新春の年賀状受け付けが15日始まった。年賀状の仕分けや配達を担う恒例の年末年始アルバイトに、今年は応募が急増。学生だけでなく一般の姿も目立ち、採用の現場は「製造業の雇用打ち切りが影響しているようだ」とみている。例年、頭数の確保に苦労してきただけに思わぬ人気を歓迎するものの、「景気が悪い中での人気だから手放しでは喜べない」との声も漏れる。
郵便事業会社によると、今年は全国で約19万4000人の年賀状バイトの採用を計画。今月1日時点で約15万8000人と81%を確保し、昨年の同時期を12ポイント上回っている。(16:00)