英中銀、信用収縮対策で後れを取っている=ソロス氏

2008年 04月 11日 13:26 JST
 
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 [ロンドン 10日 ロイター] 米著名投資家ジョージ・ソロス氏は、イングランド銀行(英中央銀行)による10日の利下げについて正しいことをしたとの認識を示す一方、信用収縮対策では「後れを取っている」と述べた。

 英放送局チャンネル4とのインタビューで語った。

 英中銀は10日、政策金利を0.25%引き下げ、5.0%とした。利下げは過去5カ月間で3回目。

 ソロス氏は、英中銀に他に何ができるかとの質問に「利下げを行うことが必要」と答えた。

 今回の世界的な金融危機はこれまで経験したなかで最悪だとした上で「現在は富が破壊される時代で、これが実体経済に影響を及ぼすだろう」と述べた。

 
 

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