として、仙台高裁に控訴したことが判明した。
2007/02/22 22:24
村長の無断連帯保証問題、鰺ケ沢署が告訴状受理/青森
 深浦町が旧岩崎村(現同町)の小山真人元村長を有印公文書偽造容疑で告訴した問題で、鰺ケ沢署が16日、告訴状を受理したことが明らかになった。

 同町は、小山元村長が在任中の02年、村に連帯保証をさせて借金するため、村長公印を用いて無断で保証書を作成したとしている。
2007/02/22 22:18
菊池元市議に有罪判決/岩手
 昨年10月29日投開票の遠野市議選で、運動員に現金を渡したなどとして、公職選挙法違反(現金供与など)の罪に問われた遠野市青笹町糠前25地割、元市議、菊池久康被告(56)に対し盛岡地裁の杉山慎治裁判官が16日、「立候補表明が遅れ、後援会組織を整備できず妻子の協力も得られないために焦って、候補者自らが積極的に犯行に及んだ責任は重い」と指摘し、懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)を言い渡した。

 判決によると、菊池被告は06年10月1〜4日ごろ、投票を依頼する目的で知り合いの男性(52)=罰金10万円の略式命令=を通して、有権者の女性3人にビール券7枚を渡し、さらに同じ目的で同月4日ごろ、同市の造園業男性(72)=同法違反で懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決=に現金100万円を手渡し、菊池被告は今年1月9日、辞職している。
2007/02/22 21:37
実習助手の採用基準、大卒以上に変更検討/岩手
 生徒への猥褻行為など県立学校の実習助手による相次ぐ不祥事をきっかけに、県教育委員会が実習助手の採用基準を高卒から大卒以上に変えるなどの検討に着手したと発表した。

 県教委は昨年、運動部の用具代を巡る不適切な会計処理や生徒への猥褻行為などで実習助手計3人(うち臨時職員2人)を免職などの処分にしており、県教委は「臨時職員の能力確認が不十分だった」として、臨時職員に論文や筆記試験を課すことを検討し始めたが、さらに「採用制度を根本から見直すべきだ」として、実習助手の資格要件を高卒から大卒以上にする検討に入っているという。
(編注:高卒だから猥褻事件を起こすというなら、重大なる人権侵害だ!)
2007/02/22 21:01
県施設の患者ら16人ノロウイルスに感染/秋田
 大仙市協和上淀川の県リハビリテーション・精神医療センターの入院患者と職員計16人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症したと16日発表された。
 16人は8〜15日にかけて下痢や吐き気などを訴えたが、重症者はなく全員快方に向かっているといい、秋田県施設でのノロウイルス集団感染は今季初めてだという。
2007/02/22 20:52
酒気帯び運転で分離帯に衝突、横転/山形
 15日午後10時45分ごろ、上山市弁天2の県道で、山形市十日町4、上山市総合政策課副主幹、石井隆容疑者(51)のワゴン車が中央分離帯に衝突、横転する事故を起こした。
 巡回中の県警自動車警ら隊のパトカーが事故車を発見し、石井容疑者に事情を聴いたところ、酒気帯び運転が分かり、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。
2007/02/22 19:50
個人情報漏洩で、巡査部長を処分/山形
 山形県警監察課が16日、鶴岡市の男性の個人情報を、相談を受けた女性に漏らしたとして、鶴岡署の男性巡査部長(57)を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで地検鶴岡支部に書類送検し、所属長訓戒処分にしたことを明らかにした。

 巡査部長は昨年10月中旬、鶴岡市の飲食店経営の女性から、店に出入りしていた男性について相談を受け、男性の個人情報を教えた。男性は同年6月ごろから店を訪れ「店に泊まらせてくれ」などと要求したため、巡査部長は女性がトラブルに巻き込まれないように考え、情報を教えたという。
2007/02/22 19:27
昨年末、150人が胃腸炎、ノロウイルス検出/福島
 福島市の福島刑務所で06年末、約150人の受刑者がノロウイルスによる感染性胃腸炎に集団感染していたとみられることが、16日明らかになった。
 同刑務所の伝法滋総務部長は「短期間で終息に向かった上、症状が重い者がいなかったため公表しなかった」と公表しなかったことを釈明している。

 福島刑務所によると、06年11月29日から下痢や嘔吐、発熱の症状を訴える受刑者が出始め、12月7日をピークに、28日までに約150人が症状を訴えたが、いずれも症状は軽く、2〜3日で回復したという。

 初期の段階で症状を訴えた38人を検査した結果、うち26人からノロウイルスが検出され、12月28日以降は症状を訴える受刑者はいないという。県北保健所には12月1日に報告した。

 同刑務所の食事は、所内で調理し、隣接する福島刑務支所にも配給しているが、刑務支所では症状を訴える者が出なかったことから、食事からの感染ではないと見ている。
2007/02/22 19:21
指導力不足の3教員は認定解消不能/茨城
 茨城県教委が16日、指導力不足教員と認定され、研修を受けていた4人のうち3人を認定解消不能とし、1人は07年度さらにもう1年間研修を継続すると発表した。

 3人は、いずれも50歳代の教員で、指導力不足と認定されると翌年度から1年間研修を受けるが、研修は最大2年間まで。
 県教委は認定解消不能と判断すると、県立学校事務職員などへの転任選考試験の実施を通告、受験を希望しない場合は退職を勧告するという。
2007/02/22 19:16
風車問題で小野寺元助役が自身の責任否定/茨城
 つくば市の風車問題で、同市議会が設置した「小型風力発電事業の調査特別委員会」が16日、風車事業に計画段階から携わってきた小野寺清・元助役を参考人招致し、回らない風車の設置について、小野寺・元助役は「検討の過程で、風車となった。専門家の助言を信頼した」と話し、自身の責任を否定したことが明らかになった。

 「なぜ、風車事業を進めたのか」という市議からの質問に、小野寺・元助役は「環境先進都市・つくばの実現に寄与できる」と回答し、早大が作成した調査報告書で、直径15メートルの架空の巨大風車を用いて出力を算出していたことについて、「巨大風車に基づくものであったとは、一切知らなかった」と述べた。
2007/02/22 19:05
群馬大学が「脳手術ミス」争う構え/群馬
 渋川市のパート男性(66)が寝たきりとなったのは手術中のミスが原因として、男性の家族が群馬大学を相手に約4000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日あり、群大側は「過失はなかった」とする答弁書を提出し、全面的に争う構えを示したことが明らかになった。

 男性は03年12月に同大医学部付属病院脳神経外科で手術を受けた後、脳梗塞となり、左足麻痺などの後遺症が残ったという。
2007/02/22 18:49
歩道で下半身露出した看守部長を懲戒処分/神奈川
 横浜刑務所が16日、小田原市内の歩道で下半身を露出したとして公然猥褻容疑で逮捕された小田原拘置支所の野口洋史看守部長(44)を停職1カ月の懲戒処分にし、野口看守部長は同日辞職したと発表した。

 野口看守部長は1月31日午後8時45分ごろ、同市内の歩道で下半身を露出し、今月16日付で小田原簡裁から罰金15万円の略式命令を受けた。
2007/02/22 18:39
公金着服で元県出納局職員に懲役3年6月求刑/山梨
 山梨県立中央病院で、臨時勤務医への報酬を架空請求し計約1300万円を詐取したとして詐欺罪に問われた甲府市国母2、元県出納局管理課主査、入倉悟被告(43)=懲戒解雇=の論告求刑公判が16日、甲府地裁(渡辺康裁判官)で開かれ、検察側は「公務員の要職を利用し犯行を行い、社会への影響が大きい」として懲役3年6月を求刑したことが明らかになった。
2007/02/22 18:31
元小菅村議に罰金と公民権停止/山梨
 知事選で横内正明氏を支持し、酒や料理を提供して票の取りまとめを依頼したとして甲府区検が16日、小菅村の元村議で前教育委員長の無職、古菅丁(つよし)容疑者(63)を公職選挙法違反(供応)の罪で甲府簡裁に略式起訴し、同簡裁は同日、罰金20万円と公民権停止4年間の略式命令を出したことが明らかになった。

 古菅被告から料理などの提供を受けた同村の元助役ら村民8人も16日までに、同法違反の罪で甲府地検に書類送検され、同日、起訴猶予処分となった。
2007/02/22 17:30
収賄職員を懲戒免職/長野
 長野県が16日、収賄容疑などで逮捕、起訴された会計局職員、野崎真被告(44)=佐久市野沢=を懲戒免職処分としたと発表した。
 野崎被告は現在公判中だが、先月29日の初公判で起訴事実を認め、今月14日の接見でも罪を認めたため処分を決めたという。

 野崎被告は奈良井川工事改良事務所に勤務していた02年4月、建設会社から250万円の賄賂を受け取り、また03年1月には、別の工事をめぐり公金180万円をだまし取ったという。
2007/02/22 17:21
排水機場の不正請求で幹部8人文書訓告/新潟
 新潟県が管理し、豊栄土地改良区に業務委託した新井郷川排水機場(新潟市)のごみ処理作業を巡る不正請求問題で、泉田裕彦知事が16日、同排水機場を管轄する県農地部の石川佳市部長ら幹部職員延べ8人の管理責任を問い、同日付で文書訓告としたことを明らかにした。

 元職員らは帳簿類が残る91〜05年度、同排水機場から出るごみの除去作業の人件費と、廃棄物の運搬トラック発注台数を偽り、計4388万円の水増し請求を行った。

 泉田知事は歴代の場長4人と事務担当の臨時職員らが不正経理に関与したほか、歴代の農地部長8人、農地建設課長7人、新発田農地事務所長ら10人の上司延べ25人にも監督責任があると判断したという。

 会見で泉田知事は不正の背景について「本来は個人の資質の問題だが、前例踏襲主義が自浄能力を失わせた」と感想を述べ、その上で「県政最高責任者として、結果責任を負う」と自ら給与の10分の1、1月を返上する考えを明らかにした。
2007/02/22 16:28
東電データ改竄で、国、県の責任問う声/新潟
 東京電力柏崎刈羽原発で法定検査を通過するための偽装が発覚した問題で、同原発を監視する地元住民グループ「柏崎刈羽原発の透明性を確保する地域の会」の臨時会が15日夜、柏崎市の原子力広報センターで開かれ、委員からは同社への批判とともに、国や県の検査体制の責任を問う声も相次いだことが明らかになった。

 経済産業省原子力安全・保安院の柏崎刈羽原子力保安検査官事務所の金城慎司所長は「検査官の数は限られており、危険性の高いところに集中するなど、日々改善していくしかない」と説明した。

 委員からは「多くの人は『国がそう言ってるから安全なんだ』と判断している。保安院の能力にも限界があるならそう言ってほしい」と、安全意識を問い直す声が絶えなかった。
2007/02/22 16:17
人身事故起こした2職員を減給処分/静岡
 静岡市が16日、昨年、人身交通事故を起こした職員2人を同日付で減給2〜5カ月(10分の1)の懲戒処分にしたことを明らかにした。

 処分を受けたのは、病院局所属の50代男性職員(参与級)=減給5カ月、市民環境局所属の50代男性職員(課長級)=同2カ月の2名。
 病院局職員は昨年6月24日、静岡市葵区足久保口組の主要地方道を普通乗用車で走行中、対向車線から来た大型バイクと衝突し、運転の男性に右太腿骨折などの重傷を負わせた。
 環境局職員は昨年7月16日、富士市横割の市道交差点(信号機あり)で信号に従わず左から来た普通乗用車と衝突し、運転の女性に軽傷を負わせた。
2007/02/22 16:03
178件に71万円多く課税/静岡
 静岡市が16日、03〜06年度の固定資産税評価のミスで、61法人・個人の178件で、実際より計約71万円多く課税していたと発表した。
 市は該当者に謝罪通知を送り、来月初旬にも計約52万円を還付する予定で、差額約19万円は納税通知書上で修正するという。

 ミスはパソコンなどの償却資産で、03年の旧静岡・清水市の合併に伴い導入したプログラムの開発時のミスが原因とみられ、先月末に、職員が納税者の償却資産の種類変更登録処理を行った際にミスに気付いた。
2007/02/22 15:51
窃盗被告を懲戒解雇処分/岐阜
 岐阜大学が16日、昨年12月に岐阜大学病院(岐阜市柳戸)内で同僚の財布から現金1万円を盗んだとして窃盗罪で公判中の同病院の看護師、間叮(まて)歩被告(34)を懲戒解雇処分としたと発表した。

 16日に岐阜地裁で開かれた初公判で間叮被告が起訴事実を認めたため処分したという。
2007/02/22 15:39
欠席確認怠り、児童が一時不明/三重
 伊賀市上野丸之内の上野西小学校(松岡秀行校長、児童数630人)で、担任教諭が2年生の児童(8)の欠席理由を保護者に確認することを怠り、児童の所在が一時不明になっていたことが16日判明した。

 児童は15日午前8時ごろ、普段通り自宅を出たが、学校を無断欠席し、隣の家にいた。
 児童の母親が同日午後0時5分ごろ、「(普段、児童は学童保育に通っているが、15日は)家に帰してほしい」と同校に連絡し、担任教諭は同1時15分ごろ、職員が机に残していたメモを見て、無断欠席していたことに気付いたという。
 母親が伊賀署に連絡し、同署などが探した結果、同2時50分ごろ、児童が隣の家にいるのが分かった。

 同市教委は同校の対応を問題視し、16日に開かれた校園長会で危機管理の徹底を求めた。
 担任教諭は児童の欠席を認識していたが、風邪で全校で45人が休んでいたため、児童も風邪で休んだと思い込み保護者への確認を怠ったという。
2007/02/22 15:14
万引きした巡査部長を減給、責任とり依願退職/三重
 県警捜査1課の男性巡査部長が万引きをした事件を受け、県警が16日、懲戒委員会を開き、巡査部長を減給100分の10、1カ月の懲戒処分にし、巡査部長は同日、事件の責任をとって依願退職したと発表した。

 事件は今月4日、松阪市内の書店で発生し、巡査部長は本などを万引きしたとして松阪署に通報された。
 同署は逃走の虞れがないなどの理由で逮捕せず、任意で事情聴取を続け、16日に窃盗の疑いで津地検に書類送検したという。
(編注:なんで、警官だと逃走の虞がなくて、一般人は逃走の虞があるんだ?)
2007/02/22 15:02
事務処理ミス、申請書類も紛失/三重
 三重社会保険事務局が16日、国民年金保険料の徴収と年金保険料の免除申請手続きで、事務処理を誤ったり書類を紛失するミスがあったことを明らかにした。

 昨年8月、津社会保険事務所の女性徴収員(54)が、名張市内の男性から未納保険料(1万3580円)を徴収し、簡易登録機で入金手続きをした際、基礎年金番号など必要なデータの入力を間違えたため、別人に誤って過払い金として還付された。

 昨年7月、松阪社会保険事務所の年金担当職員が、郵便で受け付けた松阪市と明和町の21歳から28歳まで計5人の免除申請書と学生納付特例申請書の原本を紛失し、他の書類と一緒に廃棄した可能性が高いという。
2007/02/22 14:45
県包括外部監査で契約の不透明さ指摘/三重
 県の包括外部監査の結果(06年度)が公表され、競争入札で業者を選定すべき事業を随意契約で処理したり、工事の変更理由が分かりにくいなど契約上の不透明な点を指摘しているほか、補助金の支出、県職員への手当支給などで不適正な処理があるとして改善を求めていることが判明した。

 契約事務では、相可高校の果樹園の防風林工事で、撤去と植栽が別々に扱われ、同一業者とそれぞれ随意契約したが、「一つの工事として競争入札で選定すべきだ」と指摘された。
 旧津地方県民局が発注した河川改修水路工事では、「前工事に伴う残土運搬を、今回の工事で処理したい」という理由で契約を変更しているが、「残土運搬は前工事で行うべきで疑問」とした。

 管理職以外の職員に支給されるボーナスで、勤勉手当の算定基礎額に扶養手当が加算されていることについて、「勤勉手当は勤務成績に応じて支給されるべきで、扶養手当を含めるのは望ましくない」とした。

 ほかに、農業大学校の学生自治会が運営する食堂の調理業務を別業者に約260万円で委託しているが、県の主幹が同自治会の経理を担当していることから、「補助金の支出、受取業務を同一人物が行っているのはリスクが高い。透明性を高めるため兼務は解消すべきだ」と指摘された。
2007/02/22 14:13
適性検査、数学で出題ミス、全員正解に/京都
 府立桃山高校(伏見区)は16日、同校の専門学科「自然科学科」で14日実施した適性検査の数学の問題の一部に誤りがあり、受験した207人全員を正解扱いにした、と発表した。

 同校によると、三角形の角度を求める問題文中に不必要な数値があり、これを使うと正解を導き出せなくなる。問題文は数学教師5人が作成と点検を担当。14日に他の数学教師が指摘して発覚した。「他の質問も考えており、問題作成中に書いた数値が残ってしまった」という。

 16日までに受験者がいる全71中学校に電話などで事情説明し、受験生への指導を依頼した。谷本義和校長は「受験生に不利益にならないよう対応する。他教科の教師が問題をチェックするなど再発防止に努めたい」と謝罪した。
2007/02/22 13:57
年金受給者情報の認証カード紛失/兵庫
 兵庫社会保険事務局(神戸市中央区)が16日、明石社会保険事務所の男性職員が先月16日、相談業務に使うオンラインシステム接続用の認証磁気カードを紛失していたと発表した。
 先月17日、紛失したカードは使用無効にし、紛失による外部への情報流出はないというが、発表が1カ月も遅れた理由の説明は無かった。

 オンラインシステムは、年金受給などの相談業務に使用しており、氏名、住所、受給額などの受給者情報が入力されており、カードを差し込み、パスワードを入力すると内容が見られる仕組みになっている。
2007/02/22 13:42
保険支払通知書を、別場所に誤郵送/兵庫
 兵庫労働局(神戸市中央区)が16日、神戸東労働基準監督署(同)で、労災保険の支払通知書を請求者とは別の事業所に郵送するミスがあったことを発表した。

 誤郵送があった先月25日は、別の事業所あての郵送分が2通あり、封筒にまとめる際に今回の支払通知書の1通が誤って紛れこんだのが原因で、支払通知書には請求者の氏名や住所などが記載されていて、受け取った事業所から同監督署に連絡があり発覚した。
 通知書は回収し、請求者に手渡し、謝罪したという。
2007/02/22 13:32
八橋署が反則切符など紛失、署長ら2人処分/鳥取
 八橋署が06年12月、保管していた未使用の交通切符(赤切符)や交通反則切符(青切符)など計25点を紛失していたことが判明し、誰が紛失したか分からず、不正使用もないされているが、県警は9日付で、同署長を本部長注意、交通課長を本部長訓戒の処分にしたと発表した。

 同課員が06年12月13日午前10時ごろ、同署1階にあるロッカーに入れていた手提げ保管庫から切符を取り出そうとしたところ、なくなっており、保管庫の鍵は、規程で交通課長が管理することになっていたが、課長が不在となる夜間などは、課員が取り出せるよう机の中に鍵を置いていたという。
2007/02/22 13:25
香我美町課長の婦女暴行致傷、懲役5年の判決/高知
 交際中の女性に性的暴行を加え、怪我を負わせたとして婦女暴行致傷などの罪に問われた香南市香我美町、元香我美町産業建設課長、百田幹生被告(53)に対する判決公判が16日、高知地裁であり、永渕健一裁判長が「性交を強い、殴る蹴るの暴行を加えた」として懲役5年(求刑・懲役6年)を言い渡し、百田被告が控訴したことが判明した。

 百田被告は05年10月18日と27日、交際中の香美市の女性(当時30歳)の家で、女性に約1カ月の怪我を負わせた上、性的暴行を加えた。
 また、28日未明には百田被告方近くの車中で、女性の首を蹴って約1カ月の怪我を負わせたが、弁護側は「性交渉は合意の上で、暴力も振るっていない」として無罪を主張していた。
2007/02/22 12:45
誤投薬で男性死亡、看護師を業務上過失致死容疑で送検/愛媛
 八幡浜市大平の市立八幡浜総合病院(藤田繁院長、347床)で昨年6月、肺炎などで入院していた伊方町の無職男性(当時63歳)への投薬方法を誤り、死亡させたとして、八幡浜署が16日、同市五反田、看護師の女性(22)を業務上過失致死容疑で松山地検に書類送検したと発表した。

 看護師は昨年6月23日午後5時40分ごろ、点滴投与の際、本来点滴剤の袋に入れて薄めて使用する塩化カリウム40ミリリットルを誤って点滴管の途中から注入し、男性は約4時間半後に急性心不全で死亡した。
 同病院と遺族の間では示談が成立し、藤田院長は「今回のような医療事故を起こさないよう、再発防止の徹底に努めてまいります」とコメントした。
2007/02/22 12:32
市議長も同行の元事務局長の口利き、関与を否定/佐賀
 佐賀市兵庫町の兵庫北土地区画整理組合を巡る贈収賄事件で、土地区画整理法違反(収賄)容疑で逮捕された元組合事務局長、高森誠容疑者(64)が区画内の大型商業施設の設計を福岡県久留米市の設計会社が請け負えるよう運営会社(広島市)を訪ねた際、同組合副理事長でもある福井久男・同市議会議長(69)が同行していたことが判明した。
 福井議長は15日、同行したことは認めたが、設計契約に関しての口利きは否定している。

 設計会社社長の中原義光容疑者(57)は、契約を働きかけてもらった謝礼に、高森容疑者に数十万円を渡した同法違反(贈賄)容疑で、今月9日に県警に逮捕され、福井議長の資金管理団体は契約締結後の05年10月、中原容疑者から100万円の政治献金を受けている。

 福井議長らと同行した関係者は「広島に行ったのは、キャス企画設計との契約を依頼するためだった」と語っているが、福井議長は「地権者として複数回同行したが、(キャス企画について)何もお願いしたことはない。私は潔白」と便宜供与を否定し、さらに中原容疑者からの献金については「政治活動への寄付としてもらった」と話している。
2007/02/22 12:26
生徒61人と教職員3人に食中毒?症状/熊本
 熊本県が16日、天草市立新和中学校(木村臣進校長、164人)で生徒61人と教職員3人の計64人が吐き気などを訴え、食中毒の疑いがあるが、症状は軽いと発表した。

 県健康危機管理課によると、発症は14日の給食後からで、15日午前9時半に天草市の病院から「27人を診察した」と天草保健所に連絡が入った。
 同校には市内の給食センターが配食しており、14日はバイキング形式でサラダなどが出ており、センターは15日から調理を自粛している。
2007/02/22 12:21
切手不適正販売で元局長を減給処分/鹿児島
 日本郵政公社九州支社が16日、私費で購入した切手を販売して郵便局の領収証書を発行したとして、末吉郵便局(曽於市末吉町本町)の50代の元局長を10分の1(3カ月)の減給処分にしたことを明らかにした。

 元局長は昨年4〜6月に3回、知人が購入した切手に、私費で購入した80円切手4050枚(32万4000円)を含めて販売し、合計金額で領収証書を発行した。
 昨年9月に発覚したが、公社に損害はないといい、元局長は「(前年度の)営業成績を上げるためにやった」と話しているという。
(編注:自費購入の切手を売ると、何故、公社の切手を販売するより成績が上がるんだ? ディスカウントショップで購入して差額を儲けたんじゃないのか?)
2007/02/22 12:14
不備の出生届受理、消しゴムで修正の失態も/山形
 山形市内に住む女性が昨年11月に提出した民法上不備の出生届を山形市役所が、担当職員が民法の規定を間違って理解していたのが原因で、誤って受理した上、戸籍作成中にミスに気付き、誤記を消しゴムで修正する二重の失態を演じていたことが16日判明した。

 女性は離婚後にもうけた男児の出生届を父親名を空欄にして窓口に提出した。女性は離婚後300日に達しておらず民法上、男児は前夫の戸籍に入るため、この出生届は本来、認められないはずだったが、担当職員は出生届が出された時点で、母親の戸籍と照合し、離婚後の日数を確認したが、民法の300日規定を「200日」と解釈しており、届け出を受理したという。

 誤った出生届は別の係に渡ったが、ミスを見逃し、8日後になって、別の担当者が新たな戸籍を作成する途中、誤りを発見して、一度戸籍に印字した男児の名前を砂消しゴムで消した。法務局の指導では、戸籍の誤記や文字の間違いは1本線で訂正することになっているが、守られなかった。

 問題発覚から4カ月近く経過したが、かかわった職員は不問に付されており、山形市では「長男」の戸籍を20年間「長女」と誤記していた問題が発覚したばかりで、高橋浩三市民生活部長は「最初の段階でミスに気が付けば、迷惑を掛けずに済んだ。基本的知識が欠けており、申し訳ない」と陳謝した。
(編注:基本知識の欠けた職員は、すぐにクビにして、小学校に再入学させろ)
2007/02/22 11:46
仙台市幹部ら業者宴会に無届け参加判明/宮城
 仙台市建設局幹部らが下水道の清掃業務を委託する業者組合役職員と宴会を開いた後、組合側の要望を受けて作業(設計)単価を引き上げた問題で、局幹部が2度にわたって、宴会後に無届けで組合役員との2次会に参加した上、飲食代は組合側が支払ったことが16日、判明した。

 市は同日、「利害関係者との接触に関する届け出」を提出するよう義務付けた職員倫理規程に違反したとして、2次会に参加した建設局次長(59)を減給10分の1、2カ月、同局下水道部管路管理センターの所長(60)を戒告の懲戒処分としたと発表した。

 次長と所長は市の調査に対し、「飲食代は一人3000―4000円ではなかったか」と話しているという。

 市はまた、管路管理センターの職員14人が昨年12月27日夕から28日未明にかけて残業した際、理由を虚偽記載していた問題でも、センター所長を厳重注意処分とした。
2007/02/22 11:30
裏金着服職員へ退職金「違法」と提訴/静岡
 裏金を着服し、無断欠勤を続けた元静岡県職員に県が退職金を支給したのは違法として、市民団体「静岡県オンブズマンネットワーク」らが16日、石川嘉延知事を相手に、退職金相当額の返還を求める訴訟を静岡地裁に起こしたことが判明した。

 50代の元職員は1996年ごろ、出先機関で総務係長として裏金を管理し、500万円を着服し、2003年11月に失跡。
 免職処分となるまで170日間無断欠勤したが、県は分限免職処分にとどめ、04年7月に退職金2119万円を支給したという。
2007/02/22 11:26
前夫の子判断で、捜査当局も混乱/大阪
 「離婚後300日以内に誕生した子は前夫の子」とする民法772条をめぐり、大坂地検が規定に対する認識不足から、離婚の5カ月後に産まれた子を「前夫の子」と役所に届けた中国人女性を誤って起訴していたことが判明した。

 規定により出生届の修正などを経験した親たちは、同地検の認識不足に憤り、改めて規定の見直しを求めている。
(編注:法務局の人間ですら理解できないような法律を作るなよ!)
2007/02/22 11:20
痴漢容疑で逮捕の東大副理事、諭旨解雇に/東京
 電車内で痴漢をしたとして東京大学副理事の竹原敬二容疑者(53)が逮捕された事件を受け、同大が16日、竹原容疑者を諭旨解雇処分にしたと発表した。

 同大は「重責ある立場の者がこのような事件を起こしたことは誠に遺憾。信頼の回復に努めてまいる所存です」とのコメントを出した。
2007/02/22 11:14
法務局登記官が出勤の電車内で痴漢、懲戒免職/東京
 出勤途中の電車内で女性の体を触ったとして、東京法務局の統括登記官小林辰夫被告(60)が強制猥褻の現行犯で逮捕、起訴されていたことが16日判明し、同法務局は同日付で小林被告を懲戒免職処分にしたと発表した。

 小林被告は昨年11月28日午前7時35分ごろから約10分間、JR京葉線新浦安駅から新木場駅の間で、女性(17)の体を触り、女性と友人が取り押さえて、八丁堀駅で駅員に引き渡した。

 小林被告は面会した同法務局職員に対し、容疑を否認したが、今月5日、東京地裁の初公判で起訴事実を認めたという。
2007/02/22 11:09
レンズを盗んで逮捕の巡査長、懲戒免職/東京
 警視庁が16日、備品のカメラレンズを盗んだとして、窃盗容疑で逮捕、起訴された同庁組織犯罪対策3課の巡査長阿部晋一容疑者(28)を同日付で懲戒免職処分にし、ほかにもレンズ4本などを盗んでいたとして、計5点の窃盗容疑で同日、追送検したと発表した。

 阿部容疑者は昨年11月、東京都豊島区の池袋署にある同課池袋分室で、備品の交換レンズ1本(7万円相当)を盗んだとして、先月逮捕されたが、その後の調べで、備品のレンズ4本とデジタルカメラ1台(計23万3000円相当)も盗んでいたことが判明し、阿部容疑者は容疑を認め、「借金返済のため中古品買い取り業者に売った」と供述しているという。
2007/02/22 11:03
訓練資料のネット流出で減給処分/愛媛
 陸上自衛隊が16日、私物パソコンからファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介してインターネット上に、訓練内容に関するデータを流出させたとして、陸自第14旅団第14特科隊(松山駐屯地)所属の3等陸曹(32)を減給の懲戒処分にし、監督が不十分だったとして、上司の3等陸佐(48)を戒告処分にしたと発表した。
2007/02/22 11:01
2200万円返還求め、欠勤の元職員提訴へ/奈良
 奈良市環境清美部の元職員、中川昌史被告(43)=懲戒免職、職務強要罪で公判中=の長期欠勤問題で、同市が15日、5年10カ月で支払った給与など約2200万円の返還を求める民事訴訟を起こすことを決めたと発表した。

 同日が催告書への回答期限で、中川被告は代理人の弁護士を通じ、「返還したいという思いはあるが、資力も将来の収入見込みもない」と伝え、市は3月定例議会で関連議案を提案、可決されれば奈良地裁に提訴するという。
2007/02/22 10:57
無断連帯保証問題で小山元村長を刑事告訴/青森
 旧岩崎村(現深浦町)の小山真人元村長が在任中の02年、無断で村に連帯保証させて借金した問題で、深浦町が15日、村長公印を用いて無断で保証書を作成したとして、有印公文書偽造容疑で小山元村長を刑事告訴する手続きに入ったと発表した。

 小山元村長は昨年11月に町議会百条委員会の証人喚問に応じた際、村に連帯保証させたことを認めたが、今月になって、貸主である千葉県流山市の会社が小山元村長らを相手取り貸付金返済を求めた民事訴訟で「村に連帯保証させた事実はない」などとする答弁書を提出し、証人喚問での証言を否定していた。
2007/02/22 10:52
麻酔医療過誤で外科医書類送検へ/宮城
 栗原市立栗原中央病院(小泉勝院長)で05年10月、全身麻酔を受けた患者が意識不明の重体となった医療過誤で、築館署が16日にも麻酔を担当した男性外科医(53)=同市=を、業務上過失傷害の疑いで仙台地検に書類送検する方針を固めたと発表した。

 外科医は同月17日、急性虫垂炎の男性患者(33)=同=の手術で筋弛緩剤を使用した際、体内に酸素を送り込む塩化ビニール製チューブを気管に挿入しようとしたが、誤って食道に挿入し、男性を低酸素脳症による意識不明の重体に陥らせた。

 外科医はこの間、血液中の酸素濃度の低下を示す機器などの確認も怠っていたため、チューブの誤挿入は十数分間にわたって続き、男性は現在も意識を回復していない。
2007/02/22 10:47
申請書類放置など不適切業務な執行で処分/山形
 山形県教委が15日、生徒からの授業料減免申請2件を放置し、別の減免手続きを無断でするなど不適切な業務執行をしたとして、村山地区の県立高校の50歳代男性職員を減給3カ月(10分の1)の処分としたと発表した。
2007/02/22 10:39
違反金滞納者の差し押さえ、入力ミスで過徴収/茨城
 茨城県警が15日、改正道交法に基づき県内で初めて実施した違反金滞納者に対する預金差し押さえ処分について、担当者の勘違いが原因で1100円の過徴収があったと発表した。

 水戸市内などで駐車違反のステッカーを張られた違反金滞納者3人に対し、県警が今月8日、計4万8200円の預金を差し押さえる処分を実施したが、延滞額を算出する際、本来は同日を基準にしなければならなかったのに、担当者が同23日とシステムに入力して、うち2人から過徴収したという。
2007/02/22 10:22
中1女子に猥褻行為容疑で小学非常勤講師逮捕/埼玉
 埼玉県警行田署が15日、太田市大原町、同市立宝泉小学校非常勤講師、佐藤正勝容疑者(25)を同県青少年健全育成条例違反(みだらな性行為などの禁止)容疑で逮捕したと発表した。

 佐藤容疑者は1月6日、同県行田市内のホテルで、中学1年の女子生徒(13)が18歳未満と知りながら、猥褻な行為をした疑いで、2人は携帯電話の出会い系サイトで知り合ったという。
 佐藤容疑者は「中学1年と知っていたが、かわいかったのでやってしまった」などと供述し、容疑を認めている。
2007/02/22 10:03
女子高生とみだらな行為した、県主任懲戒免職/埼玉
 埼玉県が15日、18歳未満と知りながら女子高生とみだらな行為を繰り返したとして、県中央産業労働センターの野本敦主任(41)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 野本元主任は06年11月18日、宇都宮市内のホテルで、福島市内に住む高校2年の女子生徒(当時17歳)にみだらな行為をしたとして1月、福島県警に栃木県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕され、1月26日に福島簡裁から罰金30万円の略式命令を受けている。

 元主任は06年2月に携帯電話の出会い系サイトで女子生徒と知り合い、宇都宮市内などで同様の行為を計9回行って、女子生徒に食事代や交通費を渡しており、同課は「性行為の直接対価ではないが、買春に近接した行為で悪質」と処分理由を説明しているという。
2007/02/22 09:43
石原知事、手紙をガセと決めつけ「いたずら」発言/東京
 昨年11月にいじめを苦に自殺を予告する差出人不明の手紙を「いたずら」と発言したことについて、石原慎太郎知事が「私の言った通り『ガセ』だったじゃないですか」と気色ばむ一幕があり、自殺予告の手紙については、真偽は今もさだかではなく、石原知事が一方的に断定した形になったことが明らかになった。

 民主党議員が都議会一般質問で、知事の発言が懸命に警戒にあたっていた職員たちのやる気をそいだと指摘したのに対し、石原知事が「私も職員と一緒に心配しろっていうんですか」と声を荒らる場面も見られた。
2007/02/22 09:17
女生徒の体触った元教諭を再逮捕/神奈川
 教え子に猥褻な行為をしたとして大船署が15日、強制猥褻容疑で鎌倉市由比ガ浜2、元同市立中教諭、源波敏彦被告(45)=別の強制猥褻罪で起訴=を再逮捕し、「体は触ったが猥褻目的ではない」と容疑を否認していると発表した。

 源波容疑者は06年12月19日、同市立中の教室で、同中3年の女子生徒(15)の体を触り、女子生徒が1月、同署に「数回猥褻なことをされた」と相談して発覚した。
2007/02/22 08:43
小菅村議長ら二十数人、供応容疑で書類送検へ/山梨
 先月21日に投開票された知事選で小菅村議会の古家清光議長(61)と古屋金男副議長(57)らが、落選した山本栄彦氏(71)への投票と票の取りまとめを依頼する趣旨で村議数人を含む村内の有権者約20人に酒や料理を提供していた疑いが強まり、県警捜査2課と南甲府署が、近く古家議長ら二十数人を公職選挙法違反容疑(供応)で書類送検する方針を固めたと発表した。

 古家議長らは知事選が告示された先月4日、甲府市内で開かれた山本氏の出陣式に出席後、笛吹市内の飲食店で村の有権者に対し1人当たり約2000円の酒や食事を提供したとされ、古家議長と古屋副議長は山本氏の後援会「山輝(さんき)会」小菅支部の役員を務めているが、供応の資金については「ポケットマネーだった」と供述しているという。
2007/02/22 07:41
少女と性的関係した高校教諭免職/新潟
 新潟県教委が15日、元交際相手の少女(当時16歳)と性的関係を持ったとして、県立新発田農業高校(新発田市)の間克行教諭(36)を14日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 間元教諭は先月13日、少女に対する性的暴行未遂の疑いで新潟東署に逮捕された後、告訴が取り下げられたが、昨年春ごろ、少女と性的関係を持ったと自供し、2日に、県青少年健全育成条例違反の罪で略式起訴され、罰金20万円の略式命令を受けていた。
2007/02/22 07:32
市長と職員、仕様書証言で食い違い/静岡
 島田市の桜井勝郎市長が廃プラスチックごみ処理業務を民間委託する際、競争入札から急に随意契約に変更するなど不正な契約を結んだことにより市に損害を与えたとして、桜井市長らに対し賠償金1170万円を市に支払うよう住民ら15人が求めた訴訟が15日、静岡地裁(川口代志子裁判長)で結審した。
 桜井市長は証人尋問で「課長の『業務内容を説明する仕様書がなく、競争入札は困難』という説明を信じて決めた」と自身の関与を否定。課長(当時)は昨年8月に「仕様書がないというのは市長から聞いた」と証言しており、矛盾する形となったが、仕様書は公告時(02年10月)に公開されていた。

 ごみ処理などを担当していた島田・榛原地区広域市町村圏組合(既に解散)は02年10月、処理事業の委託先を入札で決めるとした公告を覆し、随意契約の一種で実績重視のプロポーザル方式に変更した。
 公告後に設立された「島田鉄工環境システム」(シ社、同市阪本)が予算(2億500万円)の99・6%の相当額で受注し、同社は鉄工業者の組合の完全子会社で、市長は当選前、同組合の副理事長を務めたこともあったという。

 また広域組合元幹部らは弁護士らに、市長が入札中止に反対した当時の係長を、左遷をちらつかせて脅したと述べており、市長は15日の地裁での証言で、脅した事実を否定したが、係長が「人格の問題」で翌年降格されたことを明らかにした。
2007/02/22 07:25
競売入札妨害で役場など23カ所捜索/三重
 木曽岬町発注の木曽岬中学校の整備工事を巡る競売入札妨害事件で、同町教育長の花井久志容疑者(54)が逮捕され、15日、県警が町役場など23カ所を家宅捜索したことが明らかになった。

 県警の捜査員16人が午前9時50分ごろ、町役場1階の教育委員会室に入り、同容疑者のロッカーや机の引き出しなどを調べ、他の部屋でも捜索が行われて、職員は硬い表情をみせ、役場を訪れた町民は驚いていた。
 捜索は50人態勢で午後9時ごろまで続き、関係書類など約1700点を押収した。

 また、議会全員協議会が開かれ、「議会には教育長の人事案件に同意した責任があり、教育長には辞めてもらう」ことで一致した。浜田甚吉議長が平野町長に、教育長を辞職させるよう申し入れた。浜田議長は「村の時代から住んでいるが、こんな不祥事は初めてではないか」と話していた。
2007/02/22 07:10
女性中傷した医師に出勤停止2カ月/三重
 三重大付属病院の男性医師(34)が昨年12月、元交際相手の女性の中傷ビラをまいたとして名誉棄損の疑いで津署に逮捕された問題で、同大が15日、この医師を出勤停止2カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 医師は昨年12月11日午前0時半ごろ、津市一身田上津部田の店舗駐車場で、元交際相手の女性会社員(26)を中傷するチラシ6枚をまいた疑いで逮捕された後、女性と示談が成立し、不起訴処分となった。
2007/02/21 23:23
資産隠しの口座開設に関与、郵便局員懲戒/大阪
 他人名義と知りながら貯金口座の開設に関与したとして、日本郵政公社が、近畿支社管内に勤める郵便局員を減給2カ月(10分の1)の懲戒処分にしていたことが15日、判明し、口座は資産隠しに利用されていたという。

 口座開設に関与したのは男女の2人で、兵庫県養父市の男性(故人)から依頼され、親族5人の名義で定額貯金の8口座(元金計約4300万円)を開設し、このうち、01年に開設された3口座に携わった局員の男を04年3月に処分。91年に5口座を取り扱った元局員の女については処分を見送ったと発表した。

 男性は01年に死亡して、相続税の資産隠しがあったとし、大阪国税局が03年、遺族に約1億円を追徴課税したが、その際の税務調査で、隠し資産に口座が利用されていることが判明したという。
2007/02/21 23:19
教育文化部主査を分限免職処分/和歌山
 和歌山市教委が15日、長期欠勤を繰り返し、勤務実績が良くないとして、地方公務員法に基づいて教育文化部の男性事務主査(44)を分限免職にしたと発表した。

 市教委によると、事務主査は04年12月27日〜05年1月20日に無断欠勤し、同3月3日付で停職1カ月の懲戒処分を受けたが、更に06年12月15日〜今年1月26日も再び無断欠勤し、同30日から病気で休んでいたという。
2007/02/21 19:54
虚偽記入で知事に質問集中/広島
 広島県議会2月定例会の代表質問が15日に始まり、藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件に関して、真相解明の努力や進退に関する質問が相次いだ。

 「本質が解明されなければ、事件の真相解明とは言えない。進退についてどう考えるか」などの質問に、藤田知事は「真相解明に努力して説明責任を果たし、県政の推進に全力を尽くすことが私に課せられた責務」と改めて辞職を否定し、「昨年の12月定例県議会以降、元事務局長や元秘書と面談や電話でやり取りを行ったところ、少しずつながら証言が得られつつある。さらに具体的な事実確認を進めており、結果は出来るだけ早く県民に説明したい」と述べた。
2007/02/21 19:48
酒気帯び運転で、女性主任技師懲戒免職/高知
 高知県が15日、道交法違反容疑(酒気帯び運転)で検挙された県立中村高等技術学校の女性主任技師(59)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 主任技師は今月10日深夜、四万十市内の飲食店で酒を飲み、呼気1リットル中0・25ミリグラム以上の基準を超える状態で車を運転したという。
(編注:土佐の鯨ってか?)
2007/02/21 19:20
体罰や不正事務で教職員4人を懲戒処分/高知
 高知県教委が15日、生徒に体罰を加えた教諭2人と、ずさんな会計処理を行った県立高の事務長、事務職員の計4人を減給などの懲戒処分にしたと発表した。

 公立中の50代男性教諭は、昨年5月〜12月、他の生徒へのいやがらせや、本を破るなどの問題があった生徒計7人に、頭や顔を叩くなどの体罰を繰り返していたとして、減給10分の1(1カ月)。
 県立高の30代男性教諭も、運動部の顧問として指導中、男子生徒に「集中していない」と言いながら、顔を叩くなどし、生徒は鼻がはれ、全治約1週間の怪我を負ったが、この教諭は02年にも体罰で処分を受けていたとして、減給10分の1(3カ月)。

 昨年3月〜5月、52枚の支出関係書類(31件約366万円分)で事務長の決裁を得ないまま、支出を実行し、不適切な会計処理をしたとして、県立高の男性事務職員に減給10分の1(1カ月)、管理責任者として事務長に戒告処分を発令した。
2007/02/21 19:00
菊陽町職員が40万円など横領/熊本
 菊陽町は15日、公金約40万円などを横領したとして、男性職員(43)を14日付で、懲戒免職にしたことを明らかにした。

 男性職員は建設課の係長だった05年7月〜06年2月、町内の業者に「自分の取り分を上乗せして随意契約で工事を出すので、バックしてほしい」と持ちかけ、町が管理する施設の修繕工事など14件(約230万円)を発注し、このうち約40万円を横領したほか、06年3月、公金で小型芝刈り機(約9万5000円相当)を購入し横領した。

 また、男性職員の直属の上司だった当時の課長(60)も、監督不行き届きで減給処分にした。
2007/02/21 18:34
高校入試で出題ミス、100点中20点を全員正解に/兵庫
 兵庫県立大付属高校(同県上郡町)が、14日に実施した推薦入試で数学の問題にミスがあり、100点満点中20点分について全員正解とすると発表した。

 同校は同日、受験した139人が在籍する各中学校におわびの文書を発送し、合格発表は17日にあるという。
(編注:いっそのこと、100点中、100点を正解にしたらどうだ?)
2007/02/21 17:24
給食費と授業料で15人計100万円滞納/大阪
 職員による保育料や市営住宅家賃、市税の滞納が相次いで発覚した大阪市が15日、小中学校の給食費や市立高校の授業料でも、昨年末段階で、15人が計約100万円を滞納していたことを発表した。
 判明後、12人が「駆け込み」で納付したが、市はうち6人を、払えるのに払わない「極めてルーズな職員」と認めたほか、市は未納付の3人に対しては給与の差し押さえなども検討するとしており、このうち市立中の男性体育教諭(53)は、市立高校に通う子どもの授業料計37万4400円を滞納している。

 給食費の滞納は11人で計約45万8千円になり、最高額は環境事業局の男性職員(40)で約14万3500円だった。経済的な理由などは見あたらず、「ルーズな職員」の1人とされた。

 市立高校の授業料は、4人が計約53万8千円を滞納しており、最高額は男性体育教諭で、04年6月から滞納中だ。
2007/02/21 17:10
「パワハラ」の元隊長を停職10日/兵庫
 兵庫県伊丹市消防局の元救助隊長(38)が、非番の部下を深夜まで飲酒につきあわせる「パワーハラスメント(職務権限による嫌がらせ)」をするなどしていた問題で、同消防局が15日、「消防職員の信用を失墜させた」として、元隊長を停職10日の懲戒処分にし、上司の西消防署長と副署長についても、監督が不十分だったとして戒告とし、統括司令2人を減給20分の1(1カ月)の処分にしたと発表した。
2007/02/21 16:40
裏金着服疑惑の職員が567万円を返還/大阪
 大阪府の環境農林水産部流通対策室で裏金約600万円が使途不明となっている問題で、私的流用の疑いをかけられている元総務担当者の男性職員が、府に567万円を返還していたことが判明し、職員は府に対し「個人的に着服はしていない。上司に相談せず無断で使った。使途は覚えていない」などと説明したため、府はこの職員の懲戒免職処分を検討していると発表した。

 職員は99年、前任者から裏金606万円を引き継いだが、03年の異動の際、後任者には2万円しか渡さず、職場のインターネット機器の整備や書籍購入などに36万円が支出されたことは確認されたが、残る約567万円が使途不明のままになっている。
 職員は私的流用を否定しているが、府は無断で流用したとして弁済を要求し、1月末に全額が返還されたという。
2007/02/21 16:15
患者情報システムダウン、1700人に影響/北海道
 市立函館病院(長谷川正院長)で15日、各診療科が患者の名前や検査結果の情報を随時引き出すことができるシステムが終日稼働せず、診療が大幅に遅れるなど、外来患者と入院患者計約1700人に影響が出て、システムは16日早朝に復旧し、診療は平常に戻った。

 コンピューターが停止したのは15日午前8時ごろで、保存データ量が増え、処理能力を超えたためとみられるが、保存データ量のチェックをし、必要な記憶量を確保する手段をとっていなかったと人的災害と思われる。
2007/02/21 15:55
痴漢で東大副理事逮捕/東京
 電車内で女性の太腿を触ったとして警視庁万世橋署が16日までに、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、東大の副理事竹原敬二容疑者(53)=東京都品川区=を逮捕し、既に送検され、釈放されていると発表した。

 「徹夜続きで疲れていた。眠ってしまい、目が覚めたら、女性の太腿を触っていた」と容疑を認めているという。

 竹原副理事は10日午後零時10分ごろ、JR京浜東北線の浜松町−秋葉原間を走行中の電車内で隣に座った会社員の女性(24)の太腿を触り、女性が手をつかんで秋葉原駅で下車させ、駆けつけた同署員に引き渡したという。
2007/02/21 15:29
清掃談合の競売入札妨害罪、市元局長ら無罪/愛知
 名古屋市発注の道路清掃事業をめぐる談合事件で、業者側に予定価格に近い金額を漏らしたとして、競売入札妨害罪に問われた市の元緑政土木局長村瀬勝美被告(60)と元道路部長長崎弘被告(54)の判決公判で、名古屋地裁(伊藤納裁判長)は16日、両被告に無罪を言い渡した。

 判決理由で、伊藤裁判長は「予定価格を漏らしたことを、村瀬被告らに報告し、了承されたとする(有罪が確定した)市職員の供述は、客観的事実と整合せず、不自然で信用性に重大な疑問がある」と述べ、(有罪が確定した)市職員が道連れにしようとしたことが判明した。
2007/02/21 14:52
中国潜水艦事故報道巡り、秘密漏洩で捜査

 防衛省情報本部の電波情報を収集する部門の課長だった1等空佐(49)が、新聞記者に内部情報を漏らした疑いがあるとして、自衛隊の警務隊が、自衛隊法違反(秘密漏洩)容疑で、1等空佐の自宅や職場の机などを捜索し、任意で事情聴取していたことが15日、判明した。

 読売新聞が2005年5月31日付朝刊で報じた、南シナ海での中国潜水艦の事故の記事を巡り防衛庁(当時)内部部局が同年秋、被疑者不詳のまま警務隊に告発し、警務隊は情報本部の職員らの携帯電話の履歴を調べるなどの捜査を進めていたという。

 記事では、日米両国の防衛筋が確認した話として、中国海軍の潜水艦が、南シナ海で潜航中に火災とみられる事故を起こし、航行不能になったことや、海南島に向けて曳航されていることなどを報じている。
2007/02/21 14:27
最高裁HP、判決閲覧制限部分を誤って“公開”
 最高裁のホームページ(HP)に掲載された民事訴訟の判決文のうち、本来なら閲覧出来ない部分まで閲覧可能な状態になっていたことが15日、明らかになった。

 問題の判決文は、東京地裁が今月5日にHPに掲載したもので、最高裁のHPへの掲載作業は、判決を言い渡した各裁判所の担当部署が行っている。
 判決文には、訴訟当事者から約20か所の閲覧制限が申し立てられており、同地裁の担当書記官はパソコンを使って閲覧制限部分を黒塗りにしたが、この黒塗りは、閲覧者が画面上で取り外すことが可能で、6日にHPの閲覧者からの指摘で最高裁が判決文を削除するまで、約22時間にわたり、閲覧できる状態だったという。
2007/02/21 14:19
県立高教諭が補習費など横領、不正報告せず処分/佐賀
 佐賀県立工業高校電気科の教諭(34)=昨年9月に退職=が、生徒から徴収した補習授業のテキスト代などを横領していたことを15日、県教委が発表した。

 横領額は最大で約220万円になる可能性があり、全額返済されているが、県教委は県警に被害届を出すという。
 しかし、教諭の勤務先の校長(56)と前校長(54)は、不正を知りながら県教委に報告しなかったり、虚偽の内容を伝えていたとして、県教委は、校長と前校長を減給処分に、学校の会計責任者の事務長(51)を戒告処分としたという。
2007/02/21 13:52
「県の漁協解散命令は違法」と、漁師らが提訴/福岡
 福岡県が大牟田漁業協同組合(2006年12月に解散)に対し、組合員資格の有無についての判断を適正にしていないなどとして解散命令を出したのは違法として、同組合に所属していた漁師ら51人が15日、解散命令の取り消しを求める訴訟を福岡地裁に起こしたことが判明した。
 このうち39人は、解散により損害を受けたとして同日、総額3900万円の慰謝料も求めて同地裁に提訴した。
2007/02/21 13:39
米軍住宅訴訟、2審も門前払い=争いの対象否定
 米軍池子住宅地区(横浜市、神奈川県逗子市)の横浜市側に米軍住宅を追加建設する計画に対し、逗子市が国を相手に撤回を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁が15日、「逗子市の訴えは法律上の争いの対象にならない」として、請求を却下した1審判決を支持し、同市の控訴を棄却したことが判明した。

 逗子市は1994年に国、県との間で結んだ「池子地区に米軍住宅の追加建設は一切しない」とする3者合意に基づき、計画撤回を求めていた。
(編注:三社合意を破ることが、どう法律上の争いの対象にならないのだ?)
2007/02/21 13:23
麻薬性鎮痛薬盗んだ国立病院医師逮捕/大阪

 大阪府吹田市の国立循環器病センターで麻薬に指定されている合成麻薬性鎮痛薬「フェンタニル」のアンプル30本が盗まれた事件で、府警吹田署が15日、窃盗容疑で同センターに勤務する医師福田稔容疑者(36)=吹田市青山台=を逮捕したと発表した。

 福田容疑者は「疲れていた時などに自分で使うために盗んだ」と容疑を認めており、同署は自宅を捜索して使用についても追及するという。
2007/02/21 13:11
大館市立総合病院の院内感染、新たに4人発症/秋田
 大館市立総合病院のノロウイルス院内感染問題で、同病院が14日、新たに入院患者2人と医師、看護師各1人が下痢などを発症したことを発表したが、重症者はいないという。

感染者数は計34人になったが、感染の広がりは沈静化に向かっている。
2007/02/21 09:09
ディスクの記録消し忘れで、個人情報また流出/宮城
 仙台市消防局が14日、若林消防署警防課に勤務する30代の男性職員の私用パソコンから、個人26人、法人7件分の個人情報が、ファイル交換ソフトを介してインターネット上に流出した、と発表した。

 流出したのは、97〜04年にかけて作成した火災原因判定書で、損害調査書など60ファイル、住所、氏名、生年月日、電話番号などが記載されていたが、13日午前、市民からメールで通報を受け発覚した。

 同局では05年4月、青葉消防署の火災情報1件がネット上に流出し、これを受け職場への私用パソコンの持ち込みを禁じ、その際、この職員の私用パソコンに保存されていた個人情報もすべて消去したことを確認したが、外付けのハードディスクに残っていたものを消し忘れ、流出したという。
2007/02/21 07:45
収賄逮捕の課長、処分保留で引き続き身柄拘留/山形
 大蔵村発注の公共工事の指名競争入札を巡る収賄事件で、山形地検が14日、収賄容疑で逮捕された同村合海、同村地域整備課長、安彦敏春被告(56)=競売入札妨害罪などで起訴=の拘留満期に伴う処分を保留としたが、同地検は同罪などで引き続き身柄を拘留し、収賄罪での起訴に向けて捜査を続けると発表した。

 安彦被告は03年8月29日に大蔵村が実施した林道開設工事の指名競争入札で、最上郡の土木建設業者から依頼を受け、入札に参加出来るよう便宜を図った謝礼として同年12月上旬、現金数十万円を受け取った容疑で逮捕された。
2007/02/21 07:37
高校履修不足で、教育長ら2人を戒告、校長19人文書訓告/福島
 高校の履修単位不足問題で、福島県教委が14日、富田孝志教育長ら2人を戒告の懲戒処分にし、県教委職員3人と関係高校の現前校長19人を文書訓告とし、また、この問題などの責任を取り、3月いっぱいでの辞任を表明していた富田教育長の教育委員の辞職が、この日開かれた県教委定例会で同意されたと発表した。

