◇浅田真央:地元・名古屋に凱旋、「女王の舞」を披露
フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン)で初優勝した浅田真央選手(17)が30日、名古屋フィギュアスケートフェスティバル(日本ガイシアリーナ)のエキシビションに登場した。地元・名古屋に凱旋した浅田選手は、いつもの“真央スマイル”を振りまきながら「世界一の舞」で観客を魅了した。浅田選手は演技後、「名古屋だったので、知っている人がたくさんいて少し緊張しました。でも一杯拍手をしてもらって気持ちが良かったです」と語った。 エキシビションには浅田選手のほか、世界選手権男子8位の小塚祟彦選手、同女子4位の中野友加里選手、昨年のNHK杯3位の武田奈也選手らも登場し、華麗な演技で会場を沸かせた。最後に登場した浅田選手は世界選手権で優勝した後、初のリンク。大人の雰囲気がただようシックな青のコスチュームで、ショパンの「別れの曲」に乗せた「女王の舞」を見せた。 また、世界選手権では無念の負傷リタイアとなった安藤美姫選手(20)が演技前、「来シーズンはけがをしっかり治して、自分らしく笑顔で終われるように頑張ります」とあいさつした。【小座野容斉】2008年3月30日