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本と恋と愛 

お馴染の方々、新しく書き込まれた方々、皆様コメントをありがとうございました。
風邪が流行っているそうですね。無理なさらずにたくさん眠ってください。
それが一番ですよね。
私は皆様の応援とビタミンCのおかげですごく元気です。毎日コツコツ描いてます。


本についてのご質問がありました。
目覚め4は、電子だけで本にはならないのかと。

現時点では電子コミック発売のみの予定です。
それに私が一気に描けるのは100枚前後がやっとでして、今進行中の112枚を電子で発表していただけるのは願ってもないことです。
本のことは、もっと枚数が溜まってから考えさせてくださいね。


愛についてのご質問もありました。
私の理想の愛はどういうものか…と。

そうですね、私は作品の中ではちょっと異常で激しい愛を描いています。
…いえ、でもそれはまだまだ愛とは呼べないものです。
今描いているようなものは、まだ「恋」です。
恋は幻想だと私は思っています。どんなに激しくても、いつかは消えると…。


「愛」はもっと違うものだと最近思うようになりました。
愛はなんというか…そう、静かなんです。誰にも何も押し付けない。
先日も言ったように、愛する人がその人らしく生き生きと生きていけるように支えること。
そして自分も生き生きと生きていけること。
そんな風に支えあえること。
それは強くて、消えない。そして広がっていく…。


静かで強い愛。
それが私の理想の愛ですね。
十年とふぶきの物語もそこまで進んで行くつもりです。


[ 2008/12/15 22:10 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

私こそ… 

私こそ誤解しちゃってましたね。
読者の方は赤瀬川原平先生の「老人力」の本のことはご存知でした。
そのうえで、私が三日前の文章にその例えを使ったことを感心してくださっていたんですね〜。
まったく早とちりですねえワシは。
ごめんなさい。そしてありがとう。



そうなんですよ、赤瀬川先生の視点は世間の価値観をひっくり返してるというか、
はるかに超越してるから大好きなんです。
そういう意味でも、「超芸術トマソン」は先生の代表作だと思います。
トマソンで検索したら、割とわかりやすく載っていました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%BD%E3%83%B3



世間の価値観とのズレ。
むしろ逆さまの視点。
そういうものを私は愛していると言っても過言ではないです。

「変な探偵」の主人公ヨモギの公開秘密(?)つまり性的不能や

「母なる男」の主人公サバさんの、何にもなれない魅力や

「銀の鬼」の、人間の男性より鬼(ただしロマンチックな美形に限る)にひかれるという心理などは、

そんなコンセプトから湧き出たアイデアです。







皆様、応援や質問のコメントをありがとうございます。
本当にいつも温かいお言葉に励まされております。
そしてご質問へのお答えは…
私の作品は、たとえ一部史実をもとにしたものであっても、全くの作り話ですので〜。
そこんとこよろしく!
[ 2008/12/11 15:03 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

超芸術トマソン 

読者の方に誤解されてしまいました。
昨日の項目に書いた「老人力」という言葉は、実はすでにあるんです。

私の尊敬する画家で作家で芸術家の、赤瀬川 原平先生の本のタイトルです。
http://www.amazon.co.jp/%E8%80%81%E4%BA%BA%E5%8A%9B-%E5%85%A8%E4%B8%80%E5%86%8A-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%B5%A4%E7%80%AC%E5%B7%9D-%E5%8E%9F%E5%B9%B3/dp/4480036717


赤瀬川先生のご本は「超芸術トマソン」から入りました。
路上で見かける建物などに付着している無用の長物を、トマソンと名づけ愛する
赤瀬川先生の輝くセンスが好きで好きでたまりません。
こんなに笑えてしまう芸術の本が他にあるでしょうか?

ところで、トマソンは私の作品「マダム・ソレイユ」にもさりげなく登場しているんですよ。
HPで無料公開中ですので、お暇な時にでもご覧になってくださいね。
でもトマソンの概念をご理解くださってからでないと、ちょっとわかりにくいかと思います。
37枚目にあります。一応ちゃんと「トマソン」と書いていますので〜。




…でも時々しみじみ思うことがあります。
もしやトマソンとは、このワ…
以下省略。


では、またいつか!
[ 2008/12/09 22:31 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

目覚め2の謎 

昨日、しばらくの間はこのブログコメントのみでよろしくとお願いしましたら、
読者の方が早速作品の感想などを送ってくださいました。本当にありがとう!