 県立高校では、1、2年生のみの学校も含め16校で履修単位不足が発覚し、戒告処分となったのは富田教育長と白河高の遠藤教之校長。富田教育長は福島高校長時代の03年度に同校で履修単位不足があったことと、教育長としての監督責任が問われた。遠藤校長は必修科目を昼休みに履修させたことなどが他の校長よりも重い処分理由になった。
2007/02/21 07:32
使途不明金問題で業務状況報告、県再び求める/群馬
 太田市土地開発公社(理事長・清水聖義市長)の住宅地分譲販売を巡る問題で、県が14日、同公社に対し、再度、業務状況報告を求め、県市町村課は「県が確認済みの顧客紹介通知書と清水市長の主張に矛盾がある。支払い根拠である通知書自体が架空だった可能性もある」としていることが判明した。

 県は1月17日に業務状況報告を求め、同26日に太田市が報告書を提出。その際の清水市長の記者会見発言を巡り、県と同市が数回ずつ抗議文などを送り合っていた。
2007/02/21 07:21
彩の国資源循環工場の鉛流出問題で、県がルール公表/埼玉
 県の総合リサイクル施設「彩の国資源循環工場」(寄居町)で、調整池に流れ込む雨水から環境基準値を超える鉛が検出されながら周辺住民へ周知されていなかった問題で、県が14日、測定結果を迅速に公表し、外部評価も導入する、基準値を超えた場合の公表ルールを定めたと発表した。


(1)基準を超える数値を測定
(2)汚染源を特定
(3)汚染源の工場を操業停止させた
の各段階で、状況把握後24時間以内に寄居、小川両町に報告し、記者発表する。
周辺住民へは、代表住民で作る協議会を通じて回覧板やチラシで全戸周知するという。
2007/02/21 07:16
八千代の猥褻教諭逮捕「少女とは何度も」/千葉
 児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で県警に逮捕された八千代松陰中教諭、神尾健一容疑者(51)が調べに対し、「今回、買春した少女とは複数、現金を払いみだらな行為をした」と供述していることが14日、判明し、県警は出会い系サイトを始めた3年前から、少女を対象に買春行為を繰り返していた可能性があるとみて神尾容疑者を追及すると発表した。

 神尾容疑者はサイトを利用して男女を引き合わす斡旋業をしていた千葉市若葉区若松町、無職、児玉文男被告(37)=同罪で起訴=の常連客の1人で、県警は児玉被告が所持していた顧客名簿から神尾容疑者を割り出したという。

 神尾容疑者は携帯電話を使ってサイトに接続し、サイトで知り合った50〜60人の中には少女が多く含まれている可能性があるという。県警は14日に神尾容疑者の自宅や学校職員室などを家宅捜索し、携帯やパソコンを押収し、接続記録などを解析し、余罪の裏付け捜査を進めるという。
2007/02/20 20:29
役職退いた後も肩書入りの名刺/東京
 東京都の若手芸術家育成事業「トーキョーワンダーサイト」を巡り、石原慎太郎知事の四男延啓氏が事業の企画や助言をする役職から退いた後も、その肩書を印刷した名刺を作っていたことが判明した。

 延啓氏は03年3月に1カ月間、事業に助言する「アドバイザリーボード委員」に委嘱され、03年6月〜04年3月に事業の企画や運営などにあたる「キュレーティングアーティスト」に委嘱され、その後は事業に参画していたものの、肩書などはなかったという。

 開示された公文書によると、06年6月と9月、アドバイザリーボードとキュレーティングアーティストの肩書が入った延啓氏の名刺が計900枚発注されており、肩書きを使わせた当初の責任者、石原都知事の責任が問われる。
2007/02/20 19:16
女性に性的発言の教員を停職3カ月/東京
 都教育庁が14日、通りすがりの10代の女性に性的な発言をしたなどとして、区部の中学校に勤める男性教員(49)を停職3カ月の懲戒処分にしたことを明らかにした。

 男性教員は昨年11月8日午後10時ごろ、豊島区の池袋駅前の歩道で女性の右腕をつかみ、「ホテルに行こう。エッチしよう」などと発言して、通行人の男性に取り押さえられ、都迷惑防止条例違反容疑で逮捕された。
 男性教員は同僚と酒を飲んで帰宅途中で、逮捕後の2日間は無届欠勤をし、東京簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。
2007/02/20 19:03
交際を断られ封書で女性恐喝の厚労省職員を逮捕/神奈川
 県警生活安全総務課ストーカー対策室と多摩署が14日、千葉県市川市二俣、厚生労働省三田労働基準監督署職員、高橋政(まさし)容疑者(32)を恐喝容疑で逮捕し、「やっていない」と否認していると発表した。

 高橋容疑者は1月23日、茨城県つくば市内の郵便ポストから、川崎市多摩区の同省職員の女性(31)に「東尋坊からでも飛び降りておきなさい。大歓迎ですよ」などと書かれた封書を送りつけた。

 高橋容疑者は被害女性と同時期に入省し、交際を迫ったが断られていたという。昨年8月から女性や女性の婚約者、同僚らに「おまえが人殺しだ」「さっさと死ね」などと匿名で書かれた携帯電話のメールや封書が計56通送りつけられ、封書の投函場所は全国に散らばっており、昨年10月半ばに女性が同署に相談していた。
2007/02/20 18:42
知事が、政調費領収書「5万円以上は大ざっぱ過ぎ」/神奈川
 川崎市議会が政務調査費の見直しで、領収書添付を「5万円以上の支出」と決めたことについて、松沢成文知事は県議会などの政務調査費の使途の透明化についての質問に答え、14日の定例会見で、「少し大ざっぱ過ぎる」と述べ、もっと情報公開を進めるべきとの考えを示した。

 松沢知事は「もう少し、どういうふうに使ったかを情報公開しないと、内容が分からない。5万円以下の細かいものに使ってしまったと言えば、添付の意味がなくなってしまう」と、領収書の額を引き下げるべきだとの見解を示した。
2007/02/20 12:45
送水管を無断で敷設、撤去求め町長を提訴/山梨
 水源地から採取した地下水を送水する西桂町所有の管の一部が無断で自分の土地に敷設されていたとして、同町下暮地の無職の女性(94)が13日、前田勝弘町長を相手取り、送水管の撤去を求め甲府地裁都留支部に提訴したことが判明した。
 送水管は飲料水会社も利用しており、一部の住民から「企業の利益のため利用するのはおかしい」と指摘されている。

 大手飲料食品メーカー「ネスレ日本」の関連会社だった同町の飲料水製造「富士アクア」が98年2月ごろ、同町下暮地の水源から取水するための長さ約450メートルの鋼製の送水管を深さ約40センチの地中に設置し、そのうちの約25メートルが女性の所有する山林に敷設されていたもので、女性は、いつ、どのような方法で敷設工事が行われたのか全く知らず、採水問題を報道で知った家族が所有地を訪れ気づいたといい、99年には、女性が知らないうちに送水管が同町に寄付されていた。
2007/02/20 12:39
笛吹市の水道工事代金未払いで、3カ所を掘削調査/山梨
 笛吹市公営企業部水道工務課の男性職員(当時)が、同市石和町内の水道工事31件を口頭で業者に発注し、契約書などを作らなかったため工事費約5900万円が未払いになった問題で、同市が14日、同市石和町内の3カ所を掘削調査したと発表した。

 問題は昨年12月に発覚し、同市は19件について工事の確認ができたとして業者に約4570万円を支払ったが、市監査委員が完工検査が必要だなどと指摘し、市側で3カ所を選んだという。

 この日は石和町東油川、井戸、四日市場の3カ所で、それぞれの工事を担当した業者が、埋められた水道管の位置まで道路を掘り、飯田三郎代表監査委員が水道管の口径や埋設の深さなどが設計書の通りかなどを確認した。
2007/02/20 12:26
拾得物持ち帰りや偽書類作成など、停職3カ月/長野
 拾得物を自宅に持ち帰ったり、適切に対応したように嘘の書類を作成したとして、県警監察課が14日、情報管理課の男性事務職員(31)を停職3カ月の懲戒処分とし、同職員は同日、依願退職したと発表した。
 私文書偽造や公電磁的記録不正作出の容疑にあたるが、偽の書類作成は8年前までに行われ、それぞれ時効が成立しているという。

 監察課によると、男性職員は諏訪署会計課員だった97年3月から99年3月までの間、拾得物の財布や免許証など23件について、遺失者への返還や競売など、適切に処分せず、99年3月の異動の際、自宅に持ち帰り、書類は適切に対応したかのように作り、拾得物には現金計2010円も含まれていた。

 男性職員は06年4月に職員宿舎を退去したが、同9月に別の県警職員がごみと一緒に拾得物が入っているのを見つけて発覚。この職員は「関係書類が見つからなければ発覚しないと思った」と話しているという。
2007/02/20 07:33
東頸消防署員が3200世帯分の個人情報記録メモリーを紛失/新潟
 上越市安塚区の東頸消防署で安塚、浦川原、大島3区の3224世帯の情報などを記録した小型メモリー「USBフラッシュメモリー」を職員が紛失していたことが14日判明した。

 メモリーに記録されていたのは世帯主名、住所、世帯番号、電話番号の世帯情報3224件で、お年寄りら弱者情報439件も含まれており、先月27日、担当職員が紛失に気づいたが、今まで公表していなかった。

 同署を統括する上越地域消防事務組合消防本部の小堺博一消防長は「職員を厳しく処分し、再発防止を図りたい」と文書で謝罪した。
2007/02/20 07:28
マイライン詐欺で、皆川市議が控訴を断念/福井
 電話会社選択サービス「マイライン」の代理店契約を巡り、営業保証金名目で現金を詐取された被害者14人が詐欺に協力したとして、皆川修一・福井市議らを相手取り起こしていた損害賠償訴訟で、皆川市議が14日までに、計1215万円の支払いを命じた福井地裁判決(1月30日)を受け入れ、控訴断念を決めたと発表した。
2007/02/20 07:25
元県議団体補助金返還求め、県オンブズネットが県を提訴/静岡
 静岡県が引退県議の親睦団体「元県議会議員会」に出した補助金を最高裁が違法と認めた問題で県オンブズマンネットワークのメンバーが14日、県に対し未返還の01〜04年度分も返させるよう求め静岡地裁に住民訴訟を起こしたことが判明した。

 県は4年間に計約756万円を支給したが、活動内容は判決で違法とされた懇談会や旅行などだとし、最高裁が昨年1月に補助金の違法性を認定、差し戻し審は99〜00年度分を返すよう命じる判決を出した。
 判決を受け、同ネットは裁判中だった01年度分以降についても返還を求めるよう監査請求したが、県監査委員は先月、請求を却下した。
2007/02/20 07:19
当確の鏡開きは「公選法違反」、知事に公開質問状提出/愛知
 無所属の地方議員らでつくる「女性を議会に!ネットワークあいち・ぎふ・みえ」など3団体が14日、4日投開票の知事選で3選した神田真秋知事が、当選確実となったことを受けて鏡開きを行ったことについて、公職選挙法に違反する疑いがあるとして、知事と県選管に公開質問状を提出したと発表した。

 知事は4日夜、選挙事務所で鏡開きをして紙コップで乾杯。公選法は候補者による選挙区内の人への寄付行為を禁じており、質問状は、これらの規定に抵触する疑いを指摘している。
2007/02/20 07:15
放置自転車対策で16駅駐輪場有料化/愛知
 名古屋駅(名古屋市中村区)の放置自転車台数全国ワースト1(05年)の汚名をはらすべく、名古屋市が13日に発表した07年度新年度予算案に計26億8700万円を盛り込み、緊急対策に乗り出し、07年度は名古屋駅を含む計16駅の駐輪場有料化に向けた整備を行うと発表した。

 市内には約13万台の自転車が駐車され、うち約3万4000台の自転車が路上に放置。特に名古屋駅周辺には計13カ所約3600台分の駐輪場があるが、放置自転車は後を絶たない。内閣府が05年にまとめた1日の放置台数は名古屋駅は3194台で全国ワースト1を記録した。
(編注:「無料でも止めない自転車が、有料にすれば止める筈」という理論が理解できない。名古屋市職員の頭の中は腐っているのか?)
2007/02/20 07:07
競売入札妨害、教育長逮捕で町長陳謝/三重
 木曽岬町発注の公共工事の入札をめぐり、同町教育長の花井久志容疑者(54)が14日、競売入札妨害の疑いで逮捕されたことに絡み、同町の平野勲町長が「大変申し訳ない」と陳謝した。

 平野町長は05年5月に就任し、約2カ月後に花井容疑者を教育長に起用した。平野町長は「まじめで、普段から一生懸命やっている。それを見込んで教育長になってもらった。業者とのうわさは聞いたことがない。こんなことになって驚いている」と説明した。
2007/02/19 22:17
バリアフリー化、国機関31庁舎209件に不備
 総務省三重行政評価事務所が、県内にある国の関係機関34庁舎のバリアフリー化の推進状況を初めて調査し、手すり付きの便器が設置されていないなど31庁舎で、209件の不備が見つかり、改善するよう文書で通知したことが判明した。

 調査は昨年8月から11月にかけて、法務局や労働局、社会保険事務所、税務署などで実施し、高齢者や障害者に配慮した建築を促進するハートビル法に基づき、整備状況や維持管理・運用状況、窓口職員の対応の3点について調べたという。

 整備状況では、移転する1庁舎を除く33庁舎のうち31庁舎(94%)で不備が見つかり、主な不備は、手すり付きの小便器が設置されていない(26件)、階段と床面との境目を示す表示が識別しにくい(21件)、手すり付きの洋式トイレが設置されていない(18件)などが多かった。

 窓口職員の対応では、19の窓口機関(56%)が、サービス向上の観点で策定された「公共サービス窓口における配慮マニュアル」の存在そのものを知らなかったり、マニュアルを配布していないなど、活用していなかった。
2007/02/19 20:35
県審査会、最寄り駅開示答申「私生活害さない」/三重
 05年度に県職員が行った出張の旅費請求に関する文書の情報公開で、県財務経理室が、出張した同室職員の自宅の最寄り駅を非開示としたことに対し、県情報公開審査会は14日、「最寄り駅から市町村名よりも詳細な住所が推測される場合を除き、開示すべき」と判断し、開示するよう答申したことが判明した。

 県は、96年に旅費の不正請求による裏金作りが発覚したことを受け、旅費に関する公文書は原則全面開示するよう規定しているが、同室は「特定の個人が識別され得る」として、旅費請求内訳書に記された、職員の自宅の詳細な住所や最寄り駅を非開示にした。
 このため、開示請求者が「最寄り駅の名称まで非開示にするのは開示基準規則の趣旨、背景からみて不当」として異議を申し立てていた。
2007/02/19 20:07
十三市民病院敷地購入費用で住民監査請求/大阪
 大阪市が十三市民病院(淀川区)の敷地を、所有者の市住宅供給公社から時価の2倍以上にあたる71億3500万円で取得することを決めている問題で、市民グループ「見張り番」が14日、購入費用の支出差し止めなどを求め住民監査請求したことが判明した。

 取得費用を一般会計からいったん病院事業会計に貸し付けるための補正予算案は13日の市議会委員会で可決されており、本会議でも可決し、成立の見通しだ。
 監査請求書は、「公社の経営破綻回避に公金を支出すべきではない」などとし、同案が可決され、予算が執行された場合でも関係者に賠償を求めるよう要望している。
2007/02/19 19:58
宝塚のカラオケ店火災で、職員9人処分せず/兵庫
 宝塚市消防本部が14日、火災で8人の死傷者を出した同市のカラオケ店「ビート」に遊びに行きながら、店に避難誘導灯がないなどの危険性を認識しなかった消防職員9人について、処分しない方針を発表した。

 この日の市議会会派代表者会で、山下稔消防長は「私人の行動に完ぺきを求めるのには限界がある。法令違反をした訳ではないので、処分の対象にならない」と説明したうえで「消防人として高い目線で職業意識を持てるよう指導している」と話した。
(編注:身内が経営者だった署員は、どうするんだ?)
2007/02/19 19:33
医療過誤訴訟で、「手術としびれ、関連性は争う」/奈良
 県立奈良病院の医師が体内に残したガーゼを取り除く際に、誤って交感神経を傷つけ右足に障害が残ったとして、県内の40代の女性が県を相手に慰謝料など約970万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、奈良地裁(坂倉充信裁判長)であり、県側は「ガーゼを体内に残した事実は認めるが、ガーゼ除去手術と右足のしびれとの関連性は争う」と争う姿勢を示した。

 女性は01年10月、同病院で下腹部の開腹手術を受けた際、医師がガーゼを体内に残し、定期的に腹痛を起こすようになった。手術を担当した医師らはその後、ガーゼの置き忘れを認め、05年11月に除去手術をしたが、誤って交感神経を傷つけたという。
2007/02/19 19:16
紀美野町職員パソコンから、消防関係表彰者の氏名流出/和歌山
 紀美野町が14日、町消防本部の男性職員の私用パソコンから、業務情報がインターネット上に流出していたことを明らかにした。

 流出したのは、131人分の消防関係表彰者の氏名や配偶者名などで、住所や電話番号、機密情報は含まれていないが、町は「氏名などが流出した人に謝罪する。情報の取り扱いについて、さらに周知徹底を図りたい」と発表した。

 13日、ネットの流出情報を監視している総務省から、県を通じて町に連絡が入って発覚。流出情報は、07年消防訓練出初め式での表彰者の階級や氏名、昨年12月議会に提案された条例改正案、同10月の消防団長・副団長会議資料だという。

 昨年9月29日〜12月28日、男性職員が職場から自宅のパソコンに電子メールでファイルを送信し、保存していたが、パソコンには「Share」とみられるファイル交換ソフトがインストールされており、ウイルスに感染し、情報が流出したらしい。
2007/02/19 19:08
高校履修不足で、教育長、校長ら5人処分/島根
 松江市立女子高の未履修問題で、同市教委が14日、指導監督責任を問われた福島律子教育長や白石隆子校長ら幹部職員5人を処分したと発表した。

 処分は、福島教育長が戒告の懲戒処分。教育担当副教育長と白石校長が文書訓告、事務担当副教育長と指導課長が口頭厳重注意だった。福島教育長は01年に同校長を務めた際の責任も問われた。

 同校ではカリキュラムで世界史、日本史を2、3年生で計5単位ずつ取得するように決めていたが、受験対策などのために授業を入れ替え、片方を7・5単位受けていた。このためどちらかで学習指導要領で定める単位が不足していた。
2007/02/19 18:58
上司叩いた職員を懲戒免職/広島
 上司の頭を叩くなどして軽傷を負わせたとして、広島市が14日、同市中央卸売市場食肉市場=西区草津港1=の男性技術員(54)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 技術員は、今年1月16日、同市場内で上司の業務担当課長の男性にスリッパを2回投げつけたうえ、押し倒してスリッパで頭を叩くなどし、右腕に約10日間の軽傷を負わせ、技術員は広島西署に同19日、傷害容疑で逮捕、略式起訴され、罰金命令を受けた。

 技術員は「昇格・昇給について不満があった」と話しているといい、直前にも、6〜7時間にわたってこの課長に不満を述べていた。
2007/02/19 18:50
酒気帯び運転で女性看護助手を懲戒免職/高知
 高知県病院局が14日、酒気帯び運転容疑で検挙された県臨時職員で、県立安芸病院の女性看護助手(40)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 同局によると、看護助手は今月10日深夜、呼気1リットル中0・25ミリグラム以上の基準を超える酒気を帯びた状態で車を運転し、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で県警に検挙されたという。
2007/02/19 12:50
監査委員報告書、不適正会計は1111万円/長崎
 大村市の不適正会計問題で、市監査委員が14日、昨年度の監査報告書を公表した内容によると、不適正会計の総額は約1111万円と判明した。
 この監査報告を受けて、市はこのうち衆院選と知事選の委託経費の不適正使用分計約683万円を国と県に返還する意向を示した。

 不適正使用は選挙管理委員会、都市整備部、農林水産部で、選挙事務費や公共事業費のうち余った事務費を他課の備品購入などに充てていたもので、このうち選管では05年9月の衆院選と昨年2月の知事選で、選挙事務以外のトナーや用紙類などを大量に購入し、全庁的に使用していた。
2007/02/19 12:35
在外被爆者の健康管理手当時効未払い、国などに謝罪求める/長崎
 在外被爆者への健康管理手当支給を巡り、最高裁に上告中の韓国人被爆者、チェゲチョルさん(04年に78歳で死去)を支援している在外被爆者支援連絡会(長崎市)が14日、国や同市に対し、謝罪や国内の被爆者との同様の援護などを求める6項目の申し入れ書を提出したと発表した。

 同様の訴訟で最高裁は今月6日、行政側の時効適用の主張を「原則として信義則に反して許されない」との判断を示し、厚生労働省は未払い分の手当支給方針を決定した。
 時効を理由に未払いだった崔さんの手当について、同市も支給を決めた。

 同会共同代表の平野伸人さん(60)ら9人はこの日、同市原爆被爆対策部援護課を訪れ「在外被爆者を長年苦しめてきた責任は、お金を払えば済むという問題ではない。謝罪して(同市の)福岡高裁への控訴を取り下げなければ上告は取り下げない」と訴えた。
2007/02/19 12:22
収賄で懲役2年6月求刑/熊本
 収賄の罪に問われた熊本市若葉、郵便局職員、田中成治被告(40)の初公判が14日、熊本地裁(小田島靖人裁判官)であり、田中被告は起訴事実を認めたため、公判は即日結審し、検察側は懲役2年6月を求刑したことが明らかになった。

 田中被告は日本郵政公社九州支社で保険事業部の営業企画係主任を務めていた03年6月、簡易保険などの勧誘に使う物品として熊本市の会社の商品が選ばれるよう便宜を図る見返りに、現金500万円を受け取り、検察側は「借金の返済費用ほしさの犯行で、動機に酌量の余地はない」と述べた。
2007/02/19 09:00
1400万円横領などの被告に懲役4年を求刑/熊本
 業務上横領などの罪に問われた宇土市花園台町、元郵便局職員、中竹宏一被告(37)の初公判が14日、熊本地裁(一場康宏裁判官)であり、中竹被告は起訴事実を認めて、公判は即日結審し、検察側は懲役4年を求刑したことが明らかになった。

 中竹被告は豊福郵便局(宇城市松橋町)で現金出納責任者などとして働いていた05年10月から1年間、郵便貯金の支払い準備金など現金1400万円を15回にわたって横領したほか、貯金事務計算センターのコンピューターに払い戻しが行われたと虚偽の情報を送信するなどした。

 検察側は「無計画な借金の返済にあてるためという犯行動機に酌量の余地はない。大がかりな隠蔽をしており犯行は悪質」と求刑理由を述べた。
2007/02/19 08:49
重傷事故の教諭、懲戒戒告処分/鹿児島
 鹿児島県教委が14日、重傷事故を起こしたとして、鹿児島地区の30歳代の小学校女性教諭を懲戒戒告処分にしたと発表した。

 女性教諭は昨年8月12日、乗用車で鹿児島市内の市道を右折する際、横断歩道を歩行中の女性をはね、尾骨骨折など2カ月の重傷を負わせ、同10月12日、業務上過失傷害罪などで罰金40万円の略式命令が確定した。
2007/02/19 07:40
23区の選管委員、市の7倍の高額報酬/東京
 東京23区の選挙管理委員の月額報酬は平均約24万2000円で、全国の市平均の7倍以上に達していることが、新聞社の集計で判明した。

 都内の市と比べても、区選管委員の報酬は約4倍で高額ぶりが際立つ一方で、23区の選管委員の67%は区議OBで占められており、選管委ポストが議員にとって、高収入の「再就職先」となっている実態が浮かび上がった。
2007/02/19 07:27
男性の戸籍を20年間「長女」と記載/山形
 山形市に本籍のある東京都内の男性(20)が、20年間にわたって「長女」と誤って戸籍に記載されていたことが15日、判明し、市は「単純な手続きミス」と釈明し、男性側に謝罪したことが明らかになった。

 同市市民課によると、大阪府に住む男性の姉(23)が、パスポート申請のため戸籍謄本を取り寄せ、弟である男性の続柄が「長女」となっているのに気付いた。男性の父親(56)から指摘を受けた同課が、山形地方法務局に保管されている男性の出生届と照合して、市側のミスが判明したという。
(編注:姉がいても、弟が長女になるのが「単純」なミスなのか?)
2007/02/19 07:18
100万円詐取容疑で元県課長補佐を逮捕/長崎
 事務用品などの購入を装い県から約100万円をだまし取ったとして、長崎県警捜査2課などが15日、詐欺容疑で長崎市宝町、元県政策企画課課長補佐山下哲也容疑者(46)と同市大浜町、会社員福田英臣容疑者(39)を逮捕したと発表した。

 同県庁の裏金問題で、山下容疑者は昨年11月、飲食代など私的に流用したなどとして懲戒免職となっている。
2007/02/18 23:52
入札妨害容疑で赤穂市課長を再逮捕/兵庫
 兵庫県赤穂市発注の公共工事を有利な価格で地元業者に落札させたとして、県警捜査2課などが15日、競争入札妨害容疑で、同市総務部参事兼契約検査担当課長小林義文容疑者(58)を再逮捕したと発表した。

 小林容疑者は2005年9月と06年7月、同市が発注した児童遊園の整備など2件の工事で、同市内の千種建設社長小野宏義容疑者(63)=贈賄容疑で逮捕済み=に対して設計金額を教え、いずれも予定価格に近い千数百万円で落札させた。

 小林容疑者は今月1日、この2件を含む5件の工事で同社に便宜を図り賄賂を受け取った収賄容疑で逮捕されたが、拘置延長が認められず10日に釈放されている。
(編注:再逮捕を、あと3千回ぐらい行ったらえーんや)
2007/02/18 23:41
元組合幹部、横領認め謝罪/岐阜
 岐阜県庁の裏金をめぐる事件で、県職員組合に集約された裏金計665万円を私的に流用したとして、業務上横領罪に問われた元組合書記次長の元県課長補佐岩佐啓久被告(46)の初公判が15日、岐阜地裁(森田強司裁判官)で開かれ、同被告は「間違いない」と述べ、起訴事実を認めたことが明らかになった。

 検察側は冒頭陳述で「裏金管理という嫌な仕事をさせられている見返りがあってもいいはずで、帳簿がなく、ばれないと考えた」と指摘し、同被告は「重圧から、つい個人的な目的で使い込む気になった。税金であるとの自覚を忘れ、県民に深くおわび申し上げたい」と謝罪もしたという。
(編注:一瞬、「組幹部」に見えてしまった。似たものだが)
2007/02/18 23:35
入札で便宜、港湾事務所副所長を逮捕/福岡
 国土交通省九州地方整備局苅田港湾事務所(福岡県苅田町)が発注した工事で、工事の指名業者に入れる見返りに業者から現金数十万円を受け取ったとして、福岡県警捜査2課などが14日、収賄容疑で山口県下関市武久西原台、同事務所副所長田中信吾容疑者(54)を逮捕したと発表した。
2007/02/18 23:28
裁判員フォーラムで、最高裁が実施業務を「さかのぼり契約」
 最高裁が開催している「裁判員制度全国フォーラム」の実施業務を請け負った電通が最高裁と交わした05年度の契約書は、実際には開催後に作られたにもかかわらず、作成日付をフォーラムより前にしていたことが判明した。

 「さかのぼり契約」は会計法上好ましくないどころか違法の疑いもあり、最高裁は「会計事務の適正化に努めたい」と発表したが、自身を処罰する裁定を下さなかったことが明らかになった。
2007/02/18 23:22
処分内容無断開示で都教委に賠償命令/東京
 社会科の授業を巡り分限免職処分となった東京都内の元中学校教諭、増田都子さん(57)が「自分についての公文書を都教委が無断で都議に開示したのはプライバシー侵害」として、都に220万円の賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁が14日、請求棄却の1審・東京地裁判決を取り消し、22万円の支払いを命じる判決を下したことが明らかになった。
2007/02/18 23:16
労災認定された女性客室乗務員に暴言/千葉
 千葉県の成田労働基準監督署の労災担当課長(当時)が腰痛で労災認定された客室乗務員の女性に「世の中には腰の痛い人はいくらでもいる。こんなに(補償を)もらって甘えるな」などの暴言を吐き、決定が不服な際に行える審査請求を妨害するような発言をしていたことが判明し、千葉労働局が関係者らに謝罪したことが明らかになった。
2007/02/18 23:08
市民団体が県議OBへの補助金返還請求/静岡
 県議OBの親睦団体「静岡県元県議会議員会」(元議員会)が県から交付された補助金の返還を求め、市民団体「静岡県オンブズマンネットワーク」が14日、石川嘉延知事に返還請求するよう求める訴訟を静岡地裁に起こしたことが判明した。

 県は2001年度から04年度までの間に計755万8000円の補助金を元議員会に交付し、視察旅行や会報発行などに充てられていたという。
2007/02/18 22:57
学校整備で入札妨害、町教育長逮捕/三重
 三重県警捜査2課などが14日、同県木曽岬町の発注工事をめぐる競売入札妨害(偽計)の疑いで、町教育長花井久志容疑者(54)=同町和泉=と落札した土木建築会社「森組」(三重県桑名市)社長の森孝幸容疑者(55)=同町近江島=を逮捕し、両容疑者とも大筋で容疑を認めていると発表した。

 花井容疑者は8社が参加した昨年2月の町立中学校グラウンド拡張工事の指名競争入札前に、森容疑者に予定価格の参考となる設計金額に近い数字を教えて落札させ、公正な入札を妨害したという。
2007/02/18 21:08
年賀状代1300万円横領容疑、免職の郵便局員を送検/東京
 日本郵政公社東京監査室が14日、年賀状の販売代金約1367万円を横領したとして、元東京中央郵便局郵便企画課の奥田渉・総務主任(31)を業務上横領の疑いで東京地検に書類送検したと発表した。

 奥田主任は年賀状の売り上げを取りまとめる立場だったが、少しずつ抜き取って使い、局の検査前に、家族らに頼んで工面した金で穴埋めを繰り返していた。年賀状販売終了後の今年1月11日、局が残り枚数と入金の照合をした際、約400万円合わなかったため、幹部が奥田主任にただしたところ、着服を認めたが、昨年10月27日〜12月19日、16回にわたり、年賀状約27万枚分の販売代金計1367万円を横領していたとして、1月12日付で既に懲戒免職となっている。
2007/02/18 20:59
交通事故の調書偽造で、巡査部長を書類送検/鹿児島
 交通事故の容疑者の供述調書を偽造したとして、鹿児島県警が14日、日置署交通課の巡査部長(55)を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で鹿児島地検に書類送検したと発表した。

 県警は巡査部長を減給の懲戒処分とし、巡査部長は同日付で辞職し、上司の警部(57)と警部補(58)をそれぞれ所属長注意、本部長注意とした。

 「処理を急げと上司に言われ焦っていた。事故当事者の1人が青森県の人で、取り調べで警察署に来てくれないのではないかと思って偽造した」と容疑を認めているという。
2007/02/18 20:38
「老齢加算廃止は違憲」と、高齢者13人が提訴/東京
 70歳以上の生活保護受給者に上乗せ支給されていた老齢加算を廃止したのは、憲法が保障する生存権を侵害するなどとして、東京都の7区3市に住む72−82歳の13人が14日、居住地の各自治体を相手に、処分の取り消しを求め東京地裁に提訴したことが判明し、同様の訴訟は、秋田、新潟、京都、広島、北九州に次いで6例目になる。

 区などが2004年度以降、老齢加算を廃止したのは違憲で、生活保護法56条の「正当な理由がなければ、既に決定された保護を不利益に変更されることがない」との規定にも違反しているなどとしている。
2007/02/18 20:24
全国検事長らへ訓示、「誠に遺憾」
 但木敬一検事総長が14日、全国の検事長、検事正を集めた検察長官会同で、富山地検が強姦罪などで起訴し有罪が確定、約2年間服役した男性(39)が無実だった問題について「誠に遺憾。二度とこのようなことが起きないよう万全の策を講ずべきだ」と訓示し、捜査の在り方などを再検討するよう求めたことが判明した。

 また、犯罪被害者の支援策にも触れ「被害者の法的地位に十分配慮した処分や刑罰の実現を図り、被害者の意に沿えない場合は理由を説明して理解を得るよう努めるなど、きめ細かい対応をしてほしい」と要望した。
(編注:今回の冤罪の構造は、昔からずっと続いて来たものだ。そもそも「遺憾」とは「残念」という意味で、謝罪の言葉ではない)
2007/02/18 19:14
生体肝移植死亡で、名古屋市立大病院に賠償命令/愛知
 名古屋市立大病院(名古屋市瑞穂区)で生体肝移植手術を受けた岐阜県内の女性(当時19歳)が術後にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染して死亡したとして、両親が同病院に約1億600万円の損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁の加藤幸雄裁判長が14日、「病院は術後のMRSAに対応すべく血液検査を行うべきで、抗生剤の投与を中止した合理的理由も見いだせない」などとして、660万円の支払いを命じたことが判明した。

 女性は劇症肝炎と診断され、02年9月4日に同病院で生体肝移植手術を受けたが、術後にMRSAに感染し、同年11月に死亡した。
 判決で「病院の衛生管理体制に不備があったとはいえない」としながらも「術後管理に注意義務違反があった」と判断した。
2007/02/18 17:50
北教組が全国学力テスト実施不協力を指示/北海道
 文科省が4月、41年ぶりに実施する全国学力テストをめぐり、北海道教職員組合(北教組)が「競争心をあおるだけ」と、道内全21支部に実施に協力しないよう指示したことが判明した。

 小樽支部は市内小中計41校の校長に、「学校としてテスト実施を受けないことを求める」とする組合員の署名簿を提出したという。
(編注:協力しないのは自由だが、職務は職務である。職務を遂行しないなら給料を返還しろ)
2007/02/18 17:37
旧厚生省元監査官の美容外科、保険医取消
 横浜市泉区の美容外科「菅谷クリニック」が診療報酬約400万円を不正請求したとして、神奈川社会保険事務局が13日、同クリニックの保険医療機関の指定を取り消す行政処分を決め、東京社会保険事務局は同クリニックを運営する医療法人の菅谷良男理事長(56)と元勤務医(54)の2人の保険医登録を取り消す行政処分を決めたと発表した。

 菅谷理事長は旧厚生省の元技官で、昭和62年10月から平成元年3月末まで診療報酬の不正を点検する医療指導監査官を務めており、厚生労働省は制度の知識を悪用した可能性があるとみており「まことに残念」としている。神奈川社会保険事務局は手口が悪質として、菅谷理事長を詐欺容疑で刑事告発するという。

 厚労省は不正請求分の返還を求めるとともに、菅谷理事長が東京都と神奈川県で運営する他の5診療所についても不正請求がないか調べる方針。
2007/02/18 11:50
道警の不正を監視する市民グループ発足/北海道
 道警の不正経理問題を告発した原田宏二・元釧路方面本部長らが「市民に開かれた道警を実現する」と目的をうたい、市民団体「市民の目フォーラム北海道」を設立したと発表した。

 ホームページ(http://shimin-me.net/)を開設し、道警への苦情や要望、道警職員などからの相談を受け付けるという。

 道警に自浄能力が無いため、市民に余計な監視の手間をかけさせている。
2007/02/18 11:26
包括外部監査の19手当見直しを、県が指摘はねつけ/秋田
 民間の公認会計士が県に対して実施した05年度包括外部監査で、職員の特殊勤務手当や寒冷地手当など19種類の手当について「業務の特殊性が認められない」などの理由から廃止や見直しを提言したのに対し、県が7種類を「特殊性が認められる」として維持していることが判明した。
 「お手盛り支給」という民間からの指摘を県がはねつけた形で、県の姿勢に非難が起きている。

 05年7〜12月に実施された外部監査では、月額7360〜2万6360円が支給されている寒冷地手当について「ほぼ全員が支給対象で、合理的とは言えない」と指摘、用地交渉等手当や職業訓練手当などの特殊勤務手当も「通常業務と言える」などとして、廃止や支給対象の見直しを求めたが、県は「地方公務員の給料水準は全国一律で、寒冷地手当は本県の冬の生活には必要」(人事課)などと反論し、これらの手当の支給を続けている。
(編注:県職員に支給するなら、秋田県民全員に寒冷地手当てを支給せーよ!)
2007/02/18 11:19
元にかほ市議の業務上横領、元理事の控訴棄却/秋田
 にかほ市の共有財産管理団体「小砂川八興組合」の預貯金を着服したとして、業務上横領罪に問われた同市象潟町小砂川清水場、同組合の元会計担当理事で元同市議、加藤光裕被告(58)の控訴審判決が13日、仙台高裁秋田支部であり、畑中英明裁判長は、懲役3年とした秋田地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却したことが明らかになった。
2007/02/18 11:01
大和市立病院医療ミス訴訟で遺族らと和解/神奈川
 大和市立病院が13日、、2003年7月に同病院で死亡した同市在住の男性(当時66歳)の遺族に和解金1500万円を払うと発表した。

 同病院は「医療事故の発生について心から謝罪し、二度と同様の事故を発生させないよう努める」とし、和解金は3月定例議会で議決後に支払うという。

 男性は03年6月上旬、中咽頭癌で入院し、男性医師(当時27歳)が7月18日、栄養補給のため胃に入れたチューブを交換する際、胃の外側にある横隔膜下に誤挿入したため、男性は肺炎の急激な悪化などで10日後に死亡した。
2007/02/18 10:52
産廃処分場建設問題で米沢市長に公開質問状/山形
 米沢市の産業廃棄物最終処分場問題で、建設に反対する住民団体「米沢の産廃を考える会」が13日、安部三十郎市長に対し、事業者と締結する予定の環境保全協定に関する公開質問状を提出したことが明らかになった。

 質問状は、協定書の締結は産廃処分場の建設を容認するもので、これまでの市長の姿勢と異なるのではないかなど4点を問う内容になっている。
2007/02/18 01:05
県立癌センター、医療ミス3000万円支払いで和解/神奈川
 神奈川県立癌センター(横浜市旭区)で04年2月、入院中の男性(当時35歳)に医師がカテーテルを挿入する際に重度の意識障害となる医療ミスがあり、県は損害賠償3000万円を支払うことで、遺族と和解したと発表した。

 医師は栄養剤を入れるために男性の鎖骨部分から静脈にカテーテルを挿入したが、直後に肺に血がたまって呼吸困難となり、ショック症状を起こし、男性は重度の意識障害に陥り、05年12月に死亡した。
 同課は「止血処置が遅れた」と癌センター側の過失を認めているが、死因は「もともとの病気による」と釈明している。
2007/02/17 20:10
県教育長が苦言「現場の意見聞いてない」/神奈川
 全国都道府県教育長協議会と全国都道府県教育委員長協議会が13日、同会議に提言や批判の意見を表明したことに関連して、県教育委員会の引地孝一教育長が、定例記者会見で「報告は法律改正まで視野に入れながら拙速な議論を進め、大きな影響を受ける教育現場の意見をまったく聞いていない」と苦言を呈したことが明らかになった。

 引地教育長は特に、社会での専門的な知識や経験がある人を例外的に採用する「特別免許制度」での採用を「全体の2割確保する」とした再生会議の提案について「『とにかく今の公教育は駄目』だとして、なぜ2割を特別免許で採用するのか根拠が分かりにくい」と批判した。
2007/02/17 20:01
酪農試験場詐欺の課長に懲役3年を求刑/山梨
 県酪農試験場(北杜市長坂町)で経費を架空請求したとして詐欺と公電磁的記録不正作出の罪に問われた韮崎市藤井町駒井、試験場元総務課長、深沢正人被告(53)=懲戒免職=の論告求刑公判が13日、甲府地裁(矢野直邦裁判官)で開かれ、検察側が懲役3年を求刑し、結審した。
2007/02/17 19:52
政調費の公開質問状回答に、市民団体が5万円上限を批判/神奈川
 川崎市議会の政務調査費問題で、同市の2市民団体が13日、各会派と無所属議員から返って来た公開質問の回答を公表し、5万円以上の支出に限り収支報告書への領収書添付を義務付けると決めた理由について、自民、民主、公明の主要3会派は「他の政令市や政治資金規正法などを参考にし、総合的に判断した」と回答しており、5会派の団長会議という非公開の場で決定した理由も「調査費に関することは、団長会議事項」などと回答したことを明らかにした。
 市民団体の一つ、非営利組織「川崎都市問題市民研究所」の代表は「税金の使い道なのに、不透明だ。本来は調査費を使った成果を問わなければならないのに、入り口の議論に終始している」と批判している。
2007/02/17 19:14
山本市議の辞職勧告議案、見送り/山梨
 事前収賄の罪に問われ有罪が確定した旧田富町(現中央市)の山口敦司元町長が公判で、建設業者から現金を受け取った際に山本国臣市議(63)が立ち会ったと証言した問題で市議会が13日、臨時議会を開催したが、調査特別委員会が求めていた山本市議の辞職勧告議案は提出されなかったことが判明した。

 田中周治議長によると現市議の任期は19日で満了となるほか、山本市議は先月21日の市議選で当選したため同議案は提出されなかったという。
(編注:前の人気が終わったら不問にするのか?)
2007/02/17 17:20
差別助長の英会話講師求人ポスター、掲示/山梨
 甲府市内の英会話学校が、幼稚園に派遣する英語講師の求人ポスターで「金髪で青か緑色の目」と限定していたことが、「差別を助長する」との指摘をされ、同市飯田2の県国際交流センターの掲示板から撤去されていたことが明らかになった。

 同校が昨年5月に掲示を希望し、センターを管理する財団法人県国際交流協会が許可していたもので、同協会も「今後は差別につながる表現は掲載しないようしっかりチェックしていく」と話し、今までは、全くチェックしていなかったことが露呈した。
2007/02/17 17:08
奈川振興公社の女性パート職員が1180万円着服/長野
 松本市が全額出資する財団法人の奈川振興公社(理事長・坪田明男松本市助役)が13日、女性のパート事務職員(45)が01〜06年度までの6年間にわたって約1180万円着服していたと発表した。

 同日、この女性を解雇し、経理担当職員を戒告処分として、理事長ら上司4人を注意処分などとしたうえで、女性を刑事告訴するという。
2007/02/17 16:58
ひき逃げの甲斐市職員に懲役1年2月求刑/山梨
 女子高生(当時15歳)をはねて重傷を負わせ、逃走したとして道交法違反(ひき逃げ)と業務上過失傷害の罪に問われた南アルプス市下高砂、甲斐市敷島支所地域課主幹、安部重徳被告(50)の初公判が13日、甲府地裁(渡辺康裁判官)で開かれ、検察側が「公務員の地位を失うことを恐れて逃げた犯行は悪質」として懲役1年2月を求刑したことが明らかになった。

 安部被告は事故当時、記憶がなかったと主張したが、「証拠から事故を起こしたことは間違いないと思います」と、間接的に起訴事実を認めたが、検察側は論告で、事故現場近くにあった防犯カメラの映像の中で、安部被告が事故直後にブレーキを踏んでいることから「事故の認識があり、懲戒処分を免れようと逃走した」と指摘した。
2007/02/17 16:42
ごみ不法投棄の高校教諭を減給/長野
 長野県教委が13日、引っ越しの際に出たごみを不法投棄したとして、北信地方に住む高校教諭の男(43)を減給1カ月の懲戒処分としたと発表した。

 昨年5月、自宅近くの山林道路脇に、雑誌など約71キロのごみを捨てたとして、岡谷署に書類送検され、長野簡裁で罰金30万円の略式命令を受てけ、納付していた。
 昨年4月に南信地方の高校から異動する際、処分に困ったという。
(編注:長野県では、公務員の間で不法投棄が流行しているのか?)
2007/02/17 16:35
ごみ不法投棄の県職員2人、書類送検/長野
 家庭ごみなどを不法投棄したとして、駒ケ根署が13日、県職員の男2人を廃棄物処理法違反容疑で地検伊那支部に書類送検したと発表した。

 社会部の職員(30)=松本市在住=は06年10月1日午後、駒ケ根市赤穂の古城公園南側の山林に、カップめんの容器や座椅子など約29キロを捨て、異動に伴い駒ケ根市内から引っ越しする際、ごみ処理に困って捨てたという。
 会計局の主査(43)=駒ケ根市在住=は同年9月14日午後、駒ケ根市赤穂の山林に雑誌など約15キロを捨て、自宅にためたごみの処理に困って捨てたという。
2007/02/17 16:20
衛生管理不備で厳重注意/兵庫
 ノロウイルスが集団発生した市民病院でも、危機管理課への報告が不十分だったとして、院長、事務部長、課長の3人を厳重注意とした。
2007/02/17 15:59
飲酒当て逃げの副士長勤務の西川消防署、全署員に注意指導/新潟
 新潟市消防局の渡辺義文副士長(33)が飲酒運転で当て逃げ事故を起こした後、救急車に衝突して搬送中の女性患者らに怪我をさせた事故を受け、渡辺副士長の勤務する西川消防署(同市旗屋)で13日、全署員を集めて注意指導が行われ、署員らは真剣な表情で再発防止を誓っていた。

 土田倉司署長は「残念、悔しい、怒りの気持ちでいっぱい。『俺がやったことではない』ではなく、みんなの責任として市民の信頼回復に努めてほしい」と呼びかけた。
2007/02/17 15:19
斎場工事の設計金額漏洩で、部長ら5人処分/兵庫
 三木市斎場建設機械設備工事の設計金額が一部が漏洩した問題で、同市が13日、入札業務に関係した担当職員ら5人を9日付で処分したと発表した。

 総務部長を減給10分の1(1カ月)、担当課長2人を戒告、副課長ら2人を厳重注意とし、薮本吉秀市長も責任を取って減給10分の1(1カ月)とするため、条例改正案を3月市議会に提案するという。
2007/02/17 14:27
患者や職員33人がノロウイルス感染/静岡
 静岡てんかん・神経医療センター(静岡市葵区漆山、藤原建樹院長)が13日、入院患者や職員ら33人がノロウイルスによるとみられる胃腸炎に感染したと発表した。

 今月7日に53歳の女性入院患者ら7人が下痢や嘔吐の症状を訴え、13日までに検査した6人中4人からノロウイルスを検出した。C1病棟のみで発生していることから、何らかの経路で病棟にウイルスが入ったとみて原因を調べているという。
2007/02/17 14:18
県立5病院で医療事故7件/兵庫
 兵庫県が13日、県立病院で06年10月〜12月に7件の医療事故があったと発表し、内訳は、尼崎病院(尼崎市)2件、塚口病院(尼崎市)1件、西宮病院(西宮市)1件、淡路病院(洲本市)2件、こども病院(神戸市須磨区)1件だった。

 このうち淡路病院では、心筋梗塞の手術を受けた70歳代の男性患者に対し、心臓と心外膜の間にたまる心のう液を除去するチューブを心臓に刺すミスがあり、1週間後にチューブを抜く際まで気付かなかったといい、病院側は、男性に説明し謝罪した。

 いずれも後遺症などは残っていないという。
2007/02/17 14:07
ごみ収集業務中の暴力で減給/兵庫
 昨年12月15日、ごみ収集業務中に胸倉をつかむなどして同僚に全治5日間の怪我を負わせたとして、産業環境部の嘱託職員(61)を減給10分の1(1カ月)の処分にし、上司の副課長、課長、部長の3人を厳重注意とし、口論相手の職員を口頭注意としたと発表した。
2007/02/17 13:43
教授室ドア壊され、成績入りパソコン盗難/京都
 京都大が13日、吉田キャンパス(京都市左京区)の吉田南総合館2階にある大学院人間・環境学研究科の教授(55)の部屋から、学生の氏名や成績が入ったデスクトップ型パソコンなどが盗まれたことを明らかにした

 11日、部屋の木製ドアが壊されているのに学生が気づき、旅行中の教授に連絡。ノートパソコンやプリンター、CD―ROMなども盗まれていることがわかり、川端署に被害届を出した。
 パソコンには、教授が06年度後期に担当した「中国語」「中国書誌論」などの受講生302人分の氏名、学籍番号、成績が入っていた。
(編注:データの保管は、もっとしっかりと)
2007/02/17 13:11
別人なりすまし元警察官に有罪/福岡
 別人になりすまそうと他人の住民基本台帳カードや保険証を不正に取得したなどとして、詐欺や公正証書原本不実記載などの罪に問われた福岡県警の元警察官瀬戸浩二被告(33)の判決が13日、京都地裁であり、氷室真裁判官は「戸籍や保険証の社会的信用を甚だしく害した犯行結果は重大だが、反省している」「他人になりすまして生活しようとした動機は身勝手極まりない。長年、警察官として勤務しながら安易に犯行に及び、非難を免れない」と指摘し、懲役2年4月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡したことが明らかになった。

 瀬戸被告は携帯電話のサイトを通じて大阪市西成区の男性の住民票を入手した上、男性になりすまして2005年12月、伏見区役所深草支所で職員をだまして男性名義の健康保険証や住基カードを交付させ、昨年5月には同支所で男性を装って婚姻届を提出し、戸籍簿原本に事実と異なる記載をさせた。
2007/02/17 12:51
防火管理者、平和祈念資料館も“不在”/沖縄
 糸満市摩文仁の県平和祈念資料館(川満茂雄館長)が2005年4月から防火管理者の届け出がなされておらず、糸満市消防本部から指導を受けていることが13日、判明した。

 総務省消防庁予防課は消防に防火管理者の選任や解任の届け出を行わないのは消防法に違反と指摘しているが、同資料館によると、05年3月の定期人事異動で、翌月から06年3月末まで防火管理者が不在となり、そのため05年度の避難訓練は、消防設備を点検する業者が職員に機器の取り扱いを説明するのにとどまったという。

 06年4月に有資格者が赴任したが、前任者の解任や新たな防火管理者選任の届け出は行われず、担当者は「05年度は、資格講習に二度申し込んだが、定員オーバーで受講することができず不在となった。06年度は消防の指摘を受けるまで、届け出の義務があることを知らなかった。消防の指摘を受け、届け出の作業を進めている」と説明している。
2007/02/17 12:34
県警捜査1課の巡査部長が万引き/三重
 三重県警捜査1課に所属する40歳代の男性巡査部長が今月4日、同県松阪市内の書店で万引きしていたことが、13日判明した。

 巡査部長が4日昼ごろ、書店で本など数点(数千円相当)を万引きしたところを店員らに見つかり、その場で取り押さえられ、通報で駆けつけた県警松阪署員に引き渡されて、窃盗容疑で任意の取り調べを受けている。

 調べに対し、巡査部長は万引きの事実を認めており、県警は今後、巡査部長を窃盗容疑で書類送検するとともに、捜査が終わり次第、処分するが、他にも同様の万引きを繰り返していた疑いもあるとみて、調べている。
2007/02/17 12:13
感知器一部作動せず、県立武道館ずさん防火体制/沖縄

 那覇市の奥武山総合運動公園にある県立武道館が、所轄の那覇市消防本部西消防署は「火災の早期発見ができず、初期消火が遅れる可能性がある」と指摘し、火災感知器や避難誘導灯など消防設備に問題点を抱え、早急な整備を迫られていることが判明した。

 同館は、消防法で設置が義務づけられている防火管理者を落成時の1997年8月から2000年3月まで届け出ず、翌月に届け出たものの、01年4月から07年1月まで未更新だったことも判明しており、防火管理体制の在り方が問われる。

 館内には現在、交換が必要な火災感知器が約50個あり、火災受信機は火災発生場所は示すものの、一目で特定できるパネルは点灯しない状態にある。避難誘導灯のバッテリー切れが20数カ所確認され、県立武道館を管轄する県教委保健体育課では「400―500万円の予算で、年度末までに対応する」としている。
2007/02/17 11:57
海自練習機がエンジン出力制御できず緊急着陸/山口

 13日午前9時50分ごろ、海上自衛隊小月教育航空群(山口県下関市)所属のT5型練習機(乗員2人)が試験飛行中、エンジン出力を制御できず、減速できなくなるトラブルが発生したため、同機は燃料を消費して機体を軽くし、エンジンを停止した状態で、午前11時30分に小月基地(同)に緊急着陸した。
 機体に損傷はなく、怪我人もなかった。
(編注:減速できないってのが凄い、整備ミスか? 設計ミスか?)
2007/02/17 11:40
書類記載ミスの釈放で副署長が虚偽説明/東京
 警視庁万世橋署が昨年10月、強制猥褻容疑で逮捕した私立高校教諭の男を刑事訴訟法で48時間以内に送検すべきところ、書類上のミスで期限内に行わず釈放していた問題で、同署の副署長が当時、報道機関に対しミスが原因の釈放であることを隠して「容疑を認めたため釈放した」と虚偽の説明をしていたことが判明した。

 この副署長は、虚偽の説明をしたことに対して、何の処罰も受けておらず、警察組織が嘘で塗り固められた組織である事が露呈したかっこうになっている。
2007/02/17 11:23
横断中の高齢者はねる、死亡事故/愛知
 13日午後6時5分ごろ、愛知県大口町高橋の県道で、帰宅途中の江南署刑事課柴原治巡査部長(58)運転の乗用車が、横断中の無職宮地一郎さん(78)をはね、宮地さんは近くの病院に運ばれたが、脳挫傷で間もなく死亡する事故を起こした。

 同署は柴原巡査部長が前方をよく見ていなかったとみて、調べている。
2007/02/17 10:48
自民など2会派に過料20万円/石川
 石川県の市民オンブズマンの男性が金沢市長を相手に、市議会2会派に政務調査費約1900万円の返還を請求するよう求めた訴訟で、名古屋高裁金沢支部(長門栄吉裁判長)が13日までに、帳簿や領収書の提出命令に従わなかったとして、両会派の経理責任者2人にそれぞれ過料20万円を命じる決定をしたことが明らかになった。
2007/02/17 09:08
女性職員にセクハラで、男性職員を懲戒処分/滋賀
 滋賀県甲賀市が13日、女性職員にセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして係長級の男性職員(41)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 男性職員は昨年6月、市内などで開かれた課の懇親会で同僚の女性職員に対し、身体的な特徴を中傷する言葉を発したり、女性が嫌がっているのに肩を組むなどした。

 昨年9月に女性職員が市職員課に申し出て発覚したが、懇親会は14人が出席し、上司はセクハラ行為に気づかなかったという。
 男性職員は10月に別の課に異動した。
2007/02/17 08:47
私用発注などで調理師らを懲戒免職/京都
 京都市が13日、市営船岡乳児保育所で給食用の牛乳や肉などを数十人分過剰に発注したり、私用のすじ肉などの食材を一緒に発注したりしていたとして、調理師と調理師だった作業員の女性2人を懲戒免職にしたと発表した。
 資料が残っている05年4月から06年6月までの損害額として、2人に計29万4361円を損害賠償請求する方針で、2人は「足りないと思った。余った分は捨てた」と話しているという。
2007/02/17 07:38
手数料着服で懲戒免職/京都
 京都市が13日、市民美化センターで犬や猫などの死体の収集を担当していた職員2人を、それぞれ4600円と14万7200円の手数料を着服したとして懲戒免職にしたと発表した。
2007/02/17 07:31
送検期限を勘違いし、猥褻容疑者釈放/東京
 警視庁万世橋署が昨年10月、強制猥褻の疑いで逮捕した容疑者の送検の日を間違えた結果、容疑者を釈放していたことが判明した。

