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ウェブ放送席 清野茂樹が目撃した放送のウラ側。ゲストの本音もあります。

第9回
「K-1 WORLD MAX 2008世界一決定トーナメント決勝戦」編

「みなさん、こんばんは。清野茂樹です。10月1日は、日本武道館に行ってきましたよ!も〜、魔裟斗選手と佐藤選手の日本人頂上対決は凄い殴り合いでした!やっぱり、こういう試合があるから格闘技はやめられません。 みんなが興奮した全試合終了後、K-1の顔としておなじみ、谷川貞治イベントプロデューサーのもとを訪ねて1年の総括をしてもらいました。」

谷川貞治さん

今回のゲスト/谷川貞治さん

たにかわさだはる/1961年愛知県生まれ。
格闘技雑誌の編集長、CS放送の編成局長などを経て、2003年にK-1イベントプロデューサーに就任。テレビ中継の解説者としてもおなじみである。

★谷川貞治が2008年のK-1 MAXを振り返る

--お忙しいことで有名な谷川さんですが、お休みはあるんですか?

谷川「休みはねえ・・・1か月に1回取れればいいほうですね。」

--えぇ!それはすごい。しかも、大会の時は全試合、テレビの解説もされて、お疲れじゃないですか?

谷川「うーん、解説というより、イベントはトラブルも多いですからね。いろんな所に目を光らせなきゃいけないし、選手も励まさなきゃいけないし、そっちの方が忙しいですね。」

--放送途中、放送席から離れていろいろ指示される姿をお見かけします。

谷川「そうですね。マイクアピールのタイミングとか、イベントの進行によってこれは省こうとか、ジャッジを読むのが遅いとか、そうしたことを指示しています。」

--なるほど。そこで、今年のK-1 MAXの大会4回を振り返ってみていかがでしょう?

谷川「全イベント、とってもよかったですね!本当に選手が頑張ったことに尽きます。これはなぜかというと、魔裟斗っていう大黒柱がいるからですね。外国人含めて他の選手を引っ張っているからです。日本代表トーナメントでも城戸(康裕)君という新しいスターも出たし、4月には初めての広島大会でお客さんもいっぱい入ったし、7月の大会は佐藤(嘉洋)君が、あのブアカーオに勝って頑張りました。そして、最後にハッピーエンドで魔裟斗選手が優勝して、もーっ、感動しました。」

--今年は60キロ級の新設やK-1甲子園という新しい試みもありましたよね。

谷川「そういう意味でも充実してましたね。ただ、60キロはねぇ、70キロが凄すぎて、まだまだ60キロ級の面白さを見せつけるに至ってないです。でも、上松(大輔)君なんか、『頑張って、(60キロ級の)魔裟斗になれ!』ってことですね。」

--そして、今大会から試験的に導入された、オープンスコアリングシステムはいかがでした?

谷川「賛否両論あると思いますけど、僅差の試合は面白いですね。基本的には今後もやっていきたいと思っています。」

--今後、他にも変革していきたい部分はありますか?

谷川「今年、変えて良かったなと思ったのは、決勝戦を1日2試合にしたこと。今日もあれ以上やったら魔裟斗選手は死んでしまいますよ。選手(の体)を壊したくないですから。そういう意味では変えて良かったです。」

--反対に変えたくない部分は?

谷川「うーん、1年間のトーナメントという形式は絶対変えたくないですね。細かい所をどんどん直していきたいです。あと、やっぱり新しい選手を入れたいです!例えば、今日出たニッキー・ホルツケンなんかも実力あると思いますし。世界中からの売り込みもものすごい数ありますし、どんどん選手を変えたいです。」

--では、今年の大晦日にK-1 MAXの選手が出場する可能性はいかがですか?

谷川「魔裟斗選手も佐藤選手も出て欲しいですけど、さすがに今は『休ませたい』って気持ちの方が強いです(笑)。」

--そうでしょうね(笑)。では、大晦日は夢のあるカードを期待しております!

ディファ有明場内

MAXの決勝戦の舞台は日本武道館。前売り券は完売という売れ行きで、集まった観衆は1万5231人。なかでも、魔裟斗選手VS佐藤選手の日本人対決の時の場内の盛り上がりは過去最高と言っても良いはず。

チアリーダー

今大会から初めて実施されたオープンスコアリングシステムにより、ラウンドごとのジャッジの採点が場内のスクリーンに10点満点で表示されました。これによって、選手やセコンドはもちろん、客席も熱くなるのだ!

前田さん

試合終了後にリングに上がり、トーナメント優勝を飾った魔裟斗選手に認定証を渡す谷川プロデューサー。テレビの解説のみならず、イベントの進行の指示や授賞式などもこなします。んぁ〜、忙しいですね!

前田さんアッパー

1か月に1回休みがあるかどうかという、超多忙な谷川プロデューサーをキャッチしてインタビューを敢行。谷川プロデューサーは学生時代はアメフトの経験があるだけに、背が高く、がっしりとした体格をお持ちなのです。

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