ドル安で金利引き下げは限界まで達した=ソロス氏

2008年 06月 4日 07:57 JST
 
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 [ワシントン 3日 ロイター] 著名投資家のジョージ・ソロス氏は3日、ドル安のため、連邦準備理事会(FRB)が利下げできる限界まで達してしまった可能性があるとの見解を示した。

 ブルームバーグテレビに対し「金利を一段と引き下げれば、ドルが圧迫され、インフレが誘発される。リセッションとインフレ見通しの板ばさみとなり、景気減速に対するFRBの対応能力が限定的になっている」と述べた。

 その上で「従って、恐らく金利を引き下げることができる限界に達したと思う」と指摘した。

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