 同署が昨年10月6日午前1時40分ごろ、東京都千代田区のJR秋葉原駅付近の路上で、江東区の女子大生(21)の下半身をさわるなどしたとして、強制猥褻容疑で横浜市鶴見区の私立高教諭の男(34)を現行犯逮捕した。

 刑事訴訟法で送致は逮捕後の48時間以内と決められており、署員は当初、同月8日に検察庁に送致する予定で書類を作成し、途中で7日の間違いと気づいたが、留置係に伝えず、7日に送致できなかったため、8日に釈放せざるを得なかったという。
2007/02/17 07:19
国際会議に長女を同席し、食事代など公費で

 沖縄県恩納村に建設予定の「沖縄科学技術大学院大学」に関する国際会議に、尾身幸次財務相が長女の朝子氏(45)を同席させ、朝子氏に対して食事代などが公費で支払われたことが13日、内閣府の資料で明らかになった。

 内閣府作成の資料によると、朝子氏は03〜06年に尾身財務相(元沖縄担当相)が出席した大学院大学構想に関する会議のうち、尾身財務相の通訳などとして9回同席し、うち6回で食事代が、1回はホテル代が委託費などとして公費支出された。
 内閣府の清水治沖縄振興局長は同席と公費支出を認めたうえで「報酬は受け取っておられません」と述べ、尾身財務相は「世界的にも大事なプロジェクトを支援をするのは政治家としての義務だ。能力のある娘を手伝いとして連れていった」と答弁した。
2007/02/16 23:07
裏金で616人処分/長崎
 伊藤一長長崎市長が13日、市役所の裏金問題に関連し職員616人の処分を発表した。

 懲戒処分は、業者に裏金を預ける「預け」にかかわった18人を戒告とし、私的流用はなかったとしている(本当かどうか、知らないが)。

 特別職は同問題の責任を取り、市長を減給30%(2カ月)、助役、収入役、教育長を減給10%(同)とすると発表した。
2007/02/16 19:18
留置場内で64歳容疑者が死亡/千葉
 12日午前6時30分ごろ、千葉県銚子市の銚子署留置場内で、8日に業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕され、拘置中の同市小船木町、無職加瀬勝信容疑者(64)が息をしていないで倒れているのを同署員が発見し、約30分後に救急隊員が駆け付けたが死亡していた事故が発生した。

 同署によると、12日午前3時ごろに同署員が眠っている加瀬容疑者を確認したという。加瀬容疑者は逮捕後、大声を上げたり、眠れなかったりする状態が続き、食事もわずかしか取っていなかったため、11日に病院で診察を受けていたが、そのまま留置を続けたことに疑問がもたれている。
2007/02/16 19:02
大館市立総合病院で13人ノロウイルス発症/秋田
 大館市立総合病院(武内俊院長)で入院中の男性患者2人がノロウイルスに感染し、ほかにも既に退院した1人を含む11人の入院患者が下痢や嘔吐を訴え、感染の疑いがあることが判明した。
 重症者はいないものの、13人はいずれも6階病棟に入院していたことから、同病院は院内感染の可能性があると見て6階病棟を出入り禁止とし、消毒作業をしている。

 眼科に入院中の71歳と61歳の男性患者が7〜8日に下痢を訴え、検便で10日にノロウイルスが検出されたため、調べたところ、同じ階の60代〜80代の入院患者8人も3日以降、嘔吐や下痢などを起こしていたことがわかり、更に10日夕〜11日に新たに3人が発症した。

 病院は8日までノロウイルスの集団感染を疑わず、対策を取っておらず、対策の遅れた感染を広げた疑いが強い。
2007/02/16 18:47
土地区画贈収賄で、元県土木副部長ら2容疑者を送検/佐賀
 佐賀県警捜査2課が11日、佐賀市兵庫町の土地区画整理組合を巡る贈収賄事件で、土地区画整理法違反容疑で逮捕した元組合事務局長で元県土木部副部長、高森誠容疑者(64)ら2容疑者を佐賀地検に送検したと発表した。

 高森容疑者が福岡県久留米市の設計会社社長、中原義光容疑者(57)から現金数十万円を受け取った経緯について更に調べを進めるという。
2007/02/16 17:22
収賄で前市長起訴/大分
 大分地検が11日、ごみ収集運搬の委託業務を巡る贈収賄事件で、国東市国東町富来浦、前同市長、照山俊一容疑者(62)を収賄罪で大分地裁に起訴したと発表した。

 照山被告は、東国東郡4町1村で構成する東国東広域連合長だった02年9月ごろ、同連合が委託発注する一般廃棄物の収集運搬業務に関係し、委託契約していた業者が委託料増額のため有利な取り計らいを受けたいとの趣旨で渡したのを知りながら、現金100万円を受け取ったもので、起訴事実を認めているという。
2007/02/16 17:02
生徒などの情報を記載した名簿を紛失/愛知
 愛知県教育委員会が2月6日、豊田市にある県立高校の男性教諭(60歳)が盗難被害に遭い、生徒や教師の個人情報が記載された名簿が紛失したことを明らかにした。

 同教諭が2月2日に学校から自家用車で帰宅する途中、パチンコ店に寄っていたところ車上荒らしに遭い、トランクに入れておいた鞄が盗まれたもので、この鞄には、同校の教師79名および生徒950名の氏名、住所、電話番号、保護者氏名が記載された「職員生徒名簿」と、同教諭が授業を担当している2年生5クラスの生徒195名の氏名、成績などが記載された「教務手帳」が入っていたという。
(編注:何度でも聞きたいのだが、なんで、「盗んで下さい」と言わんばかりの放置の仕方をするのだ?)
2007/02/16 16:49
全児童の名簿入りのバッグ盗難/滋賀
 甲賀市教委が9日、市立甲南第三小学校(児童数50人)の男性教諭(48)が車上狙いに遭い、同小児童全員の住所、氏名、父母の名前などの個人情報が記入された名簿と職員連絡網などを盗まれたと発表した。

 男性教諭は同日午後1時半から、同市水口町で開催された市の職員研修に参加し、午後5時半ごろ、車に戻ると窓ガラスが割られており、車内から名簿や連絡網を挟んだ手帳などが入ったバッグ、現金1万円やクレジットカード、保険証などの入った財布などが盗まれていたといい、同日中に市教委と学校関係者が保護者全員に盗難を電話で連絡し、謝罪した。
(編注:財布などどうでも良いが、なんで名簿等を車の中に置きっ放しにするんだ? 盗んで下さいと云うようなものだ)
2007/02/16 16:22
Uターン中にパトカーが衝突事故/兵庫
 9日午後8時すぎ、神戸市垂水区平磯一の国道2号で、Uターンをしていた垂水署地域二課の巡査部長(45)が運転するミニパトカーが、後続の同市東灘区の建設作業員の男性(28)の軽乗用車と衝突する事故を起こしたが、怪我人はなかった。

 ミニパトカーは赤色灯をつけて事故現場に向かう途中で、巡査部長ら三人が乗車していたが、巡査部長がUターンをした際、一度で転回できず、ハンドルを切り返してバックした際に軽乗用車と衝突したという。
(編注:要するに、運転が不注意で、しかも下手だということだな)
2007/02/16 16:08
安藤忠恕被告を事前収賄などで追起訴/宮崎
 宮崎地検が11日、前宮崎県知事・安藤忠恕被告(65)を事前収賄、第三者供賄罪で宮崎地裁に追起訴したと発表した。

 共犯として元国会議員秘書・石川鎮雄被告(68)を事前収賄罪、ヤマト設計(本社・東京)前社長・二本木由文被告(57)を贈賄罪でそれぞれ追起訴した。
2007/02/16 15:44
トレーラーと衝突、乗用車の自衛官3人死亡1人重体

 11日午前9時55分ごろ、北海道千歳市根志越の市道で、自衛官4人が乗った乗用車と大型トレーラーが衝突し、乗用車の3人が頭などを強く打って死亡、1人が意識不明の重体となった。

 道警千歳署によると、4人は陸上自衛隊第7師団(司令部・千歳市)の第11普通科連隊所属隊員で、正路俊也(20)、寺下修司(21)、阿部智行(20)の3人が死亡し、中平昌志(21)が意識不明となっており、トレーラーの運転手に怪我はなかった。

 現場は乗用車からみて緩い右カーブの下り坂で、路面はシャーベット状態になっており、同署は乗用車が対向車線にはみ出してトレーラーとぶつかったとみて、事故原因を調べている。
2007/02/16 15:34
いじめで途中転校、市区教委の1割以上が手続き非公表
 子供が小中学校に入学する際、いじめなどを理由に指定された学校を変更できる制度について、全国の市区教育委員会の1割以上が法令で義務づけられている具体的手続きなどを公表していないことが、内閣府の実態調査で10日明らかになり、内閣府規制改革推進室は近く該当する教委名を公表すると発表した。
2007/02/16 15:22
飲酒運転消防士、当て逃げ後に救急車と衝突5人重軽傷/新潟

 11日午前1時25分ごろ、新潟市白山浦の国道116号の交差点で、救急搬送中の新潟市消防局の救急車と、同消防局西川消防署員渡辺義文副士長(33)(同市升潟)の軽乗用車が出合い頭に衝突し、渡辺副士長が顎と両足を強く打つ重傷、救急車の運転手男性(39)、搬送中の女性(36)ら計4人が軽傷を負う事故が起きた。

 新潟中央署の調べによると、渡辺副士長は直前に約1キロ離れた路上で信号待ちで停止していた乗用車に追突してそのまま逃げており、飲酒検知したところ、呼気1リットルあたり0・5ミリ・グラムのアルコールが検出され、同署は回復を待って事情を聞くという。
2007/02/16 15:08
巡回中のパトカーが、男児と接触/山形
 10日午後5時20分ごろ、米沢市丸の内1の国道121号で、市内をパトロール中の米沢署員が運転するパトカーが、直進中、右から道路を横断してきた小学2年の男児(8)に接触する事故を起こし、男児が転倒、額や膝などに軽傷を負ったことが判明した。

 男児は一緒に歩いていた母親から離れ、一人で道路を横断していたが、対向車線が渋滞しており、男児は停車した車のすき間をぬってパトカーの前に出てきたところ、前方不注意のパトカーが接触した。

 県警は「軽傷事故であり、報道発表の対象外」として、事故発生を発表していなかった。
2007/02/16 14:48
無断欠勤繰り返す県職員2人を懲戒/新潟
 新潟県が9日、無断欠勤を繰り返したとして、いずれも中越地方の出先機関に所属する50代の課長補佐級男性職員を減給10分の1・2月、40代の係長級男性職員を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
 地方公務員法(職務専念義務、職務命令)違反に基づき処分した異例のケースで、県人事課は「社会的に許されず、厳しく対応した」としている。

 課長補佐級の男性は昨年6〜11月、昼休みが終わっても職場の休憩室から出てこないなどして計23回、延べ7時間分無断欠勤し、また勤務中も「上司の監視が嫌だった」と与えられた自身の机での勤務をしなかったという。

 係長級男性は05年12月〜昨年9月、病気を理由に計17回、延べ13日分無断欠勤を繰り返し、「治療で薬を飲んでいて、朝起きられなかった」と話しているという。
2007/02/16 14:23
酒気帯び運転容疑で検挙/高知
 県警によると、県立安芸病院臨時職員の女性看護助手(40)が自宅で友人たちと発泡酒を中ジョッキで7、8杯飲んだ後に車を運転し、10日午前0時10分ごろ、香南市吉川町の県道のカーブを曲がりきれず、縁石にぶつかり横転した。
 駆けつけた警察官が飲酒検知をしたところ、呼気1リットル中から0・25ミリグラム以上のアルコール分が検知され、看護助手は「友人が帰り、寂しくなったのでドライブに出た」と供述しているという。
2007/02/16 14:11
幹部親族が経営の飲食店、開店半年後に「開始届」/兵庫
 豊岡市消防本部予防課長の親族が経営する飲食店が、市火災予防条例で必要な使用開始届の提出を半年以上も怠っていたことが10日、判明した。
 会見した菅村和弘消防長は「予防行政の中核を担う予防課長として、身内への意識が足りなかった。怠慢の一言に尽きる」と陳謝した。

 予防課長の親族が経営する飲食店は旧市内にあり、23人収容できる木造平屋建ての68平方メートルで、誘導灯と消火器は設置されていたが、本来なら昨年7月3日のオープン前に、消防へ出さなければならない使用開始届については、怠っていたという。

 今年1月、宝塚市のカラオケボックスで8人が死傷する火災があり、消防当局が防火設備の不備を事実上放置していた事態が判明し、これを受けて予防課長は改めて親族に届けを出すよう伝えて、同月26日に本部に報告したという。

 予防課長は「オープン当初から届けが必要という認識はあった。今後、襟を正して予防行政に取り組まなければならない」と述べた。
(編注:今後、襟を正しても、死んだ人間は帰って来ないのだが?)
2007/02/16 14:02
酒気帯び運転容疑で検挙/高知
 県警によると、県立中村高等技術学校の女性主任技師(59)が、10日午前0時半ごろ、四万十市具同の市道でふらつきながら車を運転していたところを県警交通機動隊のパトカーが発見、呼気1リットル中から0・25ミリグラム以上のアルコール分を検出した。
 主任技師は同市内のスナックであった慰労会に出席して、焼酎の水割り3杯ほどを飲み、自宅に帰る途中だったという。
2007/02/16 13:53
器物損壊で唐津市職員を逮捕/佐賀
 唐津警察署が10日、唐津市元石町、同市職員、米純一郎容疑者(28)を器物損壊容疑の現行犯で逮捕したと発表した。

 同日午前4時過ぎ、酒に酔って同市東町の民家の玄関のガラス戸を蹴破った疑いで、「寒かったのでどこでもいいから入りたかった」と話しているという。
2007/02/16 13:39
拘置の50歳 急性心不全で死亡/和歌山
 和歌山県警有田署が10日、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕し、拘置中だった男(50)が死亡した、と発表した。

 同署は今月2日、男を逮捕し、10日午後6時5分ごろ、留置場内で、呼吸をしていない男を食事を持ってきた署員が発見。男は救急車で有田市内の病院に運ばれたが、同44分に死亡が確認された。
 逮捕時から、自力歩行ができない状態で、3日と9日に病院で診察を受け、10日は午後1時半から取り調べがあったが、すぐにぐったりしたため中止して留置場に戻し、署員が1時間に4回様子を見ていた。直前の午後5時57分に見回った時は、横になっていたが異状は見られなかったという。
(編注:十分に異状が見られていると思うのだが?)
2007/02/16 13:18
消防の前救助隊長が部下に暴力・パワハラ/兵庫
 兵庫県伊丹市消防局の消防署の前救助隊長(37)が指導中に隊員を蹴るなど「パワーハラスメント」(地位を利用した嫌がらせ)をしていたことが分かり、同局は「隊のチームワークを乱す」として、今月1日付で前隊長を出張所に配置転換したが、異動後に、部下を殴って怪我をさせていたことも発覚し、同局は懲戒処分を検討していると発表した。

 前隊長は昨年1月4日、指導の一環として署内の食堂で隊員を注意した際に殴り、頭部を約1センチ切る怪我を負わせ、隊員には謝罪し、上司に報告しようとしたが、隊員から「気にしていない。話が大きくなるからいい」と言われたため、「隊員が食堂で怪我をした」とだけ報告したという。

 今年1月、局長あてに「非番の日でも頻繁に飲み会に誘われる」「訓練中に暴力を振るう」などと記した匿名の投書があったのがきっかけで発覚した。
2007/02/16 12:54
岩国署が米兵らに猟銃11丁違法譲渡/山口
 山口県警岩国署が、銃刀法で定められた所持許可証を持っていない米軍岩国基地(岩国市)の米兵らへの猟銃譲渡を不適切な条件を付けて認めていたことが判明した。
 01年4月〜昨年3月、違法に譲渡された猟銃は11丁で、銃刀法に違反している可能性もあり、県警は内部調査を進めるとともに、関係者の処分を検討しているという。

 01年4月、市内の猟銃を所持する男性が所持許可証を返納する際、「米軍関係者に廃棄する銃を譲り渡したい」と譲渡手続きを申請した際、同署は「米軍基地内の武器庫で保管し、基地外には持ち出さない」「米国に持ち帰る」などを示す証明書類を添付することを条件に、許可証のない米兵らへの譲渡を認めていた。

 その後の歴代担当者は、この方式を引き継ぎ、昨年3月までにこの男性を含む日本人7人から米兵や軍属ら4人に計11丁の猟銃が譲渡され、昨年、別の銃刀法事件を捜査していた隣接の広島県警大竹署がこの情報をつかみ、岩国署に照会したことで発覚した。
 同署は違法性を認め、手続きを改めるとともに内部調査を始めた。
2007/02/16 12:31
水産学部の個人情報726人分流出/長崎
 長崎大が9日、昨年末に水産学部HPのサーバーがダウンし、復旧の際にセキュリティーシステムを稼働し忘れたのが原因で、同学部のホームページ(HP)内にある教職員専用サイトから、在学生の名簿など726人分の個人情報が流出した、と発表した。

 流出したのは教授会や教務委員会の議事録などで、議事録には退学・休学した学生ら約70人の氏名と理由、00年度以降の在学生の名簿の一部、卒業生の就職先、客員教授候補者の氏名などが含まれていたが、住所や電話番号は含まれていないという。

 同大によると、昨年12月28日にHPのサーバーがダウン。1月2日、HPを管理している男性教授が復旧する際、セキュリティーシステムをかけ忘れたため、18日まで教職員専用サイトが自由に閲覧出来るようになっていたもので、23日、同大の事務職員が、検索サイト「Google」を使用した際、本来公開されていない議事録などがあることに気づいた。
(編注:セキュリティーシステムに関係なく、外部に繋がるサーバに情報を置いていることそのものが問題)
2007/02/16 12:13
弘前地区の消防士、酒気帯び物損事故/青森
 弘前署が9日、弘前地区消防事務組合東消防署枡形分署の男の消防士(28)=弘前市鬼沢=が酒気帯びで車を運転して民家に衝突し、道交法違反(酒気帯び運転など)容疑で調べていることを発表した。

 消防士は8日午後7時から9時ごろまで市内の居酒屋で友人とビールジョッキ一杯と焼酎の水割り数杯を飲んだ後、しばらく車内で寝込み、酔いが覚めたと思って帰宅しようとし、同日午前2時40分ごろ、弘前市高杉の県道で四輪駆動車を運転中、道路左側の縁石に乗り上げた後、反対車線を越えて右側の空き家に衝突し、外壁などを壊した。
 民家の隣の駐在所で警官が調べたところ、消防士の呼気1リットル中0・25ミリグラムのアルコールが検出されたという。

 同署は近く消防士を書類送検する方針で、同組合も処分を検討している。同組合消防本部の斎藤伸夫消防次長は「誠に残念。市民の信頼回復のためにさらに綱紀粛正を徹底したい」と話している。
2007/02/16 11:58
一戸町の職員採用現金授受、町長に現金届けた男性を証人喚問/岩手
 一戸町の職員採用試験に絡み、稲葉暉町長が現金数百万円の付け届けを約4年間、自宅に保管していた問題で、町議会百条委員会が9日開かれ、町長宅に現金を届けた男性(75)の証人喚問が行われ、男性は息子の採用のために「現金300万円とお酒を町長の妻に渡した」と証言したことが明らかになった。

 男性の息子は01年秋に町の職員採用試験の1次試験に合格し、その直後に男性は紙袋に日本酒と現金を入れて町長宅に届けたが、職員採用には触れず、「よろしくお願いします」と言ったという。

 結局、息子は採用されず、翌02年から臨時職員として勤務し、「300万円持って行ったから採用されたと思うか」との質問に、男性は「そう思った」と答えた。
2007/02/16 11:25
公選法違反の元市議に罰金と公民権停止5年の略式命令/秋田
 北秋田市議選(06年3月26日投開票)を巡る選挙違反事件で、秋田地検が9日、同市根森田杉ノ下、元同市議で会社役員、多賀谷專一容疑者(56)を公職選挙法違反(事前運動、供応買収)の罪で略式起訴し、秋田簡裁が罰金50万円、公民権停止5年の略式命令を出したことが明らかになった。

 多賀谷被告は06年1月27日、妻や知人の男性と共謀し、この男性を通じて同市内の料理店に男女23人を招き、1人1000円の会費をとって約4000円分の酒や料理をふるまい、同年3月19日告示の北秋田市議選での票の取りまとめを依頼し、妻や知人の男性、供応を受けた男女はいずれも起訴猶予となっている。
2007/02/16 11:09
刑務所職員小切手434万円分着服、懲役2年執行猶予4年/山形
 山形刑務所鶴岡拘置支所が管理する小切手63通(額面約434万円)を着服したとして業務上横領の罪に問われた庄内町狩川、元同刑務所法務事務官、阿部一司被告(49)の判決公判が9日、山形地裁であり、金子武志裁判官が懲役2年・執行猶予4年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡したことが明らかになった。

 金子裁判官は「職場関係者の信頼を逆手にとり、背任性が高く、身勝手な犯行だ」と指摘する一方で「全額弁済し社会的制裁も受けている」と量刑理由を述べた。
2007/02/16 09:58
境高推薦入試、小論文でミスで当該問題を採点除外/茨城
 茨城県教委が9日、同日実施された県立境高校(大塚清校長)の推薦入試の小論文(英語及び数学の分野)の問題に誤りがあったことを発表した。

 正多面体の面、頂点、辺の数の関係について論じるもので、正二十面体の面と頂点の数の和を32とすべきところを42と記しており、これに続く(2)の問題でも「(1)で考えたことを利用して」とすべきところを(1)という表記を入れ忘れていた。
 同校の数学の教諭が問題を作成、その後のチェックでも見逃したといい、76人が受験しており、同校は当該の問題を採点から除外する。
2007/02/16 09:41
非常勤の常務理事、無資格で消防長5年兼任/埼玉
 児玉郡市広域市町村圏組合(管理者・吉田信解本庄市長)が9日、同組合の非常勤の常務理事(65)が、同組合傘下の児玉郡市広域消防本部の消防長を無資格で5年間務めており、常務理事は8日付で消防長を辞職し、今月末に常務理事も辞職すると発表した。

 消防組織法は「消防長は常勤の一般職の地方公務員」と規定しているが、県職員から同組合事務局長に出向した常務理事は、02年に定年退職した後、非常勤の常務理事として勤務し、同年から消防長を兼任していた。

 他に、同組合では01〜06年度、元旦を除く正月休暇の休日手当の取り扱いを誤り、計190人に約2200万円を過払いしたことも発覚し、過払い分の返還請求を始めたが、この責任を取り、管理者の吉田市長らは同組合の管理者報酬を10パーセント(3カ月)削減することなどを決めたと発表した。
2007/02/16 09:33
公営競輪赤字、撤退精算金は計20億7300万円/埼玉
 競輪事業からの撤退を表明した6市との間で、事業引き受け条件を協議していた県が9日、07年度から県が全レースを開催することで各市と正式に合意し、6市が県に支払う精算金は計20億7300万円になると発表した。

 現在、県とさいたま市、川越市、所沢市、川口市、熊谷市、行田市が、大宮競輪場と西武園競輪場で年間計24レースを開催しており、07年度からは公営競技企画運営会社「日本トーター」(東京都港区)に業務を委託し、県営で開催する。
(編注:県営にして赤字解消するなら、手放す市職員がアホ、県営になっても赤字なら、手に入れる県職員がアホ)
2007/02/16 09:05
保証料、総額760万円過徴収/千葉
 県信用保証協会が9日、信用保証料の算出時に誤った事務処理で、保証先から保証料を誤って徴収していたことを明らかにし、過徴収は56企業(保証件数130件)、約760万円にのぼり、事情を説明した上で2月末に全額を返金、未収分も20企業(保証件数37件)、約140万円あるが、請求はしないと発表した。

 誤算定があったのは信用保証料の算出方法を新たに定めた昨年4月1日から今年1月26日までで、算定プログラムに入力する各企業の「従業員数」が保証料に反映されなかった「プログラム設定時の人為的なミス」が原因だという。

 同協会は「再発防止に努めるとともに、関係職員の処分を厳正に行う」と話している。
2007/02/16 08:58
知事交際費訴訟、双方不服で控訴/東京
 石原慎太郎知事らの交際費を巡る訴訟で、懇談2件への飲食費支出計40万円を都に返還するよう石原知事らに命じた東京地裁判決(1月30日)を不服として、原告の市民団体と知事側の双方が9日、東京高裁に控訴したことが判明した。

 原告側は00年6月〜03年12月の懇談78件への支出計1194万円の返還を求めていたが、地裁判決は67件分を「監査請求期限を過ぎ不適法」と却下。判断を示した11件中2件を「単なる接待と疑われてもやむを得ない」などと指摘し、違法支出と認定した。
2007/02/16 07:43
大月市立病院勤務の医師、住居侵入容疑/山梨
 富士吉田署が8日夜、富士河口湖町の民家敷地に無断で侵入したとして大月市大月町花咲の同市立中央病院医師、山口俊也容疑者(46)を住居侵入容疑で現行犯逮捕し、山口容疑者は「良い家だから見ていた」などと供述しているが、同署は山口容疑者がのぞき目的で侵入した疑いがあるとみて動機を調べていると発表した。

 山口容疑者は8日午後8時半ごろ、同町船津の男性会社役員(59)方の住宅の敷地に侵入し、足音に気付いた会社役員が取り押さえた。
2007/02/16 07:35
韮崎市議買収で元市議3人を起訴/山梨
 知事選で山本栄彦知事への票のとりまとめと引き換えに現金を受け渡したとして甲府地検が9日、いずれも元韮崎市議の岩下照人(64)、清水清(74)、秋山武広(76)の3容疑者を公職選挙法違反(買収)の罪で甲府地裁に起訴したと発表した。

 岩下被告は知事選告示後の1月7日から20日にかけ、韮崎市内などで、知事選で落選した山本氏への投票と票のとりまとめの報酬として現金計8万円をそれぞれ清水、秋山両被告に渡し、3被告とも容疑を認めているという。
2007/02/16 07:29
75万円超の請求ミス、県が再調査結果を発表/山梨
 児童自立支援施設の県立甲陽学園(甲府市中畑町、横森三男園長)で事務処理のミスが明らかになった問題で、県が9日、01年度以降の再調査結果を発表した。
 保護者の所得確認を怠り、03、04年度に過大請求など約75万5000円分の請求ミスがあったことが新たに判明した。

 計8万1658円を過大請求し、計291円を過小請求、9万3535円が請求漏れになり、判明している05年度分も含め、計135万3000円の請求ミスとなる。
 9日付で、経理担当の元主任(36)を戒告とし、横森園長ら4人に対しても管理監督責任を問い文書訓告とした。
2007/02/16 07:25
人権擁護団体が、県などに原因解明を申し入れ/富山
 強姦、同未遂事件で逮捕された富山県内の男性(39)の無実が服役後に判明した問題で、人権擁護活動団体の日本国民救援会県本部が9日、問題が起こった原因の解明と再発防止を求め、安村隆司県警本部長と米原蕃県議会議長、石井隆一知事の3者あて申し入れ書を提出したことが判明した。

 県警には、捜査の全容解明と公表、関係した警察官の厳正な処分、二度と起こさせないための具体的な対策の公表を求め、県議会には、2月議会での県警への徹底追及、石井知事にも真相解明と公表を要請したという。
2007/02/16 07:09
牧之原市社協元職員が50万円横領/静岡
 牧之原市社会福祉協議会で会計を担当していた男性職員(32)が、協議会の口座から50万円を着服していたことが9日、明らかになり、同会は6日付で男性職員を懲戒免職にし、横領容疑での刑事告発を検討していると発表した。

 元職員は総務係会計担当だった06年5月、同会の車の車検代などの名目で、同会相良事務所の口座から50万円を引き出し着服し、今年1月、同会が決算に向けて通帳の調査などをした結果、50万円の不足が判明し、元職員の着服が判明した。

 元職員は着服した理由について「借金などはないが、魔が差した」と話しているという。
2007/02/15 20:34
無断欠勤の看護師を戒告/岐阜
 岐阜県が9日、昨年7月に5日間、無断欠勤したとして、県総合医療センターの女性看護師(27)を戒告処分としたと発表した。
2007/02/15 20:14
事務処理怠り減給3カ月/岐阜
 建築士事務所の登録申請書類などの事務処理を怠ったとして、岐阜県が9日、岐阜建築事務所の主査級職員(50)を減給3カ月(10分の1)処分とし、上司2人をそれぞれ戒告と訓告処分としたと発表した。

 主査級職員は05年4月〜昨年6月、建築士事務所の登録申請書類など32件の書類を受け付けた後、事務処理を怠り、最大で25日間、放置しており、申請者の指摘を受けて、上司が注意したが、何度も繰り返したという。
2007/02/15 19:34
施設使用料返還事務を放置で戒告/岐阜
 県教育委員会が9日、岐阜メモリアルセンター(岐阜市)の施設使用料の返還を怠ったとして、県教委スポーツ健康課の主任級職員(30)を戒告処分とし、上司3人を文書訓告、1人を文書注意処分としたと発表した。

 主任級職員は05年12月〜昨年6月、同センターのスポーツ施設の利用をキャンセルした15団体が出した使用料金(総額53万3670円)の返還請求書を受理したが、返還事務を放置しており、昨年7月、同センターの指摘で発覚した。
2007/02/15 19:24
6人死傷事故の男性主任を停職処分/滋賀
 彦根市教委が9日、乗用車を運転していて同乗の母親が死亡するなど計6人死傷の事故を起こした男性主任(34)を10日から1カ月間の停職処分にしたことを明らかにした。

 主任は年末年始の休暇中の昨年1月2日、彦根市三津屋町の湖周道路で乗用車を運転中、車線をはみ出して対向車と正面衝突し、同乗の母親が死亡、本人と妻の2人、対向車の3人に重軽傷を負わせた。

 先月31日に開いた市職員懲戒審査委員会(会長、松田一義・助役)で処分を決め、市教委は「相手方との示談がまとまる見通しになったのと、近く裁判が結審して責任関係がはっきりするので処分を決めた」としている。
2007/02/15 19:09
市立病院が庶務業務巡り、労働者派遣法に抵触/京都
 京都市立病院(中京区)が市内の人材派遣会社支店に発注した庶務業務の請負契約を巡り、京都労働局が昨年12月22日付で「適正な契約実態を伴っておらず労働者派遣法に抵触する」として、病院と会社を是正指導したことが判明した。

 請負契約の労働者は発注元から独立して仕事にあたるが、同病院は庶務業務を請け負った2人に対し、業務指示を出していた。

 市立病院は「請負契約と派遣の違いに関して認識が甘かった」と釈明し、「指導を受け、今の業務実態には派遣の方が合うと判断した」として、次回の契約更新時に派遣に切り替えるという。
2007/02/15 19:03
業務上横領で告訴/兵庫
 元姫路市職員が税金や募金を横領した不祥事で、市と市緑の募金推進委員会(会長・石見利勝市長)が9日、05年12月〜06年12月に計約840万円を着服したとして、同市農林整備課、岡山直樹元主事(34)=懲戒免職=を業務上横領で姫路署に告訴したと発表した。

 告訴金額は、旧夢前町税務課時代の町税41万7080円と、岡山元主事が市農林整備課で管理していた「緑の募金」からの797万5735円で、通帳や領収書で出金を確認できたという。

 岡山元主事は、旧夢前町産業課でも「緑の募金」約240万円を着服したと認めているという。
2007/02/15 17:00
拳銃不正押収、銃刀法違反容疑でも書類送検/奈良
 警官による拳銃不正押収事件で県警が9日、橿原署地域課の元警部補、黒田真被告(47)=懲戒免職、虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴=を銃刀法違反(共同所持)容疑で、捜査協力者の森田佳樹被告(43)=恐喝罪で起訴=を銃刀法違反(共同所持)と窃盗容疑で奈良地検に書類送検したと発表した。

 黒田被告は02年11月12日午後8時20分ごろ、森田被告が車上荒らしで盗んだ拳銃を、天理市内のパチンコ店駐車場に放置させた。
2007/02/15 16:45
中川被告の公判、進め方を協議/奈良
 奈良市の郵便入札制度導入を延期させるため市幹部を脅したとして、職務強要の罪に問われた元同市職員、中川昌史被告(43)=懲戒免職=の裁判で、奈良地裁(奥田哲也裁判長)が9日、第1回期日間整理手続きを開き、検察側と弁護側が証人尋問など裁判の進行について協議した。

 中川被告が「セクション別交渉で問題にする」と市幹部を脅したかどうかが主な争点になっている。
2007/02/15 16:35
指導力不足教諭、2人を認定/鳥取
 教員としての資質などが欠けるとして、県教委が8日、40代の小学教諭と30代の高校教諭の男性2人を新たに「資質向上研修を要する教員(指導力不足教諭)」に認定し、2人は4月から1年間、県教育センター(鳥取市湖山町北5)などで研修を受けると発表した。

 同制度は、学校内外から寄せられる情報を基に、医師や弁護士ら5人で作る審査委員会が判定後、県教委が最終認定するするもので、認定は最大3年間更新でき、改善がない場合は職種変更や退職勧奨ができ、今までに2人が職場復帰し、3人が依願退職している。
2007/02/15 16:03
市教委部長ら4人を懲戒処分/広島
 東広島市職員課が9日、同市の代わりに同市立高美が丘小学校と同中学校の建設費用約34億5600万円を立て替えた都市再生機構に、昨年9月分の支払い額約4850万円を支払わず、同市に遅延利息103万円を支払わせたとして、同市教委学校教育部長(54)ら4人を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とし、管理監督責任を怠ったとして木村清教育長を文書訓告としたと発表した。

 他に処分されたのは、同学校教育部次長兼教育総務課長(53)、同課参事兼施設安全係長(54)、同課主事(27)の3人。
2007/02/15 15:54
6小学校の通知表で、先生コメント欄「真っ白」/北海道
小樽市内の市立小学校27校のうち少なくとも6校で、学期末に児童に手渡す通知表の通信(備考)欄に、全学年、全クラスの担任が何も記入していない学期があったことが9日、判明した。
 このうちの一校は、2006年度一学期までの約30年間、全校で未記入の状態が続いており、小樽市教委は、これまで各校に通信欄への記入を指導してきたとするが、記入は義務的なものではないため、「個々の教師の判断で行っている、と校長から報告を受けていた」と説明した。

 市教委がコメントを記入するよう各校に指導し続けた結果、天神を除く5校は、昨年の二学期終了時には記入したが、未記入が続いた学校の中には、通信欄を「備考」として、記入スペースそのものを小さくしているところもあった事が判明している。

 道教委は、コミュニケーションが取れているから通信欄の記入が不要というのは理由にならない、との見方を示し、「こうした事例は聞いたことがない」(義務教育課)と困惑している。
2007/02/15 15:34
神埼市職員が自損事故で警察に届けず、停職処分/佐賀
 自損事故を警察に届けなかったとして、神埼市が9日付で同市千代田総合支所の課長級の男性職員(54)を停職6カ月の処分にしたと発表した。

 職員は5日午前9時ごろ、自宅近くのコンビニエンスストアに行くため、同市千代田町の県道で自家用のワゴン車を運転し、右カーブを曲がりきれず道路左の縁石を乗り越え、ガードパイプに衝突した。さらに、帰路で再び縁石に乗り上げ動けなくなり、職員は近くの住民に車の処理を頼んで帰宅して、警察に届けなかった。

 この住民からの通報で、6日に市が事情聴取したところ、職員は「前日午後5時から8時半ごろまで焼酎などを飲み、睡眠剤を服用して同9時ごろ就寝した。起床した時、まだ酒が残っている気がした」と話したといい、住民は、職員の足元がふらついているのを目撃したといい、車のタイヤは3本がパンク、うち1本はコンビニの前に落ちており、事故現場付近には、蛇行運転の跡があったという。

 松本茂幸市長は「断定できない以上、酒気帯び運転での(懲戒免職)処分はできない。二度とこのようなことがないよう、改めて職員の指導を徹底したい」と話している。
2007/02/15 15:16
政務調査費控訴審、函館市に返還請求命令/北海道
 函館市が市議会に支給した2001年度の政務調査費に違法な支出があるとして、道南市民オンブズマンが市を相手取り、市議会六会派に18件、計約120万円の政務調査費を返還させるよう求めた住民訴訟の控訴審判決が9日、札幌高裁であり、末永進裁判長は、会派として意思統一が認められない14件を違法と認定。三会派の6件を違法支出とした一審判決を変更し、四会派に計約115万円を請求するよう井上博司市長に命じたことが明らかになった。

 末永裁判長は、政務調査費の支出には「活動を『(議員個人ではなく)会派として行う』との意思統一が必要」とする初の司法判断を示した。

 違法とされた支出は観光調査旅費や資料購入費などで、市条例では政務調査費の支出は「会派が行う」と定められており、会派側は「会派代表者の承認を得ており、議員同士で協議もしている」と主張したが、高裁判決は「重複しそうな調査の調整を行っていないなど、意思統一が図られたとはいえない」と退け、支出内容についても「調査などが本当に必要かを厳密に検討するべきだ」と付言した。
2007/02/15 14:54
性被害が中学生倍増→実際は半減、県警が誤発表/沖縄
 沖縄県警少年課が昨年末の県青少年問題協議会で発表した性犯罪被害少年の数に誤りがあったことが8日までに判明し、県警は2006年11月末までで125件169人と発表していたが、実際は74件79人で、特に中学生の被害者数は61人と、05年の34人と比較して「倍増」としていたが、実際は19人で半減していたことが明らかになった。

 統計に県青少年保護育成条例の「深夜の連れ出し行為」違反など、性犯罪には該当しない犯罪の被害少年を誤って含めたため、実際よりも被害少年が多くなってしまったという。

 誤った統計が発表された協議会は昨年12月27日に行われ、県警は数字をもとに「指導や居場所づくり、社会の環境浄化、立ち直り支援など、県民総ぐるみの取り組みが必要だ」と強調していた。
2007/02/15 14:37
交際費で議員らと飲食、4年で110万円/北海道
 三笠市議会の扇谷知巳議長(71)が過去4年間、議長交際費から「議会対策運営会議」の名目で支出した約百十万円が、市内の飲食店での市議らとの飲食にほぼ全額充てられていたことが、判明した。
 議長交際費の使い方に明確な規定はなく、議長の自由な判断で支出できるが、住民からは「内輪の飲食に限度を超えた税金の使い方ではないのか」との疑問の声が出て、問題になっている。

 三笠市議会五会派の求めで、議長が交際費の明細を開示した内容によると、市議会の議長交際費は年額八十万円で、毎年三、四割が「渉外費」に充てられており、議員同士の飲食費は渉外費から「議会対策運営会議」名目で支出し、二○○三年度と○四年度はともに総額約三十六万円、○五年度は同約二十六万円、○六年度は八月までで同約十万円だった。

 この問題を、「交際費の不適切な使途」と追及していた市議の一人(80)は六日、自らも飲食に加わっていた点に襟を正し、「経費を返還する」と表明し議員を辞職した。
2007/02/15 14:18
ウィニー介し、名簿など個人情報流出/東京
 江戸川区教育委員会が9日、区立中男性主幹(48)の個人パソコンから、修学旅行やクラブ活動の写真約70枚と、バドミントン大会出場者175人分の名簿が、ファイル共有ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上に流出していたと発表した。

 流出したのは、約2年前の修学旅行時のスナップ写真30枚(35人分)、顧問を務めるバドミントン部の活動を撮影した写真40枚(30人分)、区内で開かれたバドミントン大会出場者名簿8校175人分で、名簿には出場者の氏名、生年月日、住所、校名が記載されていた。

 主幹は校長の許可を得ずに個人情報を持ち出して、本体にデータを保存するなど規定に違反していたことから、区教委は「処分を検討しており、厳正に対処する。今後は指導をいっそう徹底し、再発防止に努めたい」としている。

 文部科学省に8日、ネット上に写真や名簿が流出していると匿名の連絡があり、区教委が調査した結果、主幹は流出の認識がなかったが、関係者の話や流出したデータとパソコンデータと照合した結果、流出を確認したという。
2007/02/15 13:33
ワースト大賞は東京都議会

 永年勤続表彰や海外視察など、全国の地方議会のさまざまな議員特権の中から最も無駄なものを選ぶコンテストが9日、東京都内で開かれ、勤続表彰で太田道灌像や宝石付きの記念章などがもらえる東京都議会が「ワースト大賞」に選ばれたことが明らかになった。

 このコンテストは、議員特権を拒否する地方議員や市民らが主催する「なくそう!議員特権キャンペーン」で、昨年秋、全国約1800の自治体の議会を対象に議員特権の実態調査を行い、一般から寄せられた意見も交え9事例をノミネートした。
 この日、大学教授や弁護士、薬害エイズ訴訟元原告の川田龍平さんら5人の審査委員と一般参加者約200人の投票で大賞を決めたという。
2007/02/15 12:37
虚偽報告の2人減給/兵庫
 神戸市教育委員会が9日、研修の場所や日時を偽って報告したなどとして、市立中学校の教諭2人を減給10分の1(3カ月)にしたと発表した。

情報公開請求した兵庫県内の男性の指摘をきっかけに分かったという。

 うち1人は2005年1月から昨年4月までの夏休みや冬休みを利用し、選択教科で編み物を教える研修のため、編み物教室に通ったと報告していたが、実際は自宅にいた。
 研修制度の申請状況などの公開を請求した男性から「年末に編み物教室はやっているのか」と指摘があり、事情を聴いたところ、教諭が「子供と一緒にいたかったので自宅で研修した」と認めた。

 別の教諭は昨年12月28日に市内の美術館での研修を計画し学校に申請したが、当日に親族の見舞いに行く急用ができたため、前日に学校を無断外出し美術館へ行っていたもので、「12月28日は美術館が休みのはず」と指摘があり、判明した。
(編注:外部からの指摘でなく、自主的にチェックする気は無いのか?)
2007/02/15 12:23
1900万円の年金未払い見つかる
 社会保険庁が9日、約1900万円の年金未払いが見つかったと公表した。
 旧国民年金の傷害年金受給者が旧共済遺族年金を同時に受給できるにもかかわらず、傷害年金の支給を停止した例が2件あり、それぞれ1400万円、500万円を払っておらず、コンピューターの入力ミスによる約40万円の過払いも見つかったという。
(編注:見つかってないのは、あとどれだけあるんだ?)
2007/02/15 12:13
石原都知事ら、交際費で7年間に1600万円飲食/東京
 東京都の石原慎太郎知事とその側近が、2000年4月から06年12月までの7年弱の間に交際費から支出した飲食代金は1615万円に上ることが9日、共産党東京都議団の調査で判明し、このうち料亭やレストランなど庁外での飲食が1558万円になるという。

 同都議団は情報公開請求した書類を分析し、7年間に知事交際費から支払われた飲食の件数は155件で、うち庁外は100件だった。
 石原知事が最も頻繁に使った店は都内の老舗料亭「瓢亭」で、9回の飲食に277万6000円を支出。1回の飲食で最も高額だったのは、02年3月に都内ホテルでエクアドル大統領らを交えて開いた64万5000円の会合(出席人数不明)だったという。
2007/02/15 11:59
国旗国歌の強制拒否で都教職員173人が提訴/東京
 入学式や卒業式で国旗に向かった起立と国歌斉唱をせず、東京都教育委員会から懲戒処分を受けた都立学校の教職員173人(退職者含む)が9日、都を相手に、処分の取り消しと1人当たり55万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが判明した。

 原告側によると、国旗国歌に関する処分取り消しを求める訴訟では過去最大規模だという。
2007/02/15 11:48
旧橋本派ヤミ献金で、村岡元長官「ぬれぎぬだ」
 自民党旧橋本派(平成研究会)の1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)罪に問われ、一審で無罪とされた元官房長官村岡兼造被告(75)が9日、東京高裁(須田賢裁判長)の控訴審公判で「1億円の領収書の不発行には最初から最後まで関与していない。無実であり、ぬれぎぬだ」と述べ、改めて無罪を主張したことが明らかになった。
 検察、弁護側双方が、次回公判の3月22日に弁論をして結審する。
2007/02/15 11:34
青少年会館でパソコンの猥褻映像視聴した職員を処分/大阪
 大阪市教委が8日、市内の青少年会館に勤務する係長級の男性職員(54)が、館内に設置していた私物のノートパソコンに猥褻映像を保存し、館内で視聴していたとして、減給10%(1カ月、約4万7千円)の懲戒処分にしたと発表した。
 昨年10月、会館を利用していた男子中学生とボランティアの女性スタッフがパソコンを使ったところ、映像が映し出されて発覚したという。

 職員は05年5月、子どもたちの学習などに使ってもらおうと、パソコンを館内に設置し、月に2回程度、勤務時間後の会館内で、自宅に持ち帰った際にダウンロードした猥褻映像をこっそり見ており、「子どもたちには主にDVDの視聴用に使われていたので、わいせつ映像が再生されるはずはないと思っていた」と話しているという。
2007/02/15 11:18
裏金問題で、着服の県職員2人を懲戒免職/岐阜
 岐阜県庁の裏金問題で、岐阜県が9日、新たに職員2人を懲戒免職にするなど、4人を懲戒処分としたと発表した。

 懲戒免職となったのは、県土整備部河川課の課長級職員(55)と、教育委員会事務局社会教育文化課の課長補佐級職員(59)。

 課長級職員は、教育委員会事務局社会教育文化課に勤務していた2000年度に、前任者から引き継いだ裏金787万円余りを自分の預金口座に入金し、着服した。
 課長補佐級職は、西濃教育事務所に勤務していた2001年度に、前任者から引き継いだ裏金219万円余りを現金で保管し、私的に使用した。

 岐阜県庁の裏金問題は昨年7月、発覚。約17億円の裏金が作られて、裏金問題による処分者は、これで延べ4379人となった。
2007/02/15 11:08
放射性廃棄物めぐり、東洋町長の辞職勧告可決/高知
 高レベル放射性廃棄物の最終処分場建設に向けた第1段階調査(文献調査)に応募した高知県東洋町で9日、臨時町議会が開かれ、田嶋裕起町長への辞職勧告決議案を賛成多数で可決したことが明らかになった。
 また、放射性廃棄物持ち込みに反対する決議案も可決した。この問題で町議会が態度を表明したのは初めてになる。
2007/02/15 10:53
市税滞納の5職員、給料差し押さえ/奈良
 奈良市が固定資産税や軽自動車税の市税を支払っていない市職員の未納者5人に対して、1月分の給与から計29万6300円を差し押さえたと発表した。

 最高で10万6600円分を給与から差し押さえ、市納税課は残る滞納額32万円7600円についても未納職員2人から随時、給与から差し押さえるといい、また市は、市税以外にも市の保育料や市営住宅の家賃、住宅新築資金を滞納している職員が複数いることも公表した。

 市納税課によると、給与を差し押さえられた市職員は、平成13年度から本年度までの6年間で固定資産税と軽自動車を滞納し、支払いに応じなかった5人で、1人分は最高で35万1800円に上るという。
2007/02/15 10:36
酒酔い運転の市職員、留置場内で死亡/福岡
 8日午後11時55分ごろ、福岡県警西署の留置場で、福岡市職員の松原康繁容疑者(52)が倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが約4時間後に死亡したことが判明したい。
 松原容疑者は8日午前、酒に酔った状態で乗用車を運転して追突事故を起こし、道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕、拘置されていた。

 西署によると、松原容疑者が胃液を吐いて倒れているのを署員がモニターで発見。駆け付けた際に同容疑者の意識はなく呼吸も止まっていたため、119番したという。
(編注:悪人として、秘密裏に抹殺されたのかもね)
2007/02/15 10:26
短大生殺害の証拠品を紛失/東京
 東京都渋谷区で短大生、武藤亜澄さん=(20)=が殺害され遺体が切断された事件で、警視庁捜査1課が9日、犯行に使われた木刀や遺体を切断したのこぎりなど証拠品4点を紛失し、他の廃棄物とともに誤って捨てた可能性が高いと発表した。

 捜査1課によると、誤廃棄された可能性があるのは木刀、のこぎり、運動靴、トレーナーの計4点で、運動靴とトレーナーは家族の物で事件と直接関係はなかったが、木刀は兄の勇貴被告(21)=殺人と死体損壊罪で起訴=が殺害直前に亜澄さんの頭を殴るのに使用、のこぎりは遺体を切断する際に使われたものだった。

 光眞章捜査1課長は「犯罪を立証するための重要な資料であることを考えると誠に遺憾。この種事案の絶無を期すべく指導を徹底する」と述べた。
2007/02/15 10:03
裏金2100万円で、知事と副知事を減給/鳥取

 鳥取県が9日、県庁内で捻出された裏金の総額が約2100万円に上り、約570万円が支出されていたとの最終調査結果をまとめ、発表した。

 片山善博知事が就任した1999年度以降は約560万円が捻出され、うち約530万円を支出していたことを受け、県は知事と副知事を1カ月の減給(10分の1)、裏金づくりにかかわった当時の担当者ら14人を減給などの懲戒処分にした。
2007/02/15 09:42
大麻購入で自衛官らを逮捕/東京
 警視庁などが9日、陸上自衛隊練馬駐屯地第1普通科連隊の陸士長、渡辺紀明(26)とフリーのテレビディレクター、徳差亮(30)の両容疑者を麻薬特例法違反容疑(譲り受け)で逮捕したと発表した。

 渡辺容疑者は昨年8月、知人の男(26)=大麻取締法違反で有罪判決=から大麻1グラムを買ったという。
2007/02/15 09:31
債権回収会社の違法登記で、元近畿財務局次長を逮捕/大阪
 通信販売会社「テレマート」元社長らによる債権回収会社の違法登記事件で、大阪府警捜査2課と茨木署は9日、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで、元近畿財務局管財部次長で宮司、太田豊臣容疑者(80)=奈良市右京=を逮捕したと発表した。

 太田容疑者は2003年3月ごろ、テレマート元社長佐々木賢治容疑者(60)=逮捕=らと共謀し、新たに設立する債権回収会社にテレマートが出資したように偽装しtえ、金融機関の株式払込金保管証明書とともに、回収会社の資本金が5億円になったとする虚偽の設立登記申請書を提出した。
2007/02/15 09:08
泥酔状態で地下鉄職員に暴行、現行犯逮捕/宮城
 8日午後11時50分ごろ、仙台市太白区の市営地下鉄富沢駅構内で、宮城県警公安課警部補、大野光吉容疑者(47)=同県富谷町富ケ丘2=が男性職員(41)に体当たりし、腹部を殴ったため、別の職員が大野容疑者を取り押さえて公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕し、県警仙台南署員に引き渡したことが判明した。

 大野容疑者は泥酔状態で、職員は車内で寝ていた大野容疑者を起こした後、改札前の精算機を操作していた別の客の対応をしていたところ、突然暴行されたという。
2007/02/15 08:54
喘息医療費「国は負担せず」

 若林正俊環境相は9日の閣議後の記者会見で、東京大気汚染訴訟の和解協議で都が提案している、都内の喘息患者を対象にした医療費助成制度への国の財政負担について、「医療費そのものについて国が負担することは(困難との考えは)、基本方針として変わっていない」と述べ、財政負担に応じない考えを改めて示した。
 同環境相は「健康管理などについてお役に立つことがあれば、検討していくことはあると思う」と話した。
(編注:健康管理費を出せば役に立つ)
2007/02/15 07:39
パトカー追跡巻き添え事故で県が和解に応じず/岩手
 盛岡市上堂の交差点で94年3月、県警のパトカーが追跡していた車に追突され、車に乗っていた婚約中の男女が死亡したのはパトカーの追跡方法に問題があり、事故後の救護措置を怠ったためだとして、遺族3人が県に約1億3500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審の和解協議が8日、仙台高裁(小野貞夫裁判長)であったが、県側が応じなかったため和解には至らず、今月27日に判決が言い渡されることになった。
2007/02/15 07:28
保健所職員装い女子中生に暴行/山形
 保健所職員を装い、女子中学生に性的暴行をしたとして、鶴岡署は8日、名古屋市南区内田橋2、元小学校教員、岡本昌利被告(47)を準婦女暴行の疑いで再逮捕し、容疑を認めていると発表した。

 岡本容疑者は04年7月下旬、庄内地方の女子中学生の自宅に保健所職員を装って電話し、「尿検査の結果、性病の疑いがある」と嘘をついて中学生を誘い出し、鶴岡市内の駐車場に止めた乗用車の中で性的暴行をした疑い。
 06年10月、同様の手口で岐阜県内の女子中学生に猥褻な行為をした疑いで同県警に逮捕、起訴され、3件の余罪で再逮捕された。
2007/02/15 07:09
女性自衛官に猥褻行為、陸士長を懲戒免職/山形
 女性自衛官に猥褻な行為をしたとして強制猥褻罪で公判中の陸上自衛隊第6通信大隊第1中隊の安藤博陸士長(22)を、陸上自衛隊第6師団が8日、懲戒免職処分としたと発表した。

 安藤陸士長は06年10月5日午後8時15分ごろ、宮城県色麻町の演習場で実施された訓練終了後に、女性自衛官に抱きつき、無理やり胸を触るなどの行為をし、陸自の取り調べの際には否認していたが、1月29日の初公判で罪を認めたため、懲戒処分が決まったという。
2007/02/14 19:41
個人情報を誤送信/茨城
 土浦公共職業安定所が8日、就職を希望する土浦市内の男性(20)の求職票と雇用保険受給資格者証などの書類を別の部署にファクス送信しようとした時に、誤って市役所に送信し、個人情報が漏洩したことを発表した。

 同安定所の女性職員がファクス機に登録されていた別のボタンを押したのが原因で、同安定所は誤送信に気づき、市役所に出向いて文書を回収して男性に謝罪したという。
(編注:送信先が市役所となれば、それは確かに重大な漏洩だ、悪用されかねない)
2007/02/14 18:59
産廃不法投棄・贈収賄、新井被告らに懲役2年6月など求刑/千葉
 八千代市職員らによる産業廃棄物の不法投棄・贈収賄事件で、加重収賄罪などに問われた元市都市整備部、新井慎司被告(33)ら元職員3人と贈賄罪などに問われた佐倉市の産業廃棄物収集運搬業「ときわあるど」社長、書上淳被告(31)ら業者2人の論告求刑公判が8日、千葉地裁(根本渉裁判長)でり、検察側は「公務に対する信頼を裏切った」として、新井被告に懲役2年6月、罰金50万円、追徴金4万円、元市清掃センター職員の加瀬義幸(47)、山根一敏(48)両被告にそれぞれ懲役3年、罰金50万円を求刑。法人としての「ときわあるど」に罰金500万円、書上と同社取締役、小松昌宗(31)両被告にそれぞれ懲役2年6月、罰金100万円を求刑した。
2007/02/14 18:49
市議の無免許運転で、進退問い公開質問/千葉
 道交法違反(無免許運転)で罰金20万円の略式命令を受けた袖ケ浦市の鈴木喜久男市議(57)の辞職を求める「無免許市議の辞職を求める袖ケ浦市民の会」が8日、議員の進退に関する公開質問状を同議員に郵送したと発表した。

(1)議員辞職をするのか
(2)議員としてのモラル
などの6項目で、15日までの回答を求めているという。

 鈴木議員は市消防団長時代の01年7月に飲酒運転で人身事故を起こし、02年4月に免許取り消し処分を受けながら、05年5月に現行犯逮捕されるまで3年間以上も無免許運転を続けていた。

 同議員が略式命令を受けたあと、同市議会は同年6月に辞職勧告を決議。同議員は議会をしばらく欠席したが、06年の3月から議会に出席しはじめ、議会から「辞職勧告された議員の同席は認められない」などの緊急動議が出されるなど混乱している。
2007/02/14 16:56
国民健康保険料を610世帯で過大請求/東京
 大田区が8日、06年度の国民健康保険料について、610世帯に実際より多く請求していたことを明らかにした。
 税制改正で保険料が増加したことに伴う激変緩和措置による、適用対象世帯を誤ったことが原因で、過大請求額は36〜2万7840円、総額447万7674円で、同区は7日、正しい保険料額の通知書におわび文を同封して送付したと発表した。

 05年度の税制改正で、公的年金控除額が変更となり、保険料が大幅に増加した世帯が生じた。区国保年金課によると、区条例に基づき激変緩和措置の対象条件を、「04年中の年金収入あり」とすべきところを「04年中の年金所得あり」(年金収入が140万円超)と誤って判断したため、対象から外れた世帯が生じたという。
2007/02/14 16:42
逮捕の元小菅村議が供述「供応資金、選対から」/山梨
 知事選で当選した横内正明氏(64)を支援し公職選挙法違反(供応)容疑で逮捕された元小菅村議で前教育委員長、古菅丁(つよし)容疑者(63)が県警捜査2課の調べに「供応に使った金は横内氏の選対本部の関係者からもらった」と供述していることが8日、判明し、同課は選対関係者から近く同法違反(買収)容疑で任意で事情を聴くと発表した。

 古菅容疑者は知事選が告示された1月4日、大月市内の飲食店に村の有権者8人を招き、横内氏への投票と票のとりまとめを依頼し、1人約3000円分の酒や料理を振る舞った疑いで逮捕された。県警は、選対の関係者から受け取った現金が使われた疑いがあるとみて調べている。
2007/02/14 16:31
伊那の自殺予告偽メール送信、起訴事実認め即日結審/長野
 伊那市の小学校に卒業生を名乗って自殺を予告する偽の電子メールを送ったなどとして、偽計業務妨害の罪に問われた伊那市伊那部、元同市教育委員会臨時職員、平沢真奈美被告(42)の初公判が8日、地裁伊那支部(藤井聖悟裁判官)であり、平沢被告は起訴事実を認め、即日結審して、検察側は「動機は自己中心的かつ短絡的。社会に及ぼした影響も大きい」などとして懲役1年6月を求刑したことが明らかになった。

 被告人質問などで、平沢被告は「いじめが社会問題となっている中、学校に勤め、子どもを分かってあげなければならないのに本当にばかなことをした。申し訳ありません」などと述べた。
2007/02/14 16:09
贈収賄で前町長を聴取、指名競争入札の不正関与か/新潟
 阿賀町発注の公共工事を巡る贈収賄事件で、県警捜査2課などが浄水場関連工事の指名競争入札の不正に関与した疑いが強まったとして、長谷川東二前町長(63)=昨年10月に辞職=から任意で事情を聴いていることが8日、判明した。

 05年9月に行われたこの入札を巡っては、元町企業課長、中村敏雄被告(56)=収賄罪で公判中=が、同町の水道工事会社「波多野工業」社長、波多野孫栄被告(61)=贈賄罪で起訴=に指名業者選定で便宜を図るなどした見返りとして現金500万円を受け取ったとして逮捕されており、当時、長谷川前町長は「指名業者審査委員会」で指名業者を最終決定する立場にあり、県警は特定の業者に便宜を図ったことがなかったか、偽計入札妨害容疑などでの立件も視野に調べている。
2007/02/14 15:57
大型車の料金徴収ずさんで、苦情14件/石川
 石川県道路公社が運営する能登有料道路で、大型車の料金徴収がずさんに行われ、03年度から同公社などに少なくとも計14件の苦情が寄せられていることが総務省石川行政評価事務所の調査で判明した。

 調査のきっかけとなったのは同事務所に寄せられた金沢市の女性からの苦情で、06年9月、公民館関連の行事のため、バスをチャーターし、白尾(かほく市)−横田(七尾市)間を往復した際、このバスは「大型2」(定員30人以上)にあたるが、片道4カ所ある料金所で「大型1」(路線バスや定員29人以下)、「普通車」の料金を取られたケースがあったという。

 公社に寄せられた大型車の区分に関する苦情は03年度2件、04年度5件、05年度6件。ほとんどが料金取り過ぎで、謝罪のうえ返金したという。

 同公社の春木久男・管理部次長は「こちらのミスで申し訳ない」と話し、研修で車種区分を徹底するほか、必要に応じ車検証の提示を求めるなど対策をとるという。
(編注:教育などに金をかけなくても、通行料を無料にすれば全てが解決する)
2007/02/14 15:22
ホテルに少女派遣した、郵便局長ら起訴/福井
 18歳未満の少女を無店舗型風俗店(デリバリーヘルス)で働かせていたとして、福井地検が8日、あわら市滝、細呂木郵便局局長、中崎幹雄容疑者(49)と、福井市門前1、リサイクルショップ経営、辻伸一郎容疑者(48)を児童福祉法違反の罪で、福井家裁に起訴したと発表した。

 両被告は福井市内でデリバリーヘルスを経営し、06年4月14日、同市内のホテルに18歳に満たない少女を派遣して、猥褻な行為をさせたという。
2007/02/14 15:16
藤枝の東名高速事故、パトカーから逃げられたのが原因だった/静岡
 藤枝市内の東名高速道で8日未明に発生したトレーラーなど10台が関連する事故で、最初にぶつかった大型トレーラーが現場の2〜3キロ手前でパトカーが停止を求ても逃げられていた車であることが明らかになった。
 パトカーは中破状態で走行を続けたが、トレーラーを止めることが出来ず、結果として大事故の発生になってしまった。

 トレーラーは7日午後から夜にかけ、愛知県岡崎市内の運送会社の駐車場から、荷台のH型鋼材約20本ごと盗まれた。ナンバーは後部は「三河」のままだったが、前部は「相模」に交換されていた。

 トレーラーが高速道で追い越し車線を走り続けていたため、県警高速隊のパトカーは吉田インターチェンジで降りるよう拡声器で求め先導したが、トレーラーにインター出口付近で逃走されて、パトカーは振り切られた。その数キロ後に車列への無理な割り込みで事故を起こしたという。
2007/02/14 14:57
区役所にレジスターなど、手数料着服防止策発表/愛知
 名古屋市の区役所で住民票などの交付手数料が着服された問題で、市が8日の市議会経済水道委員会で、区役所事務の再発防止策を発表した内容によると、レジスターの導入や文書保存期間の延長などを打ち出したが、本来なら行われていて当然のことばかりで、区役所の公金管理のずさんさが改めて浮き彫りになってしまい、市議からは「公金に対する意識改革を徹底してほしい」との要望が相次いだ。
2007/02/14 14:35
退職金返還訴訟で口頭弁論 被告側争う姿勢/岐阜
 県庁の裏金問題に絡み、退職金の支払い方法を知事に一任する県の条例が、額と支給方法の明記を規定した地方自治法に違反しているとして、山県市の寺町知正市議らが古田肇知事を相手取り、梶原拓前知事ら過去20年間の特別職10人に退職金計約3億2000万円の返還を請求するよう求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、岐阜地裁(筏津順子裁判長)で開かれ、被告側は「地方自治法は地方公共団体が事務を処理するにあたって準拠すべき指針を一般的に示したもので具体的に規制するものではない」などとする答弁書を提出して、全面的に争う姿勢を示したことが明らかになった。
2007/02/14 14:19
緊急走行中のパトカーが衝突し、男性が怪我/岐阜
 7日午後6時半ごろ、岐阜市加納新本町の県道交差点で、岐阜南署地域課の男性巡査部長(50)が運転する緊急走行中のパトカーと同市西鏡島、男性会社員(27)運転の軽乗用車が出合い頭に衝突し、男性は首などに軽傷を負った。
2007/02/14 14:06
猥褻教員2人免職、1人は停職/三重
 三重県教委が8日、少女と猥褻な行為をしたなどとして、教員2人を免職、1人を停職3カ月、事務職員1人を戒告の懲戒処分にし、停職の教員は1月に辞表を提出しており、同日付で受理されたと発表した。

 免職は津市立誠之小学校の男性教諭(47)と、南勢地区の県立高校の男性教諭(57)で、小学校教諭は昨年11月中旬、石川県内のホテルなどで、インターネットの出会い系サイトで知り合った同県内の無職少女(17)と、18歳未満と知りながら猥褻な行為をしたとして先月15日、同県青少年健全育成条例違反容疑で逮捕された。
 県立高校教諭も昨年7月、当時16歳の少女とホテルに行き、胸を触るなどの行為をし、被害少女が昨年末、教諭の勤務先の学校長に通報して、発覚した。

 停職になったのは、伊賀地区の県立高校の男性教諭(58)で、中勢地区の県立高校に勤務していた95年9月と10月の2回、女子生徒に自身の乗用車内でキスをした。

 戒告処分を受けたのは、玉城町立玉城中学校の男性主事(42)で、公立学校共済保険の被保険者認定を受ける際、添付書類に実際は扶養していない母親の名前を記入するなどの不正行為をした。
2007/02/14 13:49
自治労島根横領事件の2被告、懲役12年と5年求刑/島根
 自治労県本部を舞台にした多額横領事件で、業務上横領罪に問われた元書記、安部純子被告(56)=松江市法吉町=と、母みどり被告(78)=同=の論告求刑公判が8日、松江地裁(飯島健太郎裁判長)であり、検察側は純子被告に懲役12年、みどり被告に同5年を求刑したことが明らかになった。

 検察側は「2人はあきれるほど旺盛な金銭欲で横領を繰り返し、動機に酌量の余地はない」とした上で、「発覚後は歴代財政部長らの指示で個人的には一切使っていない、と嘘を繰り返し、組織に大混乱をもたらした」と同県本部への組合員の信頼を失墜させた点も指摘した。
2007/02/14 13:14
公選法違反の宮本前町長、退職金返還へ/鳥取
 若桜町の宮本義雄前町長が、選挙違反事件で有罪判決が確定し、同組合から退職金の返還を求められたが、宮本前町長は条例で定めた規定に該当しないとして拒んでいた問題で、06年3月に受給した退職金1456万円を、県町村職員退職者手当組合に返還することが判明した。

 宮本前町長は06年2月の町長選告示前、有権者に投票などを依頼し現金を渡したとして、公選法違反罪に問われ、懲役1年6月、執行猶予5年の判決が確定した。

 組合の退職手当に関する条例は「禁固以上の刑が確定した場合は返還」と規定するが、前町長は特別職は含まれないと主張していた。組合が今月2日、催告書を送ったところ、宮本前町長の代理人から15日までに返還すると連絡があったという。
2007/02/14 12:55
鳥大付属病院集団感染で、患者、医師ら17人発症/鳥取
 鳥取大医学部付属病院(米子市西町)で8日、入院患者と医師ら計17人が下痢や嘔吐などの症状を訴えていることが分かり、いずれも軽症というが、米子保健所はノロウイルスによる感染性胃腸炎の疑いがあるとみて調べていることが判明した。

 発症は4〜8日で、入院患者10人、医師や看護師ら7人。病院食を食べなかった患者も発症しているため、食事が原因の可能性はなく、トイレなど共用場所から感染した疑いが強いという。

 同病院によると、発症したのは病棟の同一フロアの入院患者と、出入りしている職員で、同フロアなどを7日までに消毒、浴室と洗濯機は使用停止とし、発症した職員は自宅待機にしているという。
2007/02/14 12:15
2教職員を懲戒処分、今年度計10件目!/鳥取
 鳥取県教委が8日、授業を他の教員に任せた高校教諭を同日付で戒告にするなど、教職員2人を懲戒処分にしたと発表し、06年度の県教職員の懲戒処分は計10件目になった。

 県立青谷高校の保健体育担当の男性教諭(56)が06年4〜12月、担当すべき総合学科「課題研究(体育)」の授業24回48時間のうち21回42時間を、20代の男性講師に任せ、体育教官室で他の授業の準備などをしていた。担当していた生徒10人の前期(4〜9月)評価は男性講師が行ったが、評価は有効で卒業に影響はないという。

 中部教育局の男性指導主事(46)は、06年7月13日午前8時15分ごろ、倉吉市下古川の市道交差点で乗用車を運転中、オートバイに乗っていた農業の男性(当時83歳)と衝突して死亡させ、業務上過失致死罪で罰金30万円の略式命令を受けたため、同日付で減給10分の1(1カ月)の処分となった。
2007/02/14 11:42
百条委可否、再び先送り/広島
 広島県議会が8日、各会派代表者会議を開き、藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件解明のための百条委員会設置について議論したが、設置要件に関する意見が平行線をたどり、再び設置の可否が先送りになったことが判明した。

 昨年の12月定例会で百条委員会の設置を求める決議案を賛成多数で可決したが、9日開会の2月定例会までの設置が出来なかったことになる。
(編注:仕事をする気は、無いのか?)
2007/02/14 11:27
元地裁執行官室事務員、業務上横領認める/香川
 高松地裁の執行官名義の預金口座から多額の現金を着服したとして、業務上横領罪に問われた高松市常磐町2、元同地裁執行官室事務員、山下明美被告(46)=05年7月末に懲戒解雇=の初公判が8日、同地裁(増田耕児裁判官)であり、山下被告が起訴事実を全面的に認めたことが明らかになった。

 山下被告は、00年4月7日ごろから05年1月5日ごろまでの間、計39回にわたり、執行官名義の預金口座から、自己名義の預金口座に振り替え入金するなどして、計約1700万円を横領していた。
2007/02/14 11:15
「一部に不適切な説明」と県警、遺族に謝罪/愛媛
 松山市で昨年8月に起きた傷害致死事件で、被害者の男子高校生(当時16歳)の遺族が「一方的に暴行を受けて死亡したのに松山南署が報道各社に喧嘩の結果と誤った説明をしたため、名誉を傷つけられた」として、調査を求める要望書を県公安委員会に提出していた問題で、同委員会が7日、調査結果を遺族に説明し、「喧嘩と発表したことに過誤はなかったが、一部に不適切な説明内容があり、誤解を与えたことは県警本部の署に対する指導が不十分だった」として県警は遺族に謝罪したことが判明した。

 調査結果報告書によると、高校生は同市内の河原では一方的な暴行を受けているが、その前に、近くのカラオケボックス前で少年グループの1人に頭を押さえつけられた時に顎を殴っており、一連の行為を「喧嘩」と説明したことに過誤はないとしたが、一対一の殴り合いの意味に受け取れる「たいまん」という言葉を使って説明したことから報道に事実と食い違った内容を生じさせたという。
(編注:こういうことが繰り返されるから、警察の発表を信じられなくなるのだ)
2007/02/14 11:01
水巻の元消防長が飲酒運転で人身事故/福岡
 05年末まで遠賀郡消防本部消防長を務めた水巻町の無職、宇高隆幸被告(59)が昨年7月、飲酒運転で追突事故を起こし10人に怪我を負わせていたことが判明した。
 8日に地裁小倉支部(田口直樹裁判官)であった初公判で宇高被告は起訴事実を全面的に認め、検察側は懲役8月を求刑した。

 宇高被告は06年7月27日、一緒に酒を飲もうと車で友人宅に行ったが不在だったため、買ってきたビール1缶とカップ入り焼酎2本を車内で飲み、約2時間仮眠。その後運転して帰宅途中、水巻町内の交差点で信号待ちの車に追突し、玉突き事故となり、車2台に乗っていた小中学生6人を含む計10人に1〜2週間の怪我を負わせた。
2007/02/14 10:45
甘い管理、自衛隊秘密文書27件紛失、22件公表せず
 陸海空3自衛隊で2000年度以降、自衛隊法で定めた秘密文書を紛失する不祥事が計27件起きており、防衛省は、表面化したものなど5件を除き、「文書の捜索を誘発し、情報漏洩が拡大するおそれがある」として、大半を公表していなかったことが判明した。

 秘密文書の紛失や流出といった管理ミスは「秘密保全事案(事故)」と呼ばれ、防衛相への報告が義務づけられていて、この約6年半の間に、陸自で5件、海自と空自でそれぞれ11件起きたが、秘密区分は「秘」か、区分を決める前の「指定前秘密」で、「極秘」以上のものはなかったという。

 同省は「誤って廃棄するなど単純ミスが多い」と説明するが、会議終了後、文書回収を怠るなど、組織的な管理の甘さが原因とみられるケースもあった。
2007/02/14 10:34
集団暴行事件で副看守長ら改めて無罪主張/愛知
 名古屋刑務所で起きた受刑者への集団暴行事件で、革手錠で締め付け2人を死傷させたとして、特別公務員暴行陵虐致死傷罪に問われた副看守長前田明彦被告(45)ら刑務官5人=休職中=の公判が8日、名古屋地裁(伊藤納裁判長)であり、弁護側は最終弁論で「革手錠の使用は正当な職務行為で、受刑者の受傷との因果関係はない」などと改めて無罪を主張し、結審したことが明らかになった。
2007/02/14 10:19
耐熱性低い補修シートが発火
 日本原子力研究開発機構が8日、東海研究開発センター(茨城県東海村)放射性廃棄物処理施設のプラズマ溶融炉で昨年2月発生した火災に関する報告書を、国や県など関係自治体に提出したと発表した。

 火災原因は、発火した炉排出口部分の蛇腹状の覆いに取り付けた補修シートが耐熱性の低い素材だったためで、シートは自主点検の際、蛇腹内部の損傷個所補修のため作業員が取り付けたが、補修方法に関する規定がなく、シートの素材を炭化アクリル繊維にする選定も含め現場レベルで対応を判断していたという。
2007/02/14 09:59
原爆症訴訟で控訴
 国が原爆症の認定申請を却下したのは違法として、愛知県の被爆者4人が処分の取り消しなどを求めた訴訟で、厚生労働省が8日、先月31日の名古屋地裁判決で、不認定処分が取り消された4人のうち2人について控訴したことが判明した。

 同省は「判決は、残留放射線や内部被ばくの影響を過大視している。通常なら原爆の放射線が原因と認められない病気について、放射線と関連していると認めるなど医学や放射線学上での一般的な理解と異なっている」としている。
(編注:厚生労働省の役人に、放射線を照射してやったらどうだろう?)
2007/02/14 09:39
小中学食中毒問題は「人的な原因により発生」と、竹内市長が謝罪/鳥取
 鳥取市の小中学校で起きた集団食中毒を受け、市議会が7日、全員協議会を開いた。
 出席した竹内功市長は「(集団食中毒は)人的な原因により引き起こされた」と明言したうえで、「給食という最も安全が求められる中で、重大・深刻な事態が生じたことを心からおわびする」と謝罪し、市教委の中川俊隆教育長は、自身を含めて関係者の処分を早急に行う意向を明らかにした。

 市議からは、同市の不手際について質問が続出し、保護者への休業補償について、中川教育長は「検討したい」と述べるだけだった。
2007/02/14 09:15
小中学校2学期制の説明不足、市教委に非難相次ぐ/広島
 4月から広島市立の小中学校で2学期制が本格実施されるのを巡り、保護者や教師らから拙速な導入の見直しを求める声が上がっている問題で、広島市議会の予算特別委員会(文教関係)が7日開かれ、市議から「なぜもっと早く保護者に周知できなかったのか」など、市教委の説明不足に非難が相次いだことが判明した。

 今月2日現在、2学期制について保護者を対象にした説明会を実施したのは、小中学校計95校で全体の半数に満たないといい、市議は「あまりに拙速。実施時期を変える気はないのか」「説明不足は、現場の声が届かない市教委の閉塞性に原因がある」などと批判し、同市の岡本茂信教育長は「市教委として努力が欠けていた」と弁明した。
2007/02/14 08:54
虚偽記入問題で、知事「前議長が現金要求」、前議長は否定/広島
 藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件で、藤田知事が7日、会見で「元後援会事務局長が01年9月ごろ、前議長に呼び出され、暗に現金を要求されたと話していた」と述べる一方で、前議長は「呼び出したことはない」などと否定していることが判明した。

 調査会の平浩介座長は、元事務局長の話について「ここまで具体的な話は初めて聞いた。元事務局長から調査会で直接話を聞き、引き続き真相解明について努力したい」と述べた。
2007/02/14 08:44
核廃棄物最終処分場白紙撤回求め要請書、署名渡す/高知
 東洋町が高レベル放射性廃棄物最終処分場の第1次調査(文献調査)に応募したことに反対する県内外の団体が7日、応募の白紙撤回を求め、田嶋裕起町長に要請書と約2300人分の署名を提出したが、田嶋町長は「勉強を続ける」と従来の姿勢を崩さなかったことが判明した。

 要請書には「町民の6割以上が反対署名をし、周辺自治体にも不安と不信が広がっている中で、町長が民意に答えるには応募を白紙に戻すしか方法がない」と盛り込んでおり、県原水協の和田忠明事務局長らは「『住民の合意なしには応募しない』という約束を破られ、住民は怒っている」と批判したが、田嶋町長は「財政支援もあり、勉強する価値はある。国の原子力政策について考えるきっかけになればいい」と釈明した。
2007/02/14 07:29
出資問題で県が勧告に従わない意向/高知
 県漁業信用基金協会(基金協会)への県の出資を巡り、県監査委員が差し止めなどを勧告した問題で、県は7日の県議会産経委員会で「出資は公益性、公共性があり適法」として、勧告に従わない意向を明らかにした。

 県監査委員は昨年12月、00年度から毎年出資した900万円のうち、05、06年度分について「違法な公金支出」として、それぞれ損害補てんと支出差し止めを勧告した。

 久保田寿一・県海洋局長は「勧告は出資の公共性を見極めるべきだと警鐘を鳴らしたものだが、議会の同意を得たのになぜ違法、不当なのか疑問が残る」と話した。
2007/02/14 07:23
退職金過払いで元職員に返還請求提訴へ/愛媛
 伊方町の退職金割り増し問題で山下和彦・同町長が7日、約630万円の過払いを受けた元職員2人を相手取り「不当利得返還請求」の訴えを、来週中にも松山地裁大洲支部へ起こすことを明らかにし、弁護士費用として47万1000円を予算に計上したと発表した。

 元職員は、町の返還請求に対し「納得出来ない」と話しており、当時の畑中芳久元町長は「県市町総合事務組合の条例を適用して支払った。何ら問題はない」と主張しているが、同町は、退職金の割り増しに関する規定は、合併時に失効し、2人には割り増し退職金を受給できる正当な理由がないとしており、山下町長は「返還を求めたが、理解が得られなかった。提訴はやむを得ない」と述べた。
2007/02/14 07:18
ウィニーで感染で納税者情報400件流出、財産状況も/東京
 東京国税局が8日、徴収部の男性徴収官(35)の個人パソコンがウイルスに感染してファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じ、個人や法人約400件分の情報がインターネット上に流出したことを明らかにし、納税者の住所や氏名のほか、財産状況が分かる資料も含まれていたという。

 徴収官は内規に反して無断で資料を持ち出していたといい、同局は「厳正に処分する」としている。
2007/02/14 07:11
市職員がまた飲酒運転追突事故/福岡

 福岡・西署が8日、福岡市西区今宿上ノ原、同市職員、松原康繁容疑者(52)を道交法違反(酒酔い運転)容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 松原容疑者は8日午前6時45分ごろ、同市西区今宿町の国道202号で追突事故を起こし、追突された人が110番して警察官が駆け付け、松原容疑者から酒のにおいがし、足がふらついていたため、飲酒検知したところ、呼気1リットル中0.2ミリグラムのアルコールが検出されたため、逮捕した。

 松原容疑者は05年2月以降、アルコール依存症を理由に休職しており、「近くのコンビニに朝食を買いに行く途中だった。5日朝、カクテル1本と焼酎3合を飲んだ。酒が残っているとは思わなかった」などと供述しているという。
(編注:嬉しそうな顔をして会見するなよ)
2007/02/14 02:15
裏金1億円返還、年5%の利息/大阪
 大阪府の裏金問題で、府が8日、これまでに発覚した23部署約6850万円のうち、額が確定している20部署の計5200万円について、各部署で関係した職員らから年5%の利息を付けて3月末までに7500万円を返還させることを明らかにし、残りの3部署も今後の調査の結果を待って額を確定させ、返還総額は約1億円になる見通しになると発表した。

 返還を求める裏金のうち4920万円は、巨額裏金が発覚した平成9年度以前から残されていたとみられ、残る約280万円は池田保健所などで、事務局を担当していた協議会の残金を親睦会に移し替えた経緯があることから、協議会で精算手続きを行うとし、これら5200万円の返還については、裏金を残した直接の関係者だけでなく、過去に在籍した職員や退職者にも協力を求める可能性もあるという。

 関係者の処分は今月下旬をめどに実施する予定で少なくとも100人以上になるという。

 府は「返還方法について、全庁的に発覚した前回(9年度)とは違い全職員を対象にすることには異論があり、関係部署に返還させることにした。再発防止策はできることから早くやりたい」としている。
2007/02/14 01:54
入札情報漏洩で付属病院職員を停職処分/東京
 東京大学付属病院(東京都文京区)の空調設備保全業務をめぐる入札情報漏洩事件で、東大が8日、競売入札妨害罪で起訴された同病院事務部管理課職員松本一祐被告(30)と同課係長八重樫博被告(44)を停職2カ月とし、同課の副課長を停職1カ月、同課長を減給、事務部長を戒告とする処分を発表した。

 両被告は2004年3月と06年3月に空調設備保全業務の入札を実施した際、予定価格の概数を業者に漏らすなどしたという。
2007/02/14 01:47
掃海艇が観測船と接触事故、海保に通報せず/北海道

 海上自衛隊函館基地隊所属の掃海艇「さくしま」(490トン)が、函館海洋気象台所属の海洋気象観測船「高風丸」(487トン)と北海道・函館港で接触事故を起こし、海自の内部規定で義務付けられている海上保安庁への事故報告をしていなかったことが8日、判明した。

 同基地隊を統括する海自大湊地方総監部(青森県むつ市)によると、掃海艇は1月6日午後11時15分ごろ、函館港西ふ頭を出港したが、強風のためすぐに流され、船尾に設置した小型クレーンが、掃海艇の右側に係留中の高風丸の船首の手すりに接触し、手すりが約1、2メートル曲がったという。
2007/02/13 21:47
検討委が県庁裏金で1億6000万円返還要請/長崎
 長崎県庁で4億円を超える裏金が発覚した問題で、弁護士でつくる県の処分等検討委員会(水上正博委員長)が8日、返還対象基礎額を約1億6240万円と認定し、三役とOB、職員らに利息分も含め返還するよう求める意見書を金子原二郎知事に提出したと発表した。
 裏金総額から帳簿で公的使用が確認できた金額などを差し引いた金額になっているという。

 同県庁の裏金はこれまでの調査で1999年度以降、計68部署で総額4億775万円あったことが確認され、検討委は、発生年度が不明な約2840万円を加えた約4億3600万円を返還検討対象額と算定していた。
2007/02/13 21:07
中学教諭、ドリフト暴走でストレス発散/大阪
 「ドリフト走行」と呼ばれる集団暴走をしたとして、大阪府警交通捜査課と住之江署が7日、道路交通法(共同危険行為等禁止)違反容疑で、男15人を逮捕したほか、男女43人を書類送検したと発表したが、暴走に、同府柏原市立中学校の男性教諭(27)=奈良市=も加わっていたことが判明し、教諭は「ストレスが発散できた」と供述しているという。

 教諭らは昨年7月1日深夜から2日未明と8日深夜から9日未明、大阪市住之江区で、車体を横滑りさせながら高速で交差点を曲がるドリフト走行で暴走し、危険を生じさせた。
2007/02/13 20:20
柳沢厚労相開き直り「健全」発言撤回せず

 女性を「産む機械」に例え、批判を浴びる柳沢伯夫厚生労働相(71)が7日、あらためて陳謝を繰り返し、辞任はせず、厚生相として少子化対策などに取り組む考えを示したが、6日の「若い人たちは、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」とする発言は撤回せず、開き直る場面が見られた。

 民主党の小宮山洋子氏が「健全」発言について、「女性を『産む機械』としたことと同じか、それ以上にひどい発言だ」として撤回を求めたことに対し、柳沢氏は若者全体の状況を述べたなどと説明したうえで「言葉を撤回しなければならない理由が分からない」と述べ、撤回の意図がないことを明言しつつ、頭が悪いことを自供した。
2007/02/13 19:06
公金不正流用の田辺被告を詐欺罪で追起訴/青森
 青森公立大(青森市)の多額不正流用事件で、青森地検が7日、新たに旅費約201万円をだまし取っていたことがわかったとして、青森市緑1、同大学元総務課長の田辺直(なおし)被告(49)=詐欺罪で公判中=を同罪で青森地裁に追起訴したと発表した。

 田辺被告は同課の課長補佐だった01年7月に、米国出張予定の同大教員2人に代わって出張旅費を請求したように装い、大学設置者の青森地域広域事務組合(管理者・佐々木誠造青森市長)から計約201万円をだまし取ったもので、今回の追起訴が5回目で、着服額は合計約992万円になった。
2007/02/13 18:59
川俣署元職員の被告に懲役1年6月求刑/福島
 川俣署に事務局がある川俣地区交通安全協会の保管金を着服したとして横領罪に問われた同署の元事務職員、阿部織絵被告(30)の初公判が7日、福島地裁(大沢広裁判官)であり、阿部被告は起訴事実を認め、検察側は「県警の社会的信頼を失墜させる行為」と懲役1年6月を求刑し、即日結審した。

 検察側は冒頭陳述などで、阿部被告は、旅行代金や携帯電話、パチンコ、タクシー代などに浪費して家計に困り、クレジットカード会社からの借金を重ね、返済に追われていたと指摘したほか、同協会の現金を管理していた女性書記に「ボーナスなどで返済する」と言いながら、ほとんど返していなかったことも明らかにした。
2007/02/13 18:44
料金別納郵便で不適正な扱い 局長ら3人を処分/茨城
 日本郵政公社関東支社が7日、つくば市上郷の集配特定郵便局「上郷郵便局」=田島正二局長(59)=で料金別納郵便の不適正な取り扱いがあり、2日付で同局の副局長(54)と局長代理(41)を戒告、局長を訓戒の処分にしたことを明らかにした。

 局長代理は06年7月12日、つくば市内の企業で料金別納郵便物5551通を引き受けた際、差出票の作成や料金44万4080円を徴収せず、責任者であった副局長の通数確認を受けないまま郵送手続きをとり、同月末、茨城監査室に匿名の調査依頼の封書が届き、不適正な取り扱いが判明して、料金は同年9月末に徴収したという。
2007/02/13 17:18
死亡事故賠償金着服で元市貝町議を起訴/栃木
 市貝町の元町議、平野豊容疑者(59)が、知人の交通事故の賠償金を着服したとされる事件で、宇都宮地検が6日、横領罪で宇都宮地裁に起訴し、共に逮捕された妻(56)は処分保留で釈放したと発表した。

 平野被告は02年3月、芳賀町内の交通事故で死亡した知人男性(当時49歳)の賠償金交渉に代理人として臨み、保険会社が支払った約5900万円のうち、約1290万円を金融機関の口座に保管し、着服したとされている。

 平野被告は代理人としての交渉を「男性の妻から依頼された」と供述し、賠償金で男性の自宅を新築した後、同被告は残額を口座に保管していたが「新築資金とは別に、整地代などもかかっており、自分の『取り分』だ」などと容疑を否認しているという。
2007/02/13 17:07
負担金滞納問題の減免求め要請、県「応じられない」/栃木
 大田原市など3市1町にまたがる塩那台地土地改良区(黒尾和栄理事長、組合員約1300人)が、県への負担金8900万円を滞納している問題で、同土改区が延滞金の減免を求め、県に理事会への出席を求めたところ、県は「応じられない」と回答していたことが判明した。

 同土改区は県が指摘した28項目について回答内容を協議し、負担金納付にあたり、毎月100万円のペースで加算される延滞金が最大の問題として、県と話し合いの場を持つよう理事会に県職員の出席を求めた。

 これに対し、県は回答があった28項目のうち26項目について「答えになっていない」と指摘し、再度、回答を提出するよう要請して滞納金の納付計画などを具体的に示さない限り、応じられないとの考えを示した。

 延滞金は県条例に基づき、06年4月から徴収されることになったが、既に約1000万円に上るなど、雪だるま式に増え続けている。
(編注:だから、差し押さえをしなさいって)
2007/02/13 16:02
窃盗の元巡査長ら初公判で起訴事実を認める/神奈川
 交番勤務中に無施錠の民家から現金7万2000円を盗んだとして、窃盗罪に問われた横浜市神奈川区神大寺、元鎌倉署巡査長、望月賢治被告(38)=懲戒免職=が、7日の横浜地裁(大島隆明裁判官)の初公判で起訴事実を認めたて即日結審し、検察側は懲役2年を求刑したことが明らかになった。

 望月被告は被告人質問で「警察官の立場や職責を忘れ、私利私欲に走った自分が弱かった」と謝罪、検察側は論告で「酒やパチンコにのめり込み、遊興費に窮していた。卑劣な犯行で、警察の信頼を失墜させた」と指摘した。
2007/02/13 15:45
職員が身分証など紛失/群馬
 群馬社会保険事務局が7日、昨年、職員2人が身分証などを紛失していたことを、今頃になってやっと発表した。

 昨年12月28日、職員から「家族の不注意で身分証を焼却してしまった」と報告があり、1月12日には別の職員が業務用磁気カードを出張先で紛失したといい、同局は「文書などで全職員に管理徹底を呼びかけた」という。
(編注:今までは呼びかけていなかったのか?)
2007/02/13 15:30
個人情報不正入手、元巡査部長認める/神奈川
 捜査書類を偽造して女性の個人情報を不正入手したとして、有印公文書偽造などの罪に問われた湯河原町宮下、元茅ケ崎署巡査部長、渡辺恒憲被告(49)=懲戒免職=が、7日の横浜地裁(鈴木秀行裁判長)の初公判で起訴事実を認めたことが明らかになった。

 偽造された書類は計35通に上り、検察側は追起訴する方針という。
2007/02/13 15:19
マンション建設問題で市長を問責/神奈川
 鎌倉市岡本2の高層マンション建設を巡って県の開発審査会が同市の開発許可を再び取り消した問題で、鎌倉市議会が7日に本会議を開き、石渡徳一市長に対する3度目の問責決議案を可決したことが判明した。

 この問題で議長と副議長が辞任を表明し、新議長に松中健治氏(無所属)、副議長に高橋浩司氏(自民倶楽部)が選ばれた。

 前議長の伊東正博氏(鎌倉同志会)は辞任理由を「マンション問題で市議会の市長与党体制が崩れる。このままでは議会の混乱を招く」と話し、中村聡一郎前副議長(民主)も辞表を提出した。
2007/02/13 15:08
県前代表監査委の退職金問題「いつかは払う」/長野
 公用携帯電話の不適切な使用をしたとして辞職した丸山勝司・前代表監査委員の退職手当について、6日、県議会総務警察委員会で質疑が行われ、県人事課の小池茂見課長は「今も支払っていないが、いつかは払わなければいけない」と説明した。

 約1200万円の退職手当について、同委員会の清水洋県議がただし、小池課長は「特に請求がないので、支払っていないのが現状」と説明して、県民感情を逆撫でした。
2007/02/13 14:55
牧之原市職員、酒気帯び運転で停職2カ月/静岡
 牧之原市が7日、同市建設課の男性職員(35)が酒気帯びで乗用車を運転し道交法違反(酒気帯び運転)で検挙されたとして、停職2カ月の処分にしたと発表した。

 男性職員は2日午後6時ごろから3日未明にかけ、同僚3人とともに同市内の居酒屋でビールや焼酎などを飲み、タクシーなどを使って3日午前3時ごろに帰宅したが、同日午前9時ごろ、携帯電話などが無いことに気付き、なくした携帯電話に電話して榛原交番に届けられていることがわかった。職員は同午前10時ごろ、自家用車を運転して交番に行ったが、警察官が酒気に気付き検査をした結果、酒気帯び運転が判明した。
2007/02/13 14:40
収賄元市職員に3年6月求刑/京都
 京田辺市の情報教育推進事業を巡る汚職事件で、収賄罪などに問われた2人の論告求刑公判が7日、京都地裁(上垣猛裁判官)であり、検察側は収賄側の元同市教委学校教育課主査、中島裕一被告(44)=懲戒免職=に懲役3年6月と追徴金138万円、贈賄側の「スマートフィールド」元社長、宮崎隆被告(42)に同1年6月を求刑した。

 検察側は論告で「約10カ月間に10回にわたり、計138万円という多額の賄賂金をやりとりした。常態化し極めて悪質」と指摘した。
2007/02/13 14:23
府農林会館の公社に、無償貸与の見直しを指摘/大阪
 財団法人「府みどり公社」が小規模農林漁業関係団体に賃貸する目的で府から無償で借りて運営する「府農林会館」(大阪市中央区、6階建て)のテナント面積の約8割を、大手の農協関連団体が占めていることが7日、府の包括外部監査で判明した。

 農林会館は、府が60年に建設し、運営する旧府農林会館(01年4月、府みどり公社に統合)に無償貸与し、17団体が入居している。

 このうち小規模農林漁業関係団体は12団体だが、占有面積は2割程度で、残りは、会館用地を持つ「府信用農業協同組合連合会」など大手法人が占めており、平均賃料(共益費含む)は同規模ビルの賃料とほとんど差がなかったという。
2007/02/13 13:53
上司に怒鳴った男性書記官を処分/兵庫
 神戸地裁が7日、上司を呼び出して怒鳴ったなどとして、県内の支部の男性書記官(58)を同日付で戒告処分にしたと発表した。

 書記官は昨年11月8日夕方、上司の女性書記官を別室に呼び出し、大声で怒鳴ったり、椅子を蹴ったりした。
 同日午後、人事担当者と面談した際に、勤務状況を評価されていないと感じ、「上司が悪く言ったのではないかと思った」と話しているという。
2007/02/13 13:37
市職員の市税滞納など延べ30人5556万円/奈良
 奈良市職員が市税などの公共料金を滞納していた問題で、平岡譲・市長公室長が7日開かれた市議会総務水道委員会(高橋克己委員長)で改めて事実を認め陳謝し、旧同和地区住民を対象にした住宅新築資金の貸し付けで、職員6人計2435万円の返済が滞っていることも明らかにした。

 市の報告によると、公共料金滞納は、市税=12人計約135万円、市営住宅家賃=16人計約5315万円、保育料=2人計約106万円となっており、平岡公室長は「市職員としてあるまじき行為。職員全体の意識改革も進めたい」と話した。
2007/02/13 13:05
自家用車で人はねた教員2人に戒告処分/千葉
 千葉県教育委員会が6日、昨年4月に自家用車で自転車の男性をはねて死亡させた野田市立小学校の女性教頭(51)と、同年6月に道路を横断中の男性を自家用車ではねて重傷を負わせた木更津市立小学校の男性教諭(46)を、戒告処分にしたと発表した。

 教頭は、昨年4月15日午後6時25分ごろ、野田市内の市道で自家用車を運転中、自転車の男性=当時(42)=と接触、男性を路上に転倒させて、男性は頭などを強く打ち、翌日死亡した。

 教諭は、昨年6月11日午後9時35分ごろ、木更津市内の国道409号で自家用車を運転し、横断していた男性=当時(65)=をはね、脳挫傷などの重傷を負わせ、男性は意識不明となっている。
2007/02/13 12:54
窃盗の教諭を懲戒免職、計6人の処分発表/愛知
 愛知県教育委員会が7日、盗みの目的で同県小牧市内の生花店に侵入し逮捕された小学校教諭を懲戒免職、生徒に体罰を加えた中学校教諭を停職、交通事故のなど、6件6人の懲戒処分を発表した。

 小牧市立小牧小の男性教諭(56)は昨年11月18日朝、同県岩倉市内のホームセンターで花の苗木を盗み、その後、小牧市の生花店に侵入し、建造物侵入の現行犯で逮捕された。

 同県一宮市の中学校に勤務する男性教諭(26)=停職1カ月=は昨年11月16−18日の3日間、野球部の練習時に1年の男子部員(13)を平手で頬を十数回叩いたり腹部を蹴るなどした。

 同県幡豆郡内の中学校の男性教諭(41)=減給10分の1を1カ月=は昨年10月26日、1年生の英語の授業中に、消しゴムのカスを教員に投げつけるなど態度が悪かったなどとして、男子生徒2人に、耳をつまんで引っ張ったり、頭を叩くなどした。この教諭は昨年5月にも、体罰で懲戒処分を受けており、全く反省が無い。

 昨年11月に同県津島市内で乗用車を運転中に、赤信号で交差点に進入し、自転車の男子高校生をはねて死亡させた同市内の中学校の男性臨時講師(23)を停職3カ月の処分。
 昨年12月に同県豊橋市内で横断中の男性を車ではね死亡させた男性中学教諭(28)を減給10分の1を3カ月の処分。
 同県豊田市内で赤信号を見誤って交差点に進入し、衝突した乗用車の男性に重傷を負わせた同市内の小学校の男性教諭(52)を戒告にした。
2007/02/13 12:39
鳥取市の初動ミスで小中校1292人感染/鳥取
 鳥取市の17小中学校で計1292人が吐き気や下痢などを訴えたノロウイルスによる集団食中毒で、同市教委が、文部科学省が昨年12月に学校給食を介した集団感染防止のために出した通知文書を無視した対応を取ったために被害が拡大していたことが明らかになった。

 給食を介したノロウイルスの集団感染では史上最悪となっており、市教委の中川俊隆教育長は「初動ミスがあり、通知を徹底できなかった」として関係者を近く処分すると述べた。

 通知文書は「学校における感染性胃腸炎の発生・蔓延防止策の徹底」と「ノロウイルスQ&A」。「(今季の感染は)過去25年で最大。1〜2月が発生のピーク」と注意を促すとともに、感染が疑われる時は速やかに保健所に相談し、発症が確認された場合は調理室だけでなくドアノブなども塩素系の液体で消毒するよう求めていたが、同市では食中毒が発生する前の1月11日に17小中学校に給食を提供している市第2学校給食センターの調理員1人が下痢などで休職し、17日にノロウイルス感染が判明したうえ、その後も別の調理員が症状を訴えたにもかかわらず、給食を継続した。

 保健所への連絡も遅れ、児童27人と教職員1人が欠席して357人の感染が判明した28日になり、消毒も調理器具以外は効果のないアルコールで行っていただけだったと判明した。
2007/02/13 12:12
スカートの中盗撮容疑で逮捕の警官を停職処分/大阪
 奈良県上牧町のパチンコ店で女性店員のスカートの中を小型カメラで盗撮したとして、大阪府警地域部航空隊の藤田佳久巡査部長(34)が奈良県警に1月、県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で現行犯逮捕された事件で、府警が7日、藤田巡査部長を停職1カ月の懲戒処分にし、藤田巡査部長は同日、同容疑で奈良地検に書類送検されて、依願退職したことが判明した。

 藤田巡査部長は、昨年9月ごろにインターネットを通じて盗撮セット(約6万円)を購入し、電車内や街頭でたびたび女性の下着などを撮影していたという。
2007/02/13 11:45
女性中傷で服役中また脅迫文、市職員を再逮捕/静岡
 静岡中央署が7日、名誉棄損の罪で実刑判決を受けた5日後、別人名義で手紙を出して、刑務所のチェックをくぐり抜け、被害女性に脅迫の手紙を送り付けたとして、元静岡市職員八木広尚受刑者(41)を脅迫の疑いで逮捕したと発表した。

 八木受刑者は昨年7月、交際のもつれから女性(37)を中傷する文書などを勤務先など7か所に送りつけたとして名誉棄損容疑で逮捕され、服役中の昨年12月、静岡刑務所(静岡市葵区)から女性に「携帯の番号を変えても知っています。近く会えることを楽しみにしています」などと書いた手紙を送り、脅した。
 女性が八木受刑者からの手紙と気付き、同署に届け出て明らかになった。
2007/02/13 11:34
津波被災地に「撮影旅行」/東京
 男児の裸の写真をメールで提供したとして児童買春・ポルノ処罰法違反容疑で逮捕された東京都羽村市立小学校教諭の渡辺敏郎容疑者(33)が、津波の被災地に児童追悼の旅と称して撮影旅行もしていたことが判明した。
 警視庁少年育成課は、一連の経緯を調べている。
2007/02/13 11:27
病院側の検査怠慢認定し、1億3000万円賠償命令/奈良
 県立奈良病院の眼科医が検査を怠り、先天緑内障が見つからず後遺症が残ったとして、県内の男児とその両親が奈良県を相手に約1億8000万円の損害賠償を求めた訴訟で、奈良地裁(坂倉充信裁判長)が7日、「眼圧測定、眼底検査を実施すべき注意義務があった」として約1億3700万円の支払いを命じたことが明らかになった。

 坂倉充信裁判長は、男児が再受診した際の症状について、県側が主張する「結膜炎症状」と関連するとは認めがたいと判断した上で「再診当時に先天緑内障を発症していた蓋然性は高く、検査していれば後遺症を避けることができた」と結論付けた。
2007/02/13 11:03
有罪宣告でも「議員続ける」/大阪

 弁護士名義を貸したとして執行猶予付きの有罪判決を受けた衆院議員西村真悟被告(58)が7日、大阪司法記者クラブで記者会見し、「これから先も続けたい」「実刑も覚悟していたので、ほっとした」と感想を漏らし、議員辞職は否定したことが判明した。
2007/02/13 10:54
部下自殺で「パワハラ校長」教諭に降任分限処分/千葉
 千葉市立中学校の土岐文昭教諭=当時(50)=が昨年9月、校長(58)=休職中=のパワーハラスメント(職権を背景とした嫌がらせ)を背景に自殺したとされる問題で、千葉市教育委員会が7日、「独善的で自制心が利かず、職務遂行の適格性を欠いている」として、校長を教諭職に降任する分限処分を決めたと発表した。

 校長からは多くの教職員が理不尽と感じる叱責を受けており、土岐教諭は特に接触機会が多いため日常的に批判を浴び、昨年8月末に激しい叱責を受けた後、「抑欝状態」と診断され、同9月6日に飛び降り自殺した。
2007/02/13 10:38
児童ポルノで逮捕の教師、勤務先で着替え姿撮影か
 児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で7日、警視庁に逮捕された東京都羽村市の市立小学校教諭・渡辺敏郎容疑者(33)が、自分のパソコンなどに、着替え中の男児の写真など数千枚の画像データを記録していたことが判明した。

 同庁少年育成課は、過去に勤務していた小学校で撮影した画像が含まれているとみて、これらについても過去に他人に提供したことがないか渡辺容疑者を追及すると発表した。
2007/02/13 10:01
電車内で女子高生触った巡査長、痴漢で逮捕/千葉
 電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、千葉県警千葉南署が7日、県迷惑防止条例違反の現行犯で、県警君津署自動車警ら係の巡査長河野敏也容疑者(48)=同県市原市光風台=を逮捕し、河野敏也容疑者が容疑を認めていると発表した。

 河野容疑者は7日午前8時ごろ、JR内房線浜野〜蘇我間を走行中の普通電車内で、通学途中の県立高校2年の女子生徒(17)の尻や太ももを触ったが、女子高生が河野容疑者の手をつかんで蘇我駅で降ろし、駅員に突き出した。

 河野容疑者はこの日、休暇を取っていたという。
(編注:痴漢をするために、わざわざ休暇をとる場合、休暇申請時に「痴漢をするため」と記入するんだろうか?)
2007/02/13 09:35
男児の裸画像提供容疑で男性小学教諭を逮捕/東京
 東京都羽村市の小学校教諭が交通事故で死亡した児童の写真をホームページ(HP)に無断転載していた事件で、HP上の別の男児の裸の画像を他人に提供したとして、警視庁少年育成課と武蔵野署が7日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、あきる野市草花、同市立松林小教諭、渡辺敏郎容疑者(33)を逮捕し、渡辺容疑者が「自分の性癖だ。多くの人に迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と供述していると発表した。

 渡辺容疑者は平成15年1月から昨年11月にかけ、児童の裸の画像などを集めた「クラブきっず」という名前のHPを開設し、昨年8月30日、このHPを見てコメントを書き込んだ兵庫県の男子高校生(16)ら2人に、渡辺容疑者が海外旅行に行った際に自分で撮影した外国人と日本人の男児2人の裸の画像をメールで送ったという。
2007/02/13 09:26
中国残留孤児集団訴訟、東京訴訟の孤児側が控訴
 永住帰国した中国残留孤児が、国に1人当たり3300万円の損害賠償を求めた「中国残留孤児集団訴訟」のうち、関東地方に住む孤児40人(うち1人死亡)が起こした第1次東京訴訟で、孤児側が7日、「国は孤児の早期帰国を実現する義務も、孤児の自立を支援する義務も負わない」として孤児側の請求を棄却した東京地裁判決を不服として、東京高裁に控訴したことが判明した。
2007/02/13 08:49
美唄市談合汚職事件で元市部長らに有罪判決/北海道
 美唄市発注の設計業務を巡る談合・汚職事件で、競売入札妨害と収賄の罪に問われた同市の元商工交流部長、藤井雄一(59)と、贈賄の罪に問われた「三鉱造園土木」元美唄営業所長、山崎紀雄(56)の両被告に対する判決公判が7日、札幌地裁であり、染谷武宣裁判官は藤井被告に懲役2年、執行猶予3年、追徴金60万円(求刑・懲役2年、追徴金60万円)、山崎被告に同8月、同3年(同・同8月)を言い渡したことが明らかになった。

 染谷裁判官は「藤井被告は建設部長としての大きな権限を悪用して公共工事を私物化し、ギャンブルなど遊興費のため自分からわいろを要求して市への信頼を害した」と指摘した。
2007/02/12 23:56
休日勤務手当、支給不足と過払い/岩手
 久慈地区広域行政事務組合消防本部で、祝日の休日勤務手当に支給不足と過払いがあったことが判明し、担当職員が一律8時間分を支給したことが原因だという。

 01年4月から06年11月までの約5年半の間、132人計7860万円の支給不足、130人計1387万円の過払いがあり、休日勤務手当は、勤務時間に対して支給することが条例で定められているが、歴代の担当者が誤って一律8時間分を支給してきたという。

 不足の分は労働基準法に基づいて、過去2年分の121人計2690万円を追加支給する一方で、過払いは地方自治法で定められた過去5年分の130人に対し、計1324万円の返還を求めるというが、両者の不均衡の是正を行う予定は無いという。
2007/02/12 18:59
県の遺跡発掘調査、未刊行報告書7件も/山形
 山形県が6日、遺跡発掘調査の報告書が未刊行のまま14年以上完成しなかった事例が7件あったことを明らかにし、斎藤弘知事は「予算執行のやり方に問題があった」と不適切な処理だったことを認めたことが判明した。

 いづれも90年前後の調査報告書で、指名競争入札で印刷業者が落札し、契約金額は計1210万円だったが、昨年5月の内部監査で未刊行を指摘された。
 1件は校正段階まで進んでいたが、6件は原稿が3〜4割程度しか集まっておらず、指摘後に担当職員らが原稿を作り、昨年12月までに完成させたという。

 このほかにも事業が終わる年度までに刊行できなかった報告書が5件あり、予算上はいずれも未払い金として処理されていたが、内部監査の指摘を受け、昨年9月から12月までに刊行したという。
2007/02/12 18:34
障害者基礎年金で2人分入力漏れ/栃木
 栃木社会保険事務局が6日、今市社会保険事務所で障害基礎年金受給者2人分について、入力漏れがあったことを明らかにした。

 2人は昨年12月、受給資格を証明する「確認届」を提出したが、担当者が老齢年金と同様に、制度変更で入力の必要がなくなったと勘違いしていたのが原因で、支給日が遅れるため、同事務所は2人に謝罪した。
(編注:職員全員に、10年ぐらいの研修を義務付ける必要があるんじゃないのか?)
2007/02/12 18:09
患者73人分の個人情報を紛失/埼玉
 国立病院機構東埼玉病院(蓮田市)が6日、重症心身障害患者の病名や氏名などの個人情報73人分のデータが入った電子媒体(メモリースティック)を紛失したことを明らかにした。

 メモリースティックには重症心身障害者病棟に入院したすべての患者の病名、入・退院年月日、氏名、住所、生年月日などが書き込まれており、患者情報を把握するためスティックに情報を保存し、同病棟の看護師長が管理していた。
 看護師長が1月29日午後3時45分ごろ、ナースステーションの共有パソコンにスティックを差し込んだまま席を外し、約1時間後になくなっているのに気づいたといい、ナースステーションは医師、看護師、患者家族などの関係者以外は立ち入れないという。

 同看護師長は1月11日にも、ナースステーションのカウンターに看護師の住所、氏名など22人分の個人情報を記した書類を置いたままにして紛失していた前歴があるという。
(編注:全然反省してないやん!)
2007/02/12 16:58
鉛流出問題で、管理や情報開示改善へ/埼玉
 埼玉県の総合リサイクル施設「彩の国資源循環工場」(寄居町)で、調整池に流れ込む雨水から環境基準値を超える鉛が検出されながら、大半の周辺住民への説明がなかった問題で、県が6日、報道での問題発覚から5日目にしてやっと、管理体制や情報開示のあり方を改善すると発表した。

 同問題では、06年8月9日の工場の定期測定で、雨水から環境基準値の27倍にあたる1リットル当たり0・27ミリグラムの鉛が検出され、県は、事業者の「オリックス資源循環」(田中勝文社長)が原因者と特定された10月以降も、周辺一般住民への説明会などは開いていなかった。

 金井明・県資源循環推進課長は今月6日の会見で、「情報隠しというつもりは全くなかった」と言訳している。

 この日の会見は、県議会の一部会派が上田清司知事に適切な対応を申し入れた後に、急遽設定されたもので、市民団体からの申し入れに関する説明も新聞記事を読み上げるだけなど、県の後ろ向きな姿勢を露呈する形となった。
2007/02/12 16:41
人身事故の教頭と教諭を戒告処分/千葉
 交通人身事故を起こしたとして、千葉県教育委が6日、野田市立小学校の女性教頭(51)と木更津市立小学校の男性教諭(46)の2人を戒告処分にしたことを明らかにした。

 女性教頭は昨年4月15日、野田市の市道で帰宅途中、乗用車で自転車の男性(42)をはねて死亡させ、1月16日に松戸簡裁で業務上過失致死罪により罰金50万円の略式命令を受けた。

 男性教諭は昨年6月11日、木更津市の国道409号で、乗用車で道路横断中の男性(当時65歳)をはねて、重傷を負わせ、昨年12月27日、木更津簡裁で業務上過失傷害罪により罰金100万円の略式命令を受けた。
2007/02/12 14:48
公選法違反容疑で元市議2人追送検/山梨
 知事選で山本栄彦氏(71)を支持した韮崎市議(当時)3人による公職選挙法違反事件で、県警捜査2課と韮崎署が6日、同法違反(買収)容疑で既に逮捕、送検された、いずれも元同市議の岩下照人(64)=同市本町3=と清水清(74)=同市大草町下條西割=の両容疑者を同容疑で甲府地検に追送検したと発表した。

 岩下容疑者は知事選告示後の1月7日、同市内で、知事選に立候補していた山本氏への投票と票のとりまとめを依頼し、清水容疑者に「頼む」などと話し、現金5万円を渡し、両容疑者とも容疑を認めているという。
2007/02/12 14:43
甲府労基署が、別の保険会社に誤送付/山梨
 山梨労働局が6日、甲府労働基準監督署(甲府市下飯田2)で保険金支払いに関連して、個人情報が記された書類を別の保険会社に誤郵送したことを明らかにした。

 仕事中に車同士の衝突事故で負傷した男性への労災、自賠責保険の支払いで、1月16日に同署労災課の女性職員が、男性の加入する自動車保険会社に男性の住所や労災保険の給付予定額を記入した書類を郵送する際、保険会社のあて先リストを見誤り、別の保険会社に郵送したもので、書類には事故相手の女性の氏名も記入してあったという。

 翌17日、書類を受け取った保険会社から連絡があり判明し、同署が書類を回収、男性と女性に謝罪した。
(編注:次から、漢字に読み仮名をふってやる必要があるらしい)
2007/02/12 14:37
小学校事故で視力低下、甲府市側争う姿勢/山梨
 小学校時代の体育の授業中の事故で視力低下などの後遺症が残ったのは、小学校が安全配慮義務を怠ったためとして、甲府市内に住む女性(19)が、同市に慰謝料など計約4200万円を求めた損害賠償訴訟の第1回口頭弁論が6日、甲府地裁(新堀亮一裁判長)で開かれ、同市側は「事故は予見できず、安全配慮義務違反には当たらない」として、争う姿勢を示したことが判明した。

 事故は同級生が投げた石が女性の眼鏡に当たり、割れたレンズの破片が右目を傷つけたもので、女性側は「教諭は体育の授業でサッカーの審判をしていたが、状況を的確に把握し、児童の見学態度を改めさせて事故を防ぐことは可能だった」などと主張している。

 同市側は答弁書で「石は加害児童が一方的に投げていたのではなく、被害児童が投げた石を拾いに行っていた。また、教諭は全体が見える位置にいて、すべての子供たちに気を配っていた」などと主張した。
(編注:全体を見ていたのなら、石を投げることをやめさせろよ!)
2007/02/12 14:33
骨組み転倒事故で校長ら3人、書類送検/新潟
 05年9月、上越市立直江津東中学校で体育祭の競技中、鉄パイプ製骨組みが倒れ、下敷きになった生徒ら9人が重軽傷を負った事故で、県警捜査1課と上越署が6日、同校校長(58)と当時の教頭(51)、骨組みを設置した同市内の建設会社役員(35)の3人を業務上過失傷害の疑いで地検高田支部に書類送検したと発表した。

 同月14日午後1時50分ごろ、同校グラウンドで鉄パイプ製骨組み(高さ約3・9メートル、幅約3・6メートル)が強風で転倒し、下敷きになった当時2年生の男子生徒が脊椎を損傷し、1、2年生8人が軽い怪我をした。
 校長と元教頭はこの骨組みの安全確認を十分に行わず、建設会社役員は工事責任者として転倒防止措置を怠った。

 男子生徒は現在3年生で、リハビリを続けながら登校しており、市教委との間で賠償金の示談交渉が進められている。
2007/02/12 11:27
飲食代公費負担は違法とし監査請求/福井
 福井市議が昨年、市内の料亭で開いた「意見交換会」名目の会合に、市が公費を支出したのは違法として、西村高治・元市議ら5人の市民が6日、坂川優市長と会合に出席した市議16人を相手取り、約29万円の返還を求める住民監査請求を同市監査委員に行ったと発表した。

 会合は、議会運営委員会が06年6、7月の2回にわたり開催し、当時の市議会議長や議運委員長らが参加、その際の飲食費計約29万円を福井市が支出したという。
 西村さんらは「会合の内容が議会に報告されていない私的会合。議員の飲食代を公費負担する根拠はどこにもない」と指摘している。
2007/02/12 10:55
06年度入試出題ミスで学長ら26人処分/静岡
 静岡県立大が6日、昨年2月に実施した06年度入試で出題ミスをした管理監督責任などの理由で、学長ら関係者26人を同日付で文書訓告などの処分にしたと発表した。

 処分を受けたのは、西垣克学長、木苗直秀食品栄養科学部長=ともに文書訓告、木村正人学生部長=文書訓告、全26人という。
(編注:なんで処分までに1年も時間がかかるんだ? その間に定年退職を迎える者を保護したのか?)
2007/02/12 10:41
パソコン盗まれ児童の個人情報流出/岐阜
 岐阜県教育委員会が6日、東濃地域の養護学校の女性教諭(34)が車内のパソコン、メモリー媒体などを盗まれ、担任する児童3人分の個人情報が流出したと発表した。

 同教諭は、5日の終業後、自宅で作業をするためにパソコンを持ち帰り、午後5時50分ごろ、土岐市内の保育園に自分の子どもを迎えに行って車を離れた約10分の間に助手席の窓ガラスを割られて、社内に置いてあったパソコンなどが盗まれた。
 パソコンには児童3人の写真、メモリー媒体には指導記録が入っていたという。

 同教委は、再発防止に向けた指導の徹底を図るとしている。
(編注:再発防止以前に、持ち帰りを禁止するのが先じゃないのか?)
2007/02/12 10:24
25人分の健康保険証を誤送付/三重
 三重社会保険事務局が6日、健康保険加入者に送った保険証に、誤った社会保険事務所名が記入されていたことを発表した。

 先月30日、四日市社会保険事務所管内の47事業所、48人分の保険証を各事業所に送付した後、1事業所から「事務所名が尾鷲社会保険事務所になっている」という指摘があり、調べ直した結果、25人分の保険証が誤って尾鷲社会保険事務所と書かれていたことが判明した。

 記入役の職員が事務所名の確認を怠ったためで、同局は誤送付した保険証をすべて回収し、新しい保険証を送付したうえで、「今後は確認の徹底を図り、再発防止に努める」と話している。
(編注:事務所名って、書き間違えるものか? 1字の違いじゃないんだぞ?)
2007/02/12 09:59
8日間無断欠勤、男性教諭を減給10分の1/滋賀
 滋賀県教委が6日、校長に連絡せずに8日間無断欠勤した東近江市の中学の男性教諭(54)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 教諭は昨年9月6〜14日に欠勤し、自宅にも戻らず車や電車で県内や岐阜県、京都府などを移動し、車中泊などをしながら転々としていた。
 教諭はその後、欝病と診断され、現在は3月末までの特別休暇中だという。
2007/02/12 09:52
暴言の教諭を停職/福岡
 福岡県教委は6日、女子生徒に「勝手に死ね」と発言したなどとして、北九州市内の県立高校で英語を担当する男性教諭(49)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 英語教諭は昨年11月8日、2年生のクラスで授業中、女子生徒1人に私語などをしないで授業を聞くよう注意した際、女子生徒が「文部科学大臣に手紙を書いて自殺する」と発言したことに立腹し、「勝手に死ね」と発言した。

 また同7月と10月、同じクラスの男子1人に掃除の仕方を指導する際、生徒に悪態をつかれたとして平手で頬を5〜6回叩き、11月にも同じクラスの別の男子に授業態度を注意した際、生徒に馬乗りになって頬を1回叩いた。

 県教委は「『勝手に死ね』発言は筑前町の中学生自殺後のことでもあり、極めて不適切」と判断した。
(編注:なんで、もっと早く懲戒免職にしておかなかったんだ?)
2007/02/12 09:47
個人情報記録の媒体紛失教諭を懲戒処分/熊本
 熊本県教委が6日、成績表や生徒の連絡先などのパソコンデータを保存した記録媒体を紛失したとして、八代教育事務所管内の公立中学校の女性教諭(33)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 教諭がなくしたのはパソコンのデータを保存するUSBメモリー2本で、1本には、1年生全生徒296人の住所、氏名、保護者名、電話番号、教諭が担当する教科の1年女子生徒(137人)と3年2学級の1、2学期の成績評定やテスト記録、昨年度担当した3年生(当時)の生徒(36人)と今年度担当している1年生徒(37人)の1、2学期の通知表の教諭記述部分−−が入っていた。

 女性教諭は1月15日午後に授業のため体育館に行き、USBメモリーが入った筆箱をベランダに置き忘れたたが、16日朝になるまで気付かず、17日にかけて校内外を探したが見つからなかったという。
2007/02/12 09:43
死亡児童の写真をネット掲載の教諭、7日にも逮捕へ/東京
 交通事故で死亡した児童らの写真を遺族に無断でインターネットのホームページ(HP)に掲載していた東京都あきる野市草花、羽村市立小学校勤務・渡辺敏郎教諭(33)(自宅待機中)が、別の子どもの裸の写真を知人に譲り渡していた疑いが強まり、警視庁少年育成課が7日にも、渡辺教諭を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)の疑いで逮捕する方針を固めたと発表した。

 渡辺教諭が子どもの裸の写真を入手した経路を追及するとともに、事故死した児童らの写真をHPに無断転載した経緯についても調べるという。
2007/02/12 09:31
両親、いじめが原因と市・国を提訴/埼玉
 埼玉県北本市立中1年の長女がいじめが原因で自殺したとして、同市の会社員、中井紳二さん(56)と妻節子さん(52)が6日、同市と国を相手取り、計2千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたことが判明した。

 学校や市教育委員会の責任を追及するほか、文部科学省の対策が逆にいじめを隠蔽させたとして国の責任も問うという。
2007/02/12 09:18
無断欠勤で陸士長を処分
 陸上自衛隊北富士駐屯地が3日までに、第1特科隊の男性陸士長(21)を無断欠勤したとして停職1日の処分にしたと発表した。

 陸士長は1月2日から8日まで正月休暇だったが、隊に戻ったのは9日夜で、陸士長は無断欠勤の理由を「将来を考えたかった」と話したという。
(編注:考えたのなら、隊へ戻ったらいかんだろ)
2007/02/12 06:37
市教育長、保護者に処分数カ月後に謝罪/宮城
 仙台市立中の男性教諭が、教え子の女子生徒に猥褻行為をしたとして懲戒免職処分となった問題で、奥山恵美子教育長が生徒の保護者に謝罪したのは処分の数カ月後だったことが6日、明らかになり、梅原克彦市長は同日の定例会見で「私が教育長ならすぐに謝罪に行った」と述べ、教育長の対応の遅れを批判したことが判明した。

 市教委は教諭が児童福祉法違反容疑で県警に逮捕された時点で問題を把握し、起訴と同時に懲戒免職として、電話で保護者に処分内容を報告した。
 保護者から謝罪がないと指摘されたため処分の数カ月後、奥山教育長らが保護者に謝罪したといい、市教委は遅れた理由について、「裁判が進行中で日程が決められず、そのままになっていた」と釈明している。
2007/02/12 01:50
「いじめ防止怠った」と国などに賠償請求/埼玉
 2005年10月に自殺した埼玉県北本市立北本中学校1年の女子生徒の両親が6日、自殺はいじめが原因で、学校側はいじめを防止する義務を怠ったとして、国と同市を相手に2000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが判明した。

 長女佑美さん=当時(12)=は北本中学1年だった05年10月11日、同県鴻巣市のマンションの屋上から、遺書を残して飛び降り自殺した。
 夫妻は中学校でのいじめが自殺の原因と主張し、北本市にいじめの有無を調査するよう求めたが、実現しておらず、学校側が実態を調査して適切な防止措置を取る義務に違反したため、佑美さんの自殺を招いたとしている。

 国については、いじめ半減を目標に掲げ、教員らに強制してきたため、評価の低下を恐れた学校側が調査や報告に消極的になり、いじめが起きても隠蔽する結果を招いたとしている。
2007/02/12 01:40
小学教諭、7年以上無免許運転、懲戒免/福岡
 福岡県教育委員会が6日、7年以上にわたって無免許運転を続けていたとして、同県久留米市立西国分小学校の鳥越鉄郎教諭(50)=道交法違反容疑で書類送検=を懲戒免職処分にしたと発表した。

 男性教諭は1999年3月、久留米市内の道路で酒気帯び運転で検挙され、1カ月の運転免許停止処分を受けたが、免停中の同年5月、指定場所の一時不停止で再び検挙され、1年間の免許取り消し処分を受けた。

 その後も免許を再取得しないまま、今年1月に座席ベルト装着義務違反で検挙されて、無免許運転が発覚するまでの間、ほとんど無免許運転での通勤を続けていたことが判明した。
 「多忙な中で(免許の取得を)失念していた」と話しているという。
(編注:失念なんか、するかっ!)
2007/02/11 18:50
記者会見で「子供2人以上が健全な希望」

 問題発言で非難を浴びている柳沢伯夫厚生労働相が、6日の閣議後会見で、自ら発言した「女性は産む機械」について「不適切な発言をおわびしたい」と改めて謝罪しつつ「与えられた職務を微力ながら全うしたい」と辞任する考えがないことを繰り返し強調した。

 今後の少子化対策については「結婚し2人以上の子どもを持ちたいという(若い人の)極めて健全な希望にフィットする政策を考えていかないといけない」と話したため、更に多方面から、「子供が1人は不健全なのか!」と反発を招いている。
2007/02/11 18:40
潜水艦情報持ち出しの元技官、謎の中国人と北京で接触

 防衛省技術研究本部の元技官(64)が在職中、海上自衛隊の潜水艦に関する論文のコピーを持ち出した窃盗事件で、元技官はコピーを持ち出した約1年9か月後、このコピーを渡した元貿易業者(55)とともに、中国・北京で素性不明の中国人と面会していたことが、警視庁公安部の調べで判明した。

 元技官は、この人物を「中国政府関係者と思った」と供述しており、元貿易業者は、元技官に「あなたでないと困る」などと言って北京に誘っており、公安部は、元貿易業者が中国側の要請を受け、北京で面会の場を設定した可能性が高いとみている。
(編注:本当に、漏洩省そのものだ)
2007/02/11 18:35
大東市が勤務実態なく給与800万円/大阪
 大阪府大東市の補助金で運営されている人権啓発団体「ヒューネットだいとう」が、過去5年間にわたり、勤務実態がない男性職員(57)に年間約800万円の給与やボーナスを支給していたことが6日、判明した。
 この団体の運営費年間1300万円は全額が市の補助金だが、この職員は実際には別の人権啓発団体で勤務していたとして、市は「市民に説明責任を果たせない」と謝罪、勤務や給与形態の見直しを検討すると発表した。

 会見した新垣康男・人権推進部長は「同和問題の経験やノウハウを生かしてもらおうと採用したが、実態として地域協の仕事に軸足が移っていた。地域協の勤務分も給与を支払うのは誤解を与えると思う」と釈明した。
2007/02/11 18:28
手当未払い訴訟で、最高裁「時効主張」認めず、在ブラジル被爆者勝訴確定

 広島で被爆後、ブラジルに移住した被爆者3人(うち1人死亡)が、消滅時効(5年)を理由に被爆者援護法に基づく健康管理手当の未払い分が支給されないのは違法だとして、広島県に計約290万円の支払いを求めた訴訟の上告審判決が6日、最高裁第3小法廷であり、藤田宙靖裁判長は「消滅時効の主張は、特段の事情のない限り信義則に反し許されない」との初判断を示した上で、県側の上告を棄却し、県に全額支給を命じた原告勝訴の2審・広島高裁判決が確定した。

 3人は広島で被爆後にブラジルに移住し、平成6〜7年に一時来日して手当支給の認定を受けたが、ブラジルに戻った後、広島県は在外被爆者の受給権を認めない旧厚生省通達を理由に支給を打ち切ったため、14年に未払い分の支給を求めて提訴。国は15年、通達を廃止して手当支給を認めたが、広島県は時効にかからない過去5年分しか支払っていなかった。
2007/02/11 17:59
受刑者の通信教育事務怠り、処遇官ら処分/静岡
 静岡刑務所(静岡市葵区)が6日、教育部矯正処遇官(46)が、通信教育を受講していた受刑者の事務処理を怠ったうえ、発覚しないよう受講記録や修了証を偽造したとして、この処遇官を停職3か月の懲戒処分とし、虚偽公文書作成と公文書毀棄容疑で静岡地検に告発し、同日辞職したと発表し、監督責任を問い、上司の首席矯正処遇官ら5人を注意または厳重注意とした。

 処遇官は2003年10月〜06年6月ごろ、ペン習字や簿記などの公費通信教育を受講した受刑者70人のうち49人分の事務を怠り、修了できなくさせたうえ、発覚を恐れた処遇官は04年4月〜昨年6月まで、通信教育機関から送られた書類約700点を盗んで持ち出し、自宅や自家用車内に放置するなどしていた。
(編注:窃盗罪での立件はしないのか? それとも、刑務所では「盗んでも良い」と教えているのか?)
2007/02/11 17:45
裏金で再発防止策を提言/大阪
 大阪府の裏金問題で、有識者でつくる外部調査委員会(石井一正委員長)が5日、再発防止策を柱とする意見書をまとめ、太田房江知事に提出したと発表した。

 意見書は裏金が発生した原因として、通帳や印鑑を1人の職員が管理しているなど金銭の取り扱いが不十分だったと断言し、同時に不正・不祥事を知ったときには直ちに「管理監督者」に報告するといった、綱紀に対する意識が不徹底だったと批判している。
 全容解明が不十分だと指摘するとともに、職員に対する速やかな処分を要求。「隠そうとする意識・職場体質」の一掃が再発防止の根幹だと強調している。
2007/02/11 17:32
石原宏高に「55万円献金認めよ」と“最後通告”

 自民党の石原宏高衆院議員(42)が55万円の政治献金授受を認めないとして、都内にある芸能プロの女性社長(50)が、抗議と発言訂正を求める通知書を送っていたことが6日、明らかになり、宏高氏の事務所はコメントを拒否している。

 書面などによると、郵政総選挙直前の平成17年8月末、東京・品川のホテルパシフィックで宏高氏の決起集会が開かれた場で「平成の政商」との異名をとる水谷建設元会長、水谷功被告(61)=脱税容疑で公判中=から50万円、水谷被告と懇意な女性社長から5万円が、宏高事務所のS秘書(当時)に手渡されたという。

 しかし、宏高氏の政治資金収支報告書には55万円の記載がないうえ、献金疑惑が浮上した昨年12月、宏高氏はマスコミ取材に対し、「S秘書に聞いたが『お金は受け取っていない』と言っている」「水谷氏側から『領収書がほしい』という要請も一切ない」と発言していた。

 このため、女性社長は「(宏高氏の)発言は事実と違う」「S秘書に『領収書はあとで会社に送ってくれ』と伝えている」などとして、1週間以内の回答を求めるとともに、回答次第では「名誉棄損で告訴する準備がある旨、申し添えておきます」と通告しているという。
2007/02/11 17:02
年賀はがき1400枚窃盗容疑の元郵便局職員を書類送検/青森
 日本郵政公社青森監査室が5日、年賀はがき1400枚(7万円相当)を盗んだとして、木造郵便局(つがる市)の元職員、石郷岡正和容疑者(25)=弘前市前坂=を窃盗の疑いで青森区検へ書類送検したと発表した。

 石郷岡容疑者は昨年11月18日と23日に、同局内で保管中の年賀はがき24万枚のうち1400枚を盗み、1月17日付で懲戒免職処分を受けた。
 パチスロの遊興費が欲しかったと話しているという。
2007/02/11 16:54
飲酒運転事故で送検の市職員停職処分/青森
 つがる市が5日、先月26日夜に同市内で飲酒後に車を運転したとして道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検された同市財政部管財課の男性係長(44)を6日付で停職3カ月にすると発表したが、「名前は伏せている例が多い」との理由から、係長の名前の公表は拒絶している。

 係長は先月26日午後11時15分ごろ、つがる市木造千代町の市道で駐車中の乗用車に追突する事故を起こし、この際、呼気1リットル中0・4ミリグラムのアルコールが検出されて、つがる署に違反切符を切られたという。
2007/02/11 10:13
使途不明金問題で、県企業局が再度、公社に抗議文/群馬
 県企業局の洞口幸男局長が5日、太田市土地開発公社理事長の清水聖義市長が1月30日に開いた記者会見に対する記者会見を開き、「県企業局は板倉ニュータウンで太田市公社と同じことはしていない」と反論し、同公社に再度、抗議文を出したと発表した。

 洞口局長は、板倉ニュータウン販売では、県宅建業協会会員の仲介によって顧客と売買が成立した場合は、売買成立案件ごとに会員に対して同協会を通じ、紹介料を支払う方式をとっており、同公社とは異なると説明。「市がやったことの責任を、企業局に転嫁するのは迷惑」と不快感を表した。

 県によると、同公社は、同協会太田支部と「共同販売した」との理由で、協定上の顧客紹介行為の有無が明らかでないのに紹介料を支払っていたとされ、地方公営企業を監督する県市町村課が問題視していた。
2007/02/11 10:01
医療事故非公開、「プライバシーに配慮」で取材応じず/千葉
 四街道市の国立病院機構「下志津病院」で、筋ジストロフィー専門病棟に入院中の男性患者が意識不明の重体になった医療事故で、同病院は事故を公表せず、新聞社の取材にも詳細を明らかにしていないことが判明した。

 同病院は今回の事故をミスと認め、家族に謝罪したが、「家族の強い要望があった」と未公表の理由を説明する。
2007/02/11 09:28
小林前市長、「担当課に釘を」と、やりとり明らかに/千葉
 成田市の清掃工場の管理業務委託を巡る贈収賄事件の初公判で5日、検察側は冒頭陳述で、小林被告と贈賄罪に問われた近藤紀昭被告(48)との、やり取りを明らかにした。
 05年度の業務委託が競争入札になることを知った近藤被告は05年1月、「引き続き随意契約でお願いできないか」と小林被告に依頼した。
 契約交渉が難航する中、3月17日夜、「どのくらいお入り用ですか。500万円くらいですか」と持ちかけ、黙ったままの小林被告に対し、さらに「1本(1000万円)持っていけばよろしいですか」と尋ねると、小林被告は「任せておけ。担当課には釘を刺しておく」と答え、賄賂を受ける意思を示したと指摘し、また「ありがたく使わせてもらうよ」と1000万円を受け取り、ためらいながらも領収書の作成に応じたという。

 小林攻被告(64)は、「間違いありません」と、張りのない声で起訴事実を認めた。
2007/02/11 09:11
元職員公金横領で上司に400万円賠償請求/千葉
 元松戸市の男性職員(故人)の公金横領事件に絡み、松戸市監査委員は川井敏久市長に対し、監督責任のあった元男性上司2人へ横領金の一部約400万円を賠償請求するよう勧告したことが判明した。

 市や勧告によると、市収納課に所属した元男性職員は96年〜00年、市税などの滞納者が納めた滞納税を着服するなど繰り返し、公金約8900万円を横領した。市税務担当部は00年4月に横領を把握したものの、処分担当の人事課や市長らへ報告せず、部内での処理を優先したため、元男性職員は4月以降も、計2法人・2個人から計400万円を横領したという。

 監査委員は横領発覚後に適切な処理をすれば、約400万円の被害は発生しなかったとして、当時の財務本部長と税務担当部長の2人に賠償責任があると認定した。
2007/02/11 09:09
市立2病院、医療事故3件賠償へ/静岡
 静岡市立静岡病院(葵区追手町)と同市立清水病院(清水区宮加三)が5日、01年2月〜04年9月にかけて起きた医療事故3件の損害賠償額が計2710万円に決定したことを発表し、2月定例議会に補正予算案として提出、議決後、両病院は患者や遺族との和解手続きを進めていくと発表した。

 市立清水病院では01年2月、外科で直腸癌の切除手術をした清水区内の60歳代男性(当時)が手術後に原因不明の出血多量を起こし、翌日に多臓器不全で死亡。また、04年3月、耳鼻咽喉科で両側慢性副鼻腔炎と診断され手術をした同区内の60歳代男性は、手術時に右目奧の骨が欠け視力低下などの障害が残った。

 市立静岡病院では04年9月、泌尿器科で腎臓癌摘出手術をした駿河区内の50歳代男性(当時)は、手術時に使用したメスで十二指腸に直径約5ミリの穴が開き周囲の筋肉が損傷。退院後150日間のリハビリを余儀なくされた。
2007/02/11 00:57
市教委の補助金不正プールで市長、刑事告訴考えてない/和歌山
 和歌山市教委の2課で補助金を不正にプール・流用していた問題で、市民オンブズマンわかやまの公開質問状に対し、大橋建一市長が2日付で、刑事告訴は考えていないなどと回答したことが判明した。

 補助金支出先の団体の事務を市職員が代行している実態の調査・究明を求める質問について、代行ではないとし、「事務事業の推進・育成のため指導や助言などの業務」と回答したが、団体の通帳などの管理は「市が直接関与すべきではない」とし、指導徹底とチェック体制の強化を図るとした。
2007/02/10 20:15
高校履修不足で、教育長、校長ら24人処分/島根
 高校の履修単位不足問題で、島根県教委が5日、指導監督責任を問い、藤原義光教育長や校長ら24人を減給や文書訓告とする処分を行ったと発表した。

 処分は、対象者58人のうち現職24人で、藤原教育長と三浦正樹教育監が減給10分の1(1カ月)、伊藤賢高校教育課長と、未履修校18校の現・元校長21人を文書訓告とした。

 未履修の原因については「週休5日制の導入やセンター試験の科目増加により、大学入試に対応するため」と結論付けたが、県教委は今回の調査にあたり、校長会理事を務める校長数人から意見を聴いただけで、校長全員や現場の教職員からの聴取はしないまま結論を“推察”するにとどまった。
 藤原教育長は「個々の教員がどういう役割を果たしたかは、今後も調査する予定はない」と交差を拒否した。
2007/02/10 19:41
食中毒問題で、保護者説明会一度もなし/鳥取
 鳥取市の小中学校で起きた給食による集団食中毒で、鳥取保健所は5日、ノロウイルスに感染した調理員を介して調理室が汚染され、食中毒が広がったと結論付け、市教委が5日、保護者向けにおわび文書を各学校を通じて配布したが、説明会を一度も開いていないことに対し、保護者の不満と不安が高まっている。

 市教委によると、症状を訴えた児童らは5日時点で1283人になり、文部科学省によると、給食を介したノロウイルスの集団食中毒としては、03年の北海道厚岸町を抜き、最悪の数字になったという。

 市教委が発生を知ったのは日曜日の1月28日午前10時で、市立美和小の学校参観で児童ら27人が欠席し、下痢などを訴えていることが分かって、午後3時10分に鳥取保健所に連絡した。
 集団食中毒の恐れがあるとして、市教委は給食中止を決定し、各校長に連絡したが、同日中に保護者に連絡しない学校もあったことが判明している。
2007/02/10 19:16
海上自衛官、大麻購入で罰金/広島
 麻薬特例法違反(大麻譲り受け)罪に問われた広島県呉市幸町、海上自衛隊練習隊第一練習隊海士長、岸田宏幸被告(27)の判決公判が5日、岡山地裁であり、馬渡香津子裁判官は求刑通り罰金30万円を言い渡したことが明らかになった。

 岸田被告は同僚だった元自衛官男性=同罪で罰金20万円=と共謀し、東京都世田谷区の無職、相本有紀被告(22)=大麻取締法違反罪で起訴=から05年12月5日と昨年1月17日、乾燥大麻計25グラムを計13万円で購入したという。
2007/02/10 09:06
元市立中学教諭の窃盗・脅迫、地裁が有罪判決/岡山
 女性の運転免許証などを盗んで脅したなどとして窃盗と脅迫罪に問われた倉敷市帯高、元岡山市立福田中教諭、高田均被告(51)の判決公判が5日、岡山地裁であり、馬渡香津子裁判官が「教員に対する信頼を損ない、陰湿で悪質な犯行」として懲役1年10月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡したことが明らかになった。

 高田被告は昨年4月2日、同市のJR駅構内に停車中の電車内で、眠っていた専門学校生の女性(20)のバックから現金1300円と運転免許証、学生証などが入った財布を盗み、同6月19日には運転免許証と学生証のコピーに「報復」の文字を添え、黒ペンで「すべてのデータはもっている。連絡しないと裏ルートへ流すぞ」と手書きしたB5判の脅迫状1枚を女性宅へ送りつけていた。
2007/02/10 09:00
大島青松園の介護長、詐欺容疑で逮捕/香川
 高松市庵治町のハンセン病国立療養所「大島青松園」(長尾栄治園長)で昨年8月、職員による入所者の貯金の着服が発覚していた問題で、さぬき署が5日、同園介護長の大山幸二容疑者(50)を詐欺などの疑いで逮捕し、容疑を認めていると発表した。

 大山容疑者は昨年7月31日、園で預かっていた入所者の90歳代女性と70歳代男性の夫婦の郵便貯金通帳2通と印鑑2個を勝手に持ち出し、園内の郵便局で自分で書いた払戻請求書を提出、2口座から現金計31万円を引き出してだまし取った。
 被害額は全額弁済したが、昨年8月下旬に園から相談を受けた同署が捜査していた。

 同園では体が不自由な入所者などは金銭の管理を園に委託しているが、事件後は5万円を超える引き出しの際には本人や家族か世話人の捺印が必要となった。
2007/02/10 08:34
救急車と衝突の女性が軽傷/愛媛
 5日午前2時5分ごろ、西条市大町の県道交差点で、緊急走行中の同市西消防署の救急車と同市内の無職女性(76)運転の乗用車が出合い頭に衝突する事故を起こし、女性が頭を打ち約2週間の軽傷を負ったことが判明した。

 西条署などによると、救急車は男性消防士(55)の運転で、搬送中の80代の女性患者を含めて4人が乗っていたが、怪我人はなく、女性患者は別の救急車で搬送された。
2007/02/10 08:15
佐川町長に旅費130万円返還提訴/高知
 佐川町の榎並谷哲夫町長らが研修旅行の名目で北海道北見市などへ旅行したのは違法な公金支出として同町の住民4人が5日、同町長を相手取り、旅費など約130万円の返還を求める訴訟を高知地裁に起こしたことが判明した。

 榎並谷町長や町議会関係者ら14人は05年11月21〜23日、公営都市ガス事業の民間譲渡についての研修名目で同市などを旅行し、同25、26日には議長など4人が高岡郡の研修で群馬県や長野県を旅行した。
 住民らは「観光コースを回っているだけで研修とは言えない」と主張し、旅費130万円について榎並谷町長が、決裁者だった当時の議会事務局長の西森勝仁助役ら4人に返還を請求するよう求めている。
2007/02/10 08:11
通勤届け出さず、職員を懲戒処分/愛媛
 愛媛県が5日、05年12月から主に自家用車で通勤していたが、通勤手段をバスと路面電車から車に変更したとの届け出をせず、昨年1年間、通勤手当約22万円を不正受給し、また無断で車を公用車等駐車場に止めていたとして、松山地方局の課長級男性職員(50歳代)を1月30日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
2007/02/10 00:03
課長補佐のカラ出張で、八幡浜市長らを減給の懲戒処分/愛媛
 高橋英吾・八幡浜市長が組合長を務める八西衛生事務組合に出向していた元同市職員の生涯学習課長補佐(57)=懲戒免職=が約76万円の旅費を不正受給した問題で、同組合が5日、不正を見逃したとして課長補佐の直属上司である同組合事務局長と、最高責任者の高橋市長をそれぞれ減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にすることを発表した。

 高橋市長自らの処分については、3月定例市議会で「給料の減額に関する」条例改正の議案を提出するとし、元市課長補佐は不正を認め、カラ出張の旅費とカラ出張で勤務していなかった36日間分の給与約90万円を返済しているという。
2007/02/09 23:52
職務情報流出させた職員、戒告処分/愛媛
 愛媛県が5日、一昨年1月〜今年1月、職務情報57件を無断で自宅パソコンに保存し、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を使い暴露ウイルスに感染して、25件のネット流出が確認された、消防防災安全課の男性一般職員(30歳代)の戒告処分(1月31日付)を発表した。
2007/02/09 19:28
塩漬け土地23カ所清算へ/佐賀
 佐賀市が07年度から10年間で、市土地開発公社が保有する「塩漬け」の土地を清算する方針を明らかにし、市が事業目的のない土地23カ所、計約6万6300平方メートルを公社から買い取り、金融機関に残る約20億円の負債を清算し、98%の分譲を終えた久保泉工業団地で見込まれる負債を清算するため、3月補正予算案に約13億円を計上すると発表した。

 市の計画では、10年間に毎年約2億円ずつをかけて公社から取得時の価格で土地を買い取り、負債を清し、金利負担は約8000万円に軽減されるという。
2007/02/09 19:18
県営バスの轢き逃げで、運転手を懲戒免職/長崎
 長崎県が昨年12月に県営バスを運転中にひき逃げ死亡事故を起こした県交通局嘱託職員、井坂利光運転手(35)を5日付で懲戒免職にし、交通局長、営業部長、長崎営業所長をそれぞれ戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 井坂元運転手は12月10日午後9時10分ごろ、長崎市八千代町の国道で路線バスを運転中、道路に横たわっていた男性会社員(当時52歳)をはねて死亡させたうえ、事故発生を警察に通報せず、そのまま運行を続けたという。
2007/02/09 19:11
潜水艦情報持ち出し、防衛省元技官を書類送検
 防衛省技術研究本部の元技官(64)が在職中、海上自衛隊の潜水艦に関する技術情報の資料のコピーを不正に持ち出していた疑いで、警視庁公安部が6日、元技官を窃盗容疑で書類送検すると発表した。

 元技官は旧防衛庁技術研究本部第1研究所(東京都目黒区)に勤務していた2000年3月末ごろ、潜水艦の船体に使う特殊鋼材「高張力鋼」に関する論文34ページ分を複写し、無断で持ち出したもので、特殊鋼材の耐弾強度などの研究を専門にしていた元技官が、高張力鋼の材質や溶接方法などについて執筆したもので、機密文書には指定されていないが、許可なく持ち出すことは禁じられている。

 元技官は、知人の元貿易業者(55)の依頼でコピーを持ち出したことを認めており、この元貿易業者は、在日中国大使館の元副武官が来日した際、頻繁に接触していたことなどから、防衛関連の技術情報が中国側に渡った可能性があるとみて引き続き捜査を進めるという。
2007/02/09 17:11
呼吸器装着不備で重体/千葉
 千葉県四街道市の国立病院機構「下志津病院」(西牟田敏之院長、440床)で昨年10月、筋ジストロフィー専門病棟に入院中の20代の男性患者の人工呼吸器とマスクをつなぐ管が外れて呼吸困難に陥り、意識不明の重体になっていることが判明した。

 昨年10月27日午後9時ごろ、4人部屋に入院中の男性の管が外れ、男性はすぐにナースコールを押し、同室の3人の患者も異変に気付いてコールを押したが、勤務中の看護師3人はいずれも緊急連絡に気付かず、約10分後に駆け付けた時には男性の心臓は停止していたという。
 男性は、全身をほとんど動かせず、自発呼吸もできないため、人工呼吸器が「命綱」だった。

 県警四街道署は呼吸器装着の際の不備が事故につながった可能性があるとみて、業務上過失傷害容疑で調べている。
2007/02/09 16:46
エンジンかけっぱなり、路上駐車のパトカーが盗難される/群馬

 5日午後4時50分ごろ、群馬県警前橋署員がキャッシュカード不正使用の捜査のため前橋市本町2丁目の前橋本町郵便局を訪れている最中に、路上に駐車していたパトカーを乗り逃げされたことが判明した。

 パトカーは無施錠で、郵便局前で約50分間、エンジンをかけたままだった。
 前橋市内で不審な男がパトカーを運転しているとの通報があり、連絡を受けた署員が外に出てなくなっているのに気付いたという。
(編注:警察だってことに、甘えてんじゃないのか?)
2007/02/09 16:24
酒気帯び運転容疑で郵便局員を逮捕/長崎
 3日午後5時55分ごろ、酒を飲んで大村市植松2の市道で自分の乗用車を運転し、民家の塀に衝突する事故を起こした疑いで、大村市諏訪3、諫早市多良見町の多良見郵便局員、石丸顕一容疑者(39)が、駆けつけた署員に現行犯逮捕されたことが判明した。

 石丸顕一容疑者は、「家で酒を飲んだ」と供述しているという。
2007/02/09 16:10
清掃工場贈収賄で、前成田市長ら起訴事実認める/千葉
 千葉県成田市の清掃工場の管理業務委託をめぐる贈収賄事件で、受託収賄罪などに問われている前市長、小林攻被告(64)と、贈賄罪に問われた2被告の初公判が5日、千葉地裁であり、ともに「間違いありません」と起訴事実を認めたことが明らかになった。

 検察側は冒頭陳述で「小林被告は賄賂として受け取った金を借金返済にあてた」と指摘した。
2007/02/09 15:52
薬害C型肝炎訴訟で患者33人が追加提訴
 汚染された血液製剤「フィブリノゲン」を投与され、C型肝炎ウイルスに感染したとして、患者らが国や製薬会社三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)などを相手に損害賠償を求めた訴訟で、新たに患者33人が5日までに、総額19億8000万円の損害賠償を求める訴訟を東京など全国4地裁に起こしたことが判明した。

 33人は女性28人、男性5人で、肝癌、肝硬変、慢性肝炎の症状を訴えており、北海道から沖縄県まで全国各地に住んでいて、東京、名古屋、大阪、福岡の4地裁で訴訟を起こした。
2007/02/09 15:34
ヘリ降下訓練中、落下傘開かず隊員1人死亡/静岡
 5日午前10時半ごろ、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)で、CH47輸送ヘリコプターから降下訓練中の3等陸曹(24)=千葉・第一空挺団所属=が、落下傘の開かない状態で地上に落ち、死亡したことが明らかになった。
2007/02/09 15:20
被害6人1億円、元郵便局員を詐欺で再逮捕/広島
 「郵便局員対象の高金利貯金がある」と偽り顧客から現金を詐取したとして、逮捕された広島東郵便局(広島市南区)元局員藤田一夫容疑者(50)が、同じ顧客からさらに1500万円を騙し取っていた疑いが強まり、広島東署が5日、藤田一夫容疑者を詐欺容疑で再逮捕し、容疑を認めていると発表した。

 2003年12月以降、このほか男女5人が被害に遭っており、同署は被害総額は約1億円に上るとみている。
2007/02/09 15:11
人事院の却下処分、取り消し請求棄却/宮城
 宮城県南部特定郵便局長業務推進連絡会の会長を解任された閖上郵便局(名取市)の高橋利男局長(65)が、解任に異議を唱えた審査請求を却下した人事院の処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、仙台地裁が5日、高橋局長の請求を棄却したことが判明した。

 高橋局長は2005年7月、日本郵政公社東北支社(仙台市)から連絡会の規定を理由に会長を解かれ、解任を不服として審査請求したが、人事院は同年10月、門前払いに当たる却下の処分をした。

 畑中芳子裁判長は「連絡会は特定郵便局長の連絡を円滑にする非公的組織で、会長も官職に当たらず、審査請求の対象にならない」と述べた。
(編注:官職にあたらないのなら、日本郵政公社に口出しさせるなよ!)
2007/02/09 14:44
訓練で出張、さぼって船釣りの空自技官を停職5日/東京
 航空自衛隊航空システム通信隊(東京都新宿区市谷本村町)所属の40歳代の男性技官が、昨年10月、長崎県五島市の福江島にあるレーダーサイトに訓練のため出張した際、訓練に参加せず、遊漁船に乗って釣りをしていたとして、空自が5日、この技官を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。

 男性技官は、昨年10月4日にサイトのシステム運用状況を点検・確認する訓練を行うため、前夜に同僚2人と共に福江島分屯基地に入ったが、別行動だった同僚の目を盗み、4日早朝から地元の遊漁船に乗船した。
 同僚らは「どこかの部署で訓練をしているだろう」と思っていたが、夕方になってもどこにも見あたらないため、携帯電話で連絡をとったところ、さぼっていたことが判明したという。
2007/02/09 13:50
甲府刑務所で40代男性被告が首つり自殺/山梨
 甲府刑務所(甲府市堀之内町)が5日、単独室に拘置中だった40歳代の男性被告に自殺されたと発表した。

 3日午前11時20分ごろ、被告が衣類のひも(長さ約150センチ)を網戸の枠に縛り付けて首をつっているのを、巡回中の刑務官が見つけ、被告は甲府市内の病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡が確認されたという。

 被告は私服で生活していたが、ひも状の物は持ち込みが禁じられ、検査もしていたという。ひもをどうやって持ち込まれてしまったか調べ、同刑務所の田村徹太郎総務部長は「誠に遺憾。再発防止に努めたい」としている。
(編注:管理が出来てないから、持ち込まれるんだ)
2007/02/09 13:12
犬の登録手数料を着服、市職員を逮捕/鹿児島
 動物病院から集めた犬の登録手数料など55万円を着服したとして、鹿児島県警鹿屋署が5日、同県鹿屋市健康増進課職員兒島貴史容疑者(21)=同市打馬=を業務上横領の疑いで逮捕し、同容疑者は「着服は一切していない」と容疑を否認していると発表した。

 兒島容疑者は2006年6月から同10月にかけて、同市内の12の動物病院から、新たに飼われる犬の登録手数料や狂犬病予防注射済票交付手数料など現金約55万円を着服したという。
2007/02/09 12:45
58歳警部、ひき逃げで逮捕、飲酒運転か?/兵庫
 追突事故を起こして逃走したとして、兵庫県警高速隊が5日、同県高砂市米田町島、尼崎南署警務課長(警部)藤本三千男容疑者(58)を、業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕したと発表した。

 藤本容疑者は、非番だった4日午後5時ごろ、同市北浜町の姫路バイパスで車を運転中、同県姫路市内の女性会社員(25)の軽乗用車に追突し、女性は腰に軽い怪我を負った。
 車を止めたが、女性に「警察に通報しよう」と言われた後、突然車を発進させて逃げた。

 呼気から基準を超えるアルコールが検出され、藤本容疑者は「事故後、自宅でビールを飲んだ」と供述しているが、県警は、飲酒運転を隠すために逃げた疑いもあるとみているという。
2007/02/09 12:15
家畜保健衛生所の裏金づくり、不正支出1154万円/大阪
 大阪府の裏金問題で、府が5日、北部、南部の両家畜保健衛生所で01〜05年度に計1154万円の不正支出があり、うち508万円を裏金にして、ほぼ全額を流用していたことを発表した。
 残る646万円は、裏金づくりに協力した民間獣医師への謝礼などに充てており、すでに明らかになっていた民間獣医師らによる家畜予防接種事業を利用した裏金づくりのほか、新たに非常勤職員のカラ雇用などで裏金を捻出していたことも判明した。

 府の調査では、両衛生所で、勤務実態のない非常勤職員の賃金を請求するカラ雇用や、非常勤職員の賃金の水増し請求も発覚し、これらの手口での不正請求は計710万円に上り、うち約160万円を裏金にしていたという。

 一連の不正で生み出された裏金は確認できた01〜05年度分だけで、北部衛生所で152万円、南部衛生所で356万円に達しており、大半が流用され、現在の残金は約6万円で、両衛生所の職員は70年代後半から同様の不正を繰り返し、裏金の一部を職員で分配したと認めているという。
2007/02/09 11:49
校内で教え子と猥褻で服役中、処分非公表の理由/宮城
 仙台市立中学校の30代男性教諭が教え子の女子生徒に猥褻行為をしたとして昨年逮捕され、懲戒免職になっていたことで、同市教育委員会の基準では、懲戒免職の教職員は原則として氏名や学校名を公表することになっており、今回の被害生徒の保護者も早期公表を希望していたが、市教委は公表していなかった。

 市教委によると、5月に前年度分の処分をまとめて発表し、そこで今回の処分も公表する予定だったが、市教委は保護者に「時期を遅らせ、まとめて発表した方が被害者が特定されにくい」と説明したという。

 市教委は会見で「保護者の意向は尊重するが、被害者は未成年で学生生活を続けており、保護を最優先に判断した。5月には被害生徒が特定されない範囲で公表する予定だった」と釈明した。
2007/02/09 11:29
三沢基地隊員の猥褻2曹を停職処分/青森
 航空自衛隊三沢基地が2日、県青少年健全育成条例違反容疑で野辺地署に逮捕され、青森簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた、警戒航空隊所属の湯泉淳一・2等空曹(30)を、2日付で停職8日の懲戒処分にし、湯泉2曹は依願退職の意思を示していると発表した。
(編注:児童買春で停職8日って、軽過ぎないか? 切ってしまえっ!)
2007/02/09 11:13
自衛隊幹部と飲食 知事が経費で支出/北海道
 高橋はるみ知事ら道幹部が昨年8月、札幌市中央区内の知事公館で自衛隊幹部と酒と料理を伴う意見交換会を行い、道が道側出席者の経費を支出していたとして5日、市川守弘弁護士(札幌)が知事に質問書を提出したと、記者会見し明らかにした。

 情報公開された文書によると、「自衛隊幹部との意見交換会(災害の事務打ち合わせ)」には、知事と山本邦彦副知事、高橋文明道議会議長が出席し、道側3人分計3万6千円は「食糧費」として公費支出され、自衛隊幹部3人の経費は自衛隊側の自己負担だったという。
 道の内部規定は「真に事業を推進するために必要な会食に限って実施する」と定めており、原田淳志総務部長は「今後、精査して早く回答する」としている。

 官官接待問題で食糧費での公務員同士の飲食は1996年から原則的に禁止されている。
2007/02/09 11:05
経費節減重視が裏目、保育園舎完成遅れで仮設家賃279万円/神奈川
 相模原市立相模原保育園の園舎新築工事で、市が工事費の積算に用いる「設計単価」を低く設定しすぎたため、入札中止が繰り返されて完成が7カ月遅れ、仮設園舎の賃借料279万円が余計にかかっていたことが判明した。

 相模原保育園の新園舎は、鉄筋コンクリート造り2階建て(延べ床面積993平方メートル)で、05年6月に一般競争入札を実施して工事業者を決め、06年3月に完成させる予定だった。

 相模原市は設計単価を低く見積もり、新築工事の予定価格を1億8400万円と設定し、入札には市内の建設業者11社が参加したが、10社が入札を辞退。1社では競争入札にならず中止となった。
 05年8月に別の業者を募って入札を仕切り直したが、設計単価があまりに安過ぎるため、業者が採算割れを警戒して、3社がそろって入札を辞退して中止となった。

 相次ぐ入札中止で、着工は大幅に遅れることになり、市はやむなく単価金額を県単価に合わせて平均3〜4%アップしたうえ、単位施工量当たりの労務時間など「歩掛かり」も0・06〜0・07%引き上げた。さらに造園工事なども切り離して予定価格を変更し、06年2月、3回目の入札でやっと落札価格約1億8000万円(税込み)で請負業者が決まったのが、1回目の入札日から225日が経っていた。

 新しい園舎の建築中、園児たちは月額賃借料39万9000円の仮設園舎に入っており、7カ月間で計279万3000円の追加コストがかかってしまい、市は保護者への説明会を開いて建築の遅れについて説明したが、公認会計士に委嘱して実施している外部監査でもこの問題が指摘された。
(編注:市の担当者に、279万円を払わせたら良いんだ)
2007/02/09 10:53
斧を持っていた疑いで現行犯逮捕/広島
 3日午後9時35分ごろ、呉市広中町の国道185号で、男が刃渡り約12センチのおのを持って歩いているのを付近の飲食店から通報を受けた広署員が発見し、男を銃刀法違反(刃物の携帯禁止)容疑で現行犯逮捕した。
 男は呉市広駅前2、海上自衛隊呉警備隊1等海曹、今沢貴之容疑者(51)で、同日午後6時ごろから一人で酒を飲み、現場近くの飲食店内で手に持った斧を見せ「これを頼んだだろ」と意味の分からないことを言っていたという。
2007/02/09 10:42
価格漏洩、赤穂市課長を収賄容疑で逮捕/兵庫
 赤穂市発注の市道改良工事に絡む汚職事件で、兵庫県警捜査二課などが1日、事情聴取していた同市総務部の契約検査担当課長(58)=同市=を収賄の疑いで、赤穂市の建設会社「千種建設」社長(63)=同市=を贈賄の疑いで逮捕したと発表した。

 課長(58)は、市道改良工事を含め同市発注の公共工事で、2年間に少なくとも5件について、建設会社社長に便宜を図っていたことも新たに判明し、同課などは同日午後、容疑を裏付けるため赤穂市役所を捜索した。

 便宜供与が判明している工事は、市道赤穂駅前大石神社線の交差点改良工事(入札日・04年9月)、西之町児童遊園整備工事(05年9月)、有年土地区画整理事業街路築造第3工区工事(06年1月)、同第4工区工事(同10月)、緊急遮断バルブ外設置工事(同7月)の計5件。
 両容疑者は、容疑を認めているという。
2007/02/09 10:11
元自衛官を母親殺人容疑で再逮捕/新潟
 新潟県田上町の川崎味重子さん(64)が自宅から他殺体で見つかった事件で、加茂署が2日、殺人の疑いで、長男の重雄容疑者(36=公務執行妨害容疑で逮捕)を再逮捕したと発表した。

 重雄容疑者は川崎さんと2人暮らしで、2005年に自衛官を辞めてからは無職で「仕事をしていないことで母親と口論になった」と供述しており、凶器は逃走途中に新潟県内の川に捨てたという。1月22日夕、名古屋市中川区内で愛知県警中川署員に発見され、逃走しようとパトカーに車をぶつけ、公務執行妨害の現行犯で逮捕されていた。

 重雄容疑者は05年10月、勤務していた陸上自衛隊新潟地方連絡部(当時)を約1週間無断欠勤した後に依願退職。近くの住民によると、同居の父親が入院してからは2人とも近所付き合いが少なくなっていったという。
2007/02/09 09:58
淫行教諭、市教委の説明は電話一本/宮城
 仙台市の30代の元中学教諭の男が在職中、学校で教え子の女子生徒に淫行した児童福祉法違反事件で、市教委が被害生徒の親への経過説明を電話一本で済ませたことが4日、判明した。
 親の抗議を受け、市教委は電話後、約4カ月も経ってから、親に事実上初めて会って謝罪したことも明らかになった。

 市教委は元教諭を懲戒免職処分にした約1週間後、生徒の親に電話し、処分の事実と簡単なおわびの言葉を伝えたが、その後は連絡がなく、親が「対応が不誠実だ」と抗議し、市教委はようやく親と会う場を設け、奥山恵美子教育長が謝ったという。
2007/02/09 09:40
器物損壊で誤認逮捕、アリバイ判明/福島
 福島県警郡山署が4日、建物に落書きしたとして器物損壊容疑で逮捕し、1月27日から2月4日まで拘置された同県郡山市の自営業男性(30)は事件と無関係で、誤認逮捕だったと発表した。

 昨年11月11日、郡山市中町のビル2階にある分電盤の扉に黒色のペンのようなもので落書きされる事件が発生した。
 防犯ビデオの映像などから1月27日、同市の衣料品店店長の男(25)とともに男性を逮捕したが、その後の調べで男性にはアリバイがあることが分かったという。
(編注:アリバイを調べるだけなら、1日あれば十分だ。調べる気が無かっただけじゃないか)
2007/02/09 09:19
高校生の死亡でタミフルとの関係審査せず
 インフルエンザ治療薬「タミフル」服用後に戸外に飛び出し、トラックにはねられて死亡した岐阜県下呂市の男子高校生=当時(17)=の父親が、同薬と死亡との因果関係を審査するよう厚生労働省に申し立てていたが、実質的な審査なしに却下されていたことが4日、判明した。

 高校生は軒端さんの長男で、2004年2月にA型インフルエンザと診断され、医師から処方されたタミフルを服用直後、自宅から国道に飛び出し、大型トラックにひかれて死亡した。

 父親は「薬害タミフル脳症被害者の会」代表の軒端晴彦さんで、厚労省を相手に却下処分の取り消しを求める訴訟を起こすことも検討していると、同日、名古屋市で開かれた集会で報告した。
2007/02/09 09:10
県庁裏金着服の、元組合副委員長が保釈/岐阜
 岐阜県庁の裏金問題で、職員組合にプールされていた裏金約1000万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた元組合副委員長、木下三千男被告(49)=懲戒免職=が2日、保釈保証金は200万円で保釈されたことが判明した。

 木下被告は昨年10月末、業務上横領容疑で県警に逮捕され、副委員長だった平成13年4月、組合名義の口座に入金するため預かった裏金約1000万円を自分の口座などに入金、着服したとして起訴されている。
2007/02/09 09:00
県が県警指示に従わず、現場監視やめる/奈良
 奈良県上北山村の国道169号で、車ごと土砂崩れに巻き込まれて3人が死亡した事故で、現場で当時実施されていた片側1車線での交互通行について、県が、県警との事前協議に従わず、警備員らによる現場監視をやめていたことが判明した。

 事故は1月30日に発生したが、これ以前の同月18日夜と21日未明にも崩落が起きており、1回目の崩落の翌日、県は片側通行を始め、昼間は県職員が監視し、夜間には警備員を配置した。
 2回目の崩落後の23日、県警は警備員らの24時間配置などを条件に片側通行の継続を認めたが、県は26日までに斜面側の車線に応急防護柵と信号機の設置を終えたことから、警備員らの監視を取りやめた。
 警備員は2回目の崩落の兆しをつかみ、一時、通行止めの措置をとっていたが、県土木部は「これ以上、大規模な崩落はない」と判断したという。
2007/02/09 08:52
教員試験問題漏洩の元校長、自殺遺体で発見/福岡
 福岡市立小中学校の教員採用試験漏洩問題で、市教委の桑野素行・元理事(60)(1月18日に懲戒免職)から問題案を聞き出したとされる元市立小学校長(65)が4日午前10時50分ごろ、福岡市西区金武の山中で遺体で見つかったことが判明した。

 遺体は元校長を捜していた親族が見つけ、木の枝に紐をかけて首を吊ったらしく、死後1か月程度経過しているとみられ、遺体の状況から福岡県警は自殺と断定した。
2007/02/09 07:34
府職員、痴漢で逮捕される/大阪
 3日午後7時55分ごろ、大阪市住吉区我孫子の路上で、近くの祭りに来ていた高校3年の女子生徒(18)が男に尻を触られ、目撃した男女が住吉署員に通報して、同署は4日未明、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで男を逮捕した。

 逮捕されたのは大阪府健康福祉部食の安全推進課主査、田中敏夫容疑者(52)=同区殿辻で、「スカートが短く、ムラムラした」と容疑を認めているという。
2007/02/09 07:30
町長の独断応募に強い反発 辞職迫る声/高知
 高レベル放射性廃棄物最終処分場の候補地選定に向けた文献調査に全国で初めて応募、受理された高知県東洋町で、田嶋裕起町長が独断で書類を提出したことが問題化しており、町議の中には辞職を迫る声が強く、住民は処分場建設を阻止する条例制定に向けた活動を始めたことが判明した。

 1月25日の町議会全員協議会で田嶋町長が突然、「応募する」と宣言し、議員からは「これが民主主義か」と非難の声が上がり、10人中6人は反対を意思表示した。15日には住民の6割、2000人以上の反対署名が提出されていた。
2007/02/09 07:20
公務員70人が飲酒運転で免停・取り消し/沖縄
 昨年1年間に沖縄県内で飲酒運転で摘発され、免許取り消しもしくは長期(180日以下)の免許停止処分を受けた公務員が70人に上ったことが県警運転免許課のまとめで判明した。

 免許取り消し・長期の免許停止を下す場合は本人を呼んで違反無いようなどを聞く「聴聞」を行い、その際に職業を確認する。ただ、確認は自己申告のため、本人が申告しなければ公務員と分からないといい、更に、短期(60日以下)もしくは中期(90日以下)の免許停止処分を下す場合は聴聞を行わないため職業別の統計が出ないため、もっと多くなると思われる。
2007/02/09 07:17
道職員を児童買春容疑で逮捕/北海道
 札幌中央署が3日、岩見沢市7東13、空知支庁深川道税事務所職員、石川博之容疑者(33)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕したと発表した。

 石川容疑者は昨年12月上旬、札幌市白石区のホテルで、当時13歳の中学2年の女子生徒に現金2万円を渡す約束をしていかがわしい行為をし、容疑を認めているという。
 女子生徒とはテレホンクラブで知り合ったという。
2007/02/09 07:06
新山梨環状道工事、4000万円多く算出/山梨
 山梨県が発注した新山梨環状道路の高架橋と側道橋工事で、予定価格の積算業務を担当した「県建設技術センター」(甲府市、保阪茂久理事長)が、過って予定価格を約4000万円多く算出していたことが判明した。
 入札は既に行われ落札業者は決定しているため再入札はせず、訂正した予定価格を元にして再契約すると発表した。

 センターは、積算担当者と管理技術者が確認することになっているがミスを防げず、岩滝潔総務部長は「記入する際のミス。チェック体制を再検討し、再発防止に努めていく」と話している。
2007/02/08 20:44
虚偽証言容疑で2市議を書類送検/福井
 福井市農林水産部長(当時58歳)の自殺=01年8月=を巡り、同市議会が03年に設置した百条委で、虚偽の証言をしたとして、福井県警捜査2課と福井署が3日までに、皆川修一(72)と浜田篤(58)の両市議を地方自治法違反(虚偽の陳述)容疑で福井地検に書類送検したと発表した。

 百条委で当時の市職員らが「(両市議から)PR館建設を補正予算に計上するよう圧力があった」と証言したのに対し、皆川、浜田両市議は「予算請求せよとは言っていない」などと虚偽の証言をした疑いで、同市議会が04年1月に福井署に刑事告発していた。
2007/02/08 20:34
市職員不祥事、現職員らホットラインに情報/京都
 市民団体「市民ウオッチャー・京都」が3日、電話相談「第2回京都市職員不祥事問題ホットライン」を実施し、16人(現職員7人、元職員1人、市民8人)から情報が寄せられたと発表した。

「日曜日に職場のみんなでゴルフ場に行くのに、業務用の公用車を使っている」など、事実なら重大な内容が多く、同団体は調査書を市に提出して改善を求める方針だという。

 ほかには、
・嘘の喪休申請をしたり、研修で最初に受け付けだけを済まして家に帰っている
・公務中にマニキュアを塗っている職員への指導ができていない
・「覚醒剤か飲酒運転で事故を起こさない限りクビにはならないし、上司も簡単にクビにできない」と職場で公言している職員がいる
などの内容があり、受注業者からは「監督する立場の職員が、現場事務所や家財道具などを私物化したり、業者を深夜に呼び出してタクシー代わりにするなどの“たかり”が横行している」との通報もあった。
 更に、裏金や使途不明金の存在などを示唆する通報もあったという。
2007/02/08 20:30
コメントについて
ここで、コメントがつけれる設定にしてあるのは、記事に対する評価をしてもらうためではなく、記事の内容の誤りの指摘や、私が見逃している不祥事を教えてもらうためです。
2007/02/08 20:29
味と安全性を確認、関係者ら給食試食/鳥取
 鳥取市の17小中学校で起きた給食によるノロウイルスの食中毒問題で、市教委は3日、市第2学校給食センターで調理員が給食500食を作り、教育関係者がたらふく食べて良い想いをした一方で、調理行程の点検で、「手洗いが不十分」などと指摘される場面もあり、安全でないことが確認された。

 同センターでは、鳥の空揚げとニラ玉汁、あえ物の3品の食事を約2時間かけて作る中、調理場をチェックし、県教委の村山洋子・健康教育係長は「かまぼこの袋がまな板に放置されていた。すぐに捨てないと」と指摘し、山尾美鈴・学校栄養主査は、作業ごとに行う手洗いの少なさを指摘した。
2007/02/08 20:06
中学で講師が生徒に暴力、容疑で書類送検/熊本
 熊本市内の中学校で1月下旬、美術の男性講師(61)が授業中に生徒を叩くなどして怪我を負わせていたことが分かり、熊本南署が2日、講師を傷害容疑で熊本地検に書類送検したと発表した。

 講師は1月23日、1年の美術の授業中、教材を取りに出て教室に戻ると戸に鍵がかけられ入れなかったことに激高、教室のドアに鍵をかけたと勘違いして、男子生徒(13)が鍵を開けたら「お前か」と怒鳴りながら頭を叩き、膝蹴りをしたため、生徒は掲示板で頭を打ち1週間の怪我を負った。

 鍵をかけた生徒が名乗り出て勘違いに気づいたが、講師は謝罪せずに授業を続けた。

 生徒の保護者が24日、同署に被害届を出し、生徒は翌日から4日間学校を休んだ。
2007/02/08 19:29
中2自殺で松戸市教委が教諭聴取/千葉
 千葉県松戸市で同級生への集団暴行をとがめられた市立中学2年の男子生徒(14)が自殺した問題で、松戸市教委が3日、暴行があった1月31日の放課後に男子生徒の指導にあたった同校の教諭の事情聴取を始めたことが判明した。

 市教委はこれまで、学校側の指導について「問題はなかった」との見解を示してきたが、改めて行き過ぎた指導がなかったかどうか調べるといい、男子生徒を指導したのは男女4人の教諭で、この日に聴取したのは50歳代の生徒指導主任の男性教諭、約2時間半にわたり指導内容などを確認したという。

 市教委は今後、学年主任の男性教諭らの聴取も進めることにしているが、このうち男子生徒の担任の40歳代の女性教諭は、寝込んだふりをしており、事情聴取に応じないという。
(編注:被害者の中学性は、もっと大変な想いをした筈だ)
2007/02/08 19:08
土砂崩れで、ヘリ出動できず…整備運休重なる/奈良
 奈良県上北山村で先月30日に3人が死亡した土砂崩れ事故で、県の防災ヘリと県警ヘリの点検・整備による運休が重なり、どちらも出動できなかったことが判明した。

 県消防救急課と県警は事故後、日程調整を申し合わせたというが、今までの無策・行き当たりばったりの運用に非難が続出している。
(編注:担当者の全資産を差し押さえして、ヘリをもう一機購入するか?)
2007/02/08 19:01
検索の件名にハンセン病の旧名表記残る
 全国の公立図書館の書籍検索システムで、文献を関連事項で分類する項目名「件名」欄に、ハンセン病の旧名で差別的表現とされる「癩(らい)」が使われていることが、利用者からの指摘で先月判明し、日本図書館協会(東京都)が各地の図書館に連絡して、修正が進められていることが明らかになった。

 同協会は99年、件名を「癩」から「ハンセン病」に変更する参考表記を全国に通知したが、それ以前の文献は既に入力された表記のまま使っている図書館が多いのが実情で、昨年12月、一般から「件名」の修正を求める指摘を受け、先月上旬、全国約2600館に連絡したという。

 「癩」は差別的な印象が強いとして患者・回復者団体などが1950年代から国に対し、呼称の変更を求めてきた。行政機関などは96年の「らい予防法」廃止をきっかけとして公文書などでの表記を「ハンセン病」に改めた過去がある。
(編注:残したいという、意思の表れか?)
2007/02/08 18:50
猥褻行為で実刑確定、でも、懲戒免は非公表/宮城
 仙台市教育委員会が3日、教え子の女子生徒に猥褻行為をしたとして、市立中学校の30代男性教諭を昨年、懲戒免職処分にしたことを明らかにした。

 元教諭は数年前、女子生徒を学校に呼び出すなどして、校内で複数回、猥褻行為をし、問題発覚後に、市教委の調査に対し「生徒の相談に乗っているうち、好意を抱くようになった」と話し、児童福祉法違反容疑で逮捕、起訴され、懲役2年の実刑判決が確定しているという。

 生徒の保護者は事案の公表を希望したが、市教委は、学校生活を続ける生徒への2次被害を避けるという「教育的な配慮」を理由に公表していなかった。
2007/02/08 18:37
陸曹の私有PCから内部資料、ネットに流出/香川
 陸上自衛隊第14旅団(香川県善通寺市)の3等陸曹の私有パソコンからファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて陸自の内部資料がインターネット上に流出していたことが3日わかり、秘密情報は含まれていないが、防衛省は近く3曹や上司を処分すると発表した。

 3曹は部隊内に無許可で私有パソコン1台を持ち込み文書作成などに使用しており、このパソコンを自宅に持ち帰って分解し、ハードディスクを取り出して別のパソコンを自作した際、ネット上でウィニーを導入したため、ハードディスク内に残っていた情報が流出したという。
2007/02/08 16:43
課税など5件で業務ミス、対象は800人超/宮城
 大崎市が2日、医療費助成や固定資産税の課税誤りなど5件の業務ミスがあったと発表し、対象者は800人を超え、市が市民らに返還を求める額は約1600万円、還付する額は420万円となる見込みだと明らかにした。

 過払いがあったのは心身障害者医療費助成事業で、大崎市に合併後の昨年4〜10月、197人に計313万5000円を多く払った。課税ミスは宅地への課税特例を拡大適用したもので、追徴対象者は513人、過去5年分で1000万円を超える。還付するのは、課税対象外のトラクターなどの固定資産税として、過去4年間で110人から徴収した420万円になる。
2007/02/08 15:34
50万円着服した稲敷市課長補佐、懲戒免職/茨城
 稲敷市が2日、住民から預かった福祉関係の貸付金償還金50万円を着服したとして、市総合窓口課の男性課長補佐(46)を1日付で懲戒免職にし、管理監督責任として、上司だった現市社会福祉協議会事務局長の給料10分の1を2カ月、市長ら三役の給料も10分の1を1〜2カ月減給にしたと発表した。

 昨年11月、市から償還金の督促状が届いた住民から市に問い合わせがあり、住民が保存していた領収書を基に内部調査を行い、着服が発覚。今年1月17日に課長補佐をただしたところ、事実を認めて全額返済したという。
2007/02/08 15:16
猥褻行為の県立高26歳講師、懲戒免職/茨城
 茨城県教委が2日、女子高校生にみだらな行為をしたとして県青少年環境整備条例違反(教員の信用失墜行為)の疑いで逮捕された県立土浦工高の安田寛講師(26)=水戸地裁が1月19日罰金30万円の略式命令=を3日付で懲戒免職とし、指導監督が不十分だったとして同高校長は文書訓告としたと発表した。

 公立学校の教職員の懲戒免職は今年度8人目で、過去最高だった05年度の4人の2倍となり、8人のうち、未成年者への猥褻行為によるものは今回で2人目。他の内訳は公金の不正流用や着服、備品窃盗が3人、飲酒運転が2人となっている。
2007/02/08 12:43
児童施設体罰の申し立て職員、改善計画書に不信感/栃木
 宇都宮市の児童養護施設の職員らが06年9月、施設の入所者への指導が体罰に当たるとして権利侵害の申し立てをした問題で、施設側が2日、改善計画書を県に提出したことが判明した。

 指導監査をした県児童家庭課は「(施設側は)前向きに対処している」との認識を示したが、申し立てた職員らは同日、県庁で会見し、「子供たちは職員の態度が変わらないと不安を抱いている」と、現場での事実を明らかにした。

 入所する女子中学生2人が先月末、県央児童相談所を直接訪れ、男子職員から「パンツを下ろすぞ」「一緒に寝てもいいか」などの言葉をかけられ、苦情を申し立てていたことが会見で明らかにされ、同相談所は翌日施設を訪れ、女子生徒、施設側代表者と面接し、事実確認を進めているという。

 さらに、職員計8人が3月末までに辞職することが明らかになり、施設側は既に2人を採用、5人が内定しており、児童福祉法が定める最低配置基準は満たしているが、同課は「児童への影響がないか心配している」という。
2007/02/08 12:35
強制猥褻で起訴の職員を懲戒免職/群馬
 高崎市教育委員会が2日、強制猥褻罪などで起訴された同市教委文化財保護課主事の星名将広被告(30)=公判中=を懲戒免職処分としたと発表した。

 星名被告は昨年10月18日未明、同市内のショッピングセンター従業員駐車場で、帰宅途中のアルバイトの女性(当時18歳)の胸を触るなどし、また、同25日深夜、近くの路上で自転車に乗った女性の太腿を掴んで急ブレーキを掛けさせ、左手に怪我を負わせた。
 ほかにも余罪があり、近く追起訴される見通しで、同市教委は2件の事実を合わせ、常習性が認められることから懲戒処分を決めたという。
2007/02/08 12:02
郵便局連続強盗の元巡査長、借金苦「悪事しかない」/埼玉
 群馬県内の郵便局で昨年起きた3件の連続強盗事件で、伊勢崎市田部井町、元埼玉県警巡査長、長利高雄被告(44)が2日、前橋地裁(久我泰博裁判長)の初公判で「すべて間違いありません」と起訴事実を認めたことが明らかになった。

 検察側は冒頭陳述で、長利被告が消費者金融などで膨れ上がった借金の返済に窮し、「もう駄目かな。悪いことをするしかない」と強盗を決意したと指摘し、当時、埼玉県警加須署に勤務していた現職警察官が凶行に走るまでの“転落人生”を明かした。
2007/02/08 11:50
川越市元職員の業務上横領で、「市の対応遅れ」指摘/埼玉
 元川越市職員の小暮浩被告(43)=業務上横領罪で公判中=による財団法人「市青少年健全育成協会」(理事長・舟橋功一市長)の公金横領事件で、同市議会の百条委員会(中原秀久委員長)が2日、報告書を公表した。

 報告書によると、事件解決を長引かせた原因は「市が主体的な対応を取らなかった初動対応の遅れ」と指摘し、舟橋市長に対しても「適切な対応や指示を怠った」と厳しく批判し、管理責任の早期明確化を求めている。

 また、小暮被告が事件発覚後、有給休暇などを約40日間取得した点は「本人を自宅待機にさせ、(取得を)放置した」とし、ボーナス支給も「減額や支給差し止めなどの対応策は何ら取られず、行政不信につながった」と結論付けている。
2007/02/08 11:18
更衣室から同僚の財布を盗み、懲戒免職/東京
 東京都教育庁が2日、中野区立第一中学校の浅野浩市教諭(51)が、昨年12月に更衣室のロッカーにあった同僚の財布から1万円を盗んだとして懲戒免職としたと発表した。

浅野浩市教諭は、「どうして盗んだのか分からない」などと釈明しているという。
2007/02/08 11:15
ウィニーで成績流出、主幹を戒告処分/東京
 東京都教育庁が2日、狛江市立中学校で、生徒約190人分の数学の成績表をファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介してインターネット上に流出させたとして、男性主幹(47)を戒告処分にしたことを明らかにした。

 男性主幹は05年8月26日、自宅に1、2年生のデータが入った記憶装置を持ち帰ってパソコンに接続したが、、ウイルスに感染したパソコンの中にデータが記録されたままの状態となり、昨年10月ごろまでインターネット上に流出させた。
2007/02/08 11:00
猥褻逮捕教諭を免職、他にも多数/神奈川
 神奈川県教育委員会が2日、教え子の女子中学生の胸を触るなどして大船署に強制猥褻容疑で逮捕された鎌倉市立中の源波敏彦容疑者(45)を免職とする処分とし、源波容疑者の上司の鎌倉市立中の校長を監督責任を問い戒告処分としたと発表した。

 このほか、横須賀市内の小学校で教職員に対し、正式な手続きなしに勤務を休んでも良いと不適切な指導をした校長(58)を減給10分の1(6カ月)とし、現教頭(51)と前の教頭(58)を戒告とした。
2007/02/08 10:53
東村山市議6会派が政務調査費不当支出/東京
 東村山市の矢野穂積、朝木直子両市議が2日、両市議を除く東村山市議の6会派が政務調査費を不当に支出しているとして、03年度から3年間の政務調査費計750万円余りを市に返還することを求める監査請求をしたと明らかにした。

 監査請求書によると、自民や民主クラブなどの各会派は視察旅費やインク代に政務調査費を充てているが、視察先は当面の政策課題と関係のない所で、インク代は私費負担の対象になるなどと主張し、各会派にそれぞれ37万〜282万円の返還を求めている。
2007/02/08 10:47
体罰と暴言で、2教諭停職/神奈川
 神奈川県教育委員会が2日、クラブ活動で教え子に体罰や暴言を加えた男性教諭2人を、同日付で停職3カ月とする懲戒処分を発表した。

 海老名市立中学校の男性教諭(56)は昨年12月、顧問をしているバレー部の1年生の男子生徒の胸ぐらをつかんで揺すり、逃げようとして倒れた生徒をさらに揺すって床に繰り返し頭を打ちつけるなどして、全治3週間の怪我を負わせた。
 この教諭は00年にも、他の生徒の美術作品の制作を手伝った生徒の頬を叩くなどの体罰で、戒告処分を受けており、教諭は処分を受けた2日付で依願退職した。

 西湘地域の県立高の男性教諭(47)は05年夏から06年11月にかけ、サッカー部の1、2年の男子生徒20人に対し、服装の乱れや生活態度、サッカーに取り組む姿勢を指導する際、髪を引っ張ったり平手で叩くなどの体罰を加え、さらに、甘えが見える生徒に対し「甘ったれている、お前はオッパイだ」とあだ名をつけ、消極的なプレーをする生徒に「男でもないし、女でもないからオカマ」と言っていた。
2007/02/08 10:37
世帯移動届けを処理せず、減給/神奈川
 大和市が2日、04年4月から昨年3月まで当時在籍していた建築課で、市営住宅入居者から申請があった世帯異動届などの書類83件を処理せず、保管庫に入れたままにしていた、環境部副主幹(53)を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
2007/02/08 10:28
大和市立病院が市職員に個室料請求せず/神奈川
 大和市立病院が入院した同市の女性職員(53)に個室使用料23万2500円を請求していないことが分かり、同市が2日、前事務局長(58)を停職1カ月、部下の病院職員2人を減給10分の1(6カ月)などの懲戒処分にしたと発表した。

 女性は03年から昨年まで3回入院したが、前事務局長は部下に、個室使用料を徴収しないようにと受け取れる発言をして、計31日分の個室使用料が未納だった。
 前事務局長は全額弁済し、同市に退職願を提出した。
2007/02/08 10:16
覚醒剤所持で逮捕の主査を懲戒免職/長野
 小谷村が2日、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで警視庁新宿署に現行犯逮捕された同村中土、同村役場振興課建設係主査の小林隆一容疑者(40)を1日付で懲戒免職処分にしたことを明らかにした。

 小林容疑者は先月22日、東京都新宿区西新宿の都道に駐車した車内に、ビニール袋に入った覚醒剤約1グラムを所持しているところを。同署員が職務質問して発見された。
2007/02/08 10:05
収賄で前議長を起訴/静岡
 静岡地検が2日、吉田町の三輪正彦前議長=同町住吉=を収賄罪で静岡地裁に起訴したと発表した。

 三輪被告は04年12月ごろ、広域施設組合の議会でごみ処理事業の契約見直しを求める発言を控える見返りに、事業を独占していた「東洋商事」から現金80万円を受け取ったとされ、これまでの調べに対し「金に困っていた。議長選に出るにも金が必要だった」と供述し、もらった金は滞納税納付や生活費にあてたという。

 また静岡区検は金を渡したとして元同社社長室長(73)を贈賄罪で略式起訴。静岡簡裁は罰金50万円の略式命令を出し、元室長は即日納付した。
2007/02/08 09:27
前議長弟から購入の土地に債務の抵当権/静岡
 収賄容疑で逮捕された吉田町の三輪正彦前議長(71)を「債務者」とする抵当権の設定された土地を、町が98年、購入していたことが2日、判明したが、町有地となった現在も抵当権は抹消されず、開発ができないまま放置されており、問題になっている。

 この土地は吉田町住吉の元畑700平方メートルで、三輪前議長の弟が所有者だった。
 98年3月20日、多目的広場用地として、町が1960万円で購入すると弟と契約を結び、契約書では抵当権を外すことが約束されていたが、抵当権が外されないまま、同年4月と5月に代金が支払われ、現在も2800万円の抵当権(93年設定)が設定されている。

 町都市建設課は現状を把握しており、三輪前議長の弟に抵当権を外すよう働きかけているが実現しておらず、同課によると、通常は抵当権が外されたことが確認されてから代金を支払うことがルールとなっており、「当時の者がいなく分かりかねるが、確認を怠ったかもしれないうえ、未解決で大変申し訳ない」という。
2007/02/08 09:18
県教育長を戒告処分、5校長ら文書訓告/岡山
 岡山県立高の必修科目未履修問題で県教委が2日、門野八洲雄教育長(59)を戒告処分とし、校長ら8人を文書訓告、教頭ら12人を口頭で厳重注意したことを明らかにした。

 文書訓告は板谷正夫教育次長(58)と中井智子・県教委指導課長(54)のほか、未履修があった、岡山城東、西大寺、倉敷古城池、総社南、瀬戸の校長5人と総社南の前校長。
 県教委は来年度から、学校が提出した授業編成表通りに授業が実施されているかを、全校訪問や生徒に配られた時間割との比較で調べるという。

 また、岡山市立岡山後楽館高の未履修問題で、同市教委も同日付で、山根文男教育長と仁熊博行校長ら計9人を文書訓告などとしたと発表した。
2007/02/08 09:09
旅行積立金着服など、事務官を停職4カ月/岡山
 広島国税局が2日、岡山県内の税務署勤務の男性財務事務官(22)が、納税者が確定申告書に添付した運転免許証の写しを消費者金融で借金するためコピーしたり、署内の積立金約46万円を着服したなどとして、行政機関個人情報保護法違反や国家公務員法違反(信用失墜行為)などで、停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 事務官は06年2〜6月、署内の親睦旅行の積立金を消費者金融の借金返済のため流用し、さらに同月、納税者の運転免許証の写しを借金申し込みに使うため複写したが、勤務態度を不審に思った上司が問いただして発覚、悪用する前の発見だった。
 そのうえ、同署管内の飲食店経営者から同2月と4月の2回、計約5500円分の飲食の接待を受けていたことも判明したという。
2007/02/08 08:58
県知事後援会・虚偽記入「百条委」可否先送り/広島
 広島県議会が2日、各会派代表者会議を開き、藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件解明のための百条委員会設置について議論したが、意見がまとまらず、設置の可否が先送りになったことが明らかになった。

 実名閲覧の再請求では、請求書で「県議会の総意として行うもので、国会議員の国政調査権の行使の準備などと同様に、正当な理由がある。開示がなければ真相解明は困難だ」としている。
(編注:「混乱」しているだけで、仕事をしてないんじゃないか?)
2007/02/07 19:48
コンビニ放火で市職員に懲役4年を求刑/長崎
 昨年10月、南島原市有家町小川のコンビニエンスストアであった放火事件で、現住建造物等放火罪などに問われた同市有家町山川、同市職員、荒木好行被告(28)=休職中=の初公判が2日、長崎地裁(林秀文裁判長)であり、荒木被告は起訴事実を認め、長崎地検は懲役4年を求刑したことが明らかになった。
2007/02/07 19:34
元市議ら2被告、起訴事実を否認/大分
 旧本耶馬渓町の公共駐車場整備事業で金の受け渡しがあったとして、収賄などの罪に問われている中津市本耶馬渓町跡田、元同市議、野依六生(60)ら3被告の初公判が2日、大分地裁(中島崇裁判官)であり、野依被告は「引っ越しなどを手伝ったお礼としてもらった」などとして起訴事実を否認した。
 また同市本耶馬渓町樋田、中津市職員、田所宏通被告(45)も起訴事実を否認し、贈賄側の福岡県水巻町樋口、無職、孫光江被告(61)は認めたことが明らかになった。

 野依、田所被告は孫被告が実質的に経営していた土産店の、羅漢寺駐車場整備事業に伴う立ち退きで、土地買取額の増額や、所得税の優遇措置などの便宜を図り、04年10月、謝礼としてそれぞれ50万、30万円を孫被告から受け取ったとされている。
(編注:引越しの手伝いって、随分と多くの金を貰えるんだな、俺にも手伝わせてくれよ)
2007/02/07 18:59
営内待機中に飲酒、陸曹長ら5人処分/熊本
 陸上自衛隊北熊本駐屯地が2日、営内待機中に飲酒したとして、第8後方支援連隊の陸曹長ら5人を懲戒処分にしたことを明らかにした。

 処分は減給が2人と戒告が3人で、営内待機中の昨年12月29日、午後8時40分ごろから約50分間、駐屯地内の更衣室で缶ビールなどを飲んだのを、当直勤務者が発見し、飲酒が分かったという。
2007/02/07 18:38
住民税など着服、元北浦町職員に有罪/宮崎
 住民税などを着服したなどとして業務上横領罪に問われた元北浦町税政保険課長補佐の塩月貴晴被告(48)=延岡市野田町=に対する判決公判が2日、宮崎地裁延岡支部であり、名島亨卓裁判官は「町に対する住民の信頼を裏切った」とし、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡したことが明らかになった。

 塩月貴晴被告は、00年6月〜04年10月、町内の保育所などから集めた住民税など17件計231万5400円を着服し、消費者金融の借金返済などに充て、05年4月、税金など659万円を着服したとして懲戒免職になった。
 06年2月には新たに住民税や固定資産税、国民健康保険税など878件2247万円の横領を確認、旧町が延岡署に告訴していたもので、着服総額は1549件2906万円で、1359万円は本人と親族が返済した。
2007/02/07 17:29
電車内で女子高生に触った警部補逮捕/東京
 警視庁が2日、電車内で痴漢をしたとして同庁練馬署警備課の警部補(56)を、都迷惑防止条例違反容疑で逮捕し、警部補は容疑を認めて釈放されており、同庁は同容疑で書類送検すると発表した。

 警部補は1日午前7時10分ごろ、JR中央線武蔵境―三鷹駅間を走行中の上り電車内で、女子高校生(17)の下半身を衣服の上から触り、高校生や乗り合わせた男性らに腕をつかまれて三鷹駅で下車し、同駅で現行犯逮捕された。

 調べに対し容疑を認め「不快な思いをさせ、おわびします」と供述しているという。
2007/02/07 17:11
石原知事の交際費、今月支出分から都のHPで公表/東京
 東京都の石原慎太郎知事が2日、知事交際費をめぐる住民訴訟で、料亭で航空関係者らと行った会食費など2件計40万円の支出の返還を東京地裁から命じられたことを受け、今月の支出分から、都のホームページ(HP)上で金額や相手方などを公表することを明らかにした。

 「接遇」や「慶祝」「見舞い」といった支出区分、支出月日、理由、金額などのほか、これまでは「信頼関係が損なわれる」として情報公開に消極的だった相手方の氏名も明らかにし、相手方が非公開を要望した場合は、交際費を支出しないという。

 すでに20道府県で同様の取り組みをしており、石原知事は2日の定例記者会見で、これまでの支出をあくまで「適正だった」と強調したうえで「いろいろと誤解を招いているようなので、改善すべきは改善して透明性の向上を図る」と述べた。
2007/02/07 17:00
登記官が酒気帯び運転で減給処分/山口
 山口地方法務局(山口市)が2日、管内支局の男性登記官(47)が酒気帯びで原付きバイクを運転して検挙されたとして、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたことを明らかにした。

 登記官は1月27日午前1時15分ごろ、山口県防府市のJR防府駅付近の公道10〜20メートルを酒気帯びで運転し、その後は降りて押して歩いたが、様子を見ていた警察官に職務質問され、呼気検査で1リットル中0.3ミリグラムのアルコールが検出された。
2007/02/07 14:49
郵便局員が保険料着服=業務上横領で逮捕/長野
 顧客から預かった保険料を着服したとして、日本郵政公社長野監査室が2日までに、業務上横領容疑で、長野県伊那市伊那部、長藤郵便局員下嶋祥也容疑者(28)=懲戒免職=を逮捕し、下嶋容疑者が容疑を認めており、同監査室は余罪を追及すると発表した。

 下嶋容疑者は1月11日、同市内の女性(62)から集金を頼まれ、女性の勤務先で保険料約114万5000円を受け取ったが、入金処理せずに着服した。
2007/02/07 14:36
魚住議員の債務免責不許可、議員歳費再差し押さえも

 2004年に破産宣告を受けた自民党の魚住汎英参院議員(66)=比例代表=が、債務免責を不許可とした熊本地裁決定を不服として行った特別抗告を、最高裁が棄却していたことが2日、判明した。

 魚住議員の破産手続きでの届け出債権は約65億円で、大部分は返済されていないとみられ、債務免責不許可が確定するため、破産管財人だった弁護士は「今後、債権者が議員歳費を再度差し押さえることもあり得る」と述べている。
2007/02/07 13:59
自衛官が酔って車窃盗/長崎
 長崎県警相浦署が1日、駐車中の車を盗んだとして、窃盗容疑で陸上自衛隊相浦駐屯地所属の三等陸曹松崎元樹容疑者(29)=長崎県西海市西彼町=を逮捕し、「足代わりに盗んだ」と容疑を認めていると発表した。

 同僚自衛官と宴会直後で酒に酔った状態だったといい、同署は道交法違反(酒気帯び)容疑でも調べるという。

 松崎容疑者は1日午前0時10分ごろ同県佐世保市椎木町の駐車場で、同市の会社員(31)が鍵をつけたまま駐車場にとめていた車を盗んだ疑いで、巡回中のパトカーが、無灯火で走るこの車を発見。松崎容疑者は、署員の停車の呼び掛けを無視して約1キロ走り続け、車を乗り捨てて逃走したが、間もなく逮捕された。
2007/02/07 13:41
強姦致傷の元自衛官に懲役10年
 滋賀県守山市で女性に暴行し、青森市で女性から携帯電話を奪い怪我を負わせたとして強姦致傷や強盗致傷の罪に問われた滋賀県草津市野路町、元陸上自衛隊員片山英昭被告(32)=懲戒免職=の判決公判で、青森地裁の渡辺英敬裁判長が29日、「多忙な仕事などでストレスがたまり、性欲を満たそうと被害者を踏みにじった極めて悪質な犯行」と述べ、求刑通り懲役10年を言い渡したことが明らかになった。

 片山被告は陸上自衛隊大久保駐屯地(京都府)に勤務していた05年5月、滋賀県守山市で当時27歳の無職女性を脅して暴行、胸の骨を折るなどした。
 陸上自衛隊第9師団(青森市)に所属していた昨年7月には、青森市で当時29歳のアルバイト女性を膝蹴りして足に軽傷を負わせるなどし、携帯電話を奪った。
(編注:去勢する必要あり)
2007/02/07 12:25
国も和解協議へ、但し、医療費負担は拒否
 自動車の排ガスで健康被害を受けた、東京都内の喘息患者らが国や都、自動車メーカー7社などに損害賠償を求めている東京大気汚染訴訟の控訴審について、若林環境相が2日の閣議後記者会見で、「いたずらに訴訟を長引かせるのは良くない。解決点を探るべく原告との話し合いを進める」と述べ、和解協議に応じる考えを示した。

 但し、国側は患者への医療費負担に依然、否定的な姿勢を崩していない。

 環境省では、今後、自動車の排ガスを削減する目的のNOx・PM法を強化したり、低公害車の普及を図ったりするなどの新たな公害防止策を提案していくとみられる。
2007/02/07 12:18
当選した小林氏の支援者逮捕/神奈川
 1月28日に投開票された神奈川県厚木市長選挙で、有権者数人を飲食接待し、投票を依頼したとして、県警捜査2課などが2日、公職選挙法違反(供応買収)容疑で、当選した小林常良氏の支援者3人を逮捕したと発表した。

 逮捕されたのは、厚木市三田、元県議で学校法人理事長小沢金男(78)、同市恩名、土木会社社長吉村保典(58)、同市下荻野、造園会社社長難波良雄(53)の3容疑者で、吉村容疑者は容疑を認めているが、小沢容疑者らは「忘年会だった」と否認している。

 同課は3人の選挙対策本部での役割や、小林氏の関与を調べている。
2007/02/07 12:13
酒気帯び運転で書類送検、懲戒処分/東京
 東京消防庁が2日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検された、滝野川消防署消防司令補の男性職員(49)を同日付で停職2カ月の懲戒処分にし、職員は同日、依願退職したと発表した。

 職員は昨年12月21日午後8時半ごろ、埼玉県宮代町の町道で、酒気帯び状態でバイクを運転したという。
2007/02/07 12:10
郵便局強盗の元巡査長が起訴事実認める/埼玉
 群馬県内の郵便局で昨年起きた3件の連続強盗事件の初公判が前橋地裁で2日開かれ、同県伊勢崎市、元埼玉県警巡査長、長利高雄被告(44)が起訴事実を認めた。

 長利被告は自宅ローンなど約6200万円の借金があり、「金を得るには悪いことをするしかない」と犯行を決意し、計約550万円を強奪した。
2007/02/07 09:54
県リサイクル施設の調整池に鉛、基準の27倍/埼玉
 埼玉県の総合リサイクル施設「彩の国資源循環工場」(同県寄居町三ケ山)で昨年8月、敷地内の調整池に流れ込む雨水から環境基準の27倍の鉛が検出されていたことが2日になってやっと明らかになった。
 現在は基準値を下回っているが、県は事実を確認した後も付近住民に説明していなかった。

 同県資源循環推進課によると、同8月9日、調整池に流れ込む雨水を検査したところ、環境基準(1リットルあたり0.01ミリグラム)の27倍に当たる0.27ミリグラムの鉛を検出した。雨水が通る側溝に工場の排水が流れこんでいることが分かり、排水を施設に戻す措置を取ったという。
2007/02/07 09:26
元村長の無断連帯保証問題で、村の連帯保証否定/青森
 旧岩崎村(現深浦町)の小山真人元村長が借りた5000万円を返済しないとして、小山元村長と深浦町などを相手取って千葉県流山市の会社が起こしていた貸金返還請求訴訟の弁論準備手続きが1日、千葉地裁松戸支部であり、小山元村長側は借金の事実を認めた上で「村に連帯保証させた事実はない」とする答弁書を提出したことが判明した。
 小山元村長は昨年11月の町議会百条委員会で「独断で村に連帯保証させた」と証言していたが、今回の答弁書で主張を翻したことになる。

 村に連帯保証させていないとする理由として
(1)原告側が「村の公印を押すのは形だけ」と言った
(2)借金契約の際、村長としてではなく個人的に借りると原告側に伝えていた
などの点を挙げたほか、「原告側が『鶏糞を燃料とする発電設備を村に納入するまで返済しなくていい』と元村長に申し出ており、現時点では返済条件が満たされていない」とも主張した。
2007/02/07 09:13
障害基礎年金17万円過払い/青森
 青森社会保険事務局が、八戸社会保険事務所が障害程度の変更で障害基礎年金が支給停止になった受給者に対する事務手続きを怠り、年金17万円を過払いするミスがあり、同事務所は受給者に謝罪し、過払い分の返納を了解されたと発表した。

 同事務所は昨年6月、管内に住む40代の女性から提出された診断書などに基づいて認定した結果、障害程度が年金支給対象の2級から対象外の3級に変更され、これに伴い、同事務所は同8月ごろまでに社会保険業務センター(東京)に提出すべきだった支給停止を求める報告を失念していたという。

 同事務局は「受給者に申し訳ない。再発防止のため八戸事務所で研修を行い、各事務所に注意を喚起する」と話した。
(編注:忘れないように研修するって、具体的にはどうするんだろ?)
2007/02/07 09:06
市立病院の医療過誤訴訟で、病院が上告/秋田
 採血注射で神経を傷つけられ、左腕に障害が残ったとして、潟上市の元飲食店経営の女性(57)が秋田市立秋田総合病院(佐々木秀平院長)に損害賠償を求めた訴訟で、同病院は1月30日付で最高裁に上告したことを1日、発表した。

 同病院は先月24日の仙台高裁秋田支部判決で約1028万円の賠償金支払いを命じられていた。
(編注:何を争うんだろうか?)
2007/02/07 07:33
公選法違反で松浦前県議起訴/茨城
 06年12月の県議選で有権者に投票と票の取りまとめを依頼したとして、水戸地検土浦支部が1日、土浦市下高津、前県議、松浦英一容疑者(75)を公選法違反(事前運動、買収)の罪で水戸地裁土浦支部に起訴したと発表した。

 松浦被告は後援会幹部の古渡広被告(73)=同罪で起訴=と共謀し、県議選告示(06年12月1日)前の同11月1日ごろから同月上旬ごろまでの間、同市内の有権者4人の自宅を訪れ、県議選での投票と票の取りまとめを依頼し、報酬として現金計19万4000円を渡したという。
2007/02/07 07:15
「骨折の受刑者、治療が不適切」と、黒羽刑務所に警告書/栃木
 栃木県弁護士会が1日までに、黒羽刑務所(大田原市)に懲役刑で服役中の30代男性が「所内で手指を骨折したのに適切な治療をしなかった」として、常駐医師の増員などを求める警告書を同刑務所に送付したことが判明した。
 男性の指は現在、変形して自由に曲げられないという。

 同会人権公害委の近藤峰明弁護士によると、男性は05年8月、昼休み中にボール遊びをした際に痛みを感じ、月1、2回来診する民間の整形外科医に受診するなどしたが、その後も腫れや痛みがひどくなり、外部の病院や整形外科医の診察を求めたが受け入れられず、同年10月の診察で骨折が分かったという。
 この間、男性は刑務作業は休ませてもらえず、06年4月、別の病院で「患部が固まり過ぎ、手術しても完治しない」と診断されたという。
2007/02/07 07:03
スカート内盗撮で中学教諭懲戒免職/埼玉
 埼玉県教委が1日、駅構内で女性のスカートの中を盗撮したとして、川越市立寺尾中学校の技術科担当でサッカー部顧問、松本俊也教諭(42)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 松本教諭は昨年12月19日午前9時10分ごろ、さいたま市大宮区のJR大宮駅構内の書店で、若い女性2人のスカートの中をビデオカメラで撮影し、県警鉄警隊の私服警察官から職務質問されて、事実を認めた。
 任意で大宮署の取り調べを受けており、被害者が特定できないため、同署は来週にも正当な理由なく書店に立ち入ったとする軽犯罪法違反容疑で教諭を大宮区検に書類送検するという。
2007/02/07 06:55
随意契約で組合へ発注/千葉
 習志野市が発注する公園などの維持管理事業を、市造園工事業協同組合加盟の7業者のみが長年受注している問題で、業者への個別発注とは別に、市が随意契約で同組合に発注している事業も複数存在することが判明した。

 市が同組合と随意契約を結んでいたのは、市内全域に分散する街路樹や花壇の維持管理業務などの委託事業で、同組合には、市発注の造園事業を12年間受注し続けている7業者以外にも約5業者が加盟しており、組合が受注した事業については、それぞれの加盟業者に業務を振り分けていた。

 国は昨年、各省庁の契約事務について、特例を除いて随意契約を見直し、一般競争入札に改める方針を打ち出しており、千葉県も先月、随意契約を見直した上で、やむなく結んだ場合には、業者名や金額、理由などをホームページ上で公表するとの方針を示している。
2007/02/06 23:16
荒川区5職員が通勤手当を不正受給/東京
 荒川区が1日、土木部の6職員が無許可で自家用車通勤し、うち5職員が317万〜1万円の通勤手当を不正受給したとして、減給2カ月(10分の1)の懲戒処分などにし、同時に、違反を知りながら放置した同部道路課長(59)など上司4人を戒告処分などにしたと発表した。

 車で通勤した6人は区道路工事事務所(同区南千住7)に勤務し、うち3人は事務所が設置された01年度からほぼ毎日、千葉県市原市(不正受給額317万円)や埼玉県川口市(同141万円)などから通い、通勤手当の支給を受けていたという。
 「車の方が楽」などの理由で、1人は徒歩圏にもかかわらず車を利用していたが、区民が1月22日、事務所に都外ナンバー車が常時駐車していることを区に指摘し、発覚した。
2007/02/06 23:11
一橋大の助教授が個人情報入りカバンを盗まれる/東京
 一橋大(国立市、杉山武彦学長)が1日、商学部の男性助教授が先月、学生約300人分の個人情報を保存したパソコンとUSBメモリー(小型記憶媒体)入りのカバンを盗まれたことを明らかにした。

 助教授は帰宅途中の先月30日夜から31日未明にかけ、JR中央線の車内で、パソコンとUSBメモリーが入ったカバンを盗まれ、パソコンとUSBメモリーには、助教授の授業とゼミを受講していた学生約300人分の氏名や学籍番号のほか、テストとリポートの得点に関するデータなどが保存されていた。
 助教授は酒を飲んで寝ていたため、盗まれたことに気付かなかったが、警視庁に被害届を出し、いまのところ情報の流出は確認されていないという。

 同大では、個人情報が入ったパソコンなどを学外へ持ち出すことを原則、禁止しており、同助教授は「良くないことと分かっていたが、自宅で仕事をするために持ち出してしまった」と話しているという。
2007/02/06 22:56
消防団費着服の主査を懲戒免職/長野
 上松町が1日、同町消防団の口座から87万円余りを着服したとして、同町消防団第1分団の班長で、上松町役場総務課の男性主査(38)を懲戒免職にしたと発表した。

 業者への支払いを担当していた同分団副班長に、班長である男性主査から現金が渡らないことが複数回あったため、内部調査を開始し、06年9月に不明金が発覚し、分団長らが問いただしたところ、着服を認めたという。

 男性主査は通帳と印鑑を男性主査が管理しており、05年4月から10回にわたり、同町消防団の口座から分団運営費86万8716円を引き出し、着服しており、「持病の治療費に使った」などと話しているという。
2007/02/06 22:29
三木のため池転落事故で、県職員2人に罰金/兵庫
 三木市のため池改修工事用水路で05年5月、男児2人が転落、1人が死亡し、もう1人が重体になった事故で、業務上過失致死傷罪で略式起訴された県三木土地改良事務所の整備2課長(59)と当時の同課長補佐(49)について、神戸簡裁はそれぞれ罰金20万円の略式命令を出したことが明らかになった。

 命令は1月12日付で、2人は同市自由が丘本町のため池改修工事用排水路周辺の立ち入り禁止のさくを05年4月に撤去し、事故の予防策を取らず、同年5月16日、水路に転落した小学1年生の男児(当時6歳)を死亡させるなどした。
2007/02/06 22:13
高校履修不足で県教育長ら処分/奈良
 県立郡山、平城両高校の未履修問題で、県教委が1日、矢和多忠一教育長と県立教育研究所の森本重和副所長を文書訓告の処分にしたと発表した。

 郡山高は01年度卒業の204人、平城高では01〜04年度卒業の1471人が、2科目必修の「地理歴史」で1科目しか履修していなかった。

 矢和多教育長は未履修があった00年当時は県教育次長で、02年から現職。森本副所長は04年に平城高の校長だったことから、監督責任を問われた。
2007/02/06 21:28
給与交渉が決裂、市職員がスト/島根
 松江市が先月、県職員(行政職)の給与月額が民間給与より3・17%高いと指摘した県人事委員会勧告を踏まえ、官民格差の是正のために、職員給与月額2・8%(管理職は4・8%)の給与カットをユニオン側に提示した。

 30日夜の労使交渉は5時間に及んだが、交渉は決裂し、翌31日の午前8時半から、幼稚園職員などを除く約1300人が1時間、ストをし、市役所では管理職らが窓口業務などに当たったほか、病院や市営バスの業務にも影響は出なかった。

 市人事課によると時限ストは85年以来で、地方公務員法で公務員のストは禁じられており、市側は関係者の処分を検討している。
(編注:処分内容は、1300人を懲戒免職にするか、減給50%の30年でどうだ?)
2007/02/06 21:10
債券12億円塩漬け、前町出納室長「リスク意識なかった」/岡山
 早島町の基金運用問題を調査する町議会特別委員会(原光俊委員長)が1日、12億円でユーロ円債を購入した前出納室長らを参考人招致し、前室長は「(債券が20年間も塩漬けになる恐れがあるリスクについて)意識がなかった」と話し、債券購入先の大手証券会社岡山支店の営業担当者と数回、飲食や釣りなどをしたことも認めたことが明らかになった。
2007/02/06 20:47
退職報奨金54万円、分団経費に流用/徳島
 鳴門市消防団の三ツ石分団が、01、02年度に退職した分団員4人に対し消防団員等公務災害補償等共済基金(東京都)から支払われた退職報償金計54万8000円を本人に渡さず、飲食費など分団経費に流用していたことが1日、判明した。

 市消防本部によると、退職手続きは分団長が本人の意思を確認したうえで、同本部に連絡した後、報償金が届く同本部に、分団長が団員から預かった印鑑を持参して受け取り、本人に渡すことになっていたが、「退職者と連絡が取れなかった」として、意思確認をせず、入団時に団員から預かった印鑑を使って、報償金を受け取ったという。
2007/02/06 20:42
カラ出張の八幡浜市元課長補佐を懲戒免職/愛媛
 八幡浜市と伊方町で作るし尿処理業務の八西衛生事務組合(組合長、高橋英吾・同市長)に出向していた元同市職員の生涯学習課長補佐(57)が、県内外に出張したように装い、23件約76万円を不正受給したとして、市が1日、この課長補佐を1月31日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 昨年11月、同組合の定例監査で不審点が指摘され、調査していたもので、課長補佐は不正を認めて返済し、「飲食費や遊興費に使った」と話しているという。
 カラ出張で勤務していなかった36日分の給与約90万円の返還も求めているが、未だ返還されていない。
2007/02/06 20:25
介護保険料の通知書誤発送/福岡
 北九州市が1日、介護保険料の口座振替を利用する人で、06年4月以降に住所変更をした470人の1〜3月分の振替通知を、誤って旧住所に発送したことを明らかにした。

 年4回発送していた通知葉書を06年分から年1回にしたところ、電算プログラムにミスがあり、4月以降に住所変更をした人には3月分までを旧住所あてに、4月以降分を新住所あてに発送したという。
(編注:今からで、確定申告に間に合うのか?)
2007/02/06 17:14
契約書なしで駐車場賃貸、物品代金の支払いも遅延/福岡
 福岡市経済振興局が財団法人「福岡コンベンションセンター」に、同市博多区の「福岡国際会議場」周辺の駐車場計5カ所(計約3ヘクタール)を貸す際、賃貸契約書を作っていなかったことが、市の監査で判明し、会計処理自体に問題はなく実害はなかったが、市監査委員事務局は「役所として許されないミス」と指摘している。

 また、経済振興局が05年5〜9月に納入されたリーフレットの印刷代やデザイン作成委託料計約67万円を納品の5〜9カ月後に支払っていたほか、交通局は事務用品代計約84万円を納品から3〜6カ月遅れ、市民局はCD−ROM作成費約104万円を最大10カ月遅れで支払っていた。
 西高宮小では、05年6〜11月に購入したバスケットボールや楽譜などの教材代計380万円の支払いが3〜6カ月遅れた。
2007/02/06 16:57
教諭の免職取り消しに不服、県教委が高裁に控訴/佐賀
 交際していた当時15歳の元教え子と性的な関係を持ち、昨年2月に懲戒免職処分を受けた元男性教諭の処分を取り消すよう命じた佐賀地裁判決(先月19日)に対し、県教育委員会が1日、判決を不服として福岡高裁に控訴したことが判明した。

 地裁判決では、女子生徒と性交渉を持ったことは「公教育に対する信頼を失墜させるもの」と認めたが、交際終了からすでに14年余りが過ぎ、長期間、元教え子から元教諭に苦情などはなかった点などから「懲戒免職は重すぎ、裁量権の乱用で違法」と判断していた。

 県教育委員会は1日の臨時委員会で、「未成熟な生徒と性交渉をすること自体、教師としてあってはならない行為。判決に違和感を覚える」とし、控訴を全員一致で決めた。
2007/02/06 16:42
在韓被爆者訴訟で「時効適用」は不当と上告/長崎
 福岡高裁は今回の訴訟で、時効を理由に崔さんの主張を棄却したが、最高裁第3小法廷は1月25日、ブラジル在住の日本人被爆者3人が原告となった同様の訴訟で、弁論を経ずに2月6日に判決を言い渡すことを決め、時効を認めなかった広島高裁の原告勝訴判決が確定する可能性が高くなっている。

 訴訟を継承した六女の崔美淑(チェミスク)さん(41)は「亡くなった父のためにも最後まで闘いたい」と話している。
2007/02/06 16:20
前期選抜試験で出題ミス/熊本
 熊本市立必由館高校の前期選抜試験で出題ミスが2問あり、うち1問は設問の意味が伝わらないとし全員正解としたと、明らかにした。

 一つは国語・英語に関する問題で、英文を読んで日本語で記述する問題「アキオ来年の春に何をする……」と主語に付く助詞が抜けていたため、設問の意味が伝わらないとして全員正解にした。
 もう一つは数学に関する問題で「長さ求めよ」と、これも助詞がなかったが、意味が伝わるとして採点するという。
(編注:教師は、もう1回、小学校からやりなおしたら?)
2007/02/06 16:10
患者の個人情報や麻薬を紛失/大阪
 国立循環器病センター(大阪府吹田市)が2日、同センターの医師が、入院患者ら約1100人分の個人情報が入った私有パソコンを紛失し、更に、麻薬及び向精神薬取締法で麻薬指定となっている鎮痛剤「フェンタニル」30本(1本あたり2cc)が麻酔科の金庫からなくなったとして吹田署に盗難届を出したと発表した。

 パソコンに入っていたのは、乳幼児病棟の入院患者や手術を受けた患者の氏名、生年月日、手術情報などで、この医師は同センターの規定に違反して、無断で入力していたという。

 また、フェンタニルは1月29日午後、金庫内にある50箱のうち3箱分(30本)が無くなっているのが分かったが、金庫が壊されたような形跡はなかったことから、内部犯の可能性がある。
2007/02/06 15:45
学歴詐称新たに22人 神戸市が諭旨免職/兵庫
 受験資格が「高校か中学の卒業者」とされている神戸市の職員採用選考をめぐり、一部の職員が学歴を低く偽って採用されていた問題で、同市が1日、新たに市長部局などの職員計22人を諭旨免職処分にしたと発表した。
 いずれも大学や短大を卒業していたのに、その間は「民間企業にいた」「無職だった」などと説明していたといい、これで、諭旨免職は合計36人となる事態になった。

 市人事課は「大部分は非常にまじめに働いていたが、学歴を偽ることは許されない」としており、今後、採用試験の応募者が高校や中学を卒業してから2年以上たっていた場合、確認を徹底して再発防止に努めるという。
2007/02/06 15:30
強制猥褻不起訴処分は「不当」/東京
 兄の妻に自動車内で猥褻行為をしたとして、05年4月に強制猥褻容疑で逮捕された会社員(47)を東京地検が不起訴処分(嫌疑不十分)にしたことについて、東京第二検察審査会が2日までに不起訴不当の議決をしたことが判明した。

 審査を申し立てた弁護士によると、兄の妻は05年5月、不起訴処分に落胆した内容の遺書を残し、会社員の自宅前で焼身自殺しており、検察審査会は「遺書には強い抗議の意思が示されており、再捜査の必要がある」としている。
2007/02/06 15:17
飲酒運転で人身事故の前署長を懲戒免/愛知
 名古屋国税局が1日、飲酒運転をして人身事故を起こした清水税務署(静岡市清水区)の前署長、栗田博容疑者(59)を同日付で懲戒免職処分としたことを明らかにした。

 栗田容疑者は署長在任中の先月24日、静岡県掛川市内の日帰り温泉施設で日本酒2本(計600ミリリットル)を飲んで乗用車を運転し、停車中の車に追突する事故を起こして男性2人に軽傷を負わせ、同県警に業務上過失傷害容疑などで現行犯逮捕された。
2007/02/06 15:09
川崎の中学、指導要録1学級29人分を紛失/神奈川
 川崎市立桜本中学校(甲斐修校長、生徒234人)で、3年の1学級29人の成績などを記録した指導要録を紛失していたことが1日、判明したが、校長は昨年12月に紛失に気づいていながら市教委に報告せず、警察などにも届けていなかった。

 指導要録は校長室のキャビネットに保管されていたが、学級担任が昨年12月14日、なくなっているのに気づき、最後に確認されたのは同11月27日で、副担任がキャビネットから取り出し、高校入試の調査書を作るために成績などをコンピューターに入力し、データ入力後、キャビネットに戻したと説明しているという。
2007/02/06 14:17
前知事「3000万円は賄賂」認める供述/宮崎
 宮崎県警に事前収賄、第三者供賄容疑で再逮捕された前知事安藤忠恕(ただひろ)被告(65)が、「ヤマト設計」前社長二本木由文被告(56)側から提供された計約3000万円について、賄賂と認める供述を始めたことが判明した。

 このうち2000万円は、安藤被告が初当選した2003年7月の知事選後に当選祝い名目で、二本木被告が、宮崎市内の安藤被告の自宅で渡したといい、安藤被告は「(現金は)県発注の設計業務を受注できるよう便宜を図ってほしいという趣旨だと思った」と供述しているという。

 また、二本木被告が安藤被告の指示を受け、顧問料名目で、安藤被告の政治指南役で元国会議員秘書石川鎮雄被告(68)の関係する銀行口座に振り込んだ計約1000万円も、賄賂だったと認めているという。
2007/02/06 13:39
病気腎移植、新たに11件/愛媛
 愛媛県宇和島市立宇和島病院が1日、病気腎移植の調査・専門委員会の第2回会合を開き、万波誠医師(66)による病気腎移植が新たに11件あったことを発表した。

 広島大の難波紘二名誉教授(血液病理学)が先月、同病院での病気腎移植が19件あると独自の調査結果を公表し、同病院が再調査して判明したもので、11件の内訳は、腎臓ガンと尿管ガンが各3件、動脈瘤などが5件で、10人が移植を受けた。
2007/02/06 13:16
プール事故死亡女児の両親が市に1億円賠償請求/埼玉
 埼玉県ふじみ野市営プールで昨年7月、同県所沢市立小手指小2年、戸丸瑛梨香ちゃん(当時7歳)が吸水口に吸い込まれて死亡した事故で、両親がふじみ野市に慰謝料など約1億円の損害賠償を請求したことが判明した。

 市長あての請求書類が昨年12月26日、市役所に届いたもので、市は近く両親と示談に入るという。
2007/02/06 12:40
「違法な制圧で男性死亡」誤認逮捕と5700万賠償請求/三重
 2004年2月、三重県四日市市のショッピングセンターの現金自動預払機(ATM)コーナーで、窃盗犯と間違われて警察官に取り押さえられた男性=当時(68)=が死亡した問題で、男性の妻(66)が1日、「誤認逮捕と違法な制圧で死亡した」として、県を相手に約5700万円の賠償を求める訴えを津地裁に起こしたことが判明した。

 男性は04年2月17日、ATMで現金を下ろそうとした際、突然ぶつかってきた若い女性が「泥棒」と叫んだため、近くにいた買い物客数人に取り押さえられ、別の事件捜査でたまたま店内にいた警察官に引き渡されたが、警察官が約20分間、男性をうつぶせにして取り押さえ続けたところ、意識を失い、翌日未明に搬送先の病院で亡くなったという。
2007/02/06 12:16
ふじみ野市職員9人、プール死亡事故で懲戒処分/埼玉
 埼玉県ふじみ野市の市営プールで昨年7月、小学2年の女児(当時7歳)が吸水口に吸い込まれて死亡した事故で、同市が1日、管理業務を怠ったとして、職員計9人を懲戒処分し、2人を厳重注意としたと発表した。

 処分内容は、市教委教育次長(60)が停職2か月、昨年11月に業務上過失致死容疑で書類送検された市教委体育課長(59)と同係長(46)がそれぞれ停職2か月と、同1か月。
 過去の担当職員6人を減給、戒告処分とした。文部科学省のプール事故防止の文書を、プールを管理する体育課に伝えていなかった2人を厳重注意とした。
2007/02/06 11:47
元会計責任者、帳簿破棄「津島氏が了解」と証言
 自民党旧橋本派(平成研究会)の1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)罪に問われ、1審で無罪とされた元官房長官村岡兼造被告(75)の控訴審公判が1日、東京高裁で開かれ、平成研の滝川俊行元会計責任者(58)=有罪確定=が、逮捕前に平成研の会計帳簿を破棄する際、派閥の事務総長だった津島雄二自民党税制調査会長に報告したと証言したことが明らかになった。

 滝川元責任者は「津島氏は『分かりました』と言った。帳簿の処分を了解されたと思った」と述べた。
2007/02/06 11:40
玖珠駐屯地武器紛失で、改めて謝罪
 防衛省の森勉陸上幕僚長が1日の記者会見で、玖珠駐屯地(大分県玖珠町)で自動小銃などが紛失した事件の関係者が処分されたことについて、「地元住民の皆様に大変な不安とご迷惑をお掛けして申し訳ない。二度と起こらないよう武器管理を厳正に行い、規律の維持に努めたい」と述べ、改めて謝罪した。
(編注:時々このblogに顔を出している者も、しっかり管理してね)
2007/02/06 11:24
1千万円横領の疑いで旧ソフトバンクBB元室長ら逮捕
 情報通信大手ソフトバンクの100%子会社旧「ソフトバンクBB」(現BBテクノロジー、東京都港区)で1000万円が紛失した事件で、警視庁捜査2課などが1日、業務上横領容疑で、元大阪府警で元同社危機管理室長高広明彦(44)=大阪府堺市中区東山=と元警視庁で元室員川勝幸司(36)=埼玉県坂戸市伊豆の山町=両容疑者を逮捕したと発表した。
(編注:現職時代の癖が抜けなかったらしい)
2007/02/06 11:11
「社会保障充実の流れに逆行」原告敗訴の二審見直しか?
 叔父と長年事実上の夫婦として暮らしてきた茨城県の60歳代の女性が社会保険庁を相手に、「近親婚」を理由に遺族厚生年金の支給を認めなかった処分を取り消すよう求めた訴訟の上告審弁論が1日、最高裁第1小法廷であり、女性側は「(不支給は)社会保障の充実徹底に向けた国政の動向に逆行する」と訴えた。

 最高裁での弁論が開かれたことから、女性に受給資格を認めなかった二審東京高裁判決が見直されるとみられる。

 社保庁側は「事実婚でも支給が認められるのは、婚姻届を出せば受理されるような場合に限られる」と、支給を拒んでいる。
2007/02/06 10:56
女性に抱き付きキスした巡査部長を懲戒処分/神奈川
 神奈川県警厚木署の刑事が事件相談で知り合った女性(33)に抱き付きキスした事件で、県警監察官室が1日、強制猥褻容疑で逮捕された同署刑事1課斎藤匡邦巡査部長(29)を停職6カ月の懲戒処分とし、同巡査部長は、同日付で辞職したと発表した。

 斎藤巡査部長は当初は否認していたが、その後容疑を認めた。
2007/02/06 09:56
市営住宅の家賃は滞納、手当は受領/大阪
 大阪市の職員27人が、市営住宅の家賃計約3400万円を滞納していた問題で、このうち26人が滞納期間中に、本来なら受給資格のない「住居手当」計約1180万円を市から受け取っていたことが31日、判明し、大阪市は1月17日付で、2月16日までに滞納家賃を完済できない場合、手当全額を返すよう通知したことが明らかになった。

 住居手当は「職員の給与に関する条例」と「住居手当支給規則」に基づき、月額1万円以上の家賃を支払っている職員に対し、家賃の額などに応じて、月1500円から3万500円が支払われている。

 家賃を支払っていないにもかかわらず、住居手当を受け取っていた職員がいたことについて、市幹部は「とても市民の理解は得られない」と受け止めているが、滞納分を完済すれば手当の没収は難しいとしているが、不当な住居手当受給の期間や金額によっては、何らかの処分を検討するとしている。
2007/02/06 09:35
固定資産税など計1576万円を滞納/大阪
 大阪市職員による市立保育所の保育料や市営住宅の家賃の滞納が発覚した大阪市で、固定資産税や住民税などの市税についても、16人が計1576万円を滞納していることが判明し、うち10人に対しては、既に市が給与や不動産を差し押さえており、07年度中には全員が滞納分を納税できる見込みだという。

 大阪市が1月31日、29日現在の滞納状況を公表した内容によると、滞納職員は20代から50代の計16人。

 財政難に苦しむ大阪市は、本格的な滞納対策に乗り出した03年度から、市職員の滞納状況を優先的に把握。同年度の滞納者は約100人いたが、給与差し押さえの予告書面を滞納期間を問わずに職場に送りつけるなどの取り組みが効き、最近は滞納者は減少傾向という。

 大阪市財政局主税部の藤井健太郎・収納対策担当課長は31日の記者会見で「滞納職員は公務員として、市民の信頼を裏切っており、大変申し訳ない。厳しい姿勢で確実に納めさせたい」と陳謝した。
2007/02/06 09:21
韓国人女性に保険証貸す、柏原市議逮捕へ/大阪
 知人の韓国人女性に自分の健康保険証を貸して使わせたとして、大阪府警国際捜査課などが1日、詐欺容疑で大阪府柏原市の鶴田将良市議(45)の取り調べを始め、容疑が固まり次第、逮捕すると発表した。

 鶴田議員は昨年前半、韓国人女性=入管難民法違反(不法滞在)の罪で公判中=に頼まれ、自分の健康保険証を貸して使わせた疑いで、議員は女性が働いていた飲食店で知り合ったという。
2007/02/06 09:10
女性車両前で下半身露出「快感だった」市職員を逮捕/大阪
 1日朝、大阪府寝屋川市のJR片町線東寝屋川駅のホームで、男が電車の女性専用車両に向かって下半身を露出し、パトロール中の府警鉄道警察隊員が取り押さえて、男を公然猥褻の現行犯で逮捕したことが判明した。

 逮捕されたのは同府枚方市長尾家具町、寝屋川市環境部クリーン業務課主任加藤勇次容疑者(54)で、「見せることが快感だった。職場の人間関係でストレスがあった。4回ぐらいやった」と認めているという。
2007/02/06 07:38
元市職員、生活保護費の着服認める/京都
 生活保護受給者の預金口座から現金を引き出し、着服したとして業務上横領罪に問われた元京都市職員酒井順一被告(51)=依願退職=の初公判が1日、京都地裁であり、酒井被告は「間違いないです」と起訴事実を認めた。

 酒井被告は北区役所福祉部のケースワーカーだった2004年5月から05年2月の間、担当していた60代女性の銀行口座から11回にわたり計255万円を引き出して着服した。

 酒井被告は別の受給者の預かり金で不適正な事務処理をしたとして、昨年4月に停職3カ月の懲戒処分を受け、依願退職していた。
2007/02/06 07:33
元上司ら5人、厳重注意処分/滋賀
 滋賀県高島市職員で市内の学校給食センター調理員の女性が「職場でいじめられた」との内容の遺書を残して自殺した事件で、高島市が31日、「業務上の注意以外は確認できなかった」との調査結果を発表したが、結果的に監督面などで不備があったとして、元上司ら職員5人を同日付で厳重注意処分としたと発表した。

 女性は昨年12月20日、体調不良による休暇中に自殺し、いじめを訴える遺書があったことから市は調査委員会を設置し、同僚らから聴取していた。

 また、女性や同僚からの相談内容を報告していなかったとして当時の学校給食センター所長を、職場の状況把握や組織管理に配慮を欠いたとして市教委教育部長、同学校保健課長、総務部長、総務部職員課長の4人を文書による厳重注意処分としたことを明らかにした。
2007/02/05 23:46
巡査部長が容疑者女性に署内で猥褻行為/滋賀
 滋賀県警の巡査部長が一昨年春、前任地の警察署内で、容疑者の女性に猥褻な行為をした疑いがあるとして、県警監察官室などが31日までに、関係者から事情聴取を始めたことが判明した。
 特別公務員暴行陵虐の疑いがあり、巡査部長から事情を聴く方針だという。

 滋賀県警などによると、巡査部長は、一昨年春に傷害容疑で逮捕された女性の取り調べを担当したが、署内で女性の体を触ったほか、取調室で猥褻な行為を要求したとして、女性が逮捕の翌日に釈放され、警察署に抗議していたことが判明した。

 滋賀県警では、高島署の巡査部長=懲戒免職=が取調室で女性容疑者に猥褻行為をしたとして、一昨年9月に特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕されるなど、取調室での不祥事が相次いでおり、県警の体質そのものが、「猥褻」だとの批判が出ている。
2007/02/05 23:38
高額医療費、5万6千円過払い/滋賀
 滋賀社会保険事務局(大津市)が31日、大津市内の男性に対して支払った高額療養費に、約5万6000円の過払いがあるなど、計5件の事務処理の誤りがあったことを発表した。

 年間4回以上の高額療養費については、支給額を上乗せする仕組みになっているが、同事務局事務センターの職員が、昨年5月分の高額療養費を4回以上の支給と勘違いしたため、過払いが起こった。

 このほか、大津市内の6人に送付した納付書に、実際よりも2−3倍高い保険料額が記載されるなど、いずれも単純な確認ミスによる事務処理の誤りだったと発表したが、実際は、顔見知りであるために、余分に支払いしただけの可能性もある。
2007/02/05 23:31
死亡交通事故を起こした職員処分/青森
 三沢市が31日、休暇中に死亡交通事故を起こした市福祉事務所の男性職員(56)を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 職員は昨年11月17日午後4時50分ごろ、野辺地町の国道4号交差点で、赤信号を歩いて横断していた73歳の女性をはね、死亡させたという。
(編注:赤信号を渡っている相手なら、殺しても良いと思っているのか?)
2007/02/05 23:24
元県職員の横領、703万円を引き出し詐欺罪で懲役2年/岩手
 岩手県の任意団体、北東北観光センター協議会(会長・増田寛也知事)の口座から不正に現金を引き出したとして詐欺罪に問われた金ケ崎町西根古寺、元県職員、八重柏仁被告(52)に対し、盛岡地裁が31日、懲役2年(求刑・懲役3年)を言い渡し、杉山慎治裁判官は「愛人との飲食費やギャンブルに費やし、酌量の余地はない」と指摘したことが明らかになった。

 八重柏被告は03年5月22日から04年3月24日の間、同協議会名義の口座から現金計約703万円を不正に引き出したという。
2007/02/05 22:49
栗原市議ら、85万円を市に返納/宮城
 栗原市議会事務局が31日、05、06の両年度、議会の行政視察の際に議員らに航空運賃を過払いしたことが判明し、延べ74議員と付き添い職員延べ7人が計85万円を市に返納したことを発表し、1人当たりの返納最高額は両年度合わせて5万円になるという。

 市議会、4常任委員会ごとに九州や北海道方面に行政視察し、航空運賃の料金割引があったのに、満額運賃分を視察費用に組み入れて、市の関係条例の「航空運賃は現に払った金額を支給する」の規則に反したという。
2007/02/05 19:42
脅迫&猥褻教諭に猶予判決!!/山形
 出会い系サイトで知り合った女子中高生にみだらな行為などをしたとして、強要未遂と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた南陽市若狭郷屋、元市立宮内中学校教諭、竹田智哉被告(38)に対する判決公判が31日、地裁米沢支部であり、佐藤基裁判官は「未成年者への性的虐待に値し、教師の立場でありながら偽名を使って性的欲求を満たすなど、言語道断であるまじき行為」と指弾し、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)を言い渡したことが明らかになった。

 竹田智哉被告は昨年10月上旬、18歳未満であることを知りながら、県内の女子高生(17)に2万円を払う約束をして山形市内のホテルでみだらな行為をし、同下旬にも別の女子高生(17)に1万円を払うといって同様の行為をするとともに、女子中学生(14)には裸体の写真を携帯電話にメール送信させ、「ばれると、やばいでしょ」と面会を強要した。
2007/02/05 19:19
負担金滞納額1億円超し、県に延滞金減免申し入れ/栃木
 大田原市など3市1町にまたがる塩那台地土地改良区(黒尾和栄理事長、組合員約1300人)が31日の理事会で、栃木県に3月末までに支払う06年度分の負担金8900万円のうち、組合員から5700万円しか徴収できていないことを報告したことが判明した。
 05年度分は8900万円全額が未納だが、組合員から新たな納付もあり、1000万円前後の支払いが可能なため、滞納額は05年度分が7900万円、06年度分が3200万円の見通しで、1億円を超えることが確実となったという。

 県への負担金支払いにあてる「特別賦課金」は06年度、対象者814人のうち242人が未納だという。
(編注:差し押さえをするべきではないか?)
2007/02/05 19:13
公然猥褻書記官を懲戒免/埼玉
 警視庁池袋署に公然猥褻容疑で逮捕されたさいたま地裁の須藤一彦書記官(36)=処分保留で釈放=に対し、さいたま地裁が31日、同日付で懲戒免職処分とする処分を発表した。
 聞き取り調査に対し、須藤一彦書記官は「郵便物を13通盗んだ」とも話しており、同署が窃盗容疑で捜査している。

 須藤一彦書記官は昨年12月28日夜、東京都豊島区の路上で、車の中にいた女性に下半身を露出させた疑いで逮捕された。
2007/02/05 19:04
勤務先から現金を盗んだ消防士起訴、放火容疑でも捜査/千葉
 消火活動のため無人となった勤務先の消防署分遣所から現金を盗んだとして、千葉地検は1月31日、安房郡市広域市町村圏事務組合消防本部鴨川消防署長狭分遣所消防士、荒井一弥容疑者(35)=鴨川市大川面=を建造物侵入と窃盗罪で起訴した。「鋸南町の廃屋に火を付けて当直の消防士が出動したすきに盗んだ」と供述しており、同地検は非現住建造物等放火容疑でも裏付け捜査を進めている。
2007/02/05 16:58
多額窃盗の元局員、懲役3年の判決/千葉
 勤務先の現金自動受払機(ATM)から現金2700万円を盗んだとして窃盗罪に問われた、市川市行徳駅前3、元八街郵便局貯金保険課課長代理、松本正美被告(44)の判決公判が1月31日、千葉地裁であり、山田直之裁判官は「卑劣かつ巧妙な犯行」として、懲役3年(求刑・同4年)を言い渡したことが明らかになった。

 松本被告は05年12月〜06年7月の間、八街郵便局内で2台のATMから計26回にわたり現金2700万円を抜き取り盗んだという。
2007/02/05 15:59
厚木署の猥褻巡査部長を不起訴処分/神奈川
 事件相談で知り合った女性に抱きつくなどしたとして厚木署刑事1課巡査部長(29)=秦野市=が強制猥褻容疑で逮捕された事件で、横浜地検が31日、巡査部長を不起訴処分にしたと発表した。

 巡査部長は06年12月18日午後、詐欺事件の被害相談を通じて知り合った厚木市内のリサイクルショップ役員の女性(33)に、勤務中に同店内で抱きつくなどした。

 巡査部長は県警の調べに対し「無理やりではなかった」などと供述し、容疑を否認していた。
(編注:無理やりでなくても、店内で抱きつくだけで問題だと思うが? 被害者は無理やりだと訴えているからなおさらだ)
2007/02/05 15:50
勤務中にネット私的利用、職員4人を処分/神奈川
 神奈川県が31日、公用パソコンを使って勤務時間中に株取引やアダルトサイトなど業務に関係ないインターネットサイトを見るなどした男性県職員4人を懲戒処分にし、うち2人は県が05年4月に導入した内部通報制度で発覚したことを明らかにした。

 このほか、04年10月から2年にわたり、株取引で約10回、本の購入で20回、公用パソコンを使ったたことを、ネットワーク管理担当者が証券会社へのアクセス記録を発見したのがきっかけで発覚した環境農政部職員(48)を減給10分の1(3カ月)とし、アダルトサイトやアイドル画像サイトを見ていた環境農政部職員(48)は戒告処分としたという。
2007/02/05 15:42
韮崎市議買収の秋山容疑者も辞職願を提出/山梨
 知事選で山本栄彦知事を支持した韮崎市議3人による公職選挙法違反事件で、既に議員辞職した岩下照人容疑者(64)から現金3万円を受け取ったとして逮捕された秋山武広容疑者(76)が家族を通じて浅川昇議長に辞職願を提出し、31日付で許可されたことが判明した。

 理由は「一身上の都合」としており、同議会は2月8日、臨時の全員協議会を開催して、秋山容疑者の辞職を報告する。
2007/02/05 15:33
水道工事代金未払い職員、業者に架空請求書要求/山梨
 笛吹市公営企業部水道工務課の男性職員(当時)が同市石和町内の水道工事31件を口頭で業者に発注し契約書などを作らず代金約5900万円が未払いになった問題で、男性職員は支払いが遅れた業者に架空の請求書を出させ、同部から約44万円を支払わせていたことが31日、新たに判明した。

 旧石和町時代の04年3月、町内の業者が請け負った水路修繕が口頭発注だったため、年度が変わっても未払い状態になり、男性職員は業者に、05年6、7月に2件の修繕をしたとの架空請求書を作らせて、同年8月に同部から工事代を支払わせ、この修繕は未払いの31件には含まれていない。

 男性職員は請求書に検収印を押しており、有印公文書偽造・同行使にあたる可能性があるが、望月助役は「債務支払いに充てたもので市に被害はなく告訴などは考えていない」と話している。
2007/02/05 15:09
出張旅費のあり方、知事検討で和解へ/長野
 田中康夫前知事が公務出張した際の「旅行命令票」に実際の行動と違う内容が記載されたとして、松本市の会社役員ら6人が旅費返還を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(江見弘武裁判長)が示した和解勧告書の内容が31日、判明した。

 和解勧告書では「出張旅費の支出は税金でまかなわれているため透明性が求められる」と指摘した上で「田中前知事の行動は旅行命令記載の用件とは言い難いが、私的行動と決めつけることも困難」とした。
 また、既に田中前知事が退職しているため、新たな知事の下で出張旅費支出のあり方を検討することを和解案として示している。

 原告らは「和解案を受け入れる」と話しているが、県秘書課は「訴訟代理人と相談の上、今後の対応を検討したい」としている。
2007/02/05 14:38
聴取書偽造訴訟で国に5万円支払い命令/新潟
 長岡区検に勤務していた検察事務官(現・新潟統括検務官)が虚偽の電話聴取書を裁判所に証拠提出したためプライバシー権を侵害されたなどとして、見附市の無職男性が国に805万円の損害賠償を払うよう求めた裁判で、新潟地裁長岡支部の北村史雄裁判長が31日、「捜査に対する信頼・期待にもっとも応えるべき者により裏切られた不当な行為」と非難し、国に5万円の支払いを命じる判決を下した。

 同事務官は02年12月11日、長岡区検で交通事故の捜査中、被害者の原告男性宅に電話した際、男性の妻と話した内容を男性が述べたように装い、自転車の進路などを記した電話聴取書を作成し、「処罰については、できるだけ軽くすむようにお願いします」と、推測で書き加えたという。
2007/02/05 14:24
大麻事件で元助手を懲戒免職、関係者も処分/富山
 富山ガラス造形研究所(富山市西金屋)の元助手ら2人が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、富山市教委が31日、元助手を懲戒免職にするなど関係者の処分し、新たに2人の学生が大麻を吸引していたことを発表した。

 処分内容は、起訴された元助手の由元信吾被告(31)が、指導する立場にもかかわらず学生に大麻吸引を勧めたなどとして懲戒免職、同研究所の中川泰三所長(63)、渋谷良治主任教授(50)、本郷仁助教授(42)の3人は、管理不十分を問われ文書訓告、吉川実教育長(63)、菊川順良・教育次長(57)の2人は口頭厳重注意。
2007/02/05 14:17
高校の未履修と免許外申請漏れで、教育長ら31人処分/福井
 高校の未履修と免許外授業申請漏れ問題で、福井県教委が31日、監督責任を問い、西藤正治教育長ほか、未履修のあった県立高校11校の現校長と前校長15人を含む関係者31人の処分(1日付)を決めたと発表した。

 未履修校の校長のうち、免許外申請漏れとの重複や報告遅れ、未履修校2校を経験するなどした校長6人は、教育長や前未履修校校長だった高校教育課長と共に最も重い文書訓告。他は口頭訓告。免許外申請漏れでは、報告が遅れ口頭訓告となった1校を除く、9校の校長が厳重注意。未履修校校長経験者約40人は退職しているため対象外となった。
2007/02/05 13:46
小学教諭死亡、直前の足取り不明/奈良
 名張市桔梗が丘3の市道で1月21日未明、奈良県桜井市朝倉台東3の小学校教諭、松岡英男さん(48)が名張市の会社員(24)運転の乗用車にはねられ死亡した事故で、松岡さんは事故発生の約10分前に路上にいなかったことが名張署の調べで判明し、「別の車がはねたひき逃げ事件の可能性も捨てきれない」として、事故現場に目撃者を探しの看板を設置したが、事故当時、松岡さんのポケットに大和八木駅発券の乗車券が残っていて、松岡さんが下車する際に切符を改札に通さなかったと思われ、午後11時以降の足取りは分かっていない。
(編注:自殺か? 路上睡眠か?)
2007/02/05 13:25
市議の“私用”タクシー券返還求め、住民監査請求/兵庫
 西宮市議が市から支給されたタクシー券を繁華街で使用していた問題で、市民オンブズ西宮が30日、市監査委員に対し、05年度のタクシー券のうち、大阪・北新地や京都・祇園などが乗降場所だった6枚計4万3980円に関して、「公務と認められないタクシー券の支出で、違法・不当」と、市に返還させるよう求めて住民監査請求をしたことが判明した。

 また、今回の情報公開で、タクシー券の市議の署名はすべて「個人情報」として伏せられていたため、オンブズは「公費を支出する行為は紛れもない公務であり、非公開の対象ではない」として市議名の公開を求める異議申立書を市に提出したという。
2007/02/05 13:09
料理店、「忘年会飲食代」未払いで加藤県議を提訴/兵庫
 加藤修県議(49)=神戸市東灘区選出、ひょうご・県民連合=が、神戸市中央区のふぐ料理店での飲食代を支払っていないとして、店側から約10万円の支払いを求める訴えを神戸簡裁に起こされていることが明らかになった。

 加藤県議は05年12月、「忘年会をしたい」と同19日の宴会を予約し、当日、加藤県議ら計9人が飲食し、会計の際に「後援会」を名乗る男性が名刺を出し、飲食代10万9305円は後日支払うと約束したが、男性は支払いに応じず、連絡も取れなくなったため、店側は加藤県議に請求したものの、拒否されたことから、今月15日に提訴したという。
2007/02/05 12:56
拳銃不正押収で、私生活も把握強化/奈良
 橿原署地域課の元警部補、黒田真被告(47)の懲戒免職処分を発表した県警の会見で、県警幹部は事件の原因を「勤務成績を過信し、身上把握がおろそかだったことが一因」と説明したことが判明した。

 奈良県警では、田原本署の元巡査部長が盗撮で有罪判決を受けるなど不祥事が続発しており、会見で、吉田徳幸警務部長らは、私生活を含め警察官の行動把握強化など再発防止策を挙げた。
(編注:体内にGPSと会話録音装置を埋め込み、24時間監視すれば良いんだ)
2007/02/05 12:41
松山の列車死亡事故は「県にも責任」/愛媛
 05年11月、松山市針田町の伊予鉄道郡中線の線路で、当時小学2年生だった女児が列車にはねられ死亡した事故で、女児の両親が伊予鉄道の安全管理に問題があったとして約7400万円の損害賠償を求めた訴訟の第4回口頭弁論が31日、松山地裁(沢野芳夫裁判長)であり、原告側は事故現場の県道と線路の間を仕切っていたガードレールにすき間があったことについて「住民が簡単に通行でき、事実上の踏切として使用されていたことは管理責任者の県にも責任がある」として、新たに県を提訴したことが判明した。
2007/02/05 12:14
「男性受刑者に投薬・治療を」と弁護士会が要望/福岡
 福岡刑務所に収容中の男性受刑者に必要な投薬治療がなされていないとして、県弁護士会人権擁護委員会が31日、専門医の診察を受けさせた上で適切な措置を取るよう求める要望書を門屋徹・同刑務所長に提出したことが判明した。

 この受刑者は97年ごろから幻聴・幻覚の症状が出始めて統合失調症と診断され、精神安定剤などを常用していたが、05年3月から収容された福岡刑務所では投薬治療を受けさせてもらっておらず、受刑者からの人権侵犯救済申し立てを受け、事実関係を調査していた。
2007/02/05 11:46
市長らの交際費、議員集会に支出せず/長崎
 長崎市が31日、伊藤一長市長と助役2人、収入役の三役計4人の交際費について、議員や政党の集会、市議会各会派との懇親会などへの支出を取りやめ、議員の叙勲・褒章祝賀会や公職就任祝賀会には市政運営に必要な範囲内で支出すると発表した。

 市は「行政の中立性や過去の判例を考慮して、社会通念上妥当と判断したものには支出する」とし、交際費については県も見直し方針を掲げているが、県は県議会会派との懇談について食糧費からの支出のため続行するのに対し、市は取りやめを決めた。
2007/02/05 11:30
タウンミーティング出席の県職員12人、自主的に旅費返納/大分
 別府市で04年11月にあった政府主催の教育改革タウンミーティング(TM)の「やらせ質問」問題で県教委が31日、TMに出席した職員12人への旅費計2万370円を、各自が自主的に返納することを発表した。

 深田秀生教育長によると、返還額はそれぞれ4020〜300円で、24日に「おおいた市民オンブズマン」が「やらせ質問という違法行為をしており、旅費の支給はおかしい」と返還を求めていたことへの回答し、「研修や国との連絡調整役の目的で支出しており、違法ではない」と強調した上で「住民監査請求などに発展した際の経済的、時間的な負担を考え、職員が『返還したい』と申し出た」と説明した。

 オンブズマンの事務局長は「こちらが指摘するまで(返還を)検討しないのは怠慢だし、『違法性はないが返還する』では、市民は訳が分からないだろう。公正に職務に携わる立場の判断として、信じられない」と批判している。
2007/02/05 11:23
交通安全協会の運営費着服、元事務局長を容疑で書類送検/鹿児島
 瀬戸内町の瀬戸内地区交通安全協会の事務局長(53)が協会運営費を着服していた問題で、瀬戸内署が31日、元事務局長を業務上横領の疑いで鹿児島地検名瀬支部に書類送検したと発表した。

 元事務局長は02年6月上旬から昨年5月下旬までの間に、協会長名義の預金口座から現金約169万円を払い戻して着服し、「遊興費や借金の返済に充てた」と容疑を認めているという。

 県交通安全協会によると、昨年10月30日に監査に入った際、帳簿の記載漏れや領収書の不備から発覚。瀬戸内地区協会が調査したところ、約410万円の使途不明金が見つかった。

 元事務局長は昨年12月1日付で懲戒解雇処分となっており、約410万円を全額弁済している。
2007/02/05 11:01
また飲酒運転、追突事故で摘発/静岡
 静岡市の市街地整備課の小柳義弘副主幹(53)が同市内で乗用車を飲酒運転して物損事故を起こし、道交法違反で静岡南署に摘発されていたことが31日判明し、同日、懲戒免職としたと発表した。

 小柳義弘副主幹は28日午後3時ごろ、同市駿河区の路上で酒を飲んで乗用車を運転し、信号待ちをしていた別の乗用車に追突する事故を起こした。
2007/02/05 10:49
自衛隊が催事余剰金385万円流用、パソコンなど購入
 各都道府県に置かれている自衛隊地方協力本部(地本)のうち、埼玉と神奈川の両地本で昨年2〜3月、外部の協力団体が主催したイベントの費用を代理で集金・管理し、イベントの余剰金を地本のパソコンなど備品類の購入費に流用していたことを会計検査院に指摘されて改善を求められ、当時の両地本トップの本部長を処分していたことが判明した。

 問題のイベントは、新入隊員の激励会を兼ね自衛隊の音楽隊が演奏を披露する「音楽まつり」で、自衛隊協力会や父兄会、隊友会などの協力団体が主催して各地で例年行われているが、このうち埼玉と神奈川では、協力団体の人手の問題などから、地本に勤務する自衛隊員が事務作業を肩代わりし、パンフレットに掲載する広告の募集や、広告費・協賛金の集金、出納管理、決算などを行っていた。
2007/02/05 10:31
婦女暴行誤認逮捕で、冤罪関係者処分せず/富山
 富山県警が2002年に、同県氷見市の男性(39)を婦女暴行容疑などで誤認逮捕した冤罪事件で、県警の岸田憲夫警務部長は、31日の定例記者会見で、事件を捜査した当時の関係者らを処分しないと開き直ったことが判明した。

 岸田警務部長は、「当時の捜査員の故意や重過失が原因で起こったものではなく、組織的な捜査の結果と認識しており、現時点で処分は考えていない」と述べた。
(編注:それならば、署員全員が指をつめーよ!)
2007/02/05 10:11
公然猥褻で44歳の刑務官を逮捕/神奈川
 神奈川県警小田原署が31日、同県二宮町、小田原拘置支所刑務官、野口洋史容疑者(44)を公然猥褻容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 野口容疑者は同日午後8時45分ごろ、同県小田原市の歯科医院敷地内で下半身を露出しているのを道路を隔てたファミリーレストラン店内にいた女性客2人が気づき、通報した。

 野口容疑者は帰宅途中で、調べに対し、「人に見てもらうことが快感でやった」と供述しているという。
2007/02/05 10:05
天井に実弾誤射、怪我人なし/広島
 広島県警が31日、同県安芸高田市の吉田警察署の講堂で、地域課の男性巡査長(31)が射撃訓練中に天井に拳銃を誤射し、怪我人はなかったと発表した。

 巡査長は同日午後4時5分ごろ、3階講堂内で1人で教練用ビデオを見ながら訓練中、拳銃を上に向けた威嚇の体勢で実弾1発を誤し、弾は石こうボード製の天井にめり込んで止まった。
 巡査長は「(実弾が入っていたのを)失念していた」と話しており、内規で定められた責任者の立ち会いもなかったという。
2007/02/05 09:44
医療過誤訴訟で、遺族側が逆転勝訴/新潟
 新潟県立十日町病院で手術中に死亡した女性(当時65歳)の遺族が「麻酔薬の過剰投与が原因」などとして、県に約4200万円の賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁の富越和厚裁判長は、31日、麻酔薬投与での担当医の過失を認め、約1400万円の支払いを命じる遺族側逆転勝訴の判決を言い渡した。
2007/02/05 09:24
県出資会社が自民支部に寄付/石川
 石川県が出資する「金沢都市開発」(金沢市)が自民党の県内3支部に献金していたことが31日、判明した。

 政治資金規正法では、自治体の出資する会社が首長や議員の候補者を公認、推薦する政治団体に寄付することを禁じており、同法に違反している。
2007/02/05 09:08
県警が控訴断念「踏み字」訴訟確定へ/鹿児島
 2003年の鹿児島県議選をめぐる県警の任意の取り調べで警察官に親族の名前を書いた紙を踏まされたとして、同県志布志市の男性(61)が県に損害賠償を求めた訴訟で、県警が31日、取り調べの違法性を認定した鹿児島地裁判決に対し、「違法と言われてもやむを得ない」として、控訴を断念したことを明らかにし、これで県警の敗訴が確定した。
2007/02/05 08:49
横領は「株損失取り返すため」/岐阜
 岐阜県庁の裏金をめぐる事件で、業務上横領容疑で再逮捕された元県職員組合書記次長の岩佐啓久容疑者(46)が県警捜査2課の調べに対し、「1990年ごろから始めた株取引の損失を取り返すために横領した」と供述し、岐阜地検は31日、業務上横領罪で岩佐容疑者を追起訴したと発表した。

 岩佐容疑者は組合書記次長だった2001年4月と5月の2回にわたり、組合活動費として金庫に保管されていた現金計465万円を抜き出し、横領した。
2007/02/05 07:38
「高卒」と偽り就職した大卒職員免職/兵庫
 兵庫県尼崎市水道局が31日、4年制大学を卒業したにもかかわらず、最終学歴を「高卒」と偽って採用試験に合格し、10年近く勤務していたとして、同局管路補修課の男性職員(37)を同日付で諭旨免職とし、職員は「安定した職に就きたかった」と説明していると発表した。
2007/02/05 07:33
佐藤元分析官が最高裁に上告
 外務省の関連機関「支援委員会」に資金を不正支出させた背任などの罪に問われた同省元主任分析官佐藤優被告(47)が31日、懲役2年6月、執行猶予4年の1審判決を支持した同日の東京高裁判決を不服とし、最高裁に上告したことが判明した。

 高裁は同日午前、無罪主張を退け、被告側控訴を棄却した。
2007/02/05 07:28
発電設備廃止の損金処理、追徴課税17億円取り消し
 火力発電設備の稼働停止に伴う損金計上をめぐり、国税当局が追徴課税したのは違法として、中部電力が国を相手に約17億9000万円の追徴課税の取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁の杉原則彦裁判長が31日、「火力発電設備の稼働停止に際し、中部電力が除却損として計上した金額は適正」と述べ、追徴分の全額取り消しを命じたことが判明した。
2007/02/05 07:24
鼻から18年前のガーゼ/新潟
 新潟市民病院が31日、18年前に手術をした60代の男性の鼻腔内に止血用ガーゼを置き忘れる医療ミスがあり、男性が昨年12月下旬、鼻をかんだ際、ガーゼが出てきて発覚するミスがあったと発表した。

 男性は手術の数年後から鼻の奥が圧迫され、嗅覚が減退するなどの症状があり、別の病院にかかったが原因が分からなかったが、ガーゼが出てから嗅覚は以前より回復したといい、市民病院は慰謝料の支払いを検討している。

 市民病院によると、男性は1989年、鼻腔内のポリープを除去する手術を受けた。その際、止血用のガーゼ(長さ15センチ、幅3センチ)を置き忘れたとみられ、手術後に、ガーゼの使用枚数は数えていなかったという。
2007/02/05 07:11
タクシー運転手に頭突き/千葉
 千葉県警四街道署が30日、千葉市若葉区桜木町、千葉社会保険事務局職員富永鐘学容疑者(57)を暴行の現行犯で逮捕したと発表した。

 富永容疑者は30日午後10時20分ごろ、同県四街道市大日の市道でタクシーに乗車中、赤信号で停止した際、いきなり自分でドアを開けて降車し、料金を請求しようと呼び止めた男性運転手(48)に「なんだお前は」と言って頭突きなどをし、運転手の110番通報で駆けつけた四街道署員に取り押さえられた。

 富永容疑者は、千葉県佐倉市内で友人と酒を飲んだ帰りで、「酒に酔っていてよく覚えていない」と供述しているという。
2007/02/04 23:13
警部が電車で女性の体触り、痴漢で逮捕/東京
 電車内で女性の体を触ったとして、埼玉県警川越署が31日までに、県迷惑行為防止条例違反の現行犯で、警視庁第8方面交通機動隊警部早川武容疑者(42)=埼玉県狭山市入間川=を逮捕し、早川容疑者が「やっていない」と否認していると発表した。

 早川容疑者は30日午後11時すぎ、西武新宿線の所沢〜南大塚駅間の電車内で、川越市に住む女性会社員(22)の体を触り、女性は乗客と協力して同容疑者を取り押さえ、南大塚駅で駅員に引き渡したという。
2007/02/04 23:04
外務省の背任事件で、佐藤優元主任分析官の控訴棄却

 国際学会への派遣費用などを外務省関連団体「支援委員会」に不正支出させた背任と、国後島の発電施設工事の入札を巡る偽計業務妨害の罪に問われた同省元主任分析官・佐藤優被告(47)の控訴審判決が31日、東京高裁であり、高橋省吾裁判長が「支援委員会に損害を与えた被告の行為は正当な業務とは言えず、支出に違法性があったことは明らか」と述べ、佐藤被告を懲役2年6月、執行猶予4年とした1審・東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却したことが明らかになった。

 東郷和彦・元同省欧亜局長が弁護側証人として出廷し、背任とされた不正支出について、「外務省が組織として行ったことで、佐藤被告に責任はない」と証言したが、判決は、「説得力のある根拠を示しておらず証言は考慮に値しない」と判断し、さらに、この支出を同省幹部が決裁した点については、「鈴木宗男衆院議員の意向に反すると人事上の不利益を受ける可能性があると考えて行った」と指摘している。
2007/02/04 22:35
原爆症認定訴訟で、国に申請却下取り消し命じる

 原爆症の認定申請を却下された愛知県内の被爆者4人が国を相手取り、処分の取り消しなどを求めた訴訟で、名古屋地裁の中村直文裁判長が31日、4人の原告のうち2人の却下処分の取り消しを命じ、国の認定基準について「評価を形式的に適用し、判断したのでは因果関係が実態を反映するとはいえない。誤った結果を招く危険性がある」と批判したことが明らかになった。

 全国19地高裁で計229人が争う集団訴訟としては、昨年5月の大阪地裁、同8月の広島地裁に続き、司法による被爆者救済の流れを一部反映した判決となった一方で、国は3度にわたって原爆症の認定基準の欠陥を指摘されたことになり、今後、基準の見直しを迫られることになる。
2007/02/04 22:07
仙台入管審査官、二日酔いで応対/宮城
 仙台入国管理局の男性統括審査官(57)が、局で在留資格申請者の関係者の応対をした際、二日酔い状態だったとして苦情を受け、局が関係者に謝ったことが30日、判明した。

 審査官は26日午前、宮城野区の局事務所で、フィリピン人の妻の在留資格認定をめぐって問い合わせに来た白河市の飲食業男性(52)の応対をした際、酒臭かったとして男性から抗議され、その場で上司が謝罪したという。

 審査官は前夜に仙台市の飲食店で生ビール1杯と日本酒3合を飲み、一夜明けても抜けておらず、「相手に不快な思いをさせ、申し訳ない」と反省しており、入国管理局は「誠実な対応とは言えない」として、審査官を口頭注意した。
2007/02/04 20:07
土砂崩れで県土木事務所捜索へ/奈良
 奈良県上北山村の国道169号で、土砂崩れに車ごと巻き込まれた大阪の夫婦ら3人が亡くなった事故で、県警が31日、道路を管理していた県吉野土木事務所などを業務上過失致死容疑で任意で捜索したことが判明した。

 事故以前に相次いで2回の土砂崩れが現場であったのに、県が警備員による現場監視をとりやめ、通行止めにしなかったことなど一連の経緯や道路管理の状況を調べたという。
2007/02/04 19:46
運営費544万円を着服/長崎
 長崎社会保険事務局が31日、同事務局の課長補佐(49)が関連団体の運営費544万円を着服していたとして、窃盗容疑で刑事告発すると発表した。

 課長補佐は長崎北事務所の次長を務めていた06年5〜12月、管内の企業の社会保険担当者でつくる長崎北社会保険委員会の口座にあった運営費から544万円を引き出し、着服し、課長補佐は「パチンコなどに使った」と話しているという。
2007/02/04 19:39
拳銃の弾落とし破裂、警察官軽傷/兵庫
 30日午前9時ごろ、兵庫県警垂水署(神戸市垂水区)の裏庭で、同署刑事1課の男性警部補(54)が、定期点検後に拳銃を片付けようとした際に弾1発を地面に落とし、弾が衝撃で破裂し、薬莢が近くにいた別の男性警部補(35)の右手に当たり、軽い怪我をしたことが明らかになった。

 警部補は月1回の服装や持ち物の定期点検を終えた後、拳銃を保管庫にしまうため弾を抜いたところ、過って落とし、警部補は「手に弾を乗せる際、受け損ねた」と話しているという。
(編注:これからは、拳銃は持たせても、弾は持たせないことにすべきでは?)
2007/02/04 19:23
山田澄雄五條市議、山林売買詐欺「共謀」を否定/奈良
 和歌山県橋本市(旧高野口町)の山林売買をめぐって不当な利益を得たとして、詐欺罪に問われ、現在公判中の五條市議、山田澄雄被告(60)=無所属、3期目=が29日までに保釈され、同日、罪状の一部を否認し、今後の議員活動に意欲を示していることが判明した。

 山田被告は、堺市の産業廃棄物処理業者が旧高野口町に所有していた山林1.8ヘクタールを同町に売却する取り引きを通じて、整理回収機構に虚偽申請を行って同地の根抵当権を抹消し、約3000万円の不当な利益を得たとして、昨年11月、詐欺の疑いで和歌山県警に逮捕されていた。
2007/02/04 18:27
心臓手術で運動障害、旭川医大に損賠訴訟/北海道
 不適切な心臓手術で運動障害が残ったとして、手術を受けた網走市の男児(4)と両親が、旭川医大(八竹直学長)に約1億7600万円の損害賠償を求める訴えを旭川地裁に起こしたことが判明した。

 男児は心臓に穴が開いている「心室中隔欠損症」と診断され、03年8月5日、同医大で欠損を閉鎖する手術を受け、術後の不整脈を抑えるため、心臓に4本のワイヤを埋め込んだが、翌日、医師がワイヤを抜く際に心臓の壁を傷つけて出血し、男児には低酸素脳症による脳障害が残り、1人で座ることも立つこともできなくなったという。
2007/02/04 18:21
つがる市係長が飲酒運転追突事故、近く書類送検/青森
 つがる市財政部管財課の男性係長(44)=同市木造=が26日夜に同市内で飲酒後に車を運転し、停車中の乗用車に追突していたことが28日に判明し、つがる署が近く、係長を道路交通法違反容疑(酒気帯び運転)で書類送検すると発表した。

 係長は26日に勤務を終えた後、同市内の飲食店2軒で1人で酒を飲んだ後、軽ワゴン車を運転して帰宅途中の午後11時15分ごろ、同市木造千代町の市道で路上に駐車中の乗用車に追突した。

 事故後、つがる署の調べで、男性係長から呼気1リットル当たり0・4ミリグラムのアルコールが検出され、違反切符が切られたという。
2007/02/04 18:15
県情報公開審が、「理由必要」と意見書を提出/青森
 市民団体「弘前市民オンブズパーソン」が県警少年課、交通指導課などの捜査費関連文書の全開示を請求し、県公安委が棄却する裁決を出した問題で、県公安委の諮問機関・県情報公開審査会が30日、「答申と異なる裁決等を行う場合には裁決書に理由を具体的に示す必要がある」などとした意見書を県公安委に提出したことが判明した。

 同問題をめぐり、同審査会が昨年2月と10月に「証拠書類の枚数などを開示せよ」と答申したが、県公安委は昨年12月と今月24日に「捜査に支障が出るものや、協力者が推認される部分は開示できない」との裁決を出してた。
2007/02/04 18:08
同僚女性職員盗撮の職員、懲戒処分/青森
 八戸市など7市町に水道水を供給する一部事務組合「八戸圏域水道企業団」(企業長・小林真八戸市長)が30日、同僚の女性職員に対し盗撮行為を行ったとして、主事級の男性職員(34)を29日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたことを明らかにした。

 発表によると、男性職員は1月17日午前11時ごろ、20代の女性職員に接写撮影の仕方を指導した際、前かがみになった女性職員のスカート内を、持っていた小型デジタルカメラで後ろから撮影したところ、気配に気付いた女性職員がカメラを取り上げ、上司に報告し、男性職員は撮影を認めて、謝罪したという。
2007/02/04 18:03
市議会政務調査費返還で弘前市に住民監査請求/青森
 住民団体「弘前市民オンブズパーソン」が30日、05年度分の旧弘前市議会政務調査費について、25市議が違法、不当な支出をした疑いが濃いとして、市議に対する不当支出分の返還請求を起こすよう、相馬しょう一市長に求める住民監査請求を行ったことが明らかになり、同市監査委員は3月末までに、同オンブズ側に監査結果を伝えるという。

 25市議の05年度政務調査費収支報告書で「事務所費」や「研究研修費」などとして計上された経費の一部に、政務調査費を充てるのが不適切と見られる項目があるといい、旧弘前市議の政務調査費を巡っては、04年7月に仙台高裁が01年度分について、05年4月に青森地裁判決が03年4月分について、それぞれ不当支出分の返還を請求するよう市長に命じている。
2007/02/04 15:17
下水道使用料徴収漏れで3人厳重注意/宮城
 登米市が30日、05年7月〜今年1月にかけ13件194万円の下水道使用料の徴収漏れがあり、当時の関係職員3人を厳重注意処分にしたと発表した。

 市下水道管理課によると、05年9月を中心に宅地内の排水設備の完工検査が立て込み、下水料金徴収に要する手続きをし忘れ、昨年暮れ、関係者から問い合わせがあるまで気づかなかったという。
 内訳は福祉法人1件155万円、個人12件39万円で、市は13件全員に謝罪し、分割を含め納付を理解してもらった。
2007/02/04 14:59
猥褻自衛官に懲役1年6月求刑/山形
 女性自衛官に猥褻な行為をしたとして強制猥褻罪に問われた東根市温泉2、陸上自衛隊神町駐屯地所属の陸士長、安藤博被告(22)の初公判が29日、山形地裁(金子武志裁判官)であり、安藤被告は起訴事実を認めて即日結審し、検察側は懲役1年6月を求刑したことが明らかになった。

 安藤被告は06年10月5日午後8時15分ごろ、宮城県色麻町の演習場で実施された訓練終了後、女性自衛官の体に抱きつき、無理やり口づけするなどしたという。
2007/02/04 13:09
町長に辞職勧告決議可決/福島
 桑折町の臨時町議会が30日開かれ、林王喜久男町長が町発注の測量設計業務で官製談合に関与した疑いが強いとして、林王町長の辞職勧告決議案を賛成多数で可決したと発表した。

 決議案を提案した平井光一議員は、談合が疑われているにもかかわらず、林王町長は議会から求められた公正取引委員会への通知を拒否したことを批判したうえで、「このような態度は町長関与の疑いを強める」と指摘した。

 林王町長は「議決を真摯に受け止め慎重に対応していく。官製談合の事実はない」と語った。
2007/02/04 12:51
工事の事故で後遺症、市側争う姿勢/茨城
 下水道工事中の事故で下半身が麻痺する後遺症を負ったとして水戸市内の元作業員の男性(34)が、工事を発注したひたちなか市と施工会社2社を相手取り、約1億7000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が30日、水戸地裁(坂口公一裁判長)であり、被告側は請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示したことが判明した。

 男性は05年11月1日、ひたちなか市内の下水道工事現場で作業用の足場を解体中、斜めに傾いた足場を支えていたが、倒れてきた鉄パイプや鉄板などの下敷きになり、男性は脊椎を損傷し、下半身が麻痺する障害を負った。
 原告側は「施工会社は足場が崩れないよう注意する義務があった。市は業者が細心の注意を払うよう指示する義務があった」としている。
(編注:指示する義務が無いってか?)
2007/02/04 12:36
太田市土地開発公社「紹介料支払いに問題はない」/群馬
 太田市土地開発公社が30日、住宅地分譲で共同販売した県宅地建物取引業協会太田支部に支払った紹介料(約1億300万円)が使途不明となっている問題で、29日に県企業局から「事実を正しく公表するように」と抗議文を受けたことに対する反論の記者会見を行い、同公社は「県企業局が行った板倉ニュータウン分譲での顧客紹介料協定書や、県の管理者名の正式な顧客紹介成立通知書などに基づき、宅建協会太田支部の指示を受けて行った事業で、紹介料の支払いに問題はない」と改めて訴えた。
2007/02/04 12:20
伊勢崎の巨大観覧車建設で、市が区長会で要望書に署名求める?/群馬
 伊勢崎市が計画延期を決めた大型観覧車の建設を巡り、市が開いた区長会で、建設推進を求める要望書を市に提出するよう求められていたことが30日、判明した。

 要望書は会を代表する区長会長の男性と市職員が共同で作成したもので、市は「会長個人の判断」とするが、要望書への署名を求められた区長らは「市の意向ではないか」と話し、住民の反対運動が活発化する中、市が区長会を利用して建設機運を醸成しようとしたとして問題になっている。

 要望書は矢内一雄市長あてで、「観覧車建設についての要望」と題されており、内容は「大型観覧車の建設は、市の発展の鍵を握る伊勢崎パーキングエリア周辺の開発整備の中核となる事業としてなくてはならない」などと計画の必要性を指摘している。

 市は26日に計画延期を発表し、職員から各区長に「要望書の件はなかったことにして下さい」と電話があったという。
2007/02/04 11:12
中3を買春容疑で、横浜市職員逮捕/神奈川
 神奈川県警少年捜査課と泉署が30日、横浜市都筑区牛久保東2、同市資源循環局港北事務所職員、土田勝也容疑者(28)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕したと発表した。

 土田容疑者は06年12月17日、横浜市港北区のホテルで、携帯電話の出会い系サイトで知り合った同市内の中学3年の女子生徒(15)に現金3万円を渡し買春した疑いで、神奈川県警が別事件で補導した少年の話をもとに女子生徒から聴取し、発覚した。
2007/02/04 11:01
県酪農試験場詐欺の初公判で起訴事実認める/山梨
 山梨県酪農試験場(北杜市長坂町)で経費を架空請求したとして詐欺と公電磁的記録不正作出の罪に問われた韮崎市藤井町駒井、試験場元総務課長、深沢正人被告(53)=懲戒免職=の初公判が30日、甲府地裁(矢野直邦裁判官)で開かれ、深沢被告は起訴事実を全面的に認めた。

 検察側は冒頭陳述で、約600万円の借金の返済などにあてるためだったと指摘し、深沢被告が交際費などのために消費者金融から金を借り入れるようになり、総務課長に就任した03年には借金が約600万円あったことを明らかにした。
2007/02/04 10:39
韮崎市議買収で、市議会が2議員辞職報告/山梨
 韮崎市議会が30日、臨時の全員協議会を開き、知事選で山本栄彦知事を支持し公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された岩下照人容疑者(64)と清水清容疑者(74)の辞職が報告され、信頼回復のために議員全員で襟を正すことを再確認したと発表した。
2007/02/04 10:14
飲酒運転の消防署員を懲戒免職/長野
 山ノ内町が30日、酒気帯び運転をして物損事故を起こした元岳南広域消防本部司令補、畔上和雄主査(41)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 畔上主査は1月17日夕、同町佐野の国道292号で酒気帯びのまま乗用車を運転し、別の乗用車と衝突したが警察に届けなかった。
 26日に道交法違反の罪で長野区検が長野簡裁に略式起訴し、同簡裁は罰金27万5000円の略式命令を出したて、同主査は全額、納付した。
2007/02/04 09:51
育児休業を不正取得、職員を停職3カ月/長野
 千曲市が30日、育児休業を不正取得した同市教育委員会の男性技術職員(35)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
 同市で男性職員の育児休業取得は初めてだったが、この職員は04年2月に生まれた長男を保育園に預けたため取得資格を失ったにもかかわらず、市に報告しなかったという。