そうですね、目覚め2の、十年のふぶきに対する過激行動を不可解に思っておられる方も多いかもしれませんね。
旧・銀の鬼であんなに一途にふぶきを愛した十年なのに何故?…と。

その謎は今執筆中の、目覚め3の続編ではっきりします。
それをお読みいただければ、きっと皆さまにもご納得いただけるでしょう。
他にもいろいろなことがはっきりしてきます。
目覚め1〜3の解決編ともいうべき回でしょうか。
でも、それでも、悲劇は更に十年を抱きしめて離しません…。


雪の中に咲く、夏の花シャクヤクのような不思議な存在…十年。
どうぞ悲劇の真紅に染まらないで…。




単行本の目覚め2・3が

「銀の鬼(目覚め)9・10」として1月中に電子コミック発売されます。

今執筆中のその続編は早春頃の発表になる予定です。(あくまでも予定です)

よろしくお願いします。




私ももうあまりブログの更新もせずに作画に集中しますね。
今回は長く長くかかってしまって申し訳ありません。
週刊連載だった旧・銀の鬼もやはり一人で描いていたというのに、今は信じられないスローペースですね。今年は特にそうでした。
でもまあ私としては、皆様にもゆっくりじっくりお読みいただければいいかなあと望んでます。
名前は覚えてませんが、七色に味の変わるお酒というのを飲んだことがありました。
それはゆっくりじっくり、いろいろな味に変わっていったのですよ、本当に。
そしてやがて一つに溶け合っていくような…。
不思議なお酒でした。
そんな風な作品「銀の鬼」でありたいと思っています。



*************************************************************
知人が「セブンイレブンからのメールに銀の鬼が出ていた」からと、転送してくださいました。なんて優しい方なんでしょう。ありがとうございます。


皆様にもちょっとご紹介を…

「コミックセット1000」
http://www.7andy.jp/esb/docs/special/200811_comicset1000/

懐かしくてたまらない作品がいっぱい載っていますね〜。

そして何故かー、1980年代の2ページ目に「銀の鬼」が載っています。
何かの間違いのように。
だって周り中何だかすごい作品ばかりじゃないですか?
肩身が狭いよ〜と言いながら十年とふぶきが、あの残酷ポーズをとってるように見えるんですが…。
でも間違いでもうれしいぞー!


[ 2008/12/09 14:14 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

寝不足です〜 

最近母親の老人力がますますアップしてきました。
睡眠中の明け方に何度も起こされます。
大した用事じゃないのに、本人にはものすごく大した用事らしいんです。

で、ちょっと寝不足が続いてます。
で、ブランチのコーヒーはちょっと濃く入れてます。
ペーパーフィルターでゆっくりと。
とても美味しそうなコーヒーが入るんですが、そこに私はスキムミルクを何杯も加えてしまうんですよね。
味や香りやムードはいまいちだけど、健康のためにそうしてるんです。
カルシウムとタンパク質をとるために。
タンパク質は脂肪を燃焼させるといいますしね。
この年齢になると、本当に健康を意識します。
健康だけが頼りです。

でもね、もちろんたまには味や香りやムードのためにコーヒーを飲みますよ。
普段はお酒を飲まない私の唯一の嗜好品ですから。
そんな時にはブルーマウンテンをね。
以前は珈琲専門店によく母を連れて行ったものですが、今はできなくなりましたねえ。
カップを持ち上げるのもうまくできません。
一緒に外食はもう無理でしょうね。
でも今はもう、その珈琲専門店もなくなりました。
見当たるのはファミレスやファーストフード店ばかりですね。
まあ、自宅で飲めばいいことですよね。



皆様からのコメントにも、おひとりおひとりの生活されてる様子がかすかに感じられます。厳しい現代の中で(おおげさ?)頑張っておられるようで、こっちまでパワーが伝わってきます。ありがとうございます。

手紙のあて先のご質問ですが、今しばらくはこのブログコメントのみでお願いできますでしょうか?でもお気持ちうれしいです、ありがとうございます。
[ 2008/12/08 17:01 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)
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プロフィール

Author:茶木ひろみ
(本名は現在非公開とさせてください)
1956年4月16日牡羊座
兵庫県神戸市生まれ
コーヒーとバタートーストとチョコレートケーキと麺類が好き。

職業は謎の漫画家。
幼少の頃から世界は恐怖と愛でできていると感じ、その矛盾を受け入れる生き方を続けている。
現在も描き続けている「銀の鬼」シリーズは、その矛盾がテーマとなっている。

ピアフやアダモをBGMに原稿を描くのが最高の幸せ。

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