市場は一時的に回復した後、年内に再び下落する見通し―ジョージ・ソロス氏=通信社

2008年 04月 3日 18:26 JST
 
記事を印刷する |

 [ニューヨーク 3日 ロイター] 著名投資家のジョージ・ソロス氏は、現在の金融危機は大恐慌以来最悪であり、市場は一時的に回復した後、年内に再び下落する、との見通しを示した。ブルームバーグが3日伝えた。

 ソロス氏は、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)によるベアー・スターンズBSC.N買収を受けて株式市場が急回復したことについて「いい底をつけた」としながらも、「それはおそらく、最後の底にはならないだろう」と述べた。

 同氏は、米経済がリセッション(景気後退)に近づいていくため、回復局面の持続期間は6週間から3カ月にとどまる、との見方を示した。

 
 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ

ファクトボックス

JPM.N
現値:
前日比:
Up/Down:
 

株価検索

会社名銘柄コード
 

ロイターオンライン調査

Photo
あらゆる意味で「大きな変動の年」となった2008年も残りあとわずか。あなたにとって最も印象深かったニュースは。
毒入り餃子-広がる食の安全問題(1月)
チベット騒乱-中国への抗議行動に発展(3月)
中国の四川大地震-約8万人が死亡(5月)
北京五輪-競泳北島やソフト上野が活躍(8月)
福田首相辞任-「あなたとは違うんです」(9月)
リーマンショック-金融危機と株安・円高(9月)
オバマ氏勝利-初の黒人米大統領に(11月)
ムンバイ同時攻撃-邦人含む171人死亡(11月)