 同市の育児休業は3歳未満の子供に適用され、保育園に預けた場合は適用外となるが、男性職員は「自分で長男を育てたい」として、06年4月から今年2月末までの育児休業を取得しながら、06年5月から長男を保育園に通わせていた。
2007/02/04 00:55
名古屋3区で「不適正」事務、抜き取りを認定/愛知
 名古屋市の区役所で住民票などの交付手数料が着服された問題で、同市監査委員が30日、市内全16区役所・5支所の各種手数料などの現金取り扱いについての監査結果を公表し、市が業務上横領の疑いで県警に職員を告訴している西区山田支所、中区、南区の3区・支所の現金収納事務について「不適正」と指摘したことが判明した。

 監査結果で、年度ごとに、住民が申請した住民票などの申請件数を金額に換算して、区が実際に受け取った交付手数料(1通300円)の金額と照合した結果、本来金額が一致するはずなのに、中村区、南区南陽支所、守山区志段味支所を除く区・支所で金額に誤差があった。

 各区の年度ごとの戸籍手数料の推移を調べた結果、南区の戸籍手数料が01年度と02年度で他の区と比べて大きく落ち込んでいることが判明し、監査では「確かなことは言えないが、不適正な扱いのあったことが疑われる」ともしている。
2007/02/04 00:26
職員不祥事の徹底調査を求め、市民団体が要望書/京都
 京都市で相次ぐ職員の不祥事問題を市民の立場で調べて解決に導こうと、市民団体「市民ウォッチャー・京都」が30日、徹底調査を求める要望書を市に提出したことが判明した。

 同団体が昨年発足した「究明プロジェクトチーム」が1月8日に行った1回目の電話相談「不祥事問題ホットライン」で集めた情報も提供しており、次回は2月3日に実施し、内部告発だけでなく市民の情報提供も呼びかける。

 1回目では計49人(現職員12人、元職員6人、市民31人)から情報があり、その中で「緊急で重大」とチームが判断した3件は職員名なども含めて市に報告しており、チームの中村和雄弁護士は「市の自浄能力には限界があり外部の監視機関が必要。個人名も提供したのだから市は詳細に調査すべき」と指摘している。
2007/02/03 23:52
広域組合職員、浜田の国道で酒気帯び物損事故/島根
 浜田地区広域行政組合の男性職員(49)が酒気帯び運転で物損事故を起こしていたことが判明し、30日、組合管理者の宇津徹男・浜田市長が「交通裁判などの結果が出てから処分を決めたい」と発表した。

 職員は自宅で19日午後9時ごろから20日午前0時半ごろまで酒を飲み就寝。午前6時に起床したが、急遽息子に頼まれ、息子を試験会場の県立大に送る途中の20日午前7時ごろ、同市西村町の国道でハンドル操作を誤り、ガードレールに衝突する事故を起こした。

 事故当時、職員から呼気1リットル中0・2ミリグラムのアルコール分が検出されたという。
2007/02/03 20:15
ノロウイルスを調理員ら6人から検出/鳥取
 鳥取保健所が29日、17校に給食を配食した市第2学校給食センターの調理員2人と小学校2校の教職員4人の計6人の検便を実施し、30日に全員からノロウイルスを検出したと発表した。

 ノロウイルスを検出した調理員2人は、26日に同センターに出勤し、ともに体調不良はなく、うち1人が調理にあたったが、その1人は17日にノロウイルスの陽性反応を示していた調理員だったという。
2007/02/03 20:00
被告が証言変更、自治労の金認識と/島根
 自治労県本部を舞台にした多額横領事件で、業務上横領罪に問われた元書記、安部純子被告(56)=松江市法吉町=と母みどり被告(78)=同=の第3回公判が30日、松江地裁(飯島健太郎裁判長)であり、前回公判で「自治労の金と知っていたら使わなかった」と述べたみどり被告は「頭が真っ白になり、あんなことを言った」と証言を撤回し、自治労の金と知っていたことを認めたことが明らかになった。

 みどり被告は純子被告と共謀し、02年8月〜04年6月、同県本部の共済掛け金口座などから複数回にわたり、計約2億1000万円を不正に引き出し着服した。
2007/02/03 19:46
785人はノロウイルス、市教委が初動ミス認める/鳥取
 鳥取市内の小中学校17校で児童ら785人が下痢などの症状を訴えた問題は、給食による集団食中毒だったことが判明し、原因菌はノロウイルスとみられ、市教委の中川俊隆教育長が30日、「公共の食を扱う者として大きなミスをした。大変申し訳ない」と謝罪した。

 同市役所で会見した中川教育長は、10日から食中毒症状を訴えた市第2学校給食センター調理員のノロウイルス感染が判明した17日の時点で、県に報告しなかったことを陳謝したうえで、同センターの全職員にノロウイルスの検査を行わなかった初動ミスを認めた。

 一方、新たに保護者ら5人が食中毒にかかったことが30日判明し、患者は計790人になり、欠席者は小中学校の児童・生徒が496人から211人、教職員が30人から14人に減った。入院患者は新たに1人が判明して計7人になったが、現在入院しているのは1人で軽症という。
2007/02/03 19:35
債券12億円塩漬け問題で出納室長を異動/岡山
 早島町が各種基金計12億円で購入した債券が20年間“塩漬け”になる可能性がある問題で、同町が30日、基金の管理を担当していた武鎗(たけやり)章弘・出納室長を事実上の更迭といえる総務課付とし、後任に原一雄・環境産業課長を充てる人事異動(1日付)を明らかにした。
2007/02/03 19:16
小富士小の給食からホチキス針/愛媛
 四国中央市教委が、30日、同市の小富士小学校(加地孝將校長、197人)の同日の給食から、ホチキスの針が見つかり、安全確認を図るため同地区の給食を担当している土居学校給食センターの調理中止を決定したことを発表した。

 同小学校で給食中に児童がホチキスの針を見つけたが、怪我人は出なかった。同小では26日にも同様にホチキスの針が見つかっているが、原因や、どこで混入したかについては調査中といい、原因不明のまま再開していたことが判明した。

 同市土居地区では昨年の10月以降5件目の異物混入の発見で、同給食センターは同地区の2幼稚園、5小学校、1中学校が利用しており、教職員も含め、約1900人に影響が出ることになる。
2007/02/03 09:25
小倉南社会保険事務所の元係長着服で、上司らを処分/福岡
 福岡社会保険事務局が30日、小倉南社会保険事務所国民年金保険料課の北川勝久・元係長(36)が約100万円を着服していた問題で、金庫の管理が不十分だったなどとして、当時の同事務所総務課長を減給10分の1(1カ月)、同事務所長ら8人を訓告、または厳重注意したと発表した。

 北川元係長は事務所内の金庫から現金領収証書を盗み出し、昨年2〜5月、領収証を渡すのと引き換えに加入者7人から保険料計約100万円を受け取り、着服したため、事務局は元係長を懲戒免職相当としたが、発覚前の昨年7月に退職していたという。
 事務局は業務上横領容疑で小倉南署に告訴しており、今後は着服した現金と退職金の返還を求めることになる。
2007/02/03 08:50
知事が対話拒否、県民投票の会が意見陳述/佐賀
 プルサーマル計画の賛否を問う県民投票条例案の論議が30日、県議会で始まったが、古川康知事は「県民投票は議会と首長が対立して議決が得られない場合などに例外的に行うもの」と必要性を否定した。

 県議会の本会議場は傍聴席187席のうち108席が埋まった。県民投票の会からは共同代表2人が登壇した。

 県民投票の会からの満岡聡さんは計画への県民の理解が不十分との立場から「一方的な説明では理解は成立しない。必要な対話を拒否するのはなぜか」と知事を批判。また「原爆に使われるプルトニウムは半減するのに2万4000年かかる」と管理が不可能であることを訴えた。

 古川知事は「議会制民主主義が機能している中で判断した」と述べ、県民投票はなじまないとの見解を示した。
2007/02/03 00:22
ずさん管理で課税漏れ、当時の主事級を減給処分/熊本
 熊本県が30日、芦北地域振興局税務課で02〜04年にかけて163人分計1387万8200円の不動産取得税の課税漏れがあり、このうち賦課期限切れとなった約160万円の徴収が出来なくなったことを発表し、県人事課は同日、ずさんな書類管理で課税漏れを引き起こした同課の当時の主事級男性職員(33)を減給4カ月(10分の1)の懲戒処分とし、上司6人を文書訓告などとしたことが明らかになった。

 男性職員は02年4月〜05年3月、同振興局で課税業務を担当。管内1市2町から送付された課税資料を仕分けせずに積み重ね、机の上を片付ける際には紙袋に入れ、一部を書庫に放置するなど、ずさんな取り扱いを繰り返しており、電算システムへの入力忘れなどもあったという。

 昨年7月、同局管内の住民から不動産所得税の減額申請が出たが、課税記録がなく、発覚した。
2007/02/03 00:08
仙台市下水道事業 市が内部調査開始/宮城
 仙台市の下水道事業で業者組合の意向で引き上げられた作業(設計)単価に絡み、職員が不自然な正当化工作をしていた問題で、仙台市が30日、市建設局管路管理センター(泉区)の職員らが深夜まで残業を命じられた経緯や、虚偽とみられる残業内容の記載が黙認された理由などについて内部調査を始めたことが明らかになった。

 副市長や関係局幹部らが対応を協議し、作業単価引き上げの根拠や残業が本来必要な業務だったのかどうか、実際と違う残業理由の記載はだれが指示したのかなどを調べることを決めたという。

 問題となっているのは、「緊急管きょ清掃業務委託」の作業単価で、長年、業務を委託してきた業者組合の要望を受け、市は昨年4月に単価を引き上げたが、これに先立ち、組合側から要望を聞く会合が05年5月と06年2月にあり、2度とも会合後に市職員と加盟業者との酒席が設けられていた。
2007/02/02 17:10
巡査部長が交通違反切符入りかばん紛失/兵庫
 兵庫県警西宮署が30日、同署交通1課の男性巡査部長(51)が取り締まり中に交通反則切符や仮納付書などが入ったかばんを紛失し、違反者の氏名や住所が書かれた交通反則切符も1通あったと発表した。

 巡査部長は30日午後5時20分ごろ、西宮市の路上で駐車違反車を写真撮影し、近くに止まっていた自転車の荷台にかばんを置き忘れて、約5分後に気付いて戻ったが、自転車ごとなくなっていたという。
(編注:警察官では管理できないということであれば、民間の警備会社に預けたら?)
2007/02/02 16:26
都知事交際費訴訟で、40万円の返還を命令/東京
 東京都の石原慎太郎知事らの交際費を巡り、市民団体代表らが飲食を伴う78件の懇談に充てられた支出計1194万円を都に返還するよう求めた住民訴訟で、30日、東京地裁の鶴岡稔彦裁判長は2件の懇談について「社会通念を逸脱しており違法な支出」などと述べ、石原知事らに2件分、計約40万円の返還を命じた。
2007/02/02 16:09
小学教諭が7年間も無免許運転/福岡
 福岡県久留米市の市立西国分小の男性教諭(50)が1月、道交法違反(無免許運転)容疑で県警に摘発され、7年間以上にわたり無免許運転を繰り返していたことが判明した。

 教諭は1月5日、同市内でシートベルト着用義務違反で県警に摘発された際、無免許運転も発覚した。酒気帯び運転で摘発され免許停止処分中だった1999年5月に運転し、免許取り消し処分を受けていた。

 処分直後は自転車で通勤していたが、やがて自宅の軽乗用車で通勤するようになったという。教諭は処分などを市教委に報告しておらず、県教委は、免許の確認もないまま教諭の軽自動車を公用車として認定していた。
2007/02/02 15:54
飲酒運転の県職員を懲戒免職/愛知
 酒を飲んで車を運転し、物損事故を起こした愛知県立病院の職員が30日、懲戒免職になったことが判明した。

 懲戒免職になったのは、愛知・岡崎市にある「愛知県がんセンター愛知病院」の男性職員(36)で、この職員は、1月3日に愛知・田原市で友人と居酒屋2軒でビールやワインを飲んで帰宅する途中、道路脇のフェンスにぶつかる物損事故を起こした。
2007/02/02 15:38
虚偽の拳銃押収で警部補を懲戒免職、上司らも訓戒処分/奈良
 奈良県警橿原署の警部補黒田真容疑者(47)が天理署に勤務していた2002年、拳銃押収で虚偽の捜査書類を作成した事件で、県警は30日、黒田容疑者を懲戒免職処分、同署長だった田中幹員(よしかず)・警備部長(警視正)ら当時の上司3人を本部長訓戒処分などにした。

 また、当時の同僚の警部補が黒田容疑者の偽装に関与した可能性があるとして、県警が事情を聞いている。奈良地検は同日、黒田容疑者を虚偽有印公文書作成、同行使の罪で起訴した。
2007/02/02 15:18
カラオケで飲酒の県職員、車2台と衝突事故/兵庫
 30日午後10時10分ごろ、兵庫県高砂市中島の市道で、駐車場を出ようとした同県加古川市志方町、県社土木事務所用地第2課課長補佐・小谷和之容疑者(55)運転の乗用車が、高砂市内の主婦(30)運転の乗用車に接触した後、近くで停車中のタクシーに追突する事故を起こした。

 女性の車に同乗していた中学1年の長男(13)が軽傷を負い、駆けつけた高砂署員が小谷容疑者から呼気1リットル中0・4ミリ・グラムのアルコール分を検出したため、道交法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕したという。

 小谷容疑者は「カラオケ店で酒を飲んで帰宅する途中だった」と話している。
2007/02/02 14:55
志位委員長が厚労相罷免求める
 衆院本会議で代表質問した共産党の志位委員長が、「女性は産む機械」と語った柳沢厚労相の罷免を求め、また、サービス残業」「偽装請負」根絶するよう要求した。
2007/02/02 14:39
処分検討委、裏金返還要請へ/長崎
 長崎県庁の裏金問題で、処分や裏金の返還などを検討する物品調達問題処分等検討委員会(委員長=水上正博弁護士)の第5回会合が29日、長崎市であり、担当職員、管理監督責任のある幹部だけでなく三役を含む一定の役職以上の全職員に返還を要請するほか、裏金作りに関与した職員については99年以降の退職者にも自主的な返還を求める案が示されたことが判明した。
 同年に裏金の存在を知りながら内部処理で済ませた知事にも法的な責任を明確にしたうえで返還を求めるという。

 発生年度が不明な2685万円を含めた4億3460万円を裏金と認定し、返還の対象としており、このうち県が消耗品などへの使途が証明されたとしている「公的流用」2億4401万円も「財務規則に違反し、適正な支出ではない」として一部は返還を求めることを確認した。

 一方、請求書を5000円以下の小分けにして請求書とは違う備品などを購入する「書き換え」1678万円についても一部返還を求めるが、不正の度合いが低いとして返還割合は軽減するという。
2007/02/02 14:19
土砂崩れ3人死亡事故で「予測しきれなかった」/奈良

 奈良県上北山村の国道で、土砂崩れに車ごと巻き込まれ3人が死亡した事故で、同県の木谷信之土木部長は30日午後、記者会見し、「今回の現場は、これまでの2回の発生場所よりやや南にずれていて、予測できなかった」と述べ、土砂崩れが想定外だったことを強調した。
(編注:写真で見るだけで、凄く崩れ易そうに見えるのだが、「土木部の人間の頭では」予測できないということか?)
2007/02/02 14:02
CATV汚職事件で元町長、改めて無罪を主張/大分
 旧蒲江町のケーブルテレビ整備事業を巡る汚職事件で、収賄の罪に問われている佐伯市蒲江畑野浦、元蒲江町長、尾形長一被告(64)と、同市鶴望、会社員、三浦康男被告(47)の最終弁論が29日、大分地裁(宮本孝文裁判長)でり、弁護側は改めて無罪を主張し、結審した。

 尾形、三浦両被告は捜査段階から一貫して起訴事実を否認し、無罪を主張しており、弁護側は「(収賄の起訴事実を認めている)安藤維明被告(61)=同罪で公判中=の供述には一貫性がなく、信用できない」と述べた。
2007/02/02 13:47
人吉球磨組合談合で事務局追及の声相次ぐ/熊本
 人吉球磨広域行政組合(代表理事・福永浩介人吉市長)が人吉市に建設中の「汚泥再生処理センター」の設計入札を巡る官製談合事件で、前組合事務局長、北川徹容疑者(56)が競売入札妨害容疑で逮捕されたことを受け、同組合議会が29日、緊急の調査特別委員会を開き、委員から、改めて事務局や福永市長の責任を追及する声が上がっている。

 委員からは「低価格入札基準値は北川容疑者一人で決めたのか」「用地選定の業務委託から東和科学への受注調整があったのでは」などと質問が出たが、肝心な部分について事務局側は「捜査に関することは控える」と明確な回答を避けた。
2007/02/02 13:30
がけ崩れ車のむ、救出の3人意識不明/奈良

 1月30日午前7時40分ごろ、奈良県上北山村西原の国道169号でがけ崩れが発生し、走行中のワゴン車1台が土砂に埋もれる事故が発生した。

 吉野署によると、ワゴン車は運転席と後部座席が押しつぶされた状態で、後部座席と助手席から女性1人ずつ、運転席から男性1人の計3人を救出したが、いずれも意識不明の状態とみられ、男性は大阪府内の病院に、女性2人は橿原市内の病院にヘリコプターで搬送された。

  調べでは、道路は西側のがけが幅30メートル、高さ35メートルの範囲にわたって崩れ、ワゴン車は岩や土砂の下敷きになっていた。県道路維持課によると、18日にも幅20メートル、高さ30メートルの範囲にわたってがけが崩落し、一時通行止めとなり、21日にもほぼ同規模の土砂崩れがあったという。
(編注:がけ崩れが発生している場所で、通行止めにしなかった責任は?)
2007/02/02 13:17
中国残留孤児訴訟で国の責任認めず/東京

 首都圏の中国残留日本人孤児40人が、早期帰国の実現や帰国後の自立支援を怠ったとして、国に1人当たり3300万円、総額13億2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁の加藤謙一裁判長が30日、国の賠償責任を認めず、請求を棄却したことが明らかになった。

 残留孤児が全国で起こした集団訴訟のうち、判決は3件目で、先行した判決では、神戸地裁が国の責任を認めたが、大阪地裁は訴えを退けていた。
(編注:公務員が職務を怠るのは戦争のせいだってか?)
2007/02/02 13:12
出所後の男性殴った男性看守を減給処分/滋賀
 滋賀刑務所(大津市)は30日、出所後の元受刑者の30歳代男性を殴り、顎の骨を折る大怪我を負わせたなどとして、男性看守(33)を減給6月の懲戒処分にし、看守は同日付で依願辞職したと発表した。

 看守は男性が服役中だった03年春ごろから04年3月ごろまで、携帯電話の番号を教えるなど職務と無関係な私語を交わしたり、チョコレートを食べさせたりしたこともあり、2006年12月21日午前2時すぎ、京都市内の自宅で、男性の左顎を殴って骨折させる大怪我を負わせたほか、男性が出所した後の04年4月から昨年10月までの間、刑務所には無断で、近畿地方に住む男性の自宅に外泊していた。
(編注:同性愛者じゃないだろうな?)
2007/02/02 13:02
枝直撃事故の国賠訴訟で国が上告
 青森県十和田市の十和田八幡平国立公園の奥入瀬渓流で、落ちてきたブナの枯れ枝に直撃され下半身まひになった茨城県の女性らが国と県に賠償を求めた訴訟で、約1億9300万円の支払いを命じた17日の東京高裁判決を不服として、国が30日、上告の手続きを取ったことが判明した。
(編注:この国の役人は、国民を守る気が全くないらしい)
2007/02/02 12:52
女性・市民団体などからも辞任求める声

 柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言を受け、女性・市民団体などからも辞任を求める声が広がっており、日本婦人有権者同盟は「女性の人権をないがしろにした最低な発言だ。女性の人格を否定した差別発言を公共の場でしたことは、厚生労働相として許されない」と辞任を求める文書を30日午後、首相官邸などに送り、紀平代表は「女性が労働、家庭環境で苦しみ、出産が難しい時代なのに、まったく時代のセンスがない」と憤っている。

 日本労働組合総連合会(連合)も29日「女性の基本的人権そのものを否定し、侵害するものであり、とうてい容認できない。少子化の担当大臣の発言として極めて不適切で許されない」と抗議し、辞任を要求する談話を発表した。
2007/02/02 12:40
詐欺で追起訴の被告、起訴事実認める/青森
 青森公立大(青森市)の多額不正流用事件で、同大設置者の青森地域広域事務組合(管理者・佐々木誠造青森市長)から計約240万円を騙し取ったとして、詐欺の罪に問われた同市緑1、同大元総務課長の田辺直(なおし)被告(49)の第4回公判が29日、青森地裁(渡辺英敬裁判官)であり、田辺被告は、追起訴された現金約240万円の詐欺について「(間違い)ありません」と起訴事実を認めたことが明らかになった。

 田辺被告は同課の課長補佐だった00年4月に、米国出張予定の同大教員に代わって出張旅費を請求したように装い、同事務組合から計約240万円を騙し取り、検察側は冒頭陳述で、騙し取った金はローンや消費者金融の返済、携帯電話の代金の支払いなどに充てたと述べた。
2007/02/02 12:10
元水道課長ら競売妨害認める/栃木
 野木町発注工事の競売入札妨害事件で、競売入札妨害罪に問われた元町水道課長、長浜明(59)、元老沼総合建設社長、老沼清一郎(57)両被告の初公判が29日、宇都宮地裁であり、いずれも起訴事実を認めたことが明らかになった。
 検察側は冒頭陳述で、長浜被告が課長就任後、老沼被告の依頼で各工事の設計価格などの情報を日常的に漏らしていたと指摘し、長浜被告が「老沼被告が役場内に影響力があり、依頼に応じれば自分の立場が不利になることはない」と考えていたことが事件の背景にあるとした。

 長浜被告は05年4月に水道課長に異動。課長就任が老沼被告の影響力によるものと考え、同月以降、兼務していた町指名選定委員会の席上で知った各工事の設計価格や指名業者名など、非公開情報をメモ書きして老沼被告に提供していた。
2007/02/02 11:53
児童買春の元高校臨時教諭に懲役2年を求刑/群馬
 元教え子を買春したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反罪などに問われた太田市六千石町、元県立伊勢崎高臨時教諭、須田博文被告(27)に対する初公判が29日、前橋地裁高崎支部(高野芳久裁判官)であり、須田被告は元教え子に友人を紹介させるなどして複数の女子高生と援助交際したことを認め、検察側は懲役2年を求刑したことが明らかになった。

 須田被告は06年9、10月の2回、高崎市内のホテルで、高校1年の女子生徒(当時15歳)を現金計3万円で買春し、同月、女子生徒の紹介で別の女子生徒(当時16歳)から援助交際を申し込まれて現金1万円を渡した。更に、同年2月には別の女子生徒(同)にみだらな行為をし、いずれも元教え子だったという。
2007/02/02 11:36
拳銃押収偽装の警部補が逃走助けた/奈良
 橿原署の警部補黒田真容疑者(47)=虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕=が拳銃の押収を偽装していた事件で、同事件に関して黒田容疑者から現金200万円を脅し取った恐喝容疑で逮捕された無職森田佳樹容疑者(43)が、県警の調べに対し、「窃盗事件で指名手配を受けていた平成4年ごろ、黒田容疑者に逃走を助けてもらった」と供述していることが25日、判明した。

 県警は、黒田容疑者が捜査情報を漏らした可能性があるとみて調べているが、犯人隠避罪の公訴時効は3年。
 黒田容疑者は調べに対し「指名手配されていることは知らなかったし、森田容疑者から相談を受けたことはない」と否認しているという。
2007/02/02 11:02
飲酒運転で現行犯逮捕/沖縄
 酒酔い運転で現行犯逮捕されたのは
 浦添市前田の沖縄気象台職員宮里正秀容疑者(51)が、那覇市首里の県道で追突事故を起こし、そのまま逃走したため、警察官が事情聴取をしようとしたところ、酒の臭いがしたうえ、足元がおぼつかない状態だったため、アルコールチェックをしようとしても応じず、逮捕されたことが判明した。

 那覇署の調べに対し宮里容疑者は、車を運転する直前まで那覇市内のスナックで酒を飲み自宅に帰る途中だったと容疑を認めている。
2007/02/02 10:18
使途不明金問題で県「事実違う」と、市長に文書で抗議/群馬
 群馬県企業局の洞口幸男局長が29日、記者会見を開き、太田市土地開発公社理事長の清水聖義・太田市長が26日に開いた記者会見について「事実と異なる発言があり、厳重に抗議する」と述べた。

 洞口局長によると、県の制度は顧客を紹介し成約した場合に紹介手数料を支払うもので、営業経費や営業報酬、紹介時期の規定が同公社の協定と異なるという。

 清水市長の記者会見は、県が公社に求めた報告書提出に関連して開かれ、報告書は「分譲事業は県が00年に『板倉ニュータウン』で分譲販売した方法に沿って行った」などとしていた。
(編注:どっちが正しいのか、ハッキリしろ!)
2007/02/02 10:08
包括外部監査の結果、事業継続疑問の団体あり/埼玉
 さいたま市の外郭団体に対する「包括外部監査」の結果報告書が29日、相川宗一市長らに提出され、「官から民への流れの中、指定管理者制度が導入され、事業の継続が本当に必要なのか疑問が生じる団体もあった」と指摘したことが判明した。

 今回は、市内23の外郭団体のうち、同市公立施設管理公社、浦和パーキングセンター、浦和商業開発、同市都市整備公社、同市土地区画整理協会、北浦和ターミナルビルの6団体を対象に、05年度の財務会計や人事などを調査したものdえ、同土地区画整理協会が支給する地権者との用地交渉に対する特殊勤務手当(日額310円)について、報告書は「交渉業務は協会の『本業』。手当てを支給する妥当性は乏しい」と指摘した。

 更に、浦和パーキングセンター元役員の駐車場管理業務委託先企業への再就職は「情報提供などの疑念を持たれるため市として自主規制が望まれる」などとした。
2007/02/02 09:54
鴻巣市議の虚偽登録変更「酌量の余地ない」と有罪/埼玉
 排ガス規制を逃れるため、実質的に経営する会社のトラックを規制地域外に登録したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪に問われた鴻巣市北根、元同市議、石渡健司被告(55)の判決公判が29日、さいたま地裁であり、今岡健裁判官は「率先して市民に範を示すべき立場にありながら、自己中心的で酌量の余地はない」として、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡したことが明らかになった。

 石渡被告は長男で農業機具販売業「イシワタ」社長、隆幸被告(29)=同罪で公判中=らと共謀し、05年10〜11月、自動車NOx・PM法の排ガス基準を満たさない同社のトラック3台について、「使用の本拠」を規制地域外の群馬県嬬恋村と偽って記載し、群馬運輸支局に嘘の変更登録申請をしたとして、逮捕・起訴され、昨年12月7日付で市議を辞職した。
2007/02/02 09:06
公選法違反で小菅村前教育委長を送検/山梨
 山梨県警捜査2課と上野原、大月署が29日、知事選で初当選した横内正明氏への票のとりまとめを依頼したとして公職選挙法違反(供応)容疑で逮捕した小菅村前教育委員長の古菅丁(つよし)容疑者(63)を甲府地検に送検したと発表した。

 今後、古菅容疑者から1人当たり約3000円分の酒や料理の提供を受けた元助役ら8人も同容疑で書類送検する方針だという。
2007/02/02 07:22
韮崎市議買収で清水容疑者も辞職/山梨
 知事選での韮崎市議3人による公職選挙法違反事件で、既に議員辞職した岩下照人容疑者(64)=同市本町3=から現金3万円を受け取ったとして逮捕された清水清容疑者(74)=同市大草町下條西割=が家族を通じて浅川昇議長に辞職願を提出し、29日付けで許可されたことが判明した。

 辞職願は27日に提出され、理由は「一身上の都合」となっており、同議会が30日、臨時全員協議会を開催し、岩下容疑者と清水容疑者の辞職を報告するが、同じように、岩下容疑者から現金3万円を受け取った疑いで逮捕、送検された秋山武広容疑者(75)=同市龍岡町下條南割=は、辞職願を提出していない。
2007/02/02 07:10
データ入力ミスで、未払いと過払い/新潟
 新潟社会保険事務局が29日、長岡社会保険事務所で、データの入力ミスにより、健康保険の傷病手当金約12万円の未払い1件と高額療養費87円の過払い1件があり、いずれも請求者に謝罪し、追支給と返納を行ったと発表した。

 昨年10月26日、魚沼市の30代男性が3カ月分の傷病手当金を請求した際、同事務所の職員が誤って2カ月分と入力し、支給額が11万7540円減り、同12月に男性から新たに同手当金の請求があった際に間違いに気づいて、男性に謝罪し、未払い分を支払った。

 昨年6月8日には長岡市の40代男性が請求した高額療養費を計算する際に、別の職員が病院の請求書に載っていた診療点数を30点多く入力し、87円の過払いが生じ、支払いの後に、病院側からの指摘で発覚し、男性に謝罪したという。
2007/02/01 22:08
万引きした女性司書を懲戒免職/富山
 富山県教委が29日、富山市内のショッピングセンターなどで昨年7月と12月に万引きをしたとして、富山市内の県立高校図書館司書の女性臨時職員(48)を懲戒免職処分としたことを明らかにした。

 女性司書は昨年7月9日、富山市内のショッピングセンター内の5店舗で衣類など計8点(約1万4000円相当)を万引きし、同年12月4日に富山簡裁で罰金20万円の略式命令を受けたただけでなく、その1週間後の同月11日、市内のスーパーマーケットで缶詰など計7点(約1800円相当)を盗んだとして、翌日、富山中央署に窃盗容疑で逮捕された。
(編注:これって、病気だよね?)
2007/02/01 21:53
島田市職員、飲酒運転事故で停職3カ月/静岡
 島田市が29日、同市環境課の男性職員(49)が飲酒運転で、物損事故を起こしたとして、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
 同市では10日にも飲酒運転で自損事故を起こした元男性職員(49)を懲戒免職処分にしたばかりだった。

 職員は26日午後6時ごろから同市祇園町の飲食店で市職員ら6人で飲酒し、ビール大ジョッキ1杯、全員で焼酎(500ミリリットル)3〜4本を分けて飲んだ後、運転代行業者を呼び帰宅したが、同日午後9時45分ごろ、自宅から20〜30メートルの同市神座の県道で、道が狭く運転しずらいとして運転を交代。県道の路側帯から右折して市道に入ろうとしたところ、後続の軽乗用車と衝突したという。

 10日に処分された元職員が懲戒免職処分で、今回は停職処分にとどまったことについて、同市総務部は「運転しないようにとの店の呼びかけを無視した元職員と違い、自宅近くまで代行業者を使った。事故直後に自ら警察に連絡し、上司などにも翌朝に連絡したため」と説明している。
2007/02/01 21:49
警察官に暴行した自衛官を懲戒処分/石川
 陸上自衛隊金沢駐屯地が29日、公務執行妨害容疑で逮捕された南進三・一等陸曹(52)を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。

 南一等陸曹は昨年11月12日午後11時10分ごろ、金沢市内で酒に酔って道路に飛び出し、制止しようとした警察官に暴行を加えて県警金沢中署に現行犯逮捕されたという。
2007/02/01 20:54
下田の小学校教諭、懲戒免職/静岡
 静岡県教育委員会が29日、飲酒運転をした小学校男性教諭1人を同日付で懲戒免職処分にしたことを明らかにした。

 1月13日午後1時半ごろ、下田市立浜崎小の土屋正之教諭(54)が同市吉佐美の国道136号を酒気帯び状態で自家用車を運転し、右折待ちをしていた普通乗用車に追突し、下田署員が呼気検査したところ酒気帯びが発覚して道交法違反(酒気帯び)容疑で現行犯逮捕された。

 土屋教諭は前日午後6時半から勤務先の小学校の新年会に出席後、友人らと2軒はしごし3時間半で生ビールのジョッキ2杯、酒4合、焼酎水割り3〜4杯を飲み、翌日午前1時半ごろ、自宅から約15キロ離れた手石港に釣りのため自家用車で向かい、その帰りに事故を起こしたという。

 同教諭は86年にも飲酒運転で戒告処分を受けており、飲酒運転による教職員の懲戒免職処分は今年度4人目になった。
2007/02/01 19:42
井上元県議の飲酒運転、懲役6月求刑/岐阜
 道交法違反(酒気帯び運転)の罪に問われた元岐阜県議、井上一郎被告(47)=関市武芸川町谷口=の論告求刑公判が29日、津地裁四日市支部(堀毅彦裁判官)であり、検察側は「県民の信頼を損ねた責任は重大。反省の情も皆無」と指摘し、懲役6月を求刑した。

 井上被告は05年10月9日午前2時40分ごろ、三重県四日市市諏訪栄町で、呼気1リットル中0・4ミリグラムのアルコール分を検出されたが、井上被告や弁護側は「飲酒検知の前に口に含んだうがい薬が残っていた。飲酒はしていない」などと反論している。

 井上被告は県議時代の04年7月にも岐阜市内で飲酒検知拒否、酒気帯び運転などで書類送検され、四日市市内での酒気帯び運転が発覚した05年11月に議員を辞職している。
2007/02/01 18:47
障害者補助金カットで批判/三重
 名張市が財政再建に向けた歳出削減の一環として、来年度から障害者への医療費助成や福祉手当をカットする問題が29日、市議会教育民生委員会で審議され、委員からは「財政事情が悪いから削減するというものではない」「障害者への説明責任を果たしてほしい」と批判や注文が相次ぎ、「国より地方の(福祉)補助が必要となる時代に削減するのはいかがなものか」「(手当がカットされる)対象者と相談はしたのか」と質問が出た。

 市は行財政改革の指針「第2次市政一新プログラム(案)」に基づき、精神障害者保健福祉手帳1〜3級者を対象としている心身障害者医療費助成を9月から同1級のみとし、在宅重度障害者に月額3000円支給している障害者福祉手当を4月から同2000円に減額する計画を決定し、関係条例の改正案を3月定例市議会に提案を計画している。
2007/02/01 17:28
広報虚偽掲載で本城議員、任期中の役職停止/三重
 伊賀市議会の広報「市議会だより」に市が答弁していない内容の記事が掲載された問題で、「市議会議員政治倫理審査会」(山岡耕道会長、6人)が29日開かれ、本城善昭議員に任期中すべての役職の停止を求める報告書をまとめたことが判明した。

 報告書は、「虚偽の原稿を掲載した行為で、市民や福祉に携わる団体などへ迷惑をかけた。また、市議会や市議会だよりの信頼を失墜させた責任は重大」と指摘し、市議会議員政治倫理条例第3条第5号の「市民全体の代表者として、品位と名誉を損なう一切の行為をしない」に抵触するとし、役職の停止を求めたもので、本城議員は「謹んで受ける」と話している。
2007/02/01 17:19
旧香寺町長、旧家島町議会議長らに退職慰労金など返還請求/兵庫
 住民監査請求を受けて、昨年11月、市監査委員が石見利勝市長に返還を求めるよう勧告していた件で、今ごとになってやっと姫路市が29日、旧香寺町長と旧家島町議会議長、同教育長に対し、退職慰労金などとして支出した計531万円を市に返還するよう請求した、と発表した。

 請求の内訳は、旧香寺町長が町長決裁のみで嘱託職員と臨時職員、委託職員計88人に支払った退職慰労金521万円、旧家島町議会議長が議長交際費から議員のお別れ会に支出した5万円、同町教育長が教育長交際費から臨時職員に支出した選別5万円となっている。

 請求に対し旧香寺町長らは「旧町時代は妥当と考えての支出だったが、姫路市に迷惑をかけることになった」と述べ、石見市長は「勧告を重く受け止め、ご本人の意向も踏まえ、勧告に従い措置を講じた」とのコメントを出した。
2007/02/01 17:10
元簡易郵便局長に実刑判決、懲役2年6月/奈良
 郵便局の運転資金を横領したなどとして、業務上横領と電子計算機使用詐欺の罪に問われた葛城市新庄、新庄南道穂(みつぼ)簡易郵便局の元局長、山中知子(ちかこ)被告(50)に対し、奈良地裁の松井修裁判官が29日、懲役2年6月(求刑・同4年)の実刑判決を言い渡したことが明らかになった。

 山中被告は02年4月〜05年7月、郵便局の運転資金として預かった現金計1533万円を着服した。また02年5月〜05年2月、郵便貯金のオンライン端末を不正に操作して、365万円をだまし取ったという。
2007/02/01 16:56
小中学食中毒症状、17校の児童ら785人に拡大/鳥取
 鳥取市内の小中学校で児童ら347人が食中毒の症状を訴えた問題で、鳥取市教委が29日、発症者が17小中学校で計785人に増えたと明らかにした。

市第2学校給食センター(同市蔵田)が配食した給食による集団食中毒で、同センターの調理員3人が問題発生前、ノロウイルスによる下痢症状などを訴えていたが、市教委側が特別な措置を講じていなかったことも判明した。

 市教委によると、同センターは70年4月に開設。調理員は25人で、17校に対して1日約5600食を配食している。
 同センターなどによると、調理員1人が下痢などを訴えたのは1月10日で、17日にノロウイルスの陽性反応を示したため、同センターは市教委の指示で、通常より念入りに消毒を行い、調理員も24日まで仕事を休み、21日に別の調理員が同様の症状を訴えて休んだほか、27日にも別の調理員が3人目となる体調不良を訴えたという。

 これに対し、同センターは「『体調が悪いから休む』という本人(最初の発症者)からの申告を受け、11日に市教委に電話で報告した」というが、担当の市教委体育課は「11日には聞いていない。ノロウイルスの陽性反応が出た17日に初めて報告を受けた」と述べ、食い違いが出ており、両者で連携が取れていないことが露呈した。
2007/02/01 16:31
障害者自立支援法の説明会、負担増に不満相次ぐ/鳥取
 障害者のサービス利用に原則1割の負担を求める障害者自立支援法で、07年度から導入される国の軽減措置に関する県の説明会がこのほど、倉吉市内であり、利用者やサービスを提供する事業者ら約700人が参加したが、負担による苦境を訴える利用者の声が相次いだことが判明した。

 06年4月の同法施行以降、負担増により施設を退所した人で、県が把握しているのは7人で、利用回数を減らすケースもあり、県は国に軽減措置の拡大などを要望するという。

 一方、利用者からは「県は国の制度を説明するだけ。障害者の気持ちを考えているのか」「『安心して生活できる』というのはどういう意味なのか」など、厳しい声も上がり、県は「障害者の自立を支援するという法の趣旨を実現するため、国に利用者らの声を伝えていきたい」としている。
(編注:「障害者自立妨害法」に改名する方が、実態に則しているんじゃないか?)
2007/02/01 16:19
多重投稿にご注意を
ここでは、投稿が反映されるまで、しばらく時間がかかります。

特に、コメントを書き込んだ直後は、書き込む前の画面だけが表示されるため、投稿失敗と勘違いして、再び投稿される方が多いようです。

詳しくは、こちらをご覧下さい。
http://staff.cscblog.jp/content/0000138878.html
2007/02/01 16:14
下水道事業の作業単価引き上げ、市職員が根拠後付け/宮城
 清掃事業組合との不透明契約が明らかになった仙台市の下水道事業で、業者組合の意向で引き上げた作業(設計)単価について、下水管を管理する市管路管理センター(泉区)の職員らが深夜に居残り、引き上げを正当化する裏工作をしていたことが29日判明した。

 工作を隠すため、超過勤務簿には虚偽の残業理由を記入しており、建設局幹部は「職員が勝手にやったこと。どうしてこんなことになったのか分からない」としている。

 28日午後、建設局の複数の主要幹部が密談し、「作業実態と実績をきちんと把握した上での単価改定であり、問題ない」とする報告書を作成し、市長らには1月初旬に説明していた。
2007/02/01 15:44
パトカーが脇見し、対向車と正面衝突/群馬
 29日午後2時半ごろ、群馬県東吾妻町郷原の国道145号で、吾妻署地域課の男性巡査部長(54)が運転するパトカーが対向車線にはみ出し、同県中之条町の病院の男性職員(58)が運転する患者送迎中の乗用車と正面衝突し、職員と男性患者計3人が軽傷を負う事故が発生した。

 巡査部長は助手席の巡査部長(54)とともに交通取り締まりの場所を確認しようと、脇見運転をしてたとし、同署が業務上過失傷害容疑で調べている。
2007/02/01 15:24
市教委が前理事を守秘義務違反で告発へ/福岡
 福岡市立小中学校などの教員採用試験案が漏洩した問題で、福岡市教委が29日、元小学校長(65)に問題を漏洩させた桑野素行前理事(60)=懲戒免職=を守秘義務違反の疑いで刑事告発すると発表した。

 市教委の同法違反による告発は初で、植木とみ子教育長が同日、辞職願を吉田宏市長らに提出した。
2007/02/01 14:55
3等陸佐、偵察機規定超える速度で操縦/栃木
 陸上自衛隊航空学校宇都宮校が29日、同校所属の3等陸佐(49)が05年11月の陸自那覇駐屯地の創立記念行事で偵察機を操縦中、不注意で速度を出し過ぎ、主翼の一部を損傷させたとして減給30分の1の懲戒処分にしたことを発表した。

 機体を急降下・上昇させた際、規定を超える速度を出したため主翼の一部が凹んだという。
2007/02/01 14:41
見積もりを誤り発注、工法変更して帳尻合わせ/大阪
 大阪府が04年度に発注した同府泉南市の埋め立て地「りんくうタウン」の防潮堤撤去工事で、本来なら約1億4千万円で済むところを、見積もりを誤ったうえ、帳尻合わせを行い誤魔化したため、約2億円かかっていたことが判明した。

 防潮堤の一部の断面積を、実際は9.93平方メートルなのに、100倍の993平方メートルと誤って計算したことが原因で、担当職員は施工後、業者の指摘でミスに気づいたが、工事内容を約6千万円分増えるよう変更して帳尻を合わせており、府は「不適切な処理」として、職員や上司の処分を検討している。

 府タウン推進室の藤田哲士室長が29日、「府民の信頼を裏切り、心からおわびする」と陳謝したが、工事はすでに終了しており、業者に支払った工事費を返還させることはできないという。

 工事が始まった直後の同年11月に、業者が撤去する堤防が発注より少ないことに気付き、府に連絡し、府の設計担当者の計算ミスが発覚した。
 本来なら設計変更の手続きをとって工事費を減額すべきだったが、当時の担当者らはミスの発覚を恐れて上司に報告せず、つじつまを合わせるため、費用が高い別の工法を採用するよう業者に指示し、それでも費用が契約額を下回るため、05年1月にはさらに設計を変更し、現地で再利用する予定だった廃コンクリートをわざわざ和歌山県まで搬出させ、処理費用を膨らませたという。
(編注:業者に返還させるのではなく、担当者に払わせたら良いんだ)
2007/02/01 14:16
巡査の寮費着服事件で、署長ら計7人処分/群馬
 群馬県警高崎署巡査だった男(29)=懲戒免職=が独身寮費80万円を着服した事件で、国家公安委員会が29日、署長の警視正(60)の監督責任を問い、戒告の懲戒処分とし、群馬県警も同日、同署の警務課長(57)を戒告、副署長(54)を本部長訓戒とするなど計6人を処分したと発表した。

 業務上横領容疑で逮捕された元巡査は16日に起訴猶予処分となった。
2007/02/01 14:03
田原市議選に知事選の票が混入、集計ミスも!/愛知
 愛知県田原市で28日行われた同市議選の開票作業で、期日前投票の中に市議選と同時に行われた知事選の投票が2票混入していたことが判明した。
 同選管は知事選の投票を無効票としたが、当初発表された投票者数が実際の数と異なる集計ミスもあり、同選管が投票者数を訂正し、当落に影響はなかったという。

 投票用紙は市議選はうすい青色、知事選は白色で見分けられ、投票は市議選、知事選の順に行われて、常に投票管理者と立会人の3人が注視していたという。

 また、当初に発表した投票者数4万1470人は投票者数を集計する投票録で、点字投票者数の記載欄に記入されていた2票を算入していなかったことも判明した。
2007/02/01 13:41
事務所費問題で首相の責任追及
 29日午後の衆院本会議で、民主党の小沢一郎代表が就任後初の代表質問に立ち、自らの資金管理団体の事務所費問題について「支出の詳細、領収書、関係書類を含め公表する用意がある」としたうえで、安倍首相に対し、佐田玄一郎前行政改革担当相や松岡利勝農相らの「政治とカネ」の問題で「説明責任を果たせない場合は政治責任をとっていただくしかない」と迫ったことが判明した。

 小沢氏は「国務大臣、与党役員など責任ある立場の政治家は事務所費は詳細を公開すべきだ」とも提案し、格差を拡大させた小泉純一郎前内閣の政策を安倍内閣が引き継いでいるとして、「小泉・安倍政権の6年間で日本は世界でもっとも格差のある国になった」と批判した。

 また、柳沢伯夫厚生労働相が「女性は産む機械」と発言したことについて、「政治家である以前に人間として許されない」と指摘し、首相の任命責任をただした。
2007/02/01 13:27
「自ら積極関与」と、懲役3年6月求刑/兵庫
 神戸市への産廃処理会社進出阻止をめぐる汚職事件で、父親とともに斡旋収賄罪に問われた元同市市議村岡龍男被告(46)の論告求刑公判が29日、神戸地裁(佐野哲生裁判長)で開かれ、検察側は「どう喝的手段で執拗に不正な要求を繰り返しており、極めて悪質な汚職」として、懲役3年6月、追徴金3500万円を求刑したことが判明した。

 論告で「環境行政が一私企業のために歪められた。市民の信頼を大きく失墜させ、社会的責任は重大」と指摘し、市政に圧倒的影響力を持つ元同市市議の父親、功被告(69)=公判中=の指示に逆らえなかったとした村岡被告の主張に対して、「平然と高額の賄賂を再三要求しており、自ら積極的に犯行にかかわった」と指摘した。
2007/02/01 13:15
逢沢議員がメールで投票依頼、公選法違反?/岡山

 逢沢一郎衆院議院運営委員長が宮崎知事選(21日投開票)の投票日直前の19、20日両日、知人や支援者ら約1000人に対し、自民党推薦の持永哲志候補(落選)への投票を呼びかけるメールを2回送っていたことが判明した。

 多数の人に対してメールで投票を呼びかける行為は公選法で禁止されており、逢沢氏の事務所は「投票依頼とみられても仕方がないが、宮崎の人に頼んだわけではないし、違反の意図はなかった」と釈明している。

 メールは、逢沢氏の選挙区の岡山県内のメールマガジンの登録者や知人に送られたもので、「宮崎知事選挙『もちなが哲二(原文のまま)』さんをお願いします」とのタイトルで、本文にも「宮崎県にお知り合い、友人の方がいらっしゃいましたら、『もちなが哲二』さんをどうぞよろしくお願い致します」と書いてあったという。

 選挙運動として不特定または多数の人にメールを発信することは、公選法の禁止する法定外の文書図画の頒布に当たり、総務省選挙課は「一般論だが、メールで選挙運動をすることは公選法で禁止されている」と話している。
2007/02/01 12:45
官製談合で、前かすみがうら市長に有罪/茨城
 茨城県かすみがうら市発注の工事をめぐり、建設業者(36)=贈賄罪で有罪確定=から現金を受け取ったとして、受託収賄罪に問われた前市長鈴木三男被告(75)の判決公判が29日、水戸地裁であり、林正彦裁判長は「市長としての絶大な権限を背景に、悪質な官製談合を主導した上、安易に賄賂を収受し、市政に大きな影響を与えた」として、懲役2年、執行猶予4年、追徴金100万円(求刑懲役2年、追徴金100万円)の判決を言い渡したことが判明した。
2007/02/01 12:30
酒気帯び運転で自損事故起こした町議を逮捕/宮城
 酒気帯び運転をしたとして、宮城県警遠田署が1月29日、道交法違反の疑いで、同県大郷町議で建築業高橋重信容疑者(50)=同町味明=を逮捕したと発表した。

 高橋容疑者は28日午後7時半ごろ、同県涌谷町の町道で、酒気帯びの状態で乗用車を運転し、車線左側にはみ出してコンクリート製の土留めに衝突し、腰を打撲する軽傷を負ったという。
2007/02/01 12:17
神社改修工事で寄付した県議を書類送検へ/群馬
 渋川市赤城町津久田の赤城神社の改修工事を巡り、宮司である角田登県議(自民)が親族を通じて220万円を寄付した疑いがあることが、28日までに判明し、渋川署が公職選挙法違反容疑で角田県議を近く書類送検する方針を固めたと発表した。

 05年10月の改修完了までに、角田県議の子供2人が各50万円、兄弟8人が各15万円を「修復整備委員会」に奉賛金として寄付したが、親族が「角田氏から頼まれた」と供述し、角田県議もこれを認めたことから、本人が寄付に関与したと判断したという。

 角田県議は「宮司としての立場から親族など多くの人に寄付を依頼したが、私自身は全く寄付しておらず、違反にはならない」と話している。
2007/02/01 11:55
供応で逮捕の古菅容疑者、8人に酒食提供で自宅捜索/山梨
 知事選で当選した横内正明氏への票のとりまとめを依頼したとして、小菅村前教育委員長の古菅丁(つよし)容疑者(63)が公職選挙法違反(供応)容疑で1月27日に逮捕された事件で、古菅容疑者が告示日の1月4日に、同村の元助役ら有権者の村民計8人に酒や料理などを提供していたことが1月28日判明した。

 県警などは同日、古菅容疑者の自宅を家宅捜索し、今後、供応を受けた元助役らについても調べを進めると発表した。

 県警捜査2課と上野原、大月署の調べでは、古菅容疑者は富士吉田市内で開かれた横内氏の出陣式に出席後、大月市内の飲食店で同村の横内氏支援者に「横内さんをお願いします」などと話し、飲食の見返りに投票と票の取りまとめを依頼したという。

 知事選当時、教育委員長だった古菅容疑者は、1月23日に同容疑で任意で県警の事情聴取を受け、1月24日に辞職したという。
2007/02/01 11:41
給食が原因か、児童ら347人が食中毒/鳥取
 鳥取市教委が28日、市内16校の児童・生徒と教職員計347人が吐き気や下痢などの症状を訴えたと発表した。
 いずれも市第2学校給食センター(同市蔵田)が配食している学校で、26日に食べた給食以降に症状が出ており、児童らはいずれも軽症で、感染性胃腸炎の集団感染の可能性が高いという。

 この事態を受け、県は29日午前9時から同センターの立ち入り調査を実施。
2007/02/01 11:22
27児童個人情報、紛失/高知
 高知市教委が28日、小高坂小学校の女性教諭がバッグを置き引きされ、担任している1クラス27人分の個人情報が紛失したことを発表し、この日午前、緊急保護者会を開いて、校長らが謝罪した。

 女性教諭は27日午後2時ごろ、潮江市民図書館でイベントの準備中、ロビーの椅子にバッグを置き忘れて、数分後に戻ったが、既になくなっていたという。
 中には27人分の氏名、電話番号、住所、保護者名を書いた用紙が入っており、緊急連絡用として所持していた。
2007/02/01 10:44
公用車で電車と衝突/長野
 25日午前11時50分ごろ、中野市豊津のJR飯山線替佐駅構内の丸通踏切(警報機・遮断機なし)で、長野発戸狩野沢温泉行き下り普通電車(2両編成)と、同市一本木、同市職員、鈴木祥之(33)の乗用車が衝突し、車は電車に約10メートル引きずられ、電車の乗客21人と運転士ら2人に怪我はなかった。

 中野署などによると、鈴木は近くにある施工前の施設に視察に行く途中で公用車を運転していて、「一時停止せず、踏切に入ってしまった」と話しているという。

 この事故で同電車を含む上下線4本が部分運休し、4本が最大50分遅れ、約300人に影響が出た。
2007/02/01 10:30
いじめ自殺で不適切対応認め、両親に謝罪/埼玉
 文部科学省のいじめ自殺再調査で「いじめが一因」と修正された04年の埼玉県蕨市の中2女子自殺事件に関し、市教育委員会幹部が両親宅を訪ね、連絡なく修正報告したことなどこれまでの対応を謝罪していたことが判明した。

 「職員の個人メモ」として公開を拒んでいた事件の記録についても、対応の誤りを認めて公文書化を約束した。
2007/02/01 09:02
国家公務員の懲戒免、半数が匿名で発表
 事件などを起こして2005年に懲戒免職処分を受けた各省庁の一般職国家公務員41人のうち、半数近い19人が処分時に匿名で発表されていたことが、新聞社の調べで判明した。

 他に、2人は処分自体が公表されておらず、04年も34人中21人が匿名発表され、身内に甘い姿勢は大きく変化していないことが明らかになった。

 国土交通省では、約40万円相当の賄賂を受け、収賄罪で起訴された九州地方整備局管内の建設監督官ら、懲戒免職された3人全員の氏名すら発表しなかった。
2007/02/01 07:47
17校347人が給食原因で下痢や嘔吐/鳥取
 鳥取市教育委員会が28日、市内の小中学校17校の児童生徒と教職員計347人が下痢や嘔吐などの症状を訴えていると発表した。
 このうち小学1年の男子児童1人が入院したが、ほかは軽症で、17校は同じ給食センターが配食していることから、市教委は、給食が原因のノロウイルスによる感染性胃腸炎の疑いがあるとみて、29日の17校の給食を中止した。
2007/02/01 07:29
女性を「出産する機械」とも例える発言

 柳沢伯夫厚生労働相が27日、松江市で開かれた自民党県議の集会で講演し、少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べたことが判明した。

 少子化対策にかかわる閣僚による、女性を「出産する機械」とも例える発言だけに、批判が起こっている。
2007/02/01 07:22
県警本部長が、男性に直接謝罪/富山
 富山県警が強姦容疑などで逮捕した男性(39)が服役後に無実と分かった問題で、県警の安村隆司本部長と小林勉刑事部長が今月26日、男性に直接謝罪し、就職先の紹介など生活支援をする意向を伝えていたことが判明した。

 事件は県内で02年1〜3月に発生し、男性は任意の事情聴取に容疑を否認したが、その後、認めたため逮捕された。公判でも起訴事実を認め、同年11月に懲役3年の実刑判決を受け、05年1月に仮出所した。
 ところが、別の強姦未遂容疑で逮捕された男が昨年11月、この件も自らが行ったと供述し、誤認逮捕であったことが判明した。
2007/02/01 07:07
供応容疑で前小菅村教育委長を逮捕/山梨
 21日投開票された知事選で酒や料理を提供して票の取りまとめを依頼したとして、県警捜査2課と上野原、大月署が1月27日、小菅村の元村議で前教育委員長の自動車整備販売業、古菅丁(つよし)容疑者(63)を公職選挙法違反(供応)容疑で逮捕したと発表した。

 古菅容疑者は1月4日の知事選告示直後、大月市内の飲食店に同村の有権者数人を招き、知事選に立候補した横内正明氏(64)への投票と票の取りまとめを依頼し、1人数千円分の酒や料理をふるまったという。