http://kyno.seesaa.net/article/104197590.htmlLinux環境で、DNSを使わない名前解決の方法です。
いちおう、DNSに登録しなくても名前解決ができるようになりました。
細かい検証はしていないのですが、たぶん、この方法で大丈夫でしょう。
名前解決の手段として、すっかり忘れていたものがあります。
WINSですw
Windowsでしか利用できないので関係ないや、と思っていて、とうの昔にその存在を忘れていました。
どうやら、SambaさんがWINSをサポートしている模様。
と、いうことでやってみました。
まず、LinuxのマシンをWINSサーバさんに登録します。
[Global]例のごとくIPアドレスは適当です。
wins server = 192.168.1.1
ホスト名も使えるようですが、IPアドレスの方が好ましいようです。そりゃ、名前解決しようとしているんだから、解決をお願いするホストへの接続はIPアドレスのが良いですよね。
で、このWINSが動いているサーバですが、WindowsのWINSサーバが動いていれば、Sambaでは動かさない方がよいようです。Windowsのものが1つもなければ、Sambaで動かせばよいようです。
Sambaで動かすには、以下のようにします。
[Global]wins support = yesにする場合は、wins serverはコメントアウトします。逆もしかりです。
wins support = yes
どうやら、WINSのサーバとクライアントの機能を同時に動かすことはできないようです。
で、あとはSambaの設定をリロードしてあげます。
/etc/init.d/samba reloadSambaのWINS機能は、WINSサーバへのホスト名とIPアドレスの登録をやってくれるそうです。
で、じゃぁ、肝心の名前解決方法は?と思ってはたと止まりました。
/etc/host.confや/etc/nsswitch.confには、WINSで解決するように設定する項目がない。
じゃぁどうするんじゃ〜、と思いつつpingを打つと、、、、通った!
はて?、、、と思い調べてみました。
http://advice.isskk.co.jp/security/ice/advice/Services/Directory/WINS/default.htmGoogle先生で一番上に引っかかりました。
どうやら、Microsoftさんは、DNSで名前解決ができない場合にWINSで解決を試みるようです。その逆もまたしかりのようです。
つまり、/etc/host.confとかにbindが設定されていれば、
DNSを参照しに行って、DNSに登録されていないのでWINSに問い合わせて、WINSにあるので「解決できたよ〜」ってなるみたいですね。
なので、SambaでWINSサーバに登録ができるように設定してあげれば、
いちいち管理者に「DNSに登録してくださいまし<(_ _;)>」と言わなくても、WindowsからもLinuxからも名前解決ができるようになる、と。
う〜ん、、、Samba様々